「GTO (2012年のテレビドラマ)」の版間の差分

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: 鬼塚のSM合成写真を作成して校内に掲示したが、鬼塚からは逆に作成方法を教えてほしいと懇願された。鬼塚が自分の母親と仲が良いことに嫉妬している。最初は鬼塚に反感を持っていたが、遥の事件を通して鬼塚が今までの教師とは違うことに気づき、その後はクラスの中心にいながらも鬼塚に協力し、劇中の生徒の中では一番の理解者となる(菊地が鬼塚をあざ笑った際には殴っている)。また、ほかのクラスメートにも「鬼塚ならまた以前のように学校を楽しくしてくれる」と伝え、担任外しを積極的に止めようとした。
: 鬼塚のSM合成写真を作成して校内に掲示したが、鬼塚からは逆に作成方法を教えてほしいと懇願された。鬼塚が自分の母親と仲が良いことに嫉妬している。最初は鬼塚に反感を持っていたが、遥の事件を通して鬼塚が今までの教師とは違うことに気づき、その後はクラスの中心にいながらも鬼塚に協力し、劇中の生徒の中では一番の理解者となる(菊地が鬼塚をあざ笑った際には殴っている)。また、ほかのクラスメートにも「鬼塚ならまた以前のように学校を楽しくしてくれる」と伝え、担任外しを積極的に止めようとした。
; 神崎 麗美 - [[本田翼]](乳児期:中島夢乃 / 幼少期:堀井咲希)
; 神崎 麗美 - [[本田翼]](乳児期:中島夢乃 / 幼少期:堀井咲希)
: [[知能指数|IQ]]200の才媛で、[[文部科学省]]の特別待遇児。教師から特別扱いされているため、クラスの一部からは反感を買っている。マイペースでフランクな性格。菊地同様、クラスメートとは深く関わろうとせず、クラス内で行われる担任はずしを面白半分に傍観していた。雅とは対立しており、彼女を挑発するような言葉を投げかけては苛立たせている。
: [[知能指数|IQ]]200の才媛で、[[文部科学省]]の特別待遇児。教師から特別扱いされているため、クラスの一部からは反感を買っている。マイペースでフランクな性格。菊地同様、クラスメートとは深く関わろうとせず、クラス内で行われる担任はずしを面白半分に傍観していた。雅とは対立しており、彼女を挑発するような言葉を投げかけては苛立たせている。しかし、昔は雅とも仲がよく、内心では雅のことを心配していた。雅と朋子とは幼馴染
: [[精子バンク]]から買った優秀な人物の精子で[[人工受精]]して産まれたという境遇を持ち、母・伸子などの周囲の大人達からは、自分の頭脳しか必要とされていないことに傷ついて生きることへの執着心を失っており、様々なことを「暇つぶし」として見ていた。鬼塚が全国模試で1位を取らなければ解雇されると知った際、「暇つぶし」で家庭教師を申し出たが、本気で頼ってくる鬼塚に心を揺さぶられる。母親から愛されたいと願い、自身が作成した[[コンピュータウイルス]]で母親のミスを誘発させたことで株取引の損害を被った暴力団に拉致され、救出に来た鬼塚の「誰からも必要とされていない人間なんていない」の言葉で救われ、鬼塚の「ダチ」になる。その後、出生の秘密を学校中に公表した雅に、作成したサイトで彼女の部屋を[[盗撮]]した映像を公開するという制裁を加え、失踪した一件で、鬼塚の行動により母親との溝を埋めていく<ref>なお、ネット上で実際に公開されたのは2年4組の生徒全員が仲良くしていたころの写真で、雅に本当の笑顔を取り戻してほしいという願いを込めたものだった。</ref>。雅が自殺しようとしたときは「死んだら絶対に許さない」と引き止め、その後は雅と仲直りする。鬼塚に好意を持っている。
: [[精子バンク]]から買った優秀な人物の精子で[[人工受精]]して産まれたという境遇を持ち、母・伸子などの周囲の大人達からは、自分の頭脳しか必要とされていないことに傷ついて生きることへの執着心を失っており、様々なことを「暇つぶし」として見ていた。鬼塚が全国模試で1位を取らなければ解雇されると知った際、「暇つぶし」で家庭教師を申し出たが、本気で頼ってくる鬼塚に心を揺さぶられる。母親から愛されたいと願い、自身が作成した[[コンピュータウイルス]]で母親のミスを誘発させたことで株取引の損害を被った暴力団に拉致され、救出に来た鬼塚の「誰からも必要とされていない人間なんていない」の言葉で救われ、鬼塚の「ダチ」になる。その後、出生の秘密を学校中に公表した雅に、作成したサイトで彼女の部屋を[[盗撮]]した映像を公開するという制裁を加え、失踪した一件で、鬼塚の行動により母親との溝を埋めていく<ref>なお、ネット上で実際に公開されたのは2年4組の生徒全員が仲良くしていたころの写真で、雅に本当の笑顔を取り戻してほしいという願いを込めたものだった。</ref>。雅が自殺しようとしたときは「死んだら絶対に許さない」と引き止め、その後は雅と仲直りする。鬼塚に好意を持っている。
; 吉川 昇<ref>1998年ドラマ版では吉川'''のぼる'''で、演じていた[[小栗旬]]も当時実際にいじめに受けていた。また、原作で杏子にいじめられていたのはクラスの決まりを破ったからであり、杏子と仲良くなったのは沖縄旅行以降である。 </ref> - [[中川大志 (俳優)|中川大志]]
; 吉川 昇<ref>1998年ドラマ版では吉川'''のぼる'''で、演じていた[[小栗旬]]も当時実際にいじめに受けていた。また、原作で杏子にいじめられていたのはクラスの決まりを破ったからであり、杏子と仲良くなったのは沖縄旅行以降である。 </ref> - [[中川大志 (俳優)|中川大志]]

