戸田駅 (埼玉県)
戸田駅 | |
---|---|
東口(2010年1月1日) | |
とだ Toda | |
◄戸田公園 (1.3 km) (1.4 km) 北戸田► | |
所在地 | 埼玉県戸田市大字新曽字柳原350-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■埼京線 (正式には東北本線別線) |
キロ程 |
6.8km(赤羽起点) 新宿から17.1 km |
電報略号 | タト |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
16,811人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)9月30日 |
備考 | 業務委託駅 |
戸田駅(とだえき)は、埼玉県戸田市大字新曽字柳原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(別線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。
駅構造
東日本環境アクセスが業務を受託する業務委託駅である。改札口はホーム下のに1か所ある。そこから左右に折れ曲がりそれぞれ西口・東口に分かれる。自動券売機、指定席券売機は改札口左手にある。自動改札機(Suica専用もあり)が設置されている。
改札口出て正面にサミット戸田駅店がある。改札口右手にニューデイズJR戸田駅店がある。
ホームへは上りエスカレータとエレベーターがそれぞれ1台ずつ設置されている。また改札口 - 駅コンコースの短い間にも上りエスカレータが一台設置されている。西口ロータリーには車椅子用のスロープがある。
トイレは、改札内ホーム下に男女別に1か所、改札外では西口から南に歩いたところに男女別に1か所設置されている。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ■埼京線 | 池袋・新宿・大崎・りんかい線方面 |
2 | ■埼京線 | 武蔵浦和・大宮・川越方面 |
発車メロディ
- ■埼京線:『戸田市歌 - ああ わが戸田市』
- ■埼京線:『コーラルリーフ』(櫻井音楽工房作曲)
以前
- ■埼京線:『新たな季節』(櫻井音楽工房作曲)
- ■埼京線:『新たな季節』(案内:PRC連動)
- ■埼京線:『コーラルリーフ』(案内:PRC連動)
- - 2005年3月22日
- ■埼京線:『清流』(案内:PRC連動)
- ■埼京線:『雲を友として』(案内:PRC連動)
- これらは著作権の関係で変更された。
- 現在の構内放送や発車メロディの音量が他駅よりも小さく、聴き取りにくい。これは、東口の一部地域が「駅の構内放送の音量が大きい」との苦情をJR側に出しているためである[要出典]。
ステーションカラー
- 1985年(昭和60年)9月30日開業の埼京線の各駅(全10駅)には、駅ごとに色が付けられた。これは現在も引き継がれている。当駅のカラーはバーミリオン(朱色)である。
利用状況
2010年度の1日平均乗車人員は16,811人である。埼京線19駅中14位。
戸田市ではJR東日本に埼京線の快速列車を当駅に停車させることを要望している。利用客からも快速列車を停車させてほしいという声が出ている[要出典]。
当駅からの通勤・通学の状況は、典型的な東京のベッドタウン型である。そのため、朝のラッシュ時と夕方〜夜の帰宅ラッシュ時には混雑し、昼間は比較的静かで落ち着いている。
利用客数の推移
いずれも一日平均乗車客数で、降車客数は含めていない。JR東日本調べ。
- 2000年度:14,236人
- 2001年度:14,300人
- 2002年度:14,589人
- 2003年度:15,158人
- 2004年度:15,418人
- 2005年度:15,746人
- 2006年度:16,069人
- 2007年度:16,279人
- 2008年度:16,257人 ここ数年間のあいだで初めて減少した。
- 2009年度:16,225人
駅周辺
地理的に戸田市の中心に位置し、戸田市行政の中心駅である。そのため戸田の中枢地区へ近く、教育施設も点在している。駅前には各商業施設もあるが、基本的に閑静な住宅街が広がっている。
駅高架下南北にそれぞれ戸田市が運営している駐輪場がある。南北共に大規模でラッシュ時には混み合う。また、北ガード下に「憩いの広場〜戸田一番地」があり、木製の机とベンチ、自動販売機が設置されている。
-
駅入口と東北新幹線(2007年6月16日)
-
駅北交差点と憩いの広場(2010年1月1日)
-
駅東口交差点と駅入口バス停(2010年1月1日)
-
駅前市民花壇(2009年4月24日)
-
南ガード下(2007年6月16日)
駅ビル
ビーンズが入居しており、ビーンズ戸田内には以下の店舗がある。
- サミット戸田駅店 ★
- エピシェール(ベーカリー・パン屋)★
- 笠置そば(そば・うどん)★
- ベルル(ヘアーメイク・美容室)★
★印はSuicaショッピングサービス対応店舗
東口
駅のある新曽〜上戸田方面へと繋がり、蕨市との市境も近い。戸田市の中枢地区を形成し、駅開業前からの昔ながらの狭い路地なども存在する。北を北大通り、南を市役所南通りに囲まれ比較的閑静な住宅街が広がっている。西口とは違い、ロータリーがないが、駅前には「戸田駅市民花壇」もあり、近年は区画整理による再開発で大規模なマンションなどの建築が盛んであり、人口密度も上昇している。
