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2020年2月14日 (金) 22:41時点における版

伯耆大山駅*
駅舎(2007年1月)
ほうきだいせん
Hōki-Daisen
地図
所在地 鳥取県米子市蚊屋237-4(JR西日本)
鳥取県米子市二本木500(JR貨物)
北緯35度25分46.04秒 東経133度23分0.29秒 / 北緯35.4294556度 東経133.3834139度 / 35.4294556; 133.3834139 (伯耆大山駅*)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 タセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
1,466人/日
-2007年-
開業年月日 1902年明治35年)12月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 A 山陰本線
キロ程 318.2 km(京都起点)
淀江 (5.5 km)
(3.0 km) 東山公園
所属路線 V 伯備線
キロ程 138.4km(倉敷起点)
岡山から154.3 km
岸本 (6.1 km)
(3.0 km) (東山公園)**
備考 直営駅
みどりの窓口
** 全列車が米子駅まで乗り入れ
* 改称経歴
- 1911年 熊党駅→大山駅
- 1917年 大山駅→伯耆大山駅
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伯耆大山駅の位置
伯耆大山駅の位置
伯耆大山駅の位置
伯耆大山駅の位置

伯耆大山駅(ほうきだいせんえき)は、鳥取県米子市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。

所在地はJR西日本が蚊屋、JR貨物が二本木[広報 1]である。

概要

駅名の由来は当駅南口に正面に見える中国地方一の高峰・伯耆大山に因む。なお、山陰本線には大山口駅という駅もすぐ近く(淀江駅を挟んで隣)にあるため混同しやすい。

山陰本線所属線としており[1]伯備線を加えた2路線が乗り入れている。当駅は伯備線の線路名称上の終点であるが、伯備線のすべての列車は山陰本線を通じて米子駅まで運転され、特急「やくも」と一部の普通列車はその先の出雲市駅方面へ直通する。そのため、当駅折り返しの列車は設定されていない。なお、2015年4月1日時点において、JR貨物は伯備線方面のみ第二種鉄道事業免許を有しており、山陰本線における事業免許は既に廃止されている。

伯備線の特急「やくも」の一部列車および山陰本線の特急「スーパーまつかぜ」の一部列車が、それぞれ停車する(いずれも朝の上りと夕方以降の下りのみ)。その他の特急列車は通過する。快速「とっとりライナー」は全て停車する。

事務管コードは▲640727を使用している[2]

歴史

駅構造

旅客駅

ホームは単式・島式の複合型2面3線。米子方面は複線安来駅まで)、鳥取・新見方面はいずれも単線の行違い可能駅でもある。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。

みどりの窓口がある直営駅(米子駅の被管理駅)。特急列車利用者専用駐車場(通称「ご予約駐車場」)も用意されている。

配線上では2番のりばの方が下り本線となっているが、原則として2番のりばは米子方面への特急の通過用としてのみ使われており、下り停車列車は駅舎に面した1番のりば(副本線)に停車する。但し、伯備線方面からの列車で3番のりばの鳥取方面行きへの対面乗換えがある場合は2番のりばに停車するほか、鳥取方面からの列車と伯備線方面からの列車が同時に入線する場合には、伯備線側からの列車が1番のりば、鳥取側からの列車が2番のりばに停車する形を取っている。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 A 山陰本線
V 伯備線含む)
下り 米子松江方面 通常の停車列車はこのホーム。
2 停車列車は一部の普通・快速のみ。
3 A 山陰本線 上り 倉吉鳥取方面  
V 伯備線 根雨新見岡山方面 改札口のLEDには「岡山」の表記がない。
ホーム

前述したように、1番のりばは下り副本線、2番のりばは下り本線、3番のりばは上り本線である。さらに3番のりばの北側には、ホームのない待避線(上り副本線)が存在する。また、1番のりばは鳥取方面・伯備線方面への折り返しにも対応しているが当駅折り返しの列車はない。複線の構造上、米子方面からの列車は1・2番のりばに入線できない。また、上りは3番のりばにしか入線できないため、鳥取方面と新見方面行きの列車の同時入線もできない。

貨物取扱・専用線

JR貨物の駅は、駅構内北側の貨物用留置線から、駅北西にある王子製紙米子工場へ専用線単線非電化)が続き、コンテナによる製品・原料の出入荷が行われている。
コンテナ貨物の取扱駅となっているが、かつては有蓋車による飯田町駅などへの製品出荷や、タンク車によるラテックス等の原料の入荷も行われていた。

建造物としては、旅客のものとは別に貨物駅本屋を有し、営業窓口であるJR貨物米子営業所も駅舎内に入っている。
米子駅の機能移転を目的としてコンテナホームと荷役線の新設工事が行われ、2015年3月14日のダイヤ改正より供用開始された。同時に、JR貨物米子営業所も当駅に移転された。以降は専用線以外のコンテナ貨物も取扱っている[広報 3]
貨物駅としては、東松江駅構内にある東松江新営業所を管轄下におさめている。

駅周辺

路線バス

2020年4月1日より路線番号を導入予定[4][5][6][7]

乗り入れるバス会社

路線番号 会社名 行先・方面など 備考
22 日ノ丸バス 〔循環右回り〕(米子医療センター高島屋前経由)米子駅  
55 日交バス 〔循環左回り〕(イオンモール日吉津労災病院皆生温泉・リビンズ山根前・上福原・天満屋前・高島屋前経由)米子駅  
日交バス (米子医療センター・高島屋前経由)米子駅  
58 日交バス 福万・日下  
日交バス 大山観光道路経由)本宮  

隣の駅

※山陰本線の特急「スーパーまつかぜ」・快速「とっとりライナー」、伯備線の特急「やくも」の隣の停車駅は、各列車記事参照。

西日本旅客鉄道
A 山陰本線
淀江駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅
V 伯備線(伯耆大山駅 - 米子駅間は山陰本線)
岸本駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅

その他

  • 山陰本線鳥取駅方面 - 伯備線方面間を利用する場合は、当駅に停車する列車同士を乗り継ぐ場合を除き、分岐駅通過の特例で伯耆大山駅 - 米子駅間を往復できる。特例上、東山公園駅、米子駅での途中下車は認められない。
  • ワンマンカーの「とっとりライナー」が当駅に停車する際、改札口のLEDは「ワンマンとっとりライナー」と「Tottori-One-Man-Liner」の表示が切り替わる。
  • かつては駅構内にキヨスクがあったが、今は撤退している。
  • ICOCAの使用履歴について、当駅は「伯大山」と表記されている。

関連項目

脚注

出典

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ 杉山匡史 (2016年11月5日). “米子など3駅に自動改札機導入 きょうからJR山陰線”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 鳥取全県版 
  4. ^ バス路線番号の設定等(1)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  5. ^ バス路線番号の設定等(2)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  6. ^ バス路線番号の設定等(3)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。
  7. ^ バス路線番号の設定等(4)”. 米子市役所総合政策部交通政策課 (2020年1月17日). 2020年1月17日閲覧。

広報資料・プレスリリースなど一次資料

外部リンク