2012年9月30日 (日) 11:04時点における版

GTO
ジャンル 学園ドラマ
原作 藤沢とおる
脚本 深沢正樹 ほか
演出 今井和久 ほか
出演者 AKIRA
瀧本美織
田山涼成
山本裕典
城田優
黒木瞳 ほか
製作
プロデューサー 河西秀幸(関西テレビ)
山本喜彦(MMJ)
制作 関西テレビ
MMJ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
連続ドラマ
エンディングEXILE TRIBEEXILE三代目J Soul Brothers
24karats TRIBE OF GOLD
放送期間2012年7月3日 - 9月11日
放送時間火曜日22:00 - 22:54
放送枠関西テレビ制作・火曜夜10時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
公式サイト
スペシャル
放送期間2012年10月2日(予定)
放送時間21:00 - 23:24
放送分144分
回数1
テンプレートを表示

GTO (2012年のテレビドラマ)』では、藤沢とおるの漫画『GTO』を原作にした2012年のテレビドラマの第2作を扱う。1998年に製作された第1作については、『GTO (1998年のテレビドラマ)』を参照。

概要

1998年7月クールに放送された『GTO』のリメイク版として製作され、2012年7月から、関西テレビMMJの共同制作によりフジテレビ系列火曜22時ドラマ枠で放送されている。初回・最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。

EXILEAKIRAは本作が連続ドラマ初主演になり、EXILEのメンバーによる地上波の連続ドラマ主演は初である。なお、主演は当初赤西仁が内定していたが、降板した[1][2]

撮影は横浜商科大学みどりキャンパスで行われ、本作初の中高一貫校が舞台である[3]

「SHONAN 14DAYS」に登場した一部の人物が教師、生徒として登場し、ストーリーも一部引用している。弾間と冴島が両名登場し、冴島が一年後輩という設定になっている。また、鬼塚はこれまでドラマスペシャルと劇場版に限りバイクを使用していたが、リメイク版では原作同様に冒頭からバイクを使用している[4]
10月2日にスペシャル版が放送予定。12月26日にはDVD・BD-BOXが発売予定。

登場人物

凡例

×は原作未登場者
▲は原作に登場しているが、鬼塚が担任でない者
○はSHONAN 14DAYSの登場者
■は原作と役名が異なる人物

主要人物

鬼塚 英吉 (25) - AKIRAEXILE
2年4組担任。担当教科は社会科[5]。かつては史上最強の暴走族、龍二とのコンビ「鬼爆」として世間の不良から恐れられていた。通称「鬼の英吉」。友人を「ダチ」と呼んでいる。
植木屋のアルバイト中、退学に納得がいかず学校に乗り込んだ元生徒を執拗に罵倒した内山田にジャーマン・スープレックスを掛け[6]、その後、昇や杏子の抱える問題(杏子の家族と杏子と昇の幼馴染の関係を復活させた)を解決したのを見た理事長の桜井から明修学苑を力で変えて欲しいとスカウト[7]され、2年4組の生徒の問題を型破りな方法で解決していく。
自身の過去をPTAに知られ解雇の危機に晒された際は、桜井がPTAを説得したことにより免れたものの、勅使川原と橋本による内部告発により過去を公にされてしまい、理事会から退職の強い要請があり、桜井の留任を条件に自ら辞職した。辞職後は大門から2年4組の生徒に接触すると全員退学処分にすると釘を刺され悶々とした日々を送っていたが、弾間の喝により本来の自分を取り戻し、生徒のために学校外でも行動を起こしたため、近くで監視したほうがいいという大門の考えから、明修学苑に復職する。その矢先、重度の脳動脈瘤を患っていることが判明するも、それを押して大門の管理教育の方針に抗っていく。その後暴走した渋谷に重傷を負わされ、一時昏睡状態に陥るも、意識回復後に病院を抜け出して渋谷による学苑の爆破を止め、病気療養のため入院する。
冬月 あずさ (23) - 瀧本美織
2年4組副担任[8]。担当教科は国語新潟県出身[9]。新人教師で教育に指標もなく、2年4組の担任が過労で倒れ、内山田に生徒の問題を解決するよう命令されたが「皆、いい生徒で改善する事柄がない」と報告し、真実に気付いていなかった。生真面目な性格で冴島から好意を寄せられていることにすら気づかないほど恋愛関係に疎く、冬美の悩みを軽く聞き流したことがきっかけで恵達から副担任外しのいじめを受けてしまうが、鬼塚の言葉もあり、生徒と対等な目線で向き合うことで解決し、冬美とも和解した。当初は鬼塚の姿勢に疑問を持っていたが、徐々に惹かれるようになり、内山田達の「事なかれ主義」に対しても気後れすることなく意見している。昔好きだった先輩に、胸が洗濯板みたいだと言われたことが原因で、微乳がコンプレックスとなっている。鬼塚に好意を持つ麗美からライバル視されている。
弾間 龍二 (25) - 城田優
鬼塚の友人でルームメイト。通称「爆弾龍二」。海外に留学中の恋人・渚(中野唯花〔写真のみ〕)の名前をモチーフにした「CAFE&DINER NAGISA」を経営[10]し、鬼塚側についた生徒たちのたまり場となっている。普段は冷静で温厚だが怒ると手が付けられない。主に生徒の情報収集に協力し鬼塚をサポートする。
冴島 俊行 (24) - 山本裕典
鬼塚の後輩でルームメイト。通称「鎌倉の狂犬」。鬼塚を「えいきっさん」と呼ぶ。地域課の巡査で警ら中に女の子を職務質問と称してナンパしたり、簡単に拳銃を使用するなど仕事に軽薄な不良警官である。冬月に一目ぼれする。警官の立場を利用して主に個人情報がらみの仕事で鬼塚をサポートする。鬼塚が渋谷によって重傷した時は、心配する生徒たちに「お前らが信じなくてどうすんだよ!」と一喝した。
桜井 良子 (49) - 黒木瞳
校長兼理事長。鬼塚の教師としての資質を見抜き、2年4組の担任としてスカウトする。生徒間の殺伐とした雰囲気を察し、この空気を変えなければ近い将来、学苑は崩壊すると危惧している。
学校内の状況を把握するため、校内売店の「おばちゃん」として働いている。過去に起こった出来事が原因で、菊地から恨まれている。鬼塚の必要性を感じて幾度か彼を庇い、後に鬼塚の言葉で気づかされ、1年前に発生した事件の公表を考えていた。鬼塚の辞職後は理事会から自らに代わる校長として赴任し、かつて自身が推進しようとして間違いだと気付いた管理教育の方針を打ち出す大門と対立し、彼女の暴走を止めようと奮闘する。

