ショコラの魔法

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ショコラの魔法』(ショコラのまほう)は、みづほ梨乃による日本漫画作品。『ちゃお』(小学館)および、『ちゃおデラックス』(同)にて連載されている。単行本は2015年9月現在、同社のちゃおコミックスより既刊14巻。『ちゃお』2011年4月号からDVD付録でOVAとしてアニメ化されている[1]

ストーリー

深く濃い森の中、闇に包まれた館がある。その名は「ショコラ・ノワール」。

魔力を秘めた不思議なチョコレートを出すお店。

美しきショコラティエ哀川ショコラがつくるチョコレートを食べれば、どんな願いも叶えてくれる。

ただし、代償は貴方の1番大切なモノ…かも知れなくてよ?

〜さあ、貴方の願いは何?〜

登場人物

主要人物

哀川 ショコラ(あいかわ ショコラ)
- ゆかな
食べると願いのかなう魔法のチョコレートを作るショコラティエ。漆黒のゴスロリ調のファッションを身にまとう美少女。彼女の店『ショコラ・ノワール』の元には願いを持つ多くの客がやってくる。
過去に父を亡くしており(母は不明[2])、その際にカカオ(後述)から父に与えるはずであった「人の心を抽出する力」をもらい、「黒き魔女・ショコラノワール」となった。秀我の店が燃えたときのトラウマから炎を苦手としている。
父の死後はカカオと一緒に暮らしていて、徐々にカカオに好意を抱きはじめている。性格は基本的にクールでポーカーフェイスだが、カカオがブランシェに殺されそうになった時に一度だけ声を荒げたことがある。
カカオ・テオブロマ
声 - 宮田幸季
ショコラの父・秀我が呼び出したチョコレートの悪魔。どことなく冷たい目つきの美青年だが、普段は黒猫の姿で、秀我の契約を継いだショコラと共に暮らしている。
何かとショコラに執着している所があり、色々と謎が多い男。

ショコラの関係者

哀川 秀我(あいかわ シュウガ)
声 - 緑川光(OVA第1シリーズ 第6話)
ショコラの父で、凄腕のショコラティエ。
彼の才能をねたむ師匠である獅堂(後述)の企みで経営するチョコレート屋とレシピを燃やされ、「究極のチョコレート」を求めて奔走し、カカオと契約しようとした際にショコラを生贄にしようとしたが、正気に戻りためらったため、ショコラの身代わりとなる形でその場で急死した。
獅堂の策略でカカオ豆が手に入らなくなった時から気が変になり、ショコラが異変に気付く程であった。
ショコラの祖父
声 - 佳月大人(OVA第2シリーズ第1話・通算OVA第10話)
ショコラの祖父で、秀我と同様に故人。ショコラの館には、ある鍵でないと開かない祖父の部屋がある。
獅堂 龍山(しどう りゅうざん)
声 - 星野充昭(OVA第1シリーズ 第6、9話)
秀我のチョコ作りの師匠。
自分以上のショコラティエとなった秀我をねたみ、殺そうとしていた。カカオ豆が秀我の店に回らないようにあらゆる店に脅しをかけ、遂には秀我の店を放火した。
秀我の憎悪の心で作られたショコラのチョコレートを食べ、味覚を奪われた。
光牙の父によると、味覚を失ったその後、自殺したことが明かされた。
獅堂 光牙(しどう こうが)
龍山の孫。駆け出しのショコラティエの青年。幼少の頃にショコラと出会っていたものの、ショコラ本人は覚えていなかった。
ショコラ・ノワールを訪れ、かつて秀我が優勝した関東製菓コンクールにショコラを誘うが、それは彼女に恨みを持つ実父から仕向けられたものだったが、光牙本人はショコラに好意があり、彼女と真っ向から勝負をしたかっただけで、そのつもりではなかった。
ショコラのチョコレートを食べ、その代償にショコラに関する記憶を失った。その数年後、新聞でも紹介される程の有名なショコラティエに成長し、ショコラの記憶は失いながらも『ショコラ・A』として微かに彼女の事を覚えていた。
光牙の父
光牙の父で、龍山の息子。下の名前は不明。父親譲りの狡猾な性格で、父が味覚を失い自殺した元凶となったショコラに強い逆恨みを持つ。

カカオの関係者

ブランシェ
白き魔女」と呼ばれる、ショコラと同じショコラティエ。
カカオのことが大好きで、カカオと一緒にいるショコラを憎んでいる(所謂ヤンデレ)。
ショコラとは正反対に純白のゴスロリファッションを着飾り、愛くるしく優しそうな見た目に反し、実は他人の命を何とも思わない冷酷な性格。
ブランシェの店「サロン・ド・ブランシェ」では、願いをかなえるごとに、他人の魂を生贄としてもらっている。
腕や膝は球体関節でできており、その正体はカカオの前契約者・白雪の魂が入った失敗作の人形
ブランシェとして生まれた後、カカオと共に、生贄と引き換えに魔法のチョコレートで強い欲を持ったあらゆる人々の魂を集めていたが、その途中にブランシェのチョコレートで人生が崩壊した[3]客達からクレームをつけられて暴行を受け、人形である肉体が半壊し、人形師の傀儡に預けられると同時にそのままカカオと疎遠になってしまった[4]
その後、カカオと再会を果たすも、彼がショコラと組んでいることにショックを受けて以来、カカオを取り戻すためにショコラを殺そうと暗躍する。
実は何者かに操られていて、アンバー・ドロップで集まった生贄で人間の姿となってカカオを殺そうとするが、ブランシェの中にある白雪の心によって思い留まるも、ある人物(後述)の使い魔の蜂達によって白雪の魂を奪われてしまう。その後傀儡の手によって復活すると同時に、彼と手を組むようになる。
白雪(しらゆき)
ショコラが17世紀のフランスで出会った少女。本名はブランシュ・ネージュ。ブランシェに大きな関わりを持っている。両親を早くに亡くし、一時は肺病を患っていた。自分に優しくしてくれた町人達に恩返しをするためにカカオと契約し、キセキの力を得る。しかし、その力を恐れた警兵隊に捕らえられ、死罪の判決をくだされる。初めは殺されることを恐れた町人達から見放されるも、テオやショコラによってキセキの力の代償に怠惰な心を失った町人達に助けられ、町人達からの感謝の言葉に涙を流した。
ショコラを元の時代に戻すために、自分の力と未来を封じたローズマカロンを食べ、永い眠りについた。そのことを悔やんだカカオは、彼女の魂を人形に宿した。それが今のブランシェである。
テオ
白雪の友人。白雪をどんなことをしてでも守ろうとする。
その正体は、彼女と契約したカカオ。
クオレ
魔界の図書館の司書をしている悪魔の少年。ショコラを「マドモアゼル」と呼ぶ。
魔界図書館で人間の心を調べていたカカオに、もう一度人間界に行って見てはと促し、カカオを召喚する魔術書を人間界のフランスに落とした。その魔術書は、偶然フランスを訪れていたショコラの父である秀我に発見され、契約のきっかけをつくった[4]
天峰 傀儡 (あまみね くぐつ)
人間の魂を融合した魔法の人形を創る人形師の青年。カカオの古くからの友人。彼の願いによりブランシェの体を作り、彼女を魔法で動かせるようにした。その後客達からのクレームで暴行を受け、肉体が半壊したブランシェを預かっていた[4]。また、他人の何かを奪い相手のものにする魔法を使い、少女たちの願いを叶える。本来の人形師としての姿は茶髪だが、少女たちの傍にいる時は黒髪の執事に変身している。
実はある人物の頼みで、ブランシェの器である人形を密かに作っていたが、後に復活したブランシェと手を組む事になる。
レイナ
傀儡が19世紀のロンドンの街で出会った少女。両親は既に亡くなり、意地悪な叔父夫婦の家から逃げ出していた。「この貧乏な生活を捨てて、プリンセスみたいな生活がしたい」と願い、傀儡と契約した。しかし次第に傀儡に思いを寄せるようになり、永遠に彼のそばにいられることを願い、人形に姿を変えた。後にショコラからフェイクショコラのペンダントを捧げられた。

その他の主要人物

氷室 ソルベ(ひむろ ソルベ)
双子の姉を亡くしている。アイスクリーム専門職人『グラシエ』で、魔法のアイスクリームをつくれる魔女。
いつか店を持って、グラスを心で満たしてあげたいと思っている。ショコラの計らいで、夏休み限定のアイスクリーム屋をひらいた。実は小学校2年生。
氷室 グラス(ひむろ グラス)
ソルベと契約し、力を与えた悪魔。ソルベに対して好意を抱いており、姉を亡くして悲しむソルベのために、姉の姿をとってそばにいる。後にショコラとソルベの作ったグラス・オ・ショコラを食べ、元の悪魔の姿に戻った。
ソルベが店を開くことに反対していたが、彼女の思いを知り許した。一時期、ショコラのお店のチョコを盗み食いしていたことがあった。
謎の人物(仮称)
悪魔と魔女の魂を狙う謎の存在。使い魔に無数ものを従えている。
ブランシェを影で操り、彼女にカカオを殺すよう命じたが失敗し、白雪の魂を奪った。傀儡とも繋がりを持ち、彼にブランシェの器である人形を作るよう依頼していた。