- 主な施設
- 戸田市役所
- 戸田市文化会館
- 後谷公園
- 富士見公園
- 川口保健所戸田・蕨分室
- 健康福祉の杜
- 蕨警察署
- 蕨郵便局
- 日本郵便蕨支店
- 上戸田郵便局
- 東京都民銀行戸田支店
- 三菱東京UFJ銀行ATM
- カトレア幼稚園
- 戸田駅前保育所おひさま保育園(JR東日本提携)
- イトーヨーカドー錦町店 徒歩約10分。
- ファミリーマート戸田富士見通り店
- 一源 戸田店
- セイムス上戸田店
- ウエルシア戸田店
- 埼玉とだ自動車学校(教習所、埼玉県公安委員会公認校)
- ネッツトヨタ東埼玉 マイネッツ戸田
- 日産サティオ埼玉 戸田店
- 埼玉日産自動車 戸田店
- ホテルIXION
- アパマンショップ戸田
- パンダハウス戸田駅南(不動産)
- SLOT光
- カラオケマック 戸田店
- 居酒屋 美酒話
- 浜焼酒場 磯野くん
- JR東日本 戸田開閉所
西口
ロータリーがあり、タクシー乗車も基本的には、この西口ロータリーからとなる。駅のある新曽〜戸田本町や笹目方面へと広がる。東口同様に北を北大通り、南を市役所南通りに囲まれているが、戸田翔陽高校南交差点で両通りが合流し「北大通り」となる。駅開業後に順次開発が行われており、現在も駅前の区画整理・駅前通りの拡張工事が盛んで、街並みも変わりつつある。
- 主な施設
- 戸田市立図書館本館
- 戸田市立郷土博物館
- 戸田市スポーツセンター
- 戸田市消防本部
- 戸田駅前交番
- 埼玉県立戸田翔陽高等学校
- 戸田市立新曽中学校
- 戸田市立新曽北小学校
- 戸田駅前さくら草保育園
- セブン-イレブン戸田駅西口店
- ファミリーマート戸田駅西口店
- ローソン100 戸田駅西口店
- 戸田新曽郵便局
- 埼玉りそな銀行ATM
- 華屋与兵衛戸田店
- モスバーガー戸田駅前店
- しゃぶしゃぶどん亭戸田駅前店
- すき家戸田駅前店
- 松屋戸田駅前店
- すしおんど戸田駅前店(回転寿司)
- コンディトライ オオハシ(ドイツケーキ)
- 海鮮居酒屋 胡蝶
- サンコー戸田店(クリーニング)
- 戸田駅前眼科
- auショップ戸田
- ヤナセ戸田支店
- ニッポンレンタカー戸田営業所
- 明徳不動産
- パンダハウス戸田駅西(不動産)
- パチンコスロットYASUDA戸田店
- 住友倉庫東京支店戸田
- 大同機工戸田
- 釣り具上州屋戸田店
- ドイト戸田店生活園芸館・資材館
- ブックオフ戸田店
路線バス
戸田駅(西口ロータリー)
- 戸田市コミュニティバス『toco』西循環 - (下笹目→氷川町→戸田公園駅西口→新曽柳原→戸田駅→スポーツセンター→戸田市立図書館→境橋→笹目一丁目→下笹目)
戸田駅入口(戸田駅南ガード下)
- 西川62 北戸田駅行き
- 蕨54 下笹目行き
- 西川62 西川口駅西口行き
- 蕨54 蕨駅西口行き
- (貸切)イオン北戸田ショッピングセンター行き
- イオン北戸田SC行きは金曜・土曜・日曜および休日のみ運行。無料シャトルバスである。
-
西口に停車している、戸田市コミュニティバス『toco』西循環の車両(2007年9月22日)
-
専用車両点検時における代車運用バス(2007年9月23日)
-
タクシー整理線が敷かれる前の西口ロータリー(2006年1月22日)
-
東口の塗装は長年オレンジ一色であった(2007年6月16日)
歴史
東北・上越新幹線反対運動・埼京線と沿線住民の歴史関係も参照。
- 1971年 - 1973年にかけて「東北・上越新幹線反対運動」が始まる。
- 1974年(昭和49年)4月13日 - 戸田・与野・浦和の3市による「新幹線反対県南三市連合会(三市連)」発足。反対運動の過激化。
- 1978年(昭和53年)8月26日 - 「一坪運動」による建設妨害始まる。
- 1978年(昭和53年)12月16日 - 埼京線および当駅の建設決定。
- 1979年(昭和54年)11月20日 - 「三市連」代表と地崎宇三郎運輸大臣が会談。反対運動の収束化。日本国有鉄道(国鉄)との条件論争へ展開。
- 1985年(昭和60年)9月30日 - 国鉄の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2005年(平成17年)7月31日 - 上下線の放送案内が開業当時からのPRC連動放送からATOS連動放送へ移行。
- 2007年(平成19年)8月1日 - 上り線の発車メロディが戸田市歌「ああ わが戸田市」に変更。
- 2009年(平成21年)1月ころ - ホームのベンチが開業当初のものから最新式のものに入れ替わる。
- 2009年(平成21年)7月ころ - 東口の塗装工事が終了し、オレンジ色一色の外装から下半分が白色に衣替えをする。西口は変更なし。
戸田市は埼京線開通以前、交通の便が悪かった。埼京線の開通により戸田市内に当駅をはじめ、戸田公園駅・北戸田駅が開業し、交通の便が向上した。
その他
JR内では山陽本線にも同名の「戸田(へた)駅」があるため、乗車券面上では区別するために、正式所属路線である東北本線を意味する「(北)戸田」と記載されることもある。