メラニー・ロラン
メラニー・ロラン Mélanie Laurent | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年撮影 | |||||||||||||||||||||
生年月日 | 1983年2月21日(41歳) | ||||||||||||||||||||
出生地 | フランス パリ | ||||||||||||||||||||
身長 | 157cm | ||||||||||||||||||||
職業 | 女優、映画監督、歌手、モデル | ||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||||||
配偶者 | あり | ||||||||||||||||||||
著名な家族 | ピエール・ロラン(父) | ||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||
『マイ・ファミリー 遠い絆』 『イングロリアス・バスターズ』 『オーケストラ!』 | |||||||||||||||||||||
|
メラニー・ロラン(Mélanie Laurent, 1983年2月21日 - )は、フランスの女優、映画監督、歌手、モデル。
来歴
[編集]1983年2月21日、パリで生まれた[1]。父親は声優のピエール・ロラン、母親はバレリーナだった。アシュケナージおよびセファルディム系ユダヤ人の家系であり、祖父はナチスの迫害を受けた。
1999年、16歳の時にジェラール・ドパルデューに見出され、彼の監督作『Un pont entre deux rives』に出演した。その後、一時は学業に専念したが、2001年にロドルフ・マルコーニ監督の『これが私の肉体』に起用され、ルイ・ガレル、ジェーン・バーキン、エリザベット・ドパルデューと共演した。2002年にはミシェル・ブランが監督した『キスはご自由に』に起用され、同作のヒットと共に注目を浴びた。2006年、フィリップ・リオレ監督の『マイ・ファミリー 遠い絆』に主演し、第32回セザール賞有望若手女優賞と第12回リュミエール賞の新人女優賞を受賞した。2007年には第57回ベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を受賞した。2009年にはクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』に出演し、ハリウッドにも進出した。同年の『オーケストラ!』は代表作の一つになった。
映画監督としても活動しており、2008年に短編『De moins en moins』でデビュー。同作は第61回カンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門に出品された。2011年には初の長編監督作となった『Les adoptés』を発表した。2014年の長編2作目『Respire』は第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門で上映された。
私生活
[編集]2005年から2009年まで俳優のジュリアン・ボワスリエと交際していた。2013年に結婚した男性との間に長男レオを授かった。
フィルモグラフィー
[編集]出演
[編集]- Un pont entre deux rives (1999年)
- これが私の肉体 Ceci est mon corps (2001年)
- キスはご自由に Embrassez qui vous voudrez (2002年)
- スノーボーダー Snowboarder (2003年)
- ライス・ラプソディー 海南雞飯 Rice Rhapsody (2004年)
- THE LAST DAY Le dernier jour (2004年)
- 真夜中のピアニスト De battre mon coeur s'est arrêté (2005年)
- デイズ・オブ・グローリー Indigènes (2006年)
- マイ・ファミリー 遠い絆 je vais bien, ne t'en fais pas (2006年)
- 殺し屋 Le tueur (2007年)
- スマイルコレクター La chambre des morts (2007年)
- ホテルの出来事 Voyage d'affaires (2008年) 短編
- PARIS Paris (2008年)
- 恋は3000マイルを越えて Jusqu'à toi (2009年)
- イングロリアス・バスターズ Inglourious Basterds (2009年)
- オーケストラ! Le Concert (2009年)
- 黄色い星の子供たち The Round Up (2010年)
- 人生はビギナーズ Beginners (2010年)
- ラスト・アサシン Requiem pour une tueuse (2011年)
- 突然、みんなが恋しくて Et soudain, tout le monde me manque (2011年)
- リスボンに誘われて Night Train to Lisbon (2013年)
- グランド・イリュージョン Now You See Me (2013年)
- 複製された男 Enemy (2013年)
- ミモザの島に消えた母 Boomerang(2015年)[2]
- 白い帽子の女 By the Sea(2015年)
- エタニティ 永遠の花たちへ Éternité(2016年)
- 英雄は嘘がお好き Le Retour du héros (2018年)
- オペレーション・フィナーレ Operation Finale (2018年)
- ミアとホワイトライオンMia et le Lion blanc (2018年)
- 6アンダーグラウンド 6 Underground (2019年)
- リトル・アメリカ Little America (2020年)
- オキシジェン(2021年)
監督
[編集]- De moins en moins (2008年) 短編
- À ses pieds (2008年) テレビシリーズ『女の欲望に関する5章』の一篇、兼脚本
- Les adoptés (2011年)
- Surpêche (2012年) 短編ドキュメンタリー
- Respire (2014年)
- TOMORROW パーマネントライフを探して Demain(2015年) ドキュメンタリー
- 欲望に溺れて Plonger (2017年) 兼脚本
- ガルヴェストン Galveston (2018年)
- 社会から虐げられた女たちLe Bal des folles(2021年)
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- En t'Attendant (2011年)
脚注
[編集]- ^ “Mélanie Laurent”. Gala. 2015年9月17日閲覧。
- ^ “母の死に隠された家族の秘密描くサスペンス「ミモザの島に消えた母」7月公開”. 映画ナタリー. (2016年3月16日) 2016年3月16日閲覧。