その他の人物

almond kiss

阿部 まりあ(あべ まりあ)
声 - 高橋まゆこ(OVA第1シリーズ第8話)
多くの人々を魅了する歌を歌う有名な歌手。
彼女をねたむ中州亜矢(後述)の手によってスキャンダルに巻き込まれた結果、歌が歌えなくなりショコラ・ノワールを訪れる。トリュフの代償に悲しい記憶を消され、立ち直った。
中州 亜矢(なかす あや)
声 - 木下紗華(OVA第1シリーズ第8話)
元有名歌手。後輩のまりあの人気をねたみ、陥れた。
ショコラノワールにたどり着きオペラを食べ、まりあに負けないほどの美声を手に入れたがその代償として自身の美しさを奪われ、再起不能になった。
早川 翔(はやかわ しょう)
声 - 佐藤拓也(OVA第1シリーズ第8話)
まりあのスキャンダル相手になった男性俳優。
梶原 まゆ(かじわら まゆ)
学校や塾の誰もが憧れる優等生。
偶然ガラスのコップを割ったことで万引きをしてしまい、それを見た半沢ルミにこきつかわれるようになる。
その後、ルミの要求がエスカレートしたことで彼女のもとから逃げ出し、森の中をさまよっていた。辿りついたショコラ・ノワールでスティックチョコレートを食べ、正しい決断ができるようになり、お店の人に謝罪し、店に駆けつけた母と和解する。
半沢 ルミ(はんざわ ルミ)
まゆの万引きを目撃し、その口止めとしてまゆをこきつかっていたクラスメート。
悪事がクラスのみんなにばれ、ショコラの店から秘密を隠すシェルチョコレートを万引きして食べ、その代償に自分の存在を奪われる。その後、トラックと接触したような描写がされている。
富永 ミオ(とみなが ミオ)
フィギュアスケート選手
マキの片思い相手である亨とペアを組む。しかし、それをマキに妬まれ、はめられる。
マキにしごかれて足を怪我し、1年間スケートができなかった。ショコラのチョコを食べようとしたが、亨の説得と告白で食べずに済み、両思いになった。
稲葉 亨(いなば とおる)
男子トップのフィギュアスケート選手。性格が良く、一緒に練習を重ねる。ミオとペアを組んで大会に出た。
ミオのことが好きで、ショコラのチョコを食べようとしたミオを説得し、告白した。
藤田 マキ(ふじた マキ)
フィギュアスケート選手。
亨のことが好きで、彼と仲良くスケートをするミオを見て嫉妬し、フォンダンショコラをショコラからもらった。
復讐は成功したが、ショコラのチョコの代償として、体の自由を失った。
倉本 沙羅(くらもと さら)
気が弱く、過去のダサい自分を脱ぎ捨てたが、影で自分に付きまとっていた品川によって高校デビューがバレて、失敗。
リボンチョコレートを食べてダサい自分に戻ったが、心が強くなり、高城と両想いになった。
高城(たかしろ)
沙羅と同じ中学出身の地味な男子。普段は前髪で目が隠れているが、端正な顔立ちをしている。
初めは沙羅を付け狙うストーカーと疑われていたが、品川から沙羅を救った。以前から沙羅に好意を抱いており、最後に両想いになった。
品川(しながわ)
女子に人気のある男子。
沙羅に思いを寄せ、ストーカー行為を繰り返していた。
ショコラからキャラメルプラリネをもらい、その代償として、人が化け物に見えるようになった。
星野 理華(ほしの りか)
声 - 葉山いくみ(OVA第2シリーズ第2話・通算OVA第11話)
雑誌「cute style」(キュートスタイル)の大人気モデル。
理華が載るはずの雑誌にほなみが載ったため、専属契約を切らされるが、シャンパントリュフを食べ過去の栄光を代償に、路線変更をしてモデルに復帰した。
瀬尾 ほなみ(せお ほなみ)
声 - 永田依子(OVA第2シリーズ第2話・通算OVA第11話)
元モデル志望のメイクアシスタント。
星野理華に似ているという理由で、オーディションに何度も落ち、理華を憎んでいた。
理華のかわりとしてモデルになれたが、ショコラからもらったフランボワーズチョコレートで見た目が変わり、モデルになった成功を奪われた。

bittersweet

英 あやめ(はなぶさ あやめ)
生徒会長で、学園理事長の娘。亮一の彼女で、美樹をいじめていた。強気な性格。
亮一と仲良くする美樹に嫉妬し、チョコレートマカロンを食べて時間を取り戻すが、美樹の策略で亮一が死にかけることになり、地位を奪われた[5]。しかし、亮一が一番大切だと気付き、今は彼と仲良くしている。
亮一(りょういち)
あやめの彼氏。優しい性格で、あやめや事故で父を亡くした美樹を気にかけてくれる。美樹にはめられたあやめのせいで死にかけるが、一命を取り留める。
もともとは亮一からあやめに告白した。あやめと連絡をとるための携帯を買うためにバイトをしていた。
岡本 美樹(おかもと みき)
あやめのクラスメイト。彼女にいじめられていたが、周囲からは亮一と一番お似合いだとからかわれつつあった。
事故で父親の正輝を亡くしてしまうが、父とは面影がそっくりで、周囲にも父と似ているとよく言われていた。父を見殺しにした石田医師にショコラから貰ったパヴェを渡し、意識不明にさせる。
あやめに復讐するため、弱気な心を代償にエクレールをもらう。
岡本 百合(おかもと ゆり)
美樹の母親。
事故に遭い、意識不明の重体に。学生時代に石田から告白されるが、「正輝の方がカッコいいから」と振って以来、夫の正輝とは学生時代からの付き合い。
岡本 正輝(おかもと まさき)
美樹の父親。
事故にあったが、石田がなんの手当てもしなかったため、死亡。
石田(いしだ)
医師。美樹の両親とは学生時代の同級生で、その当時百合に告白するが、「正輝の方がカッコいいから」とフラれてしまう。
以来、正輝と彼の面影を持つ娘の美樹[6]を激しく憎み、二人を殺して百合を奪おうするが、美樹が用意したパヴェを食べ、その代償で意識不明に。
小橋 真琴(こばし まこと)
声 - 神田朱未(OVA第1シリーズ 第3話)
寂しいまま死んでしまった幽霊の女の子。
ショコラからタルトレットをもらい、この世から旅立つことができた。
妹尾 柚月(せのお ゆずき)
声 - 浅川悠(OVA第1シリーズ 第3話)
真琴の友達。真琴とは違うクラスになった。
真琴には自分と違うクラスでも友達を作ってもらいたいと思って、冷たい態度をとっていたことを後悔している。
橘 つかさ(たちばな つかさ)
進学塾に通う中学生。
桃子を信じることができず、いじめられた桃子を助けることができなかった。
ショコラからモカを貰い、桃子に会うことに成功。友情を取り戻した。
カカオに恋心を抱いていたが、ショコラから貰ったチョコレートの代償で、その恋心を失うことになる。
関口 桃子(せきぐち ももこ)
つかさと同じ塾に通うつかさの友達。
明るい天真爛漫な性格の持ち主。カンニングを疑われ、塾の人たちにいじめられてしまい、ショコラから身を守るホローチョコレートを貰って犬の姿(後述のチャチャ)に変身し、周囲には自分がいじめを苦に入水自殺したように思わせた。
その後、真実を知ったつかさがショコラのチョコを食べた事で元の姿に戻り、和解した。
チャチャ
桃子がホローチョコレートを食べて犬(ポメラニアン)に変身した姿。変身している間はつかさのペット[7]として飼われていたが、彼女が食べたモカの力で元の姿に戻った。
吉住(よしずみ)
つかさや桃子と同じ塾に通う中学生。周囲から怒らせるとヤバいと噂されていた。
カンニングをしていたことを桃子に見られたため、桃子をいじめるようになった。桃子が姿を消した後、塾で問題用紙を盗む所をつかさに目撃され、今度は彼女を孤立させようとする。
ショコラからアップルグラッセを貰って天才になったが、その代償としてフクロウの姿になってしまう。

creamy sugar

杉本 市加(すぎもと いちか)
声 - 米澤円(OVA第1シリーズ第7話)
自分の意見をはきはきと言う強い性格のため、周りから遠巻きに見られている。
幼なじみの旬のことが好きだが、素直になれない典型的なツンデレ。佳子にはめられ、旬を奪われてしまう。
旬にかかった魔法を解くため、ショコラ・ノワールで魔法を解くチョコレートを作り、旬と両思いになる。
高木 旬(たかぎ しゅん)
声 - 河西健吾(OVA第1シリーズ第7話)
市加の幼なじみで、市加と唯一接している人物。
佳子のテンプテーションローズの魔法にかかり、佳子を好きになってしまったが、市加が作ったピュアハートチョコレートを食べて正気を取り戻し、市加と両思いになる。
大河内 佳子(おおこうち よしこ)
声 - 小清水亜美(OVA第1シリーズ第7話)
市加や旬よりも1つ年上の先輩。
市加の態度に腹を立て、その腹いせとして、ショコラからテンプテーションローズを貰い、旬や他の男子達を虜にした。
だが、その代償として、愛される喜びを無くしてしまう。
大竹 のぶ子(おおたけ のぶこ)
勉強も運動もダメな女の子。あだ名は「のん」。
ブランシェから願いのかなうチョコレートをたくさん貰い、忠告も聞かずにたくさん願い事をかなえた。
だが後に反省し、ロシェを食べ、自分にかかった魔法やブランシェが生け贄としてうばった人々を全て元に戻した。
桜之宮(さくらのみや)
のぶ子が思いを寄せている男子。
のぶ子が食べたチョコレートの魔法で、のぶ子の虜になり、生け贄になりかけるがのぶ子がロシェを食べた事で戻った。
各務 春香(かがみ はるか)
聖アンジュ学園2年生。臆病な性格。
死んだルームメイトの杏奈に消されるが、天使像によって救われる。
3人の中で杏奈の死に一番罪悪感を抱き、教会を訪れるも、悪霊化した杏奈に脅されて学園を抜け出してショコラ・ノワールに手紙を送った。
佐伯 夏美(さえき なつみ)
聖アンジュ学園2年生。強気な性格。
死んだルームメイトの杏奈に首を絞められ大怪我をしたが、天使像によって救われる。
高里 雪(たかさと ゆき)
聖アンジュ学園2年生。口調が悪く、クールな性格。
死んだルームメイトの杏奈に血まみれにされるが、天使像によって救われる。
杏奈(あんな)
聖アンジュ学園2年生。
生きていたころ、3人に懺悔室に閉じ込められ、窓から飛び降りて脱出しようとして死亡。
3人に復讐しようとヌガーを食べるが、代償に魂を奪われた。
香坂 瑠璃(こうさか ルリ)
声 - 柚木涼香(OVA第1シリーズ第4話)
RiNOM(リノム)の新人ファッションデザイナー
ブランド・ラピズラズリのデザイナーになるが仲間と仲間割れし、嫌がらせをされてイライラしていたが、ショコラのチョコレートパルフェを食べ冷静さを取り戻し、仲間に謝り信頼を固くした。
ラピスラズリ開店後、ショコラにあれこれと服を送ったり、コーディネートしている[8]
レン
声 - 三戸耕三(OVA第1シリーズ第4話)
RiNOMのデザイナー。
ラピスラズリの店員になるが瑠璃と仲間割れし一度離れるも、瑠璃の言葉で戻ってくる。
則武 薫子(のりたけ かおるこ)
声 - 皆川純子(OVA第1シリーズ第4話)
RiNOMデザイナー兼社長。
瑠璃に嫌がらせをしていた張本人[9]
ショコラから有名になれるザッハトルテを貰うが、代償に信望を奪われた。
ジョー
声 - 佐々木啓夫(OVA第1シリーズ第4話)
RiNOMのデザイナー。瑠璃達とRiNOMを辞め、ラピスラズリの店員になる。
麻衣(まい)
声 - 吉岡さくら(OVA第1シリーズ第4話)
RiNOMのデザイナー。瑠璃達とRiNOMを辞め、ラピスラズリの店員になる。