明修学苑 教職員

勅使川原 優 (28) - 矢野聖人
数学担当。東京大学卒業。嫌味な性格をしており、万事に几帳面である。冬月のストーカーであり、冬月の隣の部屋を借りて冬月を隠し撮りした写真を部屋中に貼り、彼女の部屋に隠しカメラを仕掛けている。冬月いじめを主導した恵を作業用ゴンドラで作業させて制裁を加えるが、そのことで恵を命の危機に陥れてしまい、その危機を救った鬼塚に面目を潰されたことから鬼塚を逆恨みし、橋本と共謀してマスコミに鬼塚の過去を公表した。しかし、大門が自分や同僚達を屑呼ばわりした時には反面教師にさせてもらうと大門に反発した。
○白鳥 あやめ[11] (28) - 藤沢あやの
×片山 早紀 (27) - 長澤奈央
×澤田 法子 (23) - 小林優美
明修学園の女性教師陣。白鳥の担当教科は英語、片山の担当教科は家庭科、澤田の担当教科は社会科(主に地理公民)。3人とも教師は完全に腰掛けであり、授業や生徒のことよりも合コンでいい男探しに余念がない。一方で、鬼塚の辞職に喜ぶ同僚や先輩を見て渋い表情をしていた。
袋田 はじめ (37) - スギちゃん
体育教師。ややセクハラまがいの暑苦しい言動と押し付けがましい指導法から生徒(特に女子)から嫌われている。最終話は登場しておらず、文化祭の「袋田先生の筋肉教室」のポスターで登場しているのみだった[12]。スペシャルでは入院している姿で登場。
×橋本 哲夫 (44) - 高知東生
音楽教師。職員室ではパソコンで株取引をしている。生徒と抱き合っている写真をネタに雅に脅されて担任外しの計画に利用され、藤吉に林間学校費用の集金を依頼した。後に勅使河原と共謀してマスコミに鬼塚の過去を公表し、一度は辞職に追い込んだ。大門が更迭され、後任で内山田が校長就任に決まるが、教師達の中で唯一難色を示している。
森高 尚子 (29) - 滝沢沙織
養護教諭。容姿端麗で、鬼塚や大門の教師と生徒を徹底的に監視する教育方針に対しても冷静に、中立的に観察している。麗美を助ける芝居の際には合コンで知り合った医師の人脈を使い、協力した。
■山王丸 浩子[13] (45) - ふせえり
学年主任。担当教科は英語。ヒステリックな言動で生徒や同僚の教師にも嫌われていて人望がない。冬月には教師の自覚が足りないと叱咤する一方、内山田に媚びる腰巾着である。
内山田 ひろし (55) - 田山涼成
教頭。栃木県出身。東京教育大学卒業。自らの保身と世間体を第一に考える、典型的な事なかれ教師。校内での問題には、もみ消しと表面的な解決に力を注ぎ、面倒な問題には取り合おうとしない。校長の椅子を狙い、桜井に対して常に媚を売るが受け流されている。
家庭では妻や娘から疎まれており、家族の再建を目指して新車[14]を購入したが、鬼塚に恵を救出する際、壊された。鬼塚の復職決定まで2年4組の臨時担任になる。鬼塚を信頼する桜井に不信感を募らせ、学園の理事会に新校長の赴任を要請した。当初は大門に従順であったが、大門に生徒や教師を屑呼ばわりされたことに怒りを覚え、教師としての情熱を取り戻す。大門の辞職後、桜井から新校長に任命される。
大門 美鈴 (42) - 西田尚美(第9 - 最終話)
明修学苑理事会で任命された新校長。菊地の母親。渋谷の継母。桜井の元教え子。雑誌において「学校の敏腕再建者」と特集を組まれるほどの実力の持ち主だが、実際は傲慢な性格で目的のためなら冷徹な手段も厭わない人物。
明修学苑の教師・生徒の行動を徹底的に監視カメラで監視し、教師の給与を生徒への指導に応じて増減するといった点数制度を実施し、自らが用意したタブレットで教師・生徒の状況を管理し、かつて桜井が推進していた成果主義を推進するが、余りに度を越した方針から内山田を初めとする教師達・2年4組の生徒達の反感を買い、孤立する結果となった。渋谷が暴走した際には鬼塚にもっと自分の息子と向き合うよう説得されたことで、自らの間違いに気づき、菊地と和解した。その後、渋谷が起こした騒動に対する責任を取る形で明修学苑から手を引き、辞職する。

