イポーホワイトコーヒー
イポー・ホワイト・コーヒー(英語: Ipoh white coffee、中国語: 怡保白咖啡、マレー語: Kopi putih Ipoh)は、マレーシア・ペラ州の都市イポーで誕生し、世界各地に広がったコーヒー飲料。「ホワイト・コーヒー」は元となる中国語名から直訳された名称。
[編集] 概要
このコーヒー飲料は19世紀に中国海南島から現地に移り住んだ華僑の人達が作られたものである。コーヒー豆を少量のマーガリンかパーム油を加えて、焙煎したものであり、海南コーヒーなどに見られる砂糖を加えて焙煎した豆よりも色が浅いので「白咖啡」(白コーヒー)と呼ばれた。
香りが高く、味が濃厚でありながら、苦みが少ないので、現地の人々に長年愛され続けてきた。現地のレストランやコピティアムなどと呼ばれる喫茶店では砂糖の代わりに加糖練乳を加えて淹れるのが一般的であり、この点ではベトナムコーヒーと共通する。
近年マレーシアでは、1958年にイポーで創業したオールドタウン・ホワイトコーヒー(Old Town White Coffee)など、このコーヒーを売りにしたレストラン喫茶店チェーンが海外大手カフェチェーンに匹敵するぐらい各地に広がった。マレーシアだけでなくシンガポール、ブルネイ、上海、香港、台湾、オーストラリア、イギリスやアメリカにも出店された。2010年上海国際博覧会のマレーシア館でも公式飲料の1つとして出展された。クアラルンプール国際空港の構内にも店がある。
[編集] インスタント食品
家庭用のインスタントタイプもいくつのマレーシアの食品メーカーによって出されている。本場の濃厚な味を再現するためには、固形の粉末も一般のインスタントコーヒーよりも多く必要で、200ml用の粉末が40gと一般のクリーミングパウダー、砂糖入りのインスタントコーヒー(15g前後)の3倍程度の量となっているものが主流。メーカーによっては、砂糖の量を選べるように数種を販売していたり、ヘーゼルナッツなどのフレーバーを用意している場合もある。マレーシア国内のコンビニエンスストアや空港の売店などでも購入が可能。
[編集] 缶コーヒー
マレーシア国内では缶入りホワイトコーヒー飲料も販売されている。
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