アルバ

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アルバ
Aruba
アルバの旗 Coat of arms of Aruba.svg
地域の旗 地域の紋章
地域の標語:なし
地域の歌:貴い国アルバ
アルバの位置
公用語 オランダ語パピアメント語
主都 オラニエスタッド
最大の都市 オラニエスタッド
政府
国王 ウィレム=アレクサンダー
総督 フレディス・レフンニョル
首相 マイク・エマン
面積
総計 193km2N/A
水面積率 ごく僅か
人口
総計(2002年 103,000人(N/A
人口密度 363人/km2
独立
オランダ領アンティルから 1986年1月1日
通貨 アルバ・フロリン (AWG)
時間帯 UTC -4DST:なし)
ISO 3166-1 AW / ABW
ccTLD .aw
国際電話番号 297
人口推移(千人)

アルバオランダ語Aruba)は、西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に浮かぶ島。高度な自治が認められたオランダ王国構成国。本土オランダキュラソーシント・マールテンと共に対等な立場でオランダ王国を構成している。アルバという名は、スペイン語のoro huba(黄金がある)から来ているという説がある。

歴史[編集]

アルバの最初の住民は、アラワク族のカケティオス・インディアンである。彼らは、カリブ族による攻撃から逃れて、ベネズエラからこの地に移住した。最古のインディアン住居跡は、西暦1000年頃までさかのぼる。他の西インド諸島とも距離もあり、海の高い波はカヌーでの航海を困難にしたため、カケティオスたちはカリブ海よりも南米に多く見られた。

スペイン人探検家のアロンソ・デ・オヘダ (Alonso de Ojeda) は、1499年頃、最初のヨーロッパ人として同地に到着したと考えられているが、開拓地は建設されなかった。多くのほかの西インド諸島と異なり、プランテーションはアルバでは発達しなかった。その代わりにスペイン人は、多くのカケティオスをイスパニョーラ島へ送り、そこで奴隷として掘削の仕事を強制した。

1636年、アルバはオランダに承認され、2世紀近くオランダの植民地支配下にあった。1805年以降のナポレオン・ボナパルトによる戦争の間、イギリスが主に島の植民地支配をしたが、1816年に再びオランダの植民地支配に戻された。

19世紀のゴールドラッシュで繁栄した。最初の原油積み替え施設が1924年に、1928年には製油所が開設された。これはアメリカ合衆国スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー(現在のエクソンモービル)の100%出資の子会社、ラゴ・オイル&トランスポート株式会社 (Lago Oil & Transport Co. Ltd.) である。

ラゴ製油所は島の東端に位置し、西端にはロイヤル・ダッチ・シェルが小さい「イーグル製油所」を保持していたが、第二次世界大戦勃発後のオランダのドイツによる占領のすぐ後に閉鎖を余儀なくされた。

第二次世界大戦後の1954年に、オランダ領アンティル)の一部()に組み込まれたが、1986年単独の自治領()として分離した。現在に至るまでオランダの統治下にある。

政治[編集]

軍事[編集]

自治領であるため自前の軍隊は持たず、オランダ軍が沿岸警備などに就いている。

地理[編集]

北緯12度03分、西経69度58分、ベネズエラから北の沖合い25Kmに位置する、面積193Km²の島。近くにあるキュラソーボネールと共にABC諸島とも呼ばれている。ほほ平坦なサンゴ礁の島で、最高地点でもジャマノタ山(617m)である。年間平均気温が27℃、年間降水量が510mmである。島の大半は砂漠化しており、降水量が少ないため、植物はサボテンが生えている。島には美しい真っ白なビーチが幾つかあり、観光客で賑わっている

経済[編集]

カリブ海地域の中では生活水準は非常に高く、失業率も低い。アルバの国民総生産の半分は観光関連で、観光客のほとんどがアメリカからであり、最大の貿易相手国でもある。観光業が拡大する一方、石油精製はアルバにおいて有力産業である。農業、製造業の規模は小さい。20世紀の最後の10年間は、観光産業のブームとなり、1985年にいったん製油所が閉まって以来(1991年に再開)、アルバの第一の産業となる。観光と島の数多くのリゾートへの注目のため、アルバは失業率が非常に低い。カリブ海のラスベガスとも呼ばれている。

アルバは長年赤字支出で、これはやや高いインフレーションを引き起こしている。財政政策に努力しているものの、オランダ本国より毎年援助を受けている。

通貨[編集]

通貨はアルバ・フロリン(アルバギルダーとも)。1アルバ・フロリン=1アンティル・ギルダー=1.79米ドルで固定されている。補助単位はセント(100セント=1アルバ・フロリン)。5フロリンおよび50セント硬貨は四角形をしている。

交通[編集]

住民[編集]

ヨーロッパ系の白人と黒人、さらに先住民アラワク族の血が混ざり合った混血が80%を占める。

宗教はカトリックが82%、プロテスタントが8%である。

公用語はオランダ語で、パピアメント語(オランダ語やスペイン語ポルトガル語などの語源が混ざり合った混成語)も幅広く使われている。

有名人[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


座標: 北緯12度30分 西経69度58分 / 北緯12.500度 西経69.967度 / 12.500; -69.967