明修学苑 2年4組

相沢 雅[15] - 川口春奈(幼少期:旦海カノン)
学級委員。一見物分かりのよい優等生だが、担任いじめの主犯格。
自分たちの担任に相応しくない鬼塚を学苑から追放させようとあらゆる手段を企て、そのためにはクラスメイトを巻き添えにするなど手段は厭わない。しかし失敗を重ねた後、鬼塚側についた麗美に逆上し、彼女が一番知られたくない秘密を書いたビラをばらまくが、麗美に仕返しとして自身の盗撮映像を公開するサイトを作成され、追い詰められる。
以前の担任からの裏切り行為によって、親友のななこが自殺したことで担任いじめをするようになるが、実はななこの本当の自殺の理由を知っており、ななこの遺書を書き換えてその事実を隠していた。ななこへの贖罪の念から自殺しようとしたが、鬼塚や麗美を始めとするクラスメイトに引き留められ、ようやく思い悩んでいた気持ちから解放され、改心した。その後は麗美とも仲直りし、仲良く過ごしている。
菊地 善人[16] - 高田翔ジャニーズJr.
全国模試首席の秀才で、大門の息子(原作では大門との血縁関係はない)。鬼塚を信用していないが、美姫や雅の危機の際には自らの高度なパソコンの技術で鬼塚らに協力している。
常人が考えつかないような行動を取る麗美に興味があり、ともに頭脳明晰であること、クラスメートとの関わりが少ないこと、そして親の愛情を知らずに育って人生に退屈さを感じていることなど、多くの共通点があることから行動をともにし、クラス内で行われる担任はずしを面白半分に傍観している。また、麗美のことを心配する一面もあった。しかし、麗美が鬼塚に感化され始めたために彼女との関わりも少なくなっていき、また自身が恨む桜井[17]のお気に入りである鬼塚が気に入らず、全国模試でクビにするべく自ら全国1位を獲ったものの、鬼塚を追い出すには至らなかった。その後、鬼塚はこれまでの破天荒な行動をマスコミに叩かれて辞職(のちに復職)した際、それを悲しむクラスメートを嘲笑った。
成果主義教育を推進している大門に協力することで、桜井への復讐を実行しようとするため、鬼塚の辞職や大門の校長就任以降から鬼塚や2年4組のクラスメートと敵対する立場となる。だが、もう一人の協力者の渋谷のやり方に疑問を持ち始め、さらに鬼塚に渋谷の起こした事故から自分を救ってもらい、彼の「自分の人生を楽しめ」の言葉から、大門や渋谷、自身の過ちを認め、一からやり直そうと大門が導入した明修学苑の教育方針の問題点をネット上に公表した。それに逆上した渋谷から暴行を受け負傷したが、鬼塚に暴走した渋谷を止めるように頼み、自分を捨てた大門と一緒にもう一度、親子関係をやり直すことを誓って和解した。
村井 國男[18] - 森本慎太郎(ジャニーズJr. / 幼少期:田口翔大)
クラスの中心的存在。短気で直情的だが、義理がたく男気に溢れた性格。勉強は苦手。幼馴染の遥に恋心を抱いている。
鬼塚のSM合成写真を作成して校内に掲示したが、鬼塚からは逆に作成方法を教えてほしいと懇願された。鬼塚が自分の母親と仲が良いことに嫉妬している。最初は鬼塚に反感を持っていたが、遥の事件を通して鬼塚が今までの教師とは違うことに気づき、その後はクラスの中心にいながらも鬼塚に協力し、劇中の生徒の中では一番の理解者となる(菊地が鬼塚をあざ笑った際には殴っている)。また、ほかのクラスメートにも「鬼塚ならまた以前のように学校を楽しくしてくれる」と伝え、担任外しを積極的に止めようとした。
神崎 麗美 - 本田翼(乳児期:中島夢乃 / 幼少期:堀井咲希)
IQ200の才媛で、文部科学省の特別待遇児。教師から特別扱いされているため、クラスの一部からは反感を買っている。マイペースでフランクな性格。菊地同様、クラスメートとは深く関わろうとせず、クラス内で行われる担任はずしを面白半分に傍観していた。雅とは対立しており、彼女を挑発するような言葉を投げかけては苛立たせている。しかし、昔は雅とも仲がよく、内心では雅のことを心配していた。雅と朋子とは幼馴染。
精子バンクから買った優秀な人物の精子で人工受精して産まれたという境遇を持ち、母・伸子などの周囲の大人達からは、自分の頭脳しか必要とされていないことに傷ついて生きることへの執着心を失っており、様々なことを「暇つぶし」として見ていた。鬼塚が全国模試で1位を取らなければ解雇されると知った際、「暇つぶし」で家庭教師を申し出たが、本気で頼ってくる鬼塚に心を揺さぶられる。母親から愛されたいと願い、自身が作成したコンピュータウイルスで母親のミスを誘発させたことで株取引の損害を被った暴力団に拉致され、救出に来た鬼塚の「誰からも必要とされていない人間なんていない」の言葉で救われ、鬼塚の「ダチ」になる。その後、出生の秘密を学校中に公表した雅に、作成したサイトで彼女の部屋を盗撮した映像を公開するという制裁を加え、失踪した一件で、鬼塚の行動により母親との溝を埋めていく[19]。雅が自殺しようとしたときは「死んだら絶対に許さない」と引き止め、その後は雅と仲直りする。鬼塚に好意を持っている。