dark spice

加賀(かが)
ショコラ・ノワールでチョコレートを買った少女。
クラスメイトからいじめをうけており、学校中の生徒を1人残らず消すことを願っている。同じ学校の奈美に転落しそうになるところを助けられ、ショコラにチョコレートを返しに行った。
飯塚 奈美(いいづか なみ)
コスメアクセサリーが好きな学生。
いじめられている加賀を助け、転落しそうになった加賀を説得して友達になった。
美空 歌帆(みそら かほ)
転校してしまう福村に告白できず、本の中に魂を吸い取られてしまう。
チョコレートワッフルの力で助けに来たアキラに告白し、本の世界から戻ってくる。
福村 アキラ(ふくむら アキラ)
歌帆のことが好きだが言い出せずに転校してしまった。
歌帆を助けるためにショコラのチョコレートワッフルを食べて助け出し、心の距離を失った。
七瀬 紗代(ななせ さよ)
麗徒学院に転校してきた少女。
神山の双子の妹を行き返らせるために自分を生贄にしようとした神山を止めるためにホワイトトリュフを食べ、無力に嘆く心をなくせた。
神山(こうやま)
麗徒学院の問題児。
双子の妹を生き返らせるため自ら生贄になろうとするが、紗代が食べたチョコレートの力で救われた。
神山 小夜(こうやま さよ)
神山の双子の妹。1年前に水泳大会での事故で亡くなってしまった。兄によって不完全な姿で復活するが、ホワイトトリュフに助けられ天へ旅立った。
秋口 都(あきぐち みやこ)
奥森中学校バスケ部のキャプテン。
独りよがりのせいでいじめにあうが、オランジェットで自分の言葉を届け、独りよがりを奪われたことでチームの信頼も取り戻してチームメイトと仲直りし、坂井と両思いになった。
二葉(ふたば)
奥森中学校バスケ部の部員。
ピスタチオを食べ、チームメイトを扇動して都をいじめるが、人を信じる心を奪われ引きこもりになる。
坂井(さかい)
奥森中学校の男子バスケ部のキャプテン
都のことが好きで両思いになる。
一之瀬 ユイ(いちのせ ユイ)
サッカー部の真田に片思いをしている。
嶋中の用意したショコラミエルを食べ、真田の記憶を奪われるが、真田がユイのチョコレートを食べ、記憶を取り戻して両思いになる。
真田(さなだ)
サッカー部所属で人気者。
ユイの記憶が入ったチョコレートを食べ、ユイと両思いになる。
嶋中(しまなか)
サッカー部所属で、ユイのことが好き。
ユイにショコラミエルを食べさせ、真田の記憶を消して自分のものにしようとした。
計画が失敗し、ムース・オ・ショコラを食べるが、高校生の姿を失い幼児の姿に変えられた。

evil essence

木下 さやか(きのした さやか)
声 - 川澄綾子(OVA第2シリーズ第1話・通算OVA第10話)
開かない箱を開けて欲しいと依頼してきた少女。以前いじめに遭い大沢ミナに助けられていたが、いじめっ子達からミナを無視するよう強要され従ってしまう。箱を開けるチョコの代償は高いと念を押されたものの、臆病な心を代償に箱を開けミナの真意を知る。
大沢 ミナ(おおさわ ミナ)
声 - たなか久美(OVA第2シリーズ第1話・通算OVA第10話)
転校した木下さやかの友人。正義感が強くいじめを受けていたさやかを助けるものの、それからいじめの対象になり転校してしまう。転校直前に今の学校での生活を代償に箱を封印して欲しいと依頼し、封印した箱をさやかに渡している。
田中 未歩(たなか みほ)
平凡な日常に嫌気が指している少女。ブランシェから貰ったチョコと普通のチョコを混ぜたロシアンルーレットを、3人のクラスメイトと行なった。彼女たちが死んだことで自分はチョコに選ばれたと思い込んだが、黒い闇に飲み込まれた。
松田 明(まつだ あき)
未歩のクラスメイト。チョコを食べた翌日、教室で首を吊って亡くなった。
鈴木 貴子(すずき たかこ)
未歩のクラスメイト。明の死にショックを覚え、逃げ出すが車にはねられる。
伊藤 マヤ(いとう マヤ)
未歩のクラスメイト。未歩のことを「人殺し」と罵倒し、激昂した彼女に階段から突き落とされた。
実は、チョコレートの「本物」を食べていた。
日高 織絵(ひだか おりえ)
「おりひめ」というハンドルネームでネットのコミュニティサイトに書き込みをしている高校生。
ネット世界では、明るく振舞っているが、現実ではかなりの人見知り。クレープメープルが好き。ネット仲間のオフ会で、ショウと出会いクレープの好みで意気投合する。その時についたある嘘がビアンカにばれてしまい、弱みを握られてしまう。ショコラ・ノワールでカモミールを食べ、偽りの自分を失う。
ショウ
織絵のチャット仲間の1人。誰とでも仲良くなれる性格。
織絵と同じくクレープはメープルが好きで、それがきっかけで彼女と意気投合する。織絵の嘘を知ってショックを受けるが、彼女の謝罪で許した。
大原 マリカ(おおはら マリカ)
「ビアンカ」というハンドルネームでチャット等をしている少女。
織絵の正体を知り、彼女を利用しようとする。山奥を迷いながらたどり着いたショコラ・ノワールで、ランクドシャを食べ本当の自分を失い、パソコンに閉じ込められた。
八尾 伊吹(やお いぶき)
製菓学校パティシエを目指す少女。志乃とはライバル関係だが、お互い張り合っている。自分が断った臼井先生の裏取引きを志乃が引き受けたのではないかと疑う。チョコレートフォンデュで、真実を知り志乃に謝罪した。
一年後、志乃と共に念願のフランス留学へ旅立った。
七村 志乃(しちむら しの)
伊吹のライバル。壊れたバーナーを伊吹に渡し、けがを負わせてしまう。伊吹の不正を疑っていたが、チョコレートフォンデュで真実を知る。
一年後、伊吹と共にフランス留学に旅立った。
臼井(うすい)
製菓学校の教師。優しい性格で、生徒から慕われている。しかし、裏では学校を乗っ取る計画で伊吹と志乃を利用しようとしたが、失敗。腹いせに、志乃に壊れたバーナーを渡し、2人の仲を引き裂こうとした。ショコラ・カヌレを食べ、パティシエとしての存在を失う。
学園長(がくえんちょう)
製菓学校の学長。ショコラに特別講師を依頼するが、断られてしまう。その後、伊吹が志乃と壊れたバーナーが原因で喧嘩をし、停学処分になった伊吹の元を訪ね、「ケーキを作るときには食べる人のことを考えて作らないと駄目」と優しく諭す。一年後、伊吹達がフランス留学に旅立った後、ショコラにお礼を伝えた。
北園 樹里(きたぞの じゅり)
数日前に両親を失った少女。両親の葬式の際、樹里の大叔母である御幸の家に招待されるが遺産相続に巻き込まれてしまう。御幸に殺されかけるが、ショコラに助けられた。ジャンドゥーヤチョコレートの力で彼女に自分の気持ちを伝えた。代償は自分の孤独。
北条院 御幸(ほうじょういん みゆき)
北条院の当主であり、樹里の大叔母。140億の莫大な遺産がある。しかし、その遺産を誰にも渡さないために、ショコラフィナンシェを使って、親族に遺産を諦めさせるショーを行った。代償で金塊に姿を変えられてしまうが、樹里が食べたジャンドゥーヤチョコレートの力で元に戻った。
大北(おおきた)
北条院家の親族。酒に酔ってメイドにちょっかいを出した際、骸骨に襲われる。北条院家の遺産が目当てだった。
下北夫妻(しもきたふさい)
北条院家の親族。多額の借金があり、遺産を担保にしようとしていた。北条院家にあった隠し部屋の財産に目がくらみ、2人共々石像にされた。
喜美(きみ)
北条院家の親族。10代後半ほどの若い女性。遺産を巡る不可思議な出来事に恐怖を覚え、屋敷から逃亡する。

fruity flavor

間島 いつき(まじま いつき)
陸上部に所属している少女。北斗から好意を抱かれているが、彼の事を疎ましく思っていた。大会の前に交通事故で足をケガしてしまうが、ブランシェのチョコで、北斗の犠牲により足が治る。
後に彼の優しさを知ってギモーヴを食べ、北斗を見つけて両思いになる。代償は、治ったばかりの足。
如月 北斗(きさらぎ ほくと)
いつきの事が好き。足をケガしたいつきの為に、自らブランシェの犠牲になった。
一色 彩花(いっしき さいか)
絵を描くことが好きな美術部の少女。秋の美術祭で隆也をモデルに絵を描こうとする。隆也の誤解を解くためにシトロンを食べ、猜疑心を失った。
黒川 隆也(くろかわ たかや)
彩花と同じ高校に通う不良で、一匹狼な性格。彩花に絵のモデルを依頼され、快諾する。自分に変身した明奈に濡れ衣を着せられ、退学に追い込まれるが、シトロンの力で事なきを得る。自身を救ってくれた彩花の優しさに惹かれ、親密な関係になった。
明奈(あきな)
隆也が所属している不良グループの一人。隆也が好きで、彼を自分のものにしようとする。ショコラ・サブレで、隆也に変身して美術室を襲撃した。代償に隆也以外の全てを失い、周囲の人間が隆也に見えるようになった。
逢坂 未来(おうさか みく)
生徒会副会長。みすずが学校の屋上から転落するところを目撃する。それ以来、みすずの悪夢にうなされていたが、その中に隠された事実を知る。
澤 みすず(さわ みすず)
生徒会長。帯人と付き合っていたが、彼の浮気を知って別れを切り出した。しかし、激怒した帯人に突き落とされ意識不明になる。未来にその真実を教えるためにライムを食べ、失恋の痛みを失う。未来に真実を伝えた後、意識を取り戻して退院した。
剣持 帯人(けんもち たいと)
みすずの彼氏。だが、みすずとは別の彼女とも付き合っていた。みすずを殺そうとした犯人であることが未来にバレてしまい、カシスを食べるが、悪夢に閉じ込められサキュバスの餌食となる。

