ジャコ万と鉄

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ジャコ万と鉄』(ジャコまんとてつ)は、梶野悳三の小説『鰊漁場』を原作とした日本映画。1949年と1964年に映画化された。また、後に原作小説も『ジャコ万と鉄』に改題されている。

1949年版[編集]

ジャコ万と鉄
監督 谷口千吉
脚本 黒澤明
谷口千吉
製作 田中友幸
出演者 三船敏郎
浜田百合子
月形竜之介
久我美子
英百合子
音楽 伊福部昭
撮影 瀬川順一
編集 坂東良治
配給 東宝
公開 日本の旗 1949年7月11日
上映時間 91分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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1949年7月11日公開。東宝谷口千吉監督作品。

あらすじ[編集]

昭和21年(1946年)、漁師頭の九兵衛は稀に見るニシンの豊漁に備え、出稼ぎ漁師達を集めさせたが、その中に古い因縁を持つ男、ジャコ萬がいたことに驚く。ジャコ萬はかつて九兵衛に樺太に置き去りにされ、死の渕を彷徨った男だったのだ。そして九兵衛の息子・鐵にジャコ萬は喧嘩を吹っかけるが、彼は軽くいなして済ませるのだった。だが、九兵衛の非道は次第に漁師達の間に噂されるようになり、一触即発の空気が醸し出されてゆく。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

1964年[編集]

ジャコ萬と鉄
監督 深作欣二
脚本 黒澤明
谷口千吉
出演者 高倉健
丹波哲郎
山形勲
音楽 佐藤勝
撮影 坪井誠
編集 長沢嘉樹
配給 東映
公開 日本の旗 1964年2月8日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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1964年2月8日公開。東映深作欣二監督作品。

1949年の東宝版を封切り時に観て、興奮して夜も眠れなかったという高倉健が、当時の東映東京撮影所所長・岡田茂に「やらせて下さい」と頼み込み製作された[1]。高倉と深作の組み合わせは、本作を含め『狼と豚と人間』と高倉が特別出演した『カミカゼ野郎 真昼の決斗』の計三本である[2]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 由原木七朗「スタァと共に 血の通った人間を演りたいよ 高倉健インタビュー」『映画情報』、国際情報社、1964年2月号、 60頁。
  2. ^ 深作欣二山根貞男『映画監督深作欣二』ワイズ出版、2003年、120-121頁。ISBN 4-89830-155-X

外部リンク[編集]