どん
| 種類 | 株式会社 | |||
|---|---|---|---|---|
| 市場情報 |
|
|||
| 本社所在地 | 〒350-2218 埼玉県鶴ヶ島市柳戸町7-1 |
|||
| 設立 | 1970年7月1日 | |||
| 業種 | 小売業 | |||
| 事業内容 | ステーキを中心とする料理及び飲料の加工調理提供 | |||
| 代表者 | 代表取締役社長 南慎一郎 | |||
| 資本金 | 7億5070万円 (2010年2月28日現在) |
|||
| 発行済株式総数 | 4419万7363株 (2010年2月28日現在) |
|||
| 売上高 | 242億93百万円(2010年2月期) | |||
| 営業利益 | -8億36百万円(2010年2月期) | |||
| 純利益 | -28億51百万円(2010年2月期) | |||
| 純資産 | -17億87百万円 (2010年2月末日現在) |
|||
| 総資産 | 131億30百万円 (2010年2月末日現在) |
|||
| 従業員数 | 569名(2010年2月末日現在) | |||
| 決算期 | 2月末日 | |||
| 主要株主 | 吉野家ホールディングス 52.38% 籾山裕(前・会長) 14.67% (2010年2月28日現在) |
|||
| 外部リンク | www.steak-don.co.jp |
株式会社どん(英: Don Co.,Ltd.)は、ステーキのどん、ステーキハウスフォルクス、しゃぶしゃぶどん亭、ドン・イタリアーノを展開する吉野家ホールディングス傘下のファミリーレストランチェーンである。本社所在地は埼玉県鶴ヶ島市。
大阪府吹田市に本社を置く丼物のファーストフードチェーン「ザ・どん」を展開する同名企業とは、無関係である。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 旧株式会社どん
旧・株式会社どんは、「ステーキのどん」を関東で運営していた会社であった。「ステーキのどん」1号店は、富士フード株式会社によって1976年に群馬県前橋市に開設された。1998年(旧)株式会社どん(1990年11月8日に、株式会社どんとして設立され、翌1991年旧・株式会社どんへ社名変更)は富士フード株式会社の「ステーキのどん」店舗の運営を譲り受ける。1990年代以降、ドン・イタリアーノやどん亭といった別ジャンルレストランの出店を開始した。
前身の創業地である群馬県よりも本社を置く埼玉県下の店舗数が最多であり、特に国道254号・国道122号(高速自動車国道とほぼ並行する国道)に挟まれた地域への出店が目立つ。東京都内においても多摩地方を中心に展開している。
[編集] 旧株式会社フォルクス
株式会社フォルクスは、「ステーキハウスフォルクス」を運営する会社であった。大阪府吹田市豊津町10番11号に本店を、東京都新宿区愛住町に本社を置き、ステーキハウス最大手の企業であった。
ダイエーの中内功がファミリーレストラン事業の一環として1970年に大阪市大淀区(現・北区)に設立、一号店(中津店)を出店。
ダイエーグループの一員であることから、旧フォルクスの主要株主には親会社ダイエーの他、オーエムシーカード(現・セディナ)、オレンジフードコート、ローソン、中内インターナショナル、ベンチャー・リンク、リンク・インベストメント、マルナカ興産、イチケン、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)といったダイエーグループ企業やダイエーと親密な企業が名を連ねていた。福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)が優勝した際には、優勝セールなどを実施していた。
[編集] 新株式会社どん
2005年2月に、旧株式会社どんが、株式会社ダイエーより株式会社フォルクスの株式を取得し、子会社化。2006年3月1日に、株式会社フォルクスを存続会社として、旧株式会社どんと合併。存続会社となった株式会社フォルクスは、商号(社名)を「株式会社どん」に変更した(旧どんの株主は創業者一族が大半であったが、大証2部上場のフォルクスを存続会社にすることで上場を維持した)。この合併は、「フォルクスが実質的な存続会社ではないと認められる」として、同日より大証において「不適当な合併等」(いわゆる裏口上場)に係る猶予期間入りした。
原材料の価格高騰や景気の悪化などによって外食産業の競争が厳しい中、経営の立て直しと資金調達の目的で、2008年2月28日に第三者割当増資を実施し、同社は吉野家ホールディングス(以下、吉野屋HLD)の持分法適用会社となった。また、2008年7月18日に吉野家ホールディングスは同社の株式を1株あたり400円で株式公開買付け(TOB)を実施すると発表。そのTOBは成立し、同社は吉野家HLDの連結子会社となった。
2009年以降、ステーキのどんを中心とした不採算店の閉店が順次行われるようになり、特に埼玉県の隣接県(北関東)では大幅に店舗数が縮小した。
閉店費用に加え、食中毒事故(後述)に伴う客離れも足かせとなり、2010年1月7日に株式会社どんは14億円の債務超過状態に陥り、継続企業の前提に関する事項の注記を発表した。吉野家HLDの資金貸付により債務超過状態は解消したが、のれん減損処理と合わせて43億円の特別損失計上により、吉野家HLDが同じく買収した京樽の特損計上と合わせて2010年2月期決算では大幅な純損失の要因となった。 この影響により、どんは大証の指定した猶予期間中に上場継続基準を満たせず、同年7月5日で上場廃止となった[1]。
メインバンクは旧・株式会社どんの流れで埼玉りそな銀行である。
[編集] 店舗
主に関東、関西・九州地方に店舗を展開する。店舗数は、172(国内:171 海外:1)店舗(2011年7月31日現在)。
- ステーキのどん - 73店舗
- ステーキハウスフォルクス - 44店舗(他 海外FC店舗 - 1店舗)、一部店舗でドリンクバー・サラダバーに加え、ブレッドバー(パン食べ放題)を導入している。
- しゃぶしゃぶどん亭 - 51店舗
- ドン・イタリアーノ - 3店舗、パスタ・ハンバーグ・ドルチェなどイタリア料理系の洋食レストラン。
- かつて展開していた店舗
[編集] その他
- 2005年11月15日、旧フォルクスは脂身などをつなぎ固めた成型肉であることを明示せずステーキと表示した商品を販売していたとして、公正取引委員会から排除命令を受けた。
- 2007年7月24日放送のTBSテレビ、リンカーン「限界を調べてみよう!「フォルクス鉄板編」」でフォルクスの代名詞、牛型ステーキ鉄板が取り上げられる。内容は、フォルクス1店舗に何枚の牛型鉄板が用意されているのかを、実際に限界まで食べつくし、枚数を調査するというもの。結果は、244枚で店長が登場し、調査終了。リンカーン史上、最高視聴率(15.9%)を獲得(2007年7月末現在)
- 2009年9月9日、「ステーキのどん」埼玉県内の2店で角切りステーキを食べた利用客2人がO157による食中毒を発症し3日間の営業停止処分となった[2]。12日には新たに5店舗で7人の発症が確認[3]、13日には3店舗で5人の発症が確認[4]、14日には1店舗で1人の発症が確認され[5]、それぞれ3日間の営業停止処分となった。調査中の他店舗も自主休業するなどの対応をとっている。
[編集] 脚注
- ^ ステーキレストランの「どん」、7月5日付で上場廃止に朝日新聞関西版2010年6月5日
- ^ 「ステーキのどん」でもO157 埼玉の2店舗、9日から営業停止 2009年9月9日 日本経済新聞
- ^ O157、新たに7人 「ステーキのどん」5店営業停止処分 2009年9月12日 日本経済新聞
- ^ ステーキのどん 新たに5人感染 さいたま、川越 2009年9月14日 東京新聞
- ^ ステーキのどん、O157で営業停止11店目 2009年9月14日 サンケイスポーツ