guilty crunch

矢野 要(やの かなめ)
楽しい高校生活を送っている高校1年生。ある日、いつも1人でいる友香と出会い、声をかけた。
中学時代、ショコラ・ノワールのチョコの力でソフトボール部のエースになるが、仲間を失い孤独を味わったことがあった。そのため、友香を放っておけなかった。
小笠 友香(おがさ ともか)
要のクラスメート。内気で大人しい性格。
1ヶ月前にショコラ・ノワールでブラウニーを買った。しかし、それを目撃した美智に見つかり、ブラウニーを奪われてしまう。それ以来、彼女のいいなりになっていた。最後は要と友達になった。
美智(みち)
友香と要とは別のクラスの生徒。友香がショコラ・ノワールに行き、ブラウニーを買ったところを目撃していた。それを利用してブラウニーを食べると脅し、友香をいじめてた。最後はブラウニーを食べ、地下の妖精ブラウニーになるまで身体中をつねられてしまう。
柏崎 愛可(かしわざき あいか)
ソロ歌手。数ヶ月前まで玲と2人組アイドルデュオ・ROXY(ロクシー)として活動していた。玲が行方不明になってから、骨が送られるようになり、ショコラ・ノワールを訪れる。
実はブランシェに自分の名声という願いを叶えるために、玲を生け贄として殺していた。しかし、骸骨の姿でよみがえった玲に殺されてしまう。
朝比奈 玲(あさひな れい)
愛可のパートナー。突然行方が分からなくなった。愛可が自分を殺そうと知っていたが、彼女を道連れにするためミュスカディーヌを食べた。それ以来、自分が埋められた場所から愛可のもとに骨を送り続けていた。

honey blood

佐々木 真奈(ささき まな)
レギュラー陣による部員いじめが激しい、テニス部を持つ黒百合学園に転入してきた少女。昨年のテニスジュニアチャンピオンで、アメリカに留学していた。今まで負けたことがなかったが、沙織の不可解なプレーに惨敗する。沙織と正々堂々勝負するためにラムボールを食べ、彼女に打ち勝った。
伊集院 沙織(いじゅういん さおり)
黒百合学園テニス部のレギュラー陣のリーダー。フィグを食べてから今まで無敗だったが、ラムボールを食べた真奈との試合で敗北した。フィグの代償で、雷に撃たれ選手生命を失い、2度とテニスができなくなった。
宇佐美 アリス(うさみ アリス)
劇団クイーンの団員。とある都市伝説(ショコラ・ノワール)を舞台化した劇で、主役に抜擢される。しかし、彼氏の智也が東京に来ることになり、恋か舞台のどっちを取るか苦悩する。ジンジャークッキーによって両方を取るが、代償に周囲の期待を失い、主役から代役にまわされてしまう。その後、練習を頑張り、逃げた藪田の代理を努めた。
藪田(やぶた)
アリスと同じ劇団の1人。いつも主役を演じてきたが、今回はアリスに譲られる。アリスがチョコの力を使っていることを知り、彼女を堕とすためにカカオニブを食べ、主役に返り咲いた。その代償に、老婆に姿を変えられ、本番中の舞台から去った。
智也(ともや)
アリスの彼氏。遠い所に引っ越してしまったため、彼女とは遠距離恋愛をしている。学校の都合で1週間東京に来ることになる。その際、アリスとデートをしていたが、彼女がチョコの力を使っていたことには気づかなかった。
亜姫(あき)
モデル体型の美少女。遊星に振り向いてもらうために、過度のダイエットをしている。しかし、彼は痩せたひなのに興味を持つようになり、ムシャクシャしていたところ、ブランシェからアンバードロップを貰う。それ以来、楽して痩せられる喜びに浸っていたが、ドロップの正体を知りショコラに助けを求める。シナモンを食べ、美しい肌を失う。
古川 ひなの(ふるかわ ひなの)
亜姫のクラスメイト。ダイエットや、美容に詳しい。ぽっちゃりしていたが、アンバードロップでスリムな体を手に入れる。しかし、ドロップに依存するようになり、骨と皮の状態になる。最期はドロップの正体を知ることもなく、ハチの餌食になる。
蓮見 遊星(はすみ ゆうせい)
亜姫が通っている学校のチャラ男。ヤセたひなのに興味を持っていたが、今は亜姫と付き合っている。彼女の異常な食欲に呆然としていた。

ice shadow

渡辺 ニナ(わたなべ ニナ)
バレエ教室に通う中学2年生。バレエコンクールで優勝後、ショコラ・ノワールを訪れ、ショコラ・バレエを食べる。代償として踊る喜びを失い、1度はバレエ教室を辞めようと思っていたが、それを留める。
澤村 真智子(さわむら まちこ)
バレリーナだが、10年前の交通事故で両足を骨折し現役引退したが、現在はバレエ教室を経営している。ショコラ・バレエの力で再び踊れるようになったが、もともと自分のものではないため、ニナに返した。
荒木 さくら(あらき さくら)
高校受験を控えた中学3年生。加恵と同じ高校を目指して、受験勉強を頑張っていた。しかし、彼女が志望校を変更したことで喧嘩をしてしまう。その後、絵画の世界に吸い込まれた加恵を助けにパレ・ドールを食べ、仲直りした。
上原 加恵(うえはら かえ)
さくらの友人。さくらと同じ高校を目指していた。実は、美術コンクールで入選後、さくらとは別の高校を推薦で合格していた。しかし、さくらには受験に響くと思い、黙っていた。ところが、仲井の策略で自分の絵が盗作だと疑われた上、絵画の世界に閉じ込めてしまう。さくらに発見され、一緒に元にいた場所へ脱出した。
仲井 宅郎(なかい たくろう)
さくらと加恵と同じ美術部にいた男子生徒。加恵が入選した美術コンクールに自分も出品していたが、落選。それ以来、彼女を恨みに抱いていた。加恵を消して、高校の推薦を横取りするために、パレ・ドールを食べる。代償に自分の時間を奪われ、石像にされた。
湖上 美紅(こじょう みあか)
優香が尊敬する人物。かつてミスコンで優勝するほどの美しい美貌を持っていた。しかし出演する映画の撮影中、大火事に巻き込まれ全身に大やけどを負い再起不能に陥る。
もとの美貌を手に入れるために傀儡と契約し、一恵、二紀、三葉の身体を奪い、最期は優香の顔を狙うが、ショコラミルフィーユの力で人形に変わり果てた。
優香(ゆか)
美紅が降板した映画に出演することとなった少女。美紅の顔を元に戻すために、ショコラを撮影現場に同行させた。しかし彼女はもう己の美貌に執着するただの化け物と化していたことに失望し、ショコラミルフィーユを食べた。その代償に、表情を失った。
一恵(かずえ)、二紀(にき)、三葉 (みつば)
優香とおなじ映画の出演者。彼女たちもまたミスコンに出場し、それぞれ入賞した。しかし、美は内面からと言った美紅が彼女たちは自分の引き立て役と見下したことに憤怒。そして3人共謀で大火事を起こし、美紅を再起不能にした。しかし彼女の復讐に逢い、それぞれ足や手、そして髪をもぎ取られた人形にされてしまった。
影山 羽美(かげやま うみ)
男勝りで、欲しい物の為なら他人を傷つけても構わない性格の少女。ある日、自分のもう一つの人格・ウミの声が聞こえたり、身体を乗っ取られるようになりショコラ・ノワールを訪れる。
その正体は、サンマルクによってつくりだされた偽物の人格。身体をウミの好き勝手にさせないために、日向を自分のものにしようとする。しかし彼は昔の自分(ウミ)が好きだと言われ激昂して、日向を坂から突き落とした。最後は、本当の強さを自覚したウミに消された。
ウミ
羽美のもうひとつの人格。内気で他人に心優しい少女。
正体は影山羽美本来の人格。他人の顔色を伺っておどおどしている自分が嫌になり、サンマルクを食べていた。それ以来心の奥に隠れていたが、本当の強さを見つけ出し、偽物の人格を打ち消した。代償は、引っ込み思案の自分。
日向(ひゅうが)
羽美が恋心を抱いている人物。最近、無茶をしている羽美を心配している。本当は、心優しかったウミのことが好きだった。それに激怒した羽美に坂から突き落とされるが、軽傷で済んだ。
B・P・ヨシトミ(ビー・ピー・ヨシトミ)
リップモンスター。コミックス1巻から地味に登場しているモブキャラクター。白いひとのからだとタラコくちびるのコミカルな顔をしている。
もともとは作者が高3のとき、受験のストレスをぶちまける形で作ったギャグ漫画の主人公だった。普段は恥ずかしがり屋だが、漫画内のあちこちによく出没している。カカオ曰く、さりげないギャグ要員。

jewel syrup

歩(あゆむ)
運動会で男女混合リレーに出場することになった少女。足が他のクラスより遅い為、そのことがコンプレックスになっている。それをみかねた大地がリレーの練習に付き合うようになるが、美香の執拗な妨害やいじめに逢い心身共に疲れていくようになる。ショコラ・ノワールでシトロネットを食べ、弱気な心を失った。その後、足の遅さを克服、無事リレーを1位で走りきった。
白沢 美香(しらさわ みか)
歩のリレー仲間。歩とは常につるんでいる反面、いつもビリの彼女を見下していた。ところが大地の特訓の成果で速くなった歩にあせりを覚え、ミントショコラを食べる。しかし、逆に弱気な心を入れられ、瞬足を失った。そして歩が自分を追い抜いたショックで体が動かなくなり、クラスメイトから罵声を浴びせられる。しかし、歩に助けられ、いままでの妨害を謝罪した。
小野 大地(おの だいち)
歩のクラスメイト。クラスでは1番速いため、リレーのアンカーをしている。リレーを毎回ビリで走る歩のことを考え、リレーの特訓をするようになる。しかし、そのことでクラスメイトから2人が付き合っていると噂され、歩が苦しむこととなる。しかし、歩たちクラスメイトの頑張りでリレーを1位でゴールした。
高橋 芽留(たかはし メル)
親に内緒で、捨て犬(クロ)を飼っていた少女。優哉のことが好きだったが、捨て犬のことで仲良くなる。苦しむクロを救うために、別の理由で買ったショコラ・ルージュを食べ、クロを助けた。最後はクロのエールで、優哉に告白し両想いになった。
玉置 優哉(たまき ゆうや)
芽留のクラスメイトで、片思いの相手。芽留の頼みで捨て犬をクロと名付け引き取った。
入江(いりえ)
芽留のクラスメイトの女子生徒。優哉のことが好きで、芽留とクロのことを邪魔に思っていた。優哉を独占するためにショコラ・ラスクを使い、クロのご飯を犬にとって有毒な玉葱にすり替えた。代償は美しい手。
クロ
芽留が密かに飼っていた子犬。後に優哉に引き取られた。ショコラ・ラスクの力ですり替えられた玉葱ご飯を食べてしまい命の危機に陥ったが、芽留に助けられた。その恩返しに告白をためらっていた芽留にエールを送った。