吉川 昇[20] - 中川大志
控えめで優しい性格。
杏子の幼馴染だが、中学生時代に不良に絡まれている杏子を見捨ててしまったことで彼女とその友達からいじめを受けていた。そんな弱い自分から逃げていたが鬼塚と出会ったことで、一歩踏み出す勇気を教えてもらう。杏子がヤクザに拉致された際、杏子を助けようとヤクザに身を挺して捨て身で立ち向かい、彼らから袋叩きにされながらも杏子を守る男らしさを見せ、鬼塚に「いい顔(ツラ)になったぜ」と誉められた。そして鬼塚の「ダチ」第一号となり、杏子と仲直りした後も鬼塚に協力する。
藤吉 晃二 - 山田裕貴D2
村井の友達の1人。村井が鬼塚の側に立ってからは、鬼塚と仲良くしている。
優しく明るい性格で、仕事で忙しい両親に代わって幼い弟たち(そのうちの1人はヨシオという名)の面倒を見ており、料理が得意。父親が勤めていた会社の倒産によって進学を諦めていたが、諦めない限り事態は変わっていくことを鬼塚の行動力で教えられ、奨学金を利用して、調理師専門学校に進学することを決意する林間学校費用の集金係を任されたが、雅達の担任外しの計画に利用されてしまう。結局、その金をキャバクラでの豪遊に使ってしまった鬼塚が費用を用意できなかったため、2年4組のみ校内で林間学校を行った。
草野 忠明 - 鈴木伸之(劇団EXILE)
村井の友達の1人。藤吉同様、村井が鬼塚の側に立ってからは、鬼塚と仲良くしている。
ボクサーだった父親(演:岡崎瑶治)に男手ひとつで育てられ、父親が成し遂げられなかった夢を実現させるため、アルバイトをしながらプロボクサーを目指している。麻由子との交際[21]を彼女の母親に反対され、鬼塚との接触を知った大門によって無期限の停学処分となるが、鬼塚が麻由子の自宅に乗り込む前に撃退した外国人マフィア摘発の取材で集まっていたマスコミを通し、鬼塚が停学撤回を訴えたことで停学は取り消された。
石田 拓海[22] - 佐野岳
村井の友達の1人で、クラスのムードメーカー。藤吉や草野同様、村井が鬼塚の側に立ってからは、鬼塚と仲良くしている。
朋子がアイドルオーディションを受ける際には、ダンスを熱心に教えている。背が低いことをコンプレックスに思っており、背の高い冬美に不用意な一言を発してしまう。冬月を「冬月ちゃん」と呼んでいる。
上原 杏子[23] - 新川優愛
昇の幼馴染。弁護士の父親(演:樋渡真司)と教育評論家の母親(演:滝沢涼子)は共働きで忙しく、家庭の悩みを抱える寂しさから、中学生時代に不良に絡まれているのを助けてくれなかった昇をいじめることで、心の悩みを解消しようとしていた。
ヤクザの男達に覚せい剤を打たれそうになった際、それを阻止しようとした昇とともに鬼塚に助けられ、「家の“冷たい壁”を壊したい」という思いを聞いた鬼塚によって、家庭の問題から救われた。これがきっかけで昇と仲直りし、鬼塚の「ダチ」となって鬼塚に協力するようになる。また、行動をともにしていた麻由子や奈緒美とは距離を置き、美姫や朋子と行動をともにしている。
野村 朋子 - 宮崎香蓮(幼少期:丹羽絵理香)
勉強も運動も苦手な劣等生で、通称「トロ子」。おどおどした態度と失敗の多さからクラスメイトから嘲笑の対象になることもしばしばあるが、何事も前向きに頑張る心優しい少女。雅の幼馴染で、彼女と一緒に習っていた合唱が切っ掛けで歌を好きになる。実家は父親(演:野添義弘)が営む中華料理店[24]。心底では「また元のような仲のよいクラスに戻れること」を願っている。鬼塚と知り合ってからは杏子や美姫との仲が、以前よりも親密になる。
○葛城 美姫 - 西内まりや
春に転校してきたが、元々クラスで孤立しがちだったことから不登校に陥っていた(2年4組の生徒で唯一、1年前の事件を知らなかった)。
警察署長の父・幸雄に緊急通報ができるGPS付きの携帯電話を渡され、父親への反発心からその携帯を悪用していた。3人組の男達に廃屋に連行され、アダルトビデオを撮られる寸前に鬼塚に間一髪で助けられた。その後は父親と和解して不登校から復帰し、「ダチ」として鬼塚に協力するようになる。クラス復帰後は杏や・朋子と親しくなる。
○堂島 誠也 - 白濱亜嵐GENERATIONS / 幼少期:小野伶広)
村井の幼馴染。無愛想で口数が少ない。
母・宏美の育児放棄によって児童養護施設「ホワイトスワン」で暮らしている。しかし、母親は愛人・一之瀬慎治の暴力に耐えられなくなって姿を消したと思っており、自分の背中に入れ墨を彫った一之瀬の命を狙っていた。しかし、鬼塚の「男は親なんかいなくても立派に生きていける」という言葉によって、母親に捨てられた事実を認めた。鬼塚をあざ笑った菊地、鬼塚をクソ先公呼ばわりした渋谷には真っ先に反論している。
○桑江 遥[25] - 高月彩良bump.y / 幼少期:甲斐恵美利)
村井の幼馴染。村井と同じ団地に住んでおり、村井家の隣人でもある。家が貧しく、裕福な家庭の子女が多い同級生にコンプレックスを抱きデートクラブのアルバイト代で同級生や彼氏におごっていた。しかしその彼氏に騙されていたことを知りショックを受け、襲われそうになるが鬼塚に助けられ、「人間の価値はどれだけ人の幸せを思い、人のために体を張れるかだ」と諭されて改心した。
