モカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| モカ المخا Mocha, Mokha |
|
|---|---|
モカの風景画(1692年) |
|
| 位置 | |
港湾都市 モカ(Mocha)の位置 |
|
| 座標 : | |
| 行政 | |
| 国 | |
| 県 | タイズ県 |
| 町 | モカ |
| その他 | |
| 等時帯 | イエメン標準時 (UTC+3) |
| 夏時間 | なし |
モカ(英字転写:Mokha, Mocha、アラビア語:المخا、Al Mukha,アル・ムハ)は、イエメン共和国の港町である。アラビア半島南西端にあり、紅海に面している。
イエメン共和国の首都サヌアの外港で、かつてコーヒーの積出港として栄えた。コーヒーノキの原産地はエチオピアであるが、これを世界に広めたのはアラビア半島の商人達で、モカはコーヒー発祥の地とされている。そのためモカはコーヒーの代名詞として使われることもある。
目次 |
[編集] モカ (コーヒー)
モカコーヒー (Mokha coffee, Mocha coffee)あるいは単にモカ とは、イエメンの首都サヌアの外港であるモカから積み出されたコーヒー豆を総称するブランド。 かつてモカの港からは、イエメン産のコーヒー豆の他、対岸のエチオピア産のものも一緒に輸出されたため、両国産のものを合わせて「モカ」と呼んでいる。
2008年5月現在、エチオピア産コーヒー生豆から基準値を超える有害成分が検出された事から輸入が規制され、日本国内では非常に手に入りにくくなっている。[1]
[編集] イエメン産とエチオピア産
イエメン産のコーヒー豆は特に「モカ・マタリ」 (Mokha Mattari) ともいい、イエメン北西部の高地産である。さわやかな香りと強い酸味のある味わいで、かつて「コーヒールンバ」に唄われていたためか、日本でも人気が高い。「No.9」というのが、欠点豆のほとんどない優良品である。
エチオピア産は、シダモ (Sidamo)、ハラー (Harrah)、ディマ、レケンプティなど、地区名をつけて販売されることが多い。苦みが少ない代わりに酸味が非常に強く、フルーティーな香りがある。
モカコーヒーは、フルーティーなアロマと、強い酸味が特長で、比較的高価なモカ・マタリはストレートで飲まれることが多いが、エチオピア産は、ブラジルなど苦みの強い豆とブレンドされることが多い。特に苦みの強い、ジャワ産のロブスタとのブレンドは、モカジャバとして親しまれている。
[編集] 日本での「モカ」と文化
- 音楽
- 「コーヒールンバ」(歌:西田佐知子、1961年発売)
- 「一杯のコーヒーから」(歌:霧島昇、1939年発売)
- 「喫茶店の片隅で」(歌:松島詩子、1951年発売、1960年再発売)
- 色
- 焙煎したコーヒー豆のような、赤みを帯びた焦げ茶色をモカと言うこともある。