Knocking egg

片山 みなみ(かたやま みなみ)
生徒会副会長として、文化祭の準備を頑張っている女の子。入学式のときに孝介に一目惚れし、「少しでも彼に近付きたい」という一心から、勉強やオシャレなどを努力してきたが、彼の気持ちを聞くことが出来ず告白をためらっている。
ある日、勢いで孝介に告白するが、頭が真っ白になってその場から逃げ出してしまう。その翌日、孝介から告白の返事を聞こうとするが、メープルチョコレートの力で告白の記憶を奪われた本人が覚えていないことにショックを受ける。さらに鈴音が孝介に近づいたことで、自分の心に焦りを感じショコラ・ノワールを訪れる。その際、ショコラから恋を諦めるショコラミエルか諦めないタイムをチョイスされる。結果、後者を選び孝介に2度目の告白をし、両思いになる。
桜川 鈴音(さくらがわ すずね)
みなみと孝介の1学年下の後輩。典型的なぶりっ子で男子から好かれているが、カップルとして長続きしたことがない。本性は性悪で計算高いことから、学校中の女子達には有名な故、快く思われていない。
孝介のことを狙っており、その段階として文化祭の準備に協力するようになる。みなみが孝介に告白しているのに憤慨し、ショコラからメープルチョコレートをもらい、彼から告白の記憶を抜き取った。代償として記憶を失った。
荻原 孝介(おぎはら こうすけ)
みなみと同学年の男子生徒で、生徒会長として文化祭の準備を指示している。
みなみから告白されるが、鈴音の食べたメープルチョコレートの力で告白の記憶を消されてしまう。勇気を身に付けたみなみの2度目の告白を受け入れ、両思いになる。
小泉 音羽(こいずみ おとは)
プロのピアニストを目指している少女で、クラスメイトの瑞希とはケンカ友達。
ある日ピアノのスランプで悩んでいた時、遥という青年に出会い一目惚れする。その後、メキメキとピアノの腕を上げコンクールで優勝する。ピアノ講師から3年間ウィーンへの留学を打診されるが、遥との恋愛を優先し断ってしまう。ところが、瑞希が自分をかばって事故に遭ってしまう。ショコラから遥の正体が未来の瑞希であることを知り、初めて瑞希を好きだと気付く。彼を助けるためにエスプレッソトリュフを食べ、代償に瑞希といる3年間を失ってウィーンに留学、3年後に留学を終えて瑞希と再会を果たし、両思いになった。
水樹 遥(みずき はるか)
音羽が一目惚れした謎の青年。温厚で優しい性格だが、どこか物悲しげな一面もある。
正体は3年後の未来から来た瑞希。彼の世界での音羽は3年前、空港へ向かう途中事故に遭い植物人間となってしまう。音羽の未来を変えたい瑞希はローズチョコレートマカロンで3年前にタイムスリップし、そこで彼女と出会うことになる。その後、音羽の未来が変わることを見届け、元の時代に帰っていった。
佐野 瑞希(さの みずき)
音羽のクラスメイトである男子生徒。音羽とはケンカ友達で、憎まれ口ばかりを叩いていたが、本当は音羽が大好きで、誰よりも彼女のピアノを理解していた。音羽が留学をやめた際、彼女にその理由を問い詰め心無い言葉をかけてしまう。そのことにショックを受けた音羽は道路に飛び出してしまうが、瑞希が彼女をかばって身代りに車にはねられてしまう。それ以来眠っていたが、音羽が食べたエスプレッソトリュフの力で目覚めた。
その後、ショコラ・ノワールで事の次第を聞き出し、留学中の音羽に告白の電話をかけて両想いになり、3年後に留学を終えた音羽と再会を果たした。
江ノ本 せとか(えのもと せとか)
数々の大会で優勝し、「天才少女」として名をとどろかせたフィギュアスケート選手。しかしある試合でのジャンプミスが響いてからは、プレッシャーでジャンプが飛べなくなりスランプに陥った。あの頃のようなスケートをしたいとショコラ・ノワールを訪れる。
その後、新しいコーチのレイとであう。最初は彼のぶっきらぼうな言い方とユニークな指導方法についていけなかったが、徐々に信頼を持ちはじめる。ついに国内大会で優勝し、国際大会出場の切符を手に入れた。ところが国際大会の直前にレイがせとかのコーチを辞め、理恵子のコーチになってしまったことにショックを受けてしまう。その影響でショートは5位と順位を落とすが、立て直したフリーで完璧な演技を披露した。
秦 理恵子(はた りえこ)
スランプ中のせとかに代わって優勝したフィギュアスケートの注目選手。
世界大会代表の座を狙っており、せとかをフィギュアスケート女王に返り咲かせたレイを目の敵にし、コーチのオファーを出した。しかし断られたため、彼女の世界大会代表の座を妨害するためにショコラノワゼットを食べ氷を操る力を得て、無理矢理レイをコーチにさせる。さらにせとかに対し氷の攻撃をかけるが、パンワークを食べていた彼女には通用しなかった。ショートをトップで通過したフリーで、ショコラから代償を奪われ、オルゴールに姿を変えられてしまい、スケートができなくなってしまう。
霧咲 レイ(きりさき レイ)
せとかの新しいコーチとなった男性。常にクールで口が悪いが、時々せとかを励ましたりと優しい一面もある。せとかに危害を与えないことと引き換えに理恵子のコーチをするが、せとかのもとに戻った。
竹内 みのり(たけうち みのり)
学級崩壊するクラスに苛立つ中学2年生。当初は真心がショコラのチョコの力でクラスを恐怖支配していたと思い込み、サクリスタンを食べたが、ブランシェからチョコを受け取ったクラスの女子に刺されるものの、一命は取り留めて真心と仲直りする。代償は行きすぎた正義。
笠井 真心(かさい まこ)
みのりのクラスメイト。みのり同様、学級崩壊するクラスを快く思わず、一時はショコラ・ノワールを訪れるものの、チョコレートを食べなかった。その後、『クラスの法律』なるたくさんの決まりを作った。当初はみのりにショコラのチョコを食べてクラスを恐怖支配していたと思われ、サクリスタンで制裁されるが、後に戻った。
女子生徒(本名不明)
みのりのクラスメイト。クラスでいじめを受けていたが、影で真心を「笠井様」と呼び心酔していた。ブランシェから受け取ったチョコを食べ、クラスメイト達に罰を与えて恐怖支配していた。後に真心を消したみのりを刺して自分がクラスのリーダーになろうとするも、ブランシェに悪の結晶を奪われ廃人同然と化した。
橋本 麻里(はしもと まり)
ショコラ・ノワールを訪れた少女。バレンタインデーに告白し、卓の彼女になった途端、彼とすれ違いの日々を送るようになる。カップルとして卓と話がしたいと思うようになり、彼から電話番号を聞こうとするがお互いスマートフォンがないことを知り断念。自分の誕生日の時には話がしたいと願っていたが、叶わず自分から別れをつげた。カカオから卓に自分の思っていることを伝えていないことを告げられ、自覚する。卓と会って話がしたいと願いストロベリーホワイトマカロンを食べ、自分の気持ちを吐露し彼と仲直りをする。
綾野 卓(あやの すぐる)
無愛想だが優しい性格の麻里の彼氏。だが付き合うと同時に麻里に会わなくなり、彼女から一方的に別れを告げられる。実は、麻里の誕生日プレゼントに自分とお揃いのスマートフォンを贈ろうとアルバイトしていたことが分かった。
アリ
結界が弱くなったショコラ・ノワールを訪れた小さなお客。人間に対する恨みがあり、人間なんか小さくなれと願いながらチョコレートチップクッキーを食べた影響で店主のショコラを小さくした。