▲鯨川 冬美 - 高良光莉
控えめで大人しい性格。進路面談で、「安定したいため、大学に行って公務員になりたい」と話す。
長身で、自分より背の低い石田に好意を寄せている[26]。背が高いことにコンプレックスを持っており、その悩みを冬月に相談するが、まったく相手にしてもらえなかったことから、恵たちによる冬月いじめに利用されてしまう。その後、冬月の本心を聞いたことでお互いのわだかまりが取れ、関係は修復された。
浅野 麻由子 - 石井杏奈(bunny)
雅の友達。杏子に便乗し、昇をいじめていた。普段は彼女を持ち上げ、親友面していたが窮地に陥った杏子を保身の為に見捨てるなど、友人関係は表面的なものであった[27]。それが原因で愛想を尽いた杏子からは距離を置かれ、以後は雅と行動することが多くなり、彼女の悪事にも手を貸している。奈緒美と一緒にアイドルオーディションに参加し、朋子への妨害を行った。
麻由子の家に送られたFAXから交際している草野が進学や就職をせずにプロボクサーを目指していることを知った母親(演:松永玲子)によって強引に草野と別れさせられる。娘の幸せのためだと世間体を気にする母親に嫌気が差し、包丁で自殺しようとしたところを鬼塚に止められ、「母親に交際を認めてもらえるよう、草野とともにもっと努力しろ」と諭される(母親も同時に、人間の価値は成績の良さやいい大学に入ることだけで決まらないと鬼塚に一喝された)。
■泉 奈緒美[28] - 佐山彩香
雅の友達。麻由子同様に杏子に便乗して昇をいじめ、簡単に杏子を見捨てた。麻由子と一緒にアイドルオーディションに参加し、朋子への妨害を行った。
白井 知佳子 - 坂口莉果子
裏表のある性格。遥の行動が許せずに見捨てた。
▲浅倉 恵 - 三宅ひとみアイドリング!!!
雅の友達。遥のグループにいたが、ブランド品をデートクラブで稼いだ金で買ったことを知り、その行動が許せず見捨てた。進路面談で「やりたいことはないけど、みんながそうしているからとりあえず進学する」と話す。
冬美を傷つけた冬月に復讐すべく、副担任外しのいじめを行う主犯格となった。勅使河原から校則違反の罰による窓拭き掃除と称して作業用のゴンドラに乗せられ、ワイヤーを1本切られるお仕置きを受けた。しかし、予想を超えた負荷がワイヤーに掛かってゴンドラがバランスを崩して転落するが、鬼塚の咄嗟の機転と杏子や美姫の協力もあり、命を救われた。
×中西 優美 - 疋田英美
雅の友達。恵や知佳子同様、遥を見捨てた。雅が計画する教師いじめに加担する。
常盤 愛 - 坂東希FLOWER
進路面談で、「まだ進路は決めていない」と話す。
森下 鈴香 - 安田聖愛
進路面談で、「親が大学に行けと口うるさいから進学する」と話す。
▲太田 秀美 - 夏緒
雅の友達。優美同様に教師や生徒への嫌がらせやいじめに協力する。
×中島 エリカ[29] - 三橋奈波
▲大塚 真由美 - 藤井千帆
×岩田 由紀子 - 桐嶋美結
宮森 勇気 - 内海啓貴
×水原 僚一 - 塩野瑛久
○里見 圭一 - 町田宏器
▲黒川 博幸 - 佐藤王宝
▲植田 馬之助 - 小森翔太
三島 軍人 - 下山葵
×鈴木 大輔 - 矢山博夢
×菅原 保 - 永山輝
水樹 ななこ[30] - 谷内里早(第8 - 10話)
雅の親友。
1年前、雅らの目の前で校舎の屋上から飛び降り自殺し、この出来事が2年4組の生徒達の心に影を落とすことになる。自殺の理由は、表向きでは当時の担任教師・藤森によって、文化祭の準備費用を盗んだという冤罪を着せられたことが原因だと思われていたが、実際は信用していたクラスメートに信じてもらえなかったことにショックを受けたからである。日記を自殺する日まで書き溜めており、クラスメートへの思いを綴っていた。鬼塚と麗美が水樹家を訪れたことで、その真実が知られた。
渋谷 翔 - 野村周平(幼少期:山田日向 / 第10 - 最終話)
菊地の父との離婚後、大門が再婚した男性の連れ子。
生徒達の動きを監視するため、大門から2年4組の風紀委員として送り込まれた。大門を偏愛・盲信しており、計画の障害を排除するためなら手段を選ばず、制裁を加える事も厭わない。その度を越したやり方には菊地にも疑問を投げかけられている。大門の文化祭中止の意を受け、2年4組の文化祭の準備を妨害するも失敗、自らが仕掛けた事故で鬼塚を襲い、大門の管理教育を公にした菊地をナイフで切りつけるといった暴走を始め、さらに武闘派チーマー集団を呼び出し、2年4組の生徒達を痛めつけて、文化祭のために作成したモザイクアートも無惨に切り裂いた挙句、鬼塚を昏睡状態に陥らせる重傷を負わせた。その際に大門から元々出来のよくない屑だと見下されたことで暴走し、手榴弾で学苑を爆破しようとして自殺を図るも、鬼塚の登場によって未遂に終わり、大門を一喝する鬼塚の言葉を聞いて号泣する。

