メガホン

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メガホンとは、を拡声するために用いられる器具のことである。音響的に指向性と声の通りやすさを向上させるものと、電子回路で増幅するものがある。スポーツの応援、演説、抗議行動、集会などに用いられる。

音響的な動作をする物[編集]

プラスチック製の円錐型の筒からできており、発声の際に細い側の開口部を口に当てて使用する。エネルギーの増幅は無いが、指向性が増強されることや共鳴の変化などによって特徴のある声になり、遠くへ伝わりやすくなる。

映画監督の象徴でもあり、「メガホンを握る(取る)」というと、映画を監督するという意味で使われる。また、叩くことによって合図を送ったり、応援拍子、またバラエティー番組においてツッコミ役(いかりや長介浜田雅功など)がハリセン同様の小道具に用いることもある。

また、円錐を縦に2分割しバネと蝶番で接続した構造のものもある(通称、Vメガホン)。プロ野球をはじめとするスポーツの応援で近年[いつ?]、多用されている。本来の声を遠くへ伝える目的の他、カスタネットのように打ち合わせて音を出せるように作られている(手拍子では終いに手が痛くなる)。

高校野球では1メートル以上にも及ぶ巨大な物も存在する。ベンチに入れない部員などがオリジナルで作成し、メガホンに部員などの様々なメッセージを書き込んで2~3人で支えてスタンドで応援するケースもある。

音響的なメガホンの日本国内製造は、現在[いつ?]わずか5工場。

電子回路で増幅する物[編集]

増幅器を内蔵したメガホン

拡声器(拡声機)や「トランジスタメガホン」略してトラメガとも呼ばれる。マイクロホン増幅回路トランペットスピーカーから構成されている。小型のものは全てが一体化しており、手で持ってマイクロホンを口に近づけ、発声するとそのまま前方に音声が増幅されて出力されるようになっている。大型のものはマイクロホン、増幅器および電源、スピーカーが独立しており、スピーカー部を付属のストラップで担ぐか置いて用いる(マイク部をヘッドセットにしているものもある)。いずれも電源には乾電池などを用いる。ボリューム調節機能を備えるものもある。また、屋外で使用されることが多いため防滴機能を備えるものもある。サイレン機能(ホイッスル機能)や録音機能、音響機器などと接続する外部入力端子を備えているものもある。

関連項目[編集]