クリント・ハードル

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クリント・ハードル
Clint Hurdle
ピッツバーグ・パイレーツ 監督 #13
Clint Hurdle.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州ビッグラピッズ
生年月日 1957年7月30日(57歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1975年 ドラフト1巡目
初出場 1977年9月18日
最終出場 1987年6月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

クリント・ハードルClinton Merrick "Clint" Hurdle, 1957年7月30日 - )は、元MLB選手(外野手)、監督。右投左打。アメリカ合衆国ミシガン州ビッグラピッズ出身。

2011年よりピッツバーグ・パイレーツの監督を務める。

経歴[編集]

1975年カンザスシティ・ロイヤルズからドラフト1巡目(全体9番目)で指名され契約。1977年9月18日の対シアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。しかし、レギュラーで出場したのは1978年1980年だけだった。1980年にワールドシリーズに出場したが、フィラデルフィア・フィリーズに2勝4敗で敗れている。

1981年オフにシンシナティ・レッズに移籍。その後、ニューヨーク・メッツセントルイス・カージナルスでプレーしたが目立った成績は残せず、1987年に現役を引退。

1988年にメッツ傘下A級の監督に就任し指導者としてのキャリアをスタートさせた。1990年からメッツ傘下AA級の監督を2年間、1992年からメッツ傘下AAA級ノーフォークの監督を2年間務めた。1994年コロラド・ロッキーズ傘下のマイナーの打撃インストラクターとなり、1997年にロッキーズの打撃コーチに就任。2002年4月26日、開幕から6勝16敗の時点で解任されたバディ・ベルの後を受けロッキーズの第4代監督に就任。

監督就任以来、一度も勝率5割を超えられず、ナショナルリーグ西地区で4位・4位・4位・5位・4位と最下位争いをしていたが、就任6年目の2007年に若手主体のチームをまとめ、球団記録の90勝を挙げワイルドカードプレーオフ進出。さらにプレーオフ7連勝の快進撃で、チームを球団創設以来初のワールドシリーズに導いた(しかしボストン・レッドソックスに4連敗で敗退)。

2008年は74勝88敗の地区3位でプレーオフ進出を逃した。2009年5月29日、成績不振(18勝28敗)によりシーズン途中でロッキーズの監督を解任された。解任後、MLBネットワークで解説者を務めた。

2010年テキサス・レンジャーズの打撃コーチとなり、チームのワールドシリーズ初進出に貢献する。11月15日2011年からの3年契約でピッツバーグ・パイレーツの監督に就任した[1]

パイレーツの監督としては2011年、2012年と2年続けて7月末頃までポストシーズン進出争いを演じるも、終盤になるとチームが失速、ハードルが監督に就く前から続いているレギュラーシーズンの連続負け越しを止めるまでには至っていない。

2013年は、開幕から快進撃を続け、地区首位を走る。9月9日テキサスレンジャーズ戦に勝利したことで、シーズン勝ち越しが決まり、1993年から続くレギュラーシーズンの連続負け越しを20年でストップさせた。最終的に地区2位、ワイルドカードプレーオフシンシナティ・レッズに勝利し、地区シリーズに進出する。しかし、セントルイス・カージナルスに敗北し、チャンピオンシップシリーズ進出はならなかった。この功績を認められ、2013年度の最優秀監督賞を受賞した。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1977 KC 9 28 26 5 8 0 0 2 14 7 0 0 0 0 2 0 0 7 0 .308 .357 .538 .896
1978 133 481 417 48 110 25 5 7 166 56 1 3 1 6 56 1 1 84 6 .264 .348 .398 .746
1979 59 204 171 16 41 10 3 3 66 30 0 1 0 4 28 4 1 24 4 .240 .343 .386 .729
1980 130 438 395 50 116 31 2 10 181 60 0 0 2 5 34 5 2 61 11 .294 .349 .458 .807
1981 28 89 76 12 25 3 1 4 42 15 0 0 0 0 13 3 0 10 2 .329 .427 .553 .980
1982 CIN 19 37 34 2 7 1 0 0 8 1 0 1 0 0 2 2 1 6 1 .206 .270 .235 .506
1983 NYM 13 35 33 3 6 2 0 0 8 2 0 0 0 0 2 0 0 10 1 .182 .229 .242 .471
1985 43 97 82 7 16 4 0 3 29 7 0 1 1 0 13 3 1 20 1 .195 .313 .354 .666
1986 STL 78 184 154 18 30 5 1 3 46 15 0 0 1 2 26 0 1 38 2 .195 .311 .299 .610
1987 NYM 3 3 3 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .333 .333 .333 .667
通算:10年 515 1596 1391 162 360 81 12 32 561 193 1 6 5 17 176 18 7 261 28 .259 .341 .403 .745

年度別監督成績[編集]

年度 球団 地区 年齢 試合 勝利 敗戦 勝率 順位/チーム数 備考 ポストシーズン
勝敗
2002 COL NL 西 44歳 140 67 73 .479 4 / 5 途中就任  
2003 45歳 162 74 88 .457 4 / 5  
2004 46歳 162 68 94 .420 4 / 5  
2005 47歳 162 67 95 .414 5 / 5  
2006 48歳 162 76 86 .469 4 / 5    
2007 49歳 163 90 73 .552 2 / 5 WS敗退 7勝4敗
2008 50歳 162 74 88 .457 3 / 5  
2009 51歳 46 18 28 .391 5[2]/ 5 途中解任  
2011 PIT NL 中 53歳 162 72 90 .444 5 / 6  
2012 54歳 162 74 88 .488 4 / 6    
2013 55歳 162 94 68 .580 2 / 5 NLDS敗退 2勝3敗 
通算:11年 1645 779 866 .474     9勝7敗
  • 太字はプレーオフ進出(ワイルドカードを含む)

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Langosch, Jenifer (2010年11月15日). “Pirates tap Hurdle as new manager” (英語). MLB.com. 2010年11月18日閲覧。
  2. ^ 解任時の順位。後任監督にはジム・トレーシーが就任したが、最終的に西地区2位まで順位を上げ、ワイルドカードでのプレーオフ進出を果たしている(ディビジョンシリーズで敗退)。

外部リンク[編集]