明修学苑 2年4組保護者

○葛城 幸雄 (48) - 尾美としのり(第2話)
美姫の父親。警視庁吉祥寺中央警察署署長で「現実の世界では地位と権力が大切だ」と娘に話し、仕事の多忙を言い訳にして妻の臨終に立ち合わなかった為、美姫と対立状態にあった。鬼塚に「仕事の代わりはいても、親の代わりはいない」と言われたことで考えを改め、最終的には署長を辞め、署内のイベント関連部署に異動した。冴島の話によると給料も減額になった。
■村井 つばさ[31] (31) - 吉田羊(第3話)
國男の母親。未成年の時代[32]に子供を出産し、母子家庭を理由に國男に苦労をかけまいと昼は弁当屋、夜はキャバクラで休みなく働き、息子を立派に育てている。
○堂島 宏美 (36) - 笠木泉(第5話)
誠也の母親。一之瀬からDVを受けて家を飛び出したが、一之瀬と暮らすために息子を捨てた。鬼塚の呼んだ組員に一之瀬が連れて行かれた時も、組員に何度突き飛ばされても泣きつき、一之瀬の後を追い続けた。
×一之瀬 慎治 (45) - 高杉亘(第5話)
誠也の義父。銀竜興業の末端組織で構成員をしていたが、組の金を盗み逃亡。鬼塚と冬月の誘導により行方を捜していた組員たちに見つけられ、そのままマグロ漁船に乗せられた。
■神崎 伸子[33] (44) - 宮田早苗(第7 - 8話)
麗美の母親。母子家庭。娘よりもデイトレードを優先しており、麗美の頭脳しか必要としていない。麗美の仕掛けたコンピュータウイルスで情報が漏洩したことにより多額の損失を出し夜逃げし、再び自宅に戻ってくるが、相変わらずの態度を見せて麗美を追い込んでいた。その後、麗美が自殺を図って重体になった時(実際は鬼塚の提案による芝居)でも娘の人格を尊重しない態度を鬼塚に一喝され、その言葉が胸に響き、考えを改めた。
相沢 麗子[34] (38) - 麻里万里(第8 - 9話)
雅の母親。かなり裕福な家庭である。
水樹 浩子 (38) - 舟木幸(第9話)
ななこの母親。鬼塚と麗美を自宅に招き入れ、遺品を見せた。

その他

辻本 亮治 - 佐藤祐基(第3話)
遥が付き合っていた男子大学生。面倒なことが嫌い。遥の嘘を当初から見抜いており、デートクラブで稼いだ金だと知りながらも貢がせていた。
仲間を引き連れて遥、さらに冬月まで襲い風俗に売り飛ばそうとしたが、鬼塚・龍二・冴島に阻まれる。その後、鬼塚に「お仕置き」として仲間ともども上半身裸の状態でフェンスに縛り付けられ、サッカーボールで脅される破目となる。
大河内 さだみ - 天野浩成(第4話)
音楽プロデューサー。「夢を掴め!!全国アイドル発掘オーディション」審査員。朋子の歌唱力を見抜き、レッスンに勧誘する。
○榊 莉子・榊 神子 - AMIAYA(第5話)
誠也の気持ちを理解している双子姉妹。父親の虐待により児童養護施設「ホワイトスワン」で暮らしていたが、暴力団の組長に引き取られる。非常にマイペースな性格で交互に喋る。誠也と共に一之瀬に拉致されたが、鬼塚によって救われる。救出後は、鬼塚たちとプールで戯れる誠也の姿を見て、「(鬼塚がいる)学校って面白そうじゃん」と笑う。
内山田 良美[35] (48) - 松山尚子(第6話)
内山田の妻。夫の事を煙たがっている。
■内山田 好美[36] (22) - 小松美月(第6話)
内山田の娘。高校生 [37]。父親が入った後のお風呂に入りたくないと父親を毛嫌いしている。
×小笠原 玲奈 (28) - 坂間恵(第7 - 8話)
鬼塚の担当医。吉祥寺総合病院医師。
藤森 (27) - 折井あゆみ(第9 - 10話)
明修学苑1年4組元担任[38]担当教科は国語科。事なかれ主義で自らの責任が追及されることを何より嫌う。文化祭の準備費用が紛失した際、文化祭の実行委員だったななこを窃盗犯だと決めつけて、クラスメイト全員の前で追及した。ななこの死後、明修学苑に侵入した強盗犯が逮捕されたことによって、冤罪だったことが判明し、雅たちの担任外しにより明修学苑を追われた。