love flake

川瀬 えれな(かわせ えれな)
さゆみの恋を応援しているおせっかいな少女。さゆみの恋の手助けになるためにショコラ・ノワールを訪れる。
カカオが勧めたスパイダーモンブランを食べ、赤い糸を視る力を得るが自分の赤い糸が宮前につながっていることが判明する。最初はそのことに困惑するが、徐々に宮前への想いを募らせ彼に告白し両思いになる。代償は自分の赤い糸。
甲田 さゆみ(こうだ さゆみ)
えれなの友人。宮前に片思いをしているが、引っ込み思案の為彼に告白できないでいる。ある日えれなが宮前との原宿デートを仕立てたが、風邪で欠席してしまう。
しかし病院の帰りにえれなが代理で宮前と楽しくデートしていたことを知り激怒、彼女と喧嘩をしてしまう。
ショコラ・ノワールでえれなの事情を知り、ついに宮前に告白するが、彼はえれなを選んだため、腹いせにバタフライモンブランを食べる。と見せかけて切れたえれなと宮前の赤い糸を直し、これからは二人の恋を応援すると決意した。
宮前(みやまえ)
えれなとさゆみのクラスメイトで、さゆみの想い人。
野原 さつき(のはら さつき)
先生が手を焼くほど男子生徒の態度が悪いクラスに通う少女。2ヶ月前にある願いでショコラノワールを訪れ、ショコラクレヨンを食べる。それ以来、チョコの付属品である魔法のクレヨンを使って困った生徒を助けたりしている。そのことを知らないクラスメイトたちから「妖精」と噂されるようになる。
ある日、男子生徒らの校舎での妖精探しに付き合うが、そこで火事に遭遇する。火事の炎を消すためにクラスメイトたちの目の前で魔法を使い、そのまま去っていった。実は転校が決まっており、クラスメイトたちが自分の存在すら忘れることが怖く、大きな魔法を使って自分のことを忘れないで欲しいことを伝えたいと願っていた。最後は、クラスメイトたちが大きなサプライズをして、いままでの感謝と忘れないことをさつきに伝えた。
横山 美々(よこやま みみ)
姉である奈々の事故の真相を知るために、ショコラサブレで姉に変身した小学生の女の子。
奈々が通っていた麗徒学院に潜入するが、彼女がクラスメイトの千景にいじめられていた上に階段から落とし殺そうとしていたことを知る。そして姉のいじめを証明しようと、姉のクラスメイトのさなと一緒に千景を追い詰めようと対立する。しかし作戦は失敗し千景に学校のプールに落とされたあげく、フロランタンで正体が暴かれてしまった。さなに助けられた後、奈々が目覚めたことを知り大粒の涙を流した。
横山 奈々(よこやま なな)
美々の姉で、麗徒学院に通っている高校生。頭が良く正義感が強い少女だったが、千景にいじめられるようになり心に暗い影をおとしていた。千景に階段から落とされたことで頭を強く打ち、意識不明になるが、無事に意識を取り戻した。
川原 さな(かわはら さな)
奈々のクラスメイト。気弱で地味なことから千景のいじめのターゲットにされ苦しんでいたが、奈々が自分をかばったことで、今度は彼女がいじめられることになってしまう。それ以来、千景にいじめられる奈々を助けることができなかったが、奈々に変身した美々と一緒に立ち向かうようになる。
扇町 千景(おうぎまち ちかげ)
奈々が通う麗徒学院の生徒。父親が学校に多額の寄付を納めるほどの財力を持つお嬢様で、奈々のいじめの中心人物。クラスメイトを高慢な態度で脅してクラスを恐怖支配しているが、教員は彼女の父親のことがあり、甘く接している。自分に歯向かうようになった奈々の異変を感じて後をつけたところ、奈々の妹の美々が彼女に成りすましていたことを知る。フロランタンを使って彼女の正体を暴くことに成功し、美々をプールで溺死させた上で病院にいる奈々を殺そうと目論むが、突如姿を現したショコラに代償として傲慢な態度を奪われ、ショコラが作り出したマグマに飲まれて大火傷を負い、病院に搬送された。
松本 花音(まつもと かのん)
異性と仲良くなりたいと思う内気な少女。
幼稚園生のとき、ある男児にいじめられたトラウマで、男性恐怖症になってしまう。それを治したいと思いショコラ・ノワールを訪れるが、待っていたのは涼という少年だった。そしてひょんなことから誰もいないショコラ・ノワールに閉じ込められ、彼と2人でお菓子を作るミッションゲームをすることとなる。
最初は涼に対して抵抗があったが、徐々に自然と話せるようになる。そしてお菓子が完成するにつれ、涼と離れたくないと思うようになる。作ったトライフルを食べたことで異空間を脱出したが、涼から思わぬ告白をされる。
雨宮 涼(あまみや りょう)
3人組アイドルグループRENIZ(レンズ)に所属するアイドル歌手。異空間を脱出するためにミッションゲームを花音と協力することになる。
実は花音とは幼稚園のときの友達で、執拗にいじめたことで彼女を男性恐怖症にさせてしまっていた。しかし本人は花音のことが好きだからいじめていた為、そのことを後悔している。アイドルになってもその想いは変わらず、花音に会いたいとモカを食べる。そして花音に告白し、両思いになる。
橋本 真桜(はしもと まお)
小百合のような立派な女優を目指している新人俳優。小百合とのW主演のドラマのオファーが来るが、彼女が拒否をしたためその役がなくなってしまう。
諦めたくない真桜はショコラ・ノワールでダークラムを手に入れ、小百合からドラマの主役を奪った。ドラマは成功し真桜は女優としての一歩を踏み込んだが、殺意を抱いた小百合から執拗に追いかけられることになる。そして小百合に首を絞められるが、自分は彼女との共演を望んでいたことを伝え事なきを得た。数ヵ月後、女優復帰した小百合と共演を果たした。
真木 小百合(まき さゆり)
真桜が憧れているベテラン女優。女優としてのプライドが高く、真桜に対して冷たい態度を取る。
真桜が食べたダークラムの影響で右頬に大怪我を負い、表舞台から消えてしまう。自分を陥れた真桜を憎み、ホテルマンやエステティシャンに化けて追い詰めるが、彼女の自分に対する想いを知り、許した。

melty night

杏華(きょうか)
自分の歌声に自身があるが、亜美にソロの座を奪われてしまい、ショコラ・ノワールでパッションオペラを手に入れ、亜美の歌声を奪い、亜美の代役としてソロに返り咲く。
しかし指揮者となった亜美がソロの自分より目立ったことから、更に彼女に深い嫉妬心を抱いて負傷させようとするが、亜美の歌声を閉じ込めた小瓶を落としてしまい、代償に学園での居場所を奪われ意識不明に陥った。その後の生死については詳しく語られていない。
瀬川 亜美(せがわ あみ)
杏華のクラスメイト。合唱コンクールでソロに選ばれたが、それを妬んだ杏華のパッションオペラによって歌声を奪われ、指揮者につく。優しいクラスメイトの支えとクラスメイト特製の指揮棒を贈られ、指揮者としてクラスメイトをまとめあげることで周囲から称賛されるが、それを妬んだ杏華に襲われてしまうも、歌声を取り戻すことができた。しかし歌声を取り戻してからも指揮者としての立ち位置についた。
浅井 桃愛(あさい ももあ)
片思いしている竜之介にプレゼントを渡したいと願う少女。いつも持っているプレゼントを渡しに彼を待ち伏せしているが、渡す勇気がないままゴミ箱に捨てていた。竜之介と友達になって少しでも近づきたいとショコラ・ノワールを訪れる。
「男女の友情はありえない」というカカオの助言から、フェイスチェンジ・エッグ・ド・ショコラを手に入れ、バスケ少年・モモタに変身した。
しかしとモモタとして竜之介に近づいても想いは膨れ上がり、元に戻りたいと思うようになる。ショコラから夕方にショコラ・ノワールを訪れなければ、一生その姿になると忠告されていたが、ある事情で行けなくなり元に戻れなくなってしまう。しかしその姿になっても大好きだった竜之介への気持ちは忘れたくないとプレゼントを渡し告白するが、魔法は既に解け少女の姿になっていた。
竜之介(りゅうのすけ)
桃愛が片思いしている少年。バスケ部に所属しており、端正な顔立ちから熱狂的なファンが多い。そのため女子に対しては鬱陶しい感情があるが、同性に対しては寛容な一面があり、突然現れたモモタ(桃愛)を何のためらいもなく接した。
芹那(せりな)
7年前に想いを寄せていた聖の転落事故の真相を知りたいと願い、豪華客船「ロイヤルフォレスト号」に乗船した少女。
しかし彼が転落した事故現場を見て疑問に思うも、結局何も見えないまま時間だけが過ぎていくことに焦りを感じていた。偶然、客として来ていたショコラからセサミマカロンを貰い、聖の死が事故ではなく殺人だということが判明する。
その犯人だった拓也に海に突き落とされそうになるが、聖が食べたショコラパウンドケーキの力で助かった。代償は自分の激しい怒り。
聖(ひじり)
芹那と拓也の幼馴染の少年。7年前に「ロイヤルフォレスト号」に乗船し、転落事故に遭い亡くなった。
芹那のことが好きで、買ったキーホルダーを彼女にプレゼントしたいと思っていたが甲板付近に落としてしまい、手伝おうとした拓哉に突き落とされ亡くなってしまう。
7年後、乗船してきた芹那と拓也の旅路を見守るが、彼が芹那を殺そうとしたことから彼女を守りたいとショコラパウンドケーキを貰い、助けた。最後は芹那を守れたことに喜び、成仏していった。
拓也(たくや)
芹那の船旅が心配で勝手について来た幼馴染。幼馴染だった聖の死を知りたい芹那の乗船に反対していたり、事故現場から遠ざけてたりしていて何かを隠したい印象がある。
7年前から芹那のことが好きだったが、その船旅でキーホルダーを拾おうとした聖が芹那への好意を知ったことで、カッとなり海に突き落としてしまう。それ以来、彼女に対して平然と振る舞い、事件のことを隠していた。
ところがセサミマカロンを食べた芹那に追い詰められ、聖の殺害を認めた。そして振られた腹いせに芹那を海に突き落とそうとするが、聖が食べたショコラパウンドケーキの力で大波にあおられ船から転落するが、後に救助された。
美由(みゆ)
ゴシップ雑誌みたいなセレブ生活に憧れている少女。訪れたショコラ・ノワールでミッド・ナイトチョコレートを食べるノートを手に入れる。
最初はセレブのお嬢様として優雅な生活を満喫するも、執事のいきすぎた時間管理、航平ら友人も遠ざけられ通信も遮断される。怖くなり元の世界に戻ろうとノートを見るとすでに空白は埋まり書けなくなっていた。追い打ちをかけるように、航平が美由を助けようと大けがを負ったことを知る。そこでノートの願いを自分のために費やし、1度も他人に使うことがなかった自分があさましかったことに気付き涙する。その涙でノートの空白が生まれ、航平を助けたいと願い自分の夢を終わらせた。
航平(こうへい)
美由の幼馴染の少年。美由によく冷たい態度をとる。実家は本屋を経営している。

ドラジェ 〜恋人たちの奇跡〜

ショコラの魔法初の短期集中連載(全3話)。2012年ちゃお2月号 - 4月号まで連載されていた。ショコラの魔法 ~guilty crunch~(7巻)に掲載されている。また、おまけ漫画ではスミレと隼人の結婚式が描かれている。

結木 スミレ(ゆうき スミレ)
本作のメインキャラクター。両親が海外で暮らしているため、マンションで1人暮らしをしている。元々、事故で死ぬ運命にあったが、身代わりに隼人が死んでしまう。隼人と自分の運命を変えるために、ドラジェを食べ寿命の半分を失った。最後は、隼人と両想いになる。
三島 隼人(みしま はやと)
第2話を中心に登場。スミレの学校に転校し、彼女のマンションの隣りに引っ越す。自分のせいで怪我をしたスミレを助けるために、ドラジェを食べ彼女の厄災を引き受けてしまう。代償に自分の存在を失ったが、スミレによって元に戻る。
花澤 椿(はなざわ つばき)
第1話を中心に登場。スミレと同じマンションに住んでいる幼馴染。自分に気をつかわれているスミレの本音を知るためにショコラ・シューを食べ、スミレに嫌がらせを仕掛けたが、チョコの代償に声を失ってしまう。後にスミレが作った手作りチョコの力で元に戻り、同時に彼女に嫌がらせをした事を謝罪し和解する。隼人のことが好きだったが、彼の気持ちを知り身を引いた。
シキ
死の歌で人に死を告げる天使。ゴシックパンク調の服に、スタンドマイクを握っている。スミレの命を狙う。

