焙煎

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焙煎されたコーヒー豆

焙煎(ばいせん)とは食品を乾煎り(からいり)すること。ロースト(roast)ともいうが、英語では、乾煎り以外に、もっと広い意味で使われる[1]。容器に食品を入れ、水分は加えず、容器の外から高い温度に加熱する。水分を飛ばし、あるいは、消化しやすい性質に変えたり、香ばしい風味を付ける為に行われる。

コーヒー豆は専ら焙煎して用いられる。焙煎の程度によって、「浅煎り」(あさいり)、「中煎り」(ちゅういり)、「深煎り」(ふかいり)などという。

緑茶では葉を加熱処理する工程があるが、中国の緑茶や一部の日本茶嬉野茶の伝統的な製法など)では焙煎により加熱処理を行い、「釜炒り茶」と呼ぶ[2]。また、緑茶を茶葉が変色するまで強く焙煎することを「焙(ほう)じる」といい、焙じた茶をほうじ茶と呼ぶ。

穀物では、玄米大麦など、豆類では落花生アーモンドマカダミアナッツなどに焙煎がよくおこなわれる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Roasting
  2. ^ 多くの日本茶では、蒸すことにより加熱処理を行う。