スタッフ

  • 原作・構成協力 - 藤沢とおる「GTO」「GTO SHONAN 14DAYS」(講談社刊)
  • 企画協力 - 栗田宏俊
  • 脚本 - 深沢正樹山岡潤平、田中眞一
  • 音楽 - 羽岡佳
  • 演出 - 今井和久、大塚徹、小松隆志、白木啓一郎
  • 演出補 - 藤田智弘
  • 助監督 - 西岡健太郎
  • 音響効果 - 竹嶋あゆみ
  • オープニングタイトル - 熊本直樹・大木秀晃
  • CG - 奥田圭一
  • スタントコーディネーター - 江澤大樹
  • カースタント - 野呂真治
  • ガンエフェクト - 大宮敏明
  • 歌唱指導 - 久保田智子
  • 楽曲協力 - 大槻優菜
  • 振付指導 - あさづきかなみ
  • ダンス監修 - EXPG
  • ボクシング指導 - 梅津正彦
  • プロデューサー - 河西秀幸、山本喜彦
  • アソシエイトプロデューサー - 笠置高弘
  • AP - 佐々木裕美子、小菅由佳乃
  • 制作 - 関西テレビ・MMJ

主題歌

サブタイトル

放送回 放送日 サブタイトル ターゲット生徒・教師 脚本 演出 視聴率[39]
第1話 2012年7月3日 最強の教師誕生!生徒はダチだ 吉川昇
上原杏子
深沢正樹 今井和久 15.1%
第2話 2012年7月10日 2年4組担任外し始動!鬼塚VS危ない不登校女子 葛城美姫 13.3%
第3話 2012年7月17日 過激な恋の罠!鬼塚が真実愛を絶叫! 桑江遥
村井國男
山岡潤平 12.3%
第4話 2012年7月24日 鬼塚がドジ娘に熱血指導!夢を諦めるな 野村朋子 田中眞一 大塚徹 13.9%
第5話 2012年7月31日 GTO一番の衝撃話!鬼塚怒り爆発!虐待親から涙の救出だ! 堂島誠也 深沢正樹 小松隆志 11.5%
第6話 2012年8月7日 鬼塚夏合宿で勃発!女生徒VS新米女教師 鯨川冬美
冬月あずさ
山岡潤平 白木啓一郎 12.1%
第7話 2012年8月14日 鬼塚命がけ!IQ200天才少女を救え! 神崎麗美 深沢正樹 今井和久 13.5%
第8話 2012年8月21日 担任外しの謎が遂に…暴走する少女に鬼塚も降参!? 田中眞一 大塚徹 15.1%
第9話 2012年8月28日 最後の授業…担任外し真相へ。アイツを救う!皆で!! 相沢雅 山岡潤平 小松隆志 11.6%
第10話 2012年9月4日 新校長の陰謀…学苑と生徒を守れ! 草野ただあき 田中眞一 白木啓一郎 11.7%
最終話 2012年9月11日 さらば鬼塚…生徒全員が涙!最後のグレート授業! 菊池善人 山岡潤平 今井和久 14.3%
平均視聴率 13.2%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

脚注

  1. ^ “赤西「GTO」代役にAKIRA”. 日刊スポーツ. (2012年5月5日). http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201205050013.html 2012年6月25日閲覧。 
  2. ^ “赤西代役「GTO」主演 AKIRA「どなたがやっても…」”. スポーツニッポン. (2012年6月23日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/06/23/kiji/K20120623003523360.html 2012年6月25日閲覧。 
  3. ^ 1998年ドラマ版は私立高校が舞台。
  4. ^ 使用バイクはカワサキ・750RS/ZIIで、AKIRAからのリクエストもとり入れてカスタマイズされている。(公式サイト・トピックス (2012年9月3日). “バイク好きも思わず唸る鬼塚英吉の愛車を徹底解剖! 伝説の名車「ゼッツー」に施されたこだわりのセッティングとは!?”. 2012年9月5日閲覧。
  5. ^ 大学入学資格検定大学入試センター試験教員採用試験替え玉受験で取得。地歴公民全般を担当。また、原作版では後に3年4組の副担任に降格している。
  6. ^ 原作も同様に鬼塚が内山田にジャーマン・スープレックスを決める。1998年ドラマ版では回し蹴りの演出が採用されている。
  7. ^ 鬼塚の明修学苑への就職は第1話の終盤。面接は受けておらず、直接、理事長からスカウトされる。
  8. ^ 原作版では鬼塚に代わって、3年4組の担任に昇格している。
  9. ^ 1998年ドラマ版では英語の担当教師で、北海道出身という設定だった。
  10. ^ 原作ではバイク屋を経営。
  11. ^ 原作では冬月とは高校時代の同級生で、職業は児童養護施設の職員。劇中では白鳥と冬月は5歳も年が離れ、同僚という設定に変えられている。演者は原作漫画家の妻。
  12. ^ 演じているスギちゃんが最終回の撮影直前に他局でのロケで大怪我をしたため。ただ、EDクレジットには名前が表示されていた。
  13. ^ 原作の性別は男性で、名前は山王丸浩司。担当教科は社会科(主に地理)で、鬼塚や冬月に対して普通に接する人物。
  14. ^ 使用された車はアウディ・A4/B6型。
  15. ^ 1998年ドラマ版では相沢みやび。また、本作では杏子が登場しているため、キャラクター設定が原作に近くなっている。
  16. ^ 1998年ドラマ版では菊善人。
  17. ^ 彼女が導入していた成果主義教育を大門が実践しようとしたことによって両親が離婚し