小説版の登場人物

ダックワーズショコラ 〜記憶の迷路〜

枝野 伊織(えだの いおり)
ごく普通の中学生だったが、自分の存在を忘れられてしまう。ことのなりゆきでショコラ・ノワールの住み込みバイトをすることになる。両親の離婚、親友の裏切りなどの不幸に絶望し、ダックワーズショコラを食べる。しかし、チョコのお代が怖くなり、それを半分残して逃げ出してしまう。そのため、食べたチョコの効力がうまく発揮されず、影(イオリ)を生み出してしまう。
イオリ
伊織を執拗に追いかける謎の少女。正体は、伊織が食べたチョコレートが不完全な力で生み出された影。自分が本物の伊織になるために彼女を殺そうとするが、偽物の世界と共に消え去っていった。
久美
伊織の友人。噂好きで、ショコラ・ノワールにまつわる噂を伊織に教える。伊織の良き理解者だったが、学校中に彼女の両親の離婚をばらし、裏切った。最後はそのことを謝罪した。
鏡花(きょうか)
人気モデル。数ヶ月前から、何者かによるストーカーと盗撮に悩んでいる。それが原因でカメラ恐怖症になり芸能界引退を考えていたが、ショコラ・アマンダで克服。海外のモデルの仕事を得た。

クラシックショコラ 〜失われた物語〜

志筑 理沙(しづき りさ)
クラスメイトの推薦から生徒会副会長になってしまった少女。いじめられていた早苗をかばいきれなかった悔しさから、誰からも慕われる優等生を演じるようになる。
そんな自分に嫌気がさしてきた頃、魔界の本が集まる「魔界図書館」に迷い込みクオレからショコラの記憶を封じた本「chocolat noir(ショコラノワール)」を借りてしまう。最初はシリアスな話だと思っていたが、様々な困難に立ち向かうショコラに憧れるようになり、それに模した行動を取るようになる。ところがその本から奇妙なことが起こるようになり怖くなって返そうとショコラ・ノワールに赴く。彼女から本の正体を知り、本に魂を奪われそうになるがクラシックショコラで難を逃れた。代償は自分を偽る心。
藤川 早苗(ふじかわ さなえ)
理沙の小学生時代のクラスメイトだったが、その記憶はない。理沙とは違い自薦で生徒会に入って、生徒会長になった。
小学生時代、いじめられていた自分を助けてくれた理沙に憧れており、強くなりたいとショコラのチョコレートを受け取り代償に記憶を失った。そのため最初は理沙を冷たい態度をとっていたが、徐々に仲良くなる。しかし理沙の食べたショコラクラシックの影響でいじめられていた記憶を取り戻し、不安に駆られるが理沙の説得で弱かった自分に打ち勝った。
砂原 カンナ(すなはら カンナ)
理沙と早苗の小学生時代のクラスメイト。小学生時代、早苗に対して激しいいじめを行っていた。
それは不良高校生になっても変わらず、理沙に模擬店に1日美容室という無茶な要求を通そうとする。脅された理沙が許可を出した挙句、生徒を散髪の実験台にしたり、早苗に暴行と傷害を負わせたことで文化祭前日まで停学の処分を受ける。文化祭当日、不良仲間を集め文化祭を壊そうと図るも理沙と早苗の機転で阻止された。
皆川 淳(みながわ じゅん)
理沙と早苗の小学生時代のクラスメイト。カンナと共に早苗をいじめていた。

イスパパン 〜薔薇の恋〜

ショコラスコーン~氷呪の学園~

ジンジャーマカロン~真昼の夢~

チョコレート

almond kiss
トリュフ
傷ついた心を癒す。
ガトーオペラ
歌姫の美声を閉じ込めてある。
スティックチョコレート
その道へ進む道しるべ。
シェルチョコレート
秘密を隠す。
フォンダンショコラ
憎い相手を不幸に突き落とす。
リボンチョコレート
食べた者に変革をもたらす。
キャラメルプラリネ
思いを伝える。
シャンパントリュフ
チャンスを与える。
フランボワース
美しさを閉じ込めてある。
bittersweet
レッドチェリーチョコレート
食べたことのないチョコレートに巡り会える。
チョコレートマカロン
時間をもどす。
エクレール
少し先の未来が見える。
パヴェ
思い人と巡り合わせてくれる。
タルトレット
未練から旅立つ。
モカ
会いたい人に会える。
ホローチョコレート
自分の身を守る。
アップルグラッセ
深い知恵を閉じ込めてある。
creamy sugar
テンプテーションローズ
異性を虜にする。
ピュアハートチョコレート
テンプテーションローズの魔法を解く。
ロシェ
今までのすべてをこわすことができる。
チョコレート・ヌガー
憎い相手に復讐する。
パルフェ
冷静になれる。
ザッハトルテ
有名になれる。
dark spice
エキストラダークチョコレート
知っている人間を皆殺しにできる。
実は何の変哲もないチョコレートだった。
チョコレートワッフル
本の中に入ることができる。
ホワイトトリュフ
死んだ人間を浄化する。
ピスタチオ
人を扇動する。
オランジェット
自分の言葉を1つだけ届ける。
ショコラミエル
失恋の悲しみを忘れさせる。
ムース・オ・ショコラ
誰からも愛される存在になる。
evil essence
マンディアン
人間になれる。
カモミール
彼氏の怒りを少しおさえる。
ラングドシャ
ウソを本当にする。
フォンデュ
真実をうつす。
ショコラ・カヌレ
過去をなかったことにする。
錠前のモールドチョコレート
箱などを決して開けないようにする。
カギのモールドチョコレート
錠前のモールドチョコレートを開ける。
フィナンシェ
人をためすことができる。
ジャンドゥーヤチョコレート
心を開く。
fruity flavor
ギモーヴ
訪ねた人を探し出しそこへ連れて行く。
グラス・オ・ショコラ
悪魔の魔法を解く。(ソルベの力も借りた)
ショコラ・サブレ
なりたい人物に一日だけなれる。
シトロン
誤解をとくことができる。
ローズマカロン
未来へ帰ることができる。
ライム
見せたい夢を見せる。
カシス
夢に逃げることができる。
guilty crunch
ブラウニー
無二の親友を与えてくれる。
ショコラ・シュー
心が読める。
ドラジェ
愛する人の厄災をひきうける。
ミュスカディーヌ
相手を道づれにする。
honey blood
ショコラフィグ
試合に必ず勝つことができる。
ラムボール
正々堂々勝負できる。
フローズンケーキ
雪の魔法を見せる。(ショコラとソルベの合作)
ジンジャーマンクッキー
自分の身代わりをする。
カカオニブ
演技がうまくなる。
アンバードロップ
痩せることができる。
シナモン
毒を解毒する。
ice shadow
パレ・ドール
絵画の中に入ることができる。
ショコラバレエ
バレエを踊れるようになる。
ミルフィーユ
本来の姿に変える。
サンマルク
正反対の人格を作り出す。
ショコラアマンダ
苦手を克服できる。
jewel syrup
フォレ・ノワール
正体を隠す。
ショコラ・ルージュ
動物と話すことができる。
ショコラ・ラスク
物をすり替える。
シトロネット
考え方が前向きになる。
ミントショコラ
気弱な性格になる。
ダークトリュフ
邪魔者を消すことができる。
knocking egg
ローズチョコレートマカロン
過去と未来を行き来できる。
エスプレッソトリュフ
相手の目を覚ますことができる。
メープルチョコレート
記憶の一部を奪う。
タイム
勇気をもらえる。
ショコラ・ノワゼット
氷をあやつる。
パンワーク・チョコレート
魔法をはねかえす。
サクリスタン
悪人に罰を与える。
ストロベリーホワイトマカロン
2人の時間を作る。
チョコレートチップクッキー
身体を小さくする。
love flake
スパイダーモンブラン
自分の運命の人が分かる。
バタフライモンブラン
切れた赤い糸を修復する。
ショコラクレヨン
描いたものが本物になる。
食べると人にバレなければ無制限に使える魔法のクレヨンが出現する。
フロランタン
正体を見破る。
トライフル
仲良しになりたい相手と仲良くなる。
ダークラム
相手から強奪する。
melty night
フェイスチェンジ・エッグ・ド・ショコラ
1日だけ異性になれる。
パッションオペラ
歌声を奪う。
セサミマカロン
見たい時空の映像をうつす。
ショコラパウンドケーキ
好きな異性を危険から守る。
ミッド・ナイトチョコレート
夢を実現させる。
食べるとページが書き終わるまで叶えるノートが使える。
小説・OVA
ムラング・オ・ショコラ
人の才能を消し去り、与えることができる。
ヴィオレ
相手の性格を変える。
ダックワーズ
嫌なことを消し去って、新しく再生することができる。
ショコラコニャック
情念を叶える。
クラシックショコラ
記憶を取り戻す。
イスパハン
何かを再構成する。

用語解説

ショコラ・ノワール
森の奥深くにあるチョコレート屋。その店には魔女(哀川ショコラ)が住んでおり、彼女の作るチョコは全て願いを叶えられる力がある。ただし、客の1番大切なものを代償として1粒ごとにいただく。また、代償は客ごとに違い、善人は幸福をつかみ白き光にささげられ、悪人は黒き闇に堕とされる[10]
原則として1回しかチョコを売ってはくれないため、2回目はショコラに帰されてしまう。基本的に年中無休だが、バレンタインデーを定休日としている[11]
魔界
悪魔や魔女が住む世界。ツタのつるの上に家々などが建ち込んでいるが、辺りが霧に覆われて怪しい雰囲気を醸し出している。また、住民の多くは人間を食べ物だと思っているため、カカオを異端とみなしている。
魔界図書館
人間の魂が宿った本などを保管している。たまに人間界につながることがあり、迷い込んだ人に本を貸し出すことができる。
キセキの力
白雪がカカオと契約して授かった力。自分自身を犠牲にして、願いを叶える。
悪魔
契約者の魂を生け贄に願いを叶える存在。普段は猫の姿をまとって、契約者のそばにいる。人間の魂や心が好物。
悪の結晶
ブランシェと傀儡が集めている黒い結晶。元々は純粋な心の結晶だが、欲望と嫉妬で黒く染まる。取り上げられた人間は動くことも考えることもなくなり、廃人同然になってしまう。

書誌情報

単行本

小説

OVA

ショコラの魔法』。『ちゃお』2011年4月号の付録DVDに前編収録、および2011年5月号の付録DVDに後編収録のオリジナルストーリーのOVAを収録。2011年8月号より『ちゃおちゃおTV!』に収録。また、『ちゃおちゃおTV!』公式ページでも過去作品が無料配信されている。

第6話はDVD-Video機能によるマルチストーリーとなっており、アニメオリジナルの展開では、もしショコラが契約しなかったら?のifが描かれた。第1話から第9話までを「炎の章」、第10話から13話までは「心の章」として完結している。

キャスト(アニメ)

ムラング・オ・ショコラ 〜悲しみの旋律〜

宮谷 詩音(みやたに しおん)
声 - 高橋美佳子(OVA第1シリーズ第1話・第2話)
ピアノの天才少女。しかし妬みでいじめを受け、孤立したくないという理由でピアノを止めるチョコを食べ弾けなくなるも、英次によって再びピアノが弾けるようになる。代償は自分を守る心の鎧。
川島 律(かわしま りつ)
声 - 藤村歩(OVA第1シリーズ第1話・第2話)
詩音のピアノのライバル。ショコラのチョコで詩音のピアノの才能を受け取る。コンクールで優勝が出来なかった事を逆恨みしショコラを殺害しようとするも逆に黒き闇に墜とされ、代償として人間の姿を失いピアノ自身にされた。
大槻 英次(おおつき えいじ)
声 - 水島大宙(OVA第1シリーズ第1話・第2話)
詩音の理解者。詩音がピアノを弾く写真で写真コンクール優勝するが、詩音が再びピアノを弾けるようになるチョコを食べ、その代償として優勝を取り消される。

ホワイトマカロン 〜後悔の炎〜

今井 絵美(いまい えみ)
声 - 浅井清己(OVA第1シリーズ第5話)
休みの日も妹の亜美の子守りをさせられてウンザリしていた少女。母親は離婚しており仕事の掛け持ちをしている。妹を一人残しをデートに行ったものの留守中に家が火事となり、妹を助けるため1度だけ時間を止められるチョコを受け取る。代償は自分勝手な心。
今井亜美(いまい あみ)
声 - 間宮くるみ(OVA第1シリーズ第5話)
絵美の妹。一人で留守番中に火事に遭う。
渡辺慶(わたなべ けい)
声 - 笹田貴之(OVA第1シリーズ第5話)
絵美をデートに誘った少年。
道之部あかり(みちのべ)
声 - 間宮くるみ
『たこ☆やきプリンセス』からのゲスト出演。絵美と慶が観に行った映画に登場。
日下部ほたる(くさかべ)
声 - 関山美沙紀
『たこ☆やきプリンセス』からのゲスト出演。絵美と慶が観に行った映画に登場。

レッドチェリーチョコレート 〜零の記憶〜

光川 緑(みつかわ りょく)
声 - 緑川光(OVA第1シリーズ第9話)
関東製菓コンクール優勝の実力を持つ有望なショコラティエ。ショコラの父・秀我に面影が似ている。獅堂龍山の手回しにより特殊なカカオ豆クリオロ種が手に入らなくなり自分のチョコレートが作れなくなり、それでも作りたいという欲求は止められない為にショコラに「チョコレート作りへの情熱を消したい」と願うが、ショコラのチョコレートを食べ新たに自分のチョコを作る決心をする。

〜ヴィオレ偽りの恋〜

小林 ルナ(こばやし ルナ)
声 - 堀口あすか(OVA第2シリーズ第3話・通算OVA第12話)
一条譲に憧れる女の子。譲にラブレターを渡そうとするも一言で振られ、それが許せず性格を変えるヴィオレのチョコレートを貰う。チョコの影響で譲と付き合うことになるが、ルナを優しくするだけになった性格の急変に愕然とする。代償として黒き闇に落とされそうになるものの、間違いに気が付いたルナに対しエゴイズムを代償とした。
一条 譲(いちじょう ゆずる)
声 - 高橋孝治(OVA第2シリーズ第3話・通算OVA第12話)
小林ルナの隣のクラスの憧れの男子。ルナに告白されるが「キモい」の一言で振るが、チョコの影響で性格が変わりルナに告白し、部活もせずに付き合うことになる。チョコの効力が切れると、知りもしない女の子に告白されてもいきなり付き合うとかありえないと白状する。
アイ
声 - 吉本かおり(OVA第2シリーズ第3話・通算OVA第12話)
小林ルナの友人。
メグ
声 - 小田珠実(OVA第2シリーズ第3話・通算OVA第12話)
小林ルナの友人。

〜マンディアン命のカタチ〜

三国まどか(みくに まどか)
声 - 廣田詩夢(OVA第2シリーズ第4話・通算OVA第13話)
心臓の病気で入院している少女。花壇を育てる優しい子だったが、枯れた花を見てふさぐ様になっていった。ある少女に勇気付けられ手術を受ける。しかしその少女の事は知らなかった。
少女 (原作では花の精)
声 - 鎌田梢(OVA第2シリーズ第4話・通算OVA第13話)
まどかを助けたくて、ショコラの屋敷に忍び込んだ少女。実は花壇にいたサナギで、恩返しをしたくてショコラの屋敷で人間になれるチョコを食べ蝶から人間になった。まどかの退院を見届けその命を終える。

スタッフ

  • 原作 - みづほ梨乃
  • 企画 - ちゃお編集部
  • キャラクターデザイン - 満若高代(第1話-第9話)、佐野隆雄(第10話-)
  • 作画監督 - 満若高代(第1話-第9話)
  • 美術監督 - 戸杉奈津子(第1話-第9話)、坂本夏海(第10話-)
  • 色彩設計 - 南木由実(第1話-第9話)、梅崎ひろこ(第10話-)
  • 撮影監督 - 美濃部朋子(第1話-第9話)、小澤篤史(第10話-)
  • 編集 - 森田清次・大野雄一(第1話-第9話)、小峰博美(第10話-)
  • 音響監督 - 麦島哲也
  • 音響効果 - 和田俊也
  • 選曲 - 鈴木潤一郎
  • 音響製作 - HALF H・P STUDIO
  • BGM - tenten
  • アニメーション制作 - SynergySP
  • アニメーション制作協力 - スタジオ雲雀
  • 監督 - 木村真一郎(第1話-第9話)、福島利規(第10話)、小野勝巳(第11話-)
  • 制作 - 小学館集英社プロダクション
  • 製作著作 - 小学館

主題歌

主題歌「The Labyrinth 〜ショコラの魔法〜」(第3話-第9話)
作詞 - ラ・ベイユ / 作曲・編曲 - ZAQ Project / 歌 - 伊作梨南
主題歌「Crime and bitter」(第10話-)
作詞 - 千祐 / 作曲・編曲 - tenten / 歌 - 押谷沙樹
劇中歌「ピエタ」(第8話)
歌詞 - ラ・ベイユ / 作詞・作曲・編曲 - YOSHINORI / 歌 - ENA
劇中歌「HOLD!」(第8話)
作詞 - 千祐 / 作曲 - tenten / 編曲 - E.Redford / 歌 - 伊作梨南
作中では「ピエタ」は阿部まりあの曲、「HOLD!」は中洲亜矢の曲として使用。

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 コンテ 作画監督 収録号
第1シーズン『炎の章』
第1話 ムラング・オ・ショコラ 〜悲しみの旋律〜 前編 福田裕子 2011年4月号
第2話 ムラング・オ・ショコラ 〜悲しみの旋律〜 後編 2011年5月号
第3話 タルトレット 〜静寂の雨〜 金春智子 満若高代 2011年8月号
第4話 パルフェ 〜秋の日の憂鬱〜 2011年10月号
第5話 ホワイトマカロン 〜後悔の炎〜 2011年11月号
第6話 レッドチェリーチョコレート 〜零の記憶〜 2011年12月号
第7話 ピュアハートチョコレート 〜ハートの純真〜 2012年2月号
第8話 ガトーオペラ 〜歌姫の誘惑〜 2012年3月号
第9話 レッドチェリーチョコレート 〜零の終焉〜 2012年5月号
第2シーズン『心の章』
第10話 〜チョコレートモールド心の鍵〜 金春智子 福島利規 2012年9月号
第11話 〜フランボワース美しき罪〜 小野勝巳 2012年10月号
第12話 〜ヴィオレ偽りの恋〜 中村純子 2013年1月号
第13話 〜マンディアン命のカタチ〜 小林ちゃお 2013年2月号

脚注

  1. ^ コミックナタリー - 「ショコラの魔法」アニメ化、ちゃお付録のDVDに収録(2011年3月4日閲覧)
  2. ^ 書き下ろし『ショコラの休日』では、ショコラの母らしき女性が写っている写真があるが、顔は見えていない。
  3. ^ 「ブランシェのせいで家族がおかしくなった」等。
  4. ^ a b c 特別編『カカオ・テオブロマ』にて。
  5. ^ カカオやショコラによると、「2番目に大切な物」。
  6. ^ また、自分を振った百合を尻軽女と呼び、彼女に対しても浅からぬ憎悪を見せていた。
  7. ^ 塾のテストで好成績をとったご褒美として、つかさが母親にずっとおねだりしていた。
  8. ^ 主にゴスロリ風であり、ショコラは若干迷惑している様子
  9. ^ 彼女自身は瑠璃のデザイナーとしての才能を高く評価しており、嫌がらせを行っていたのも彼女の才能を逃したくないからとの事。
  10. ^ 一時は善人には薬になるが、悪人には毒になると噂が立っていた。
  11. ^ ショコラ曰く、「バレンタインは恋の願いばかりでつまらないから」が理由だが、本当は「バレンタインは全ての女の子達が恋の魔法を使える日」が理由。
  12. ^ a b c d e f g h i j k 小学館:コミック(2010年12月30日閲覧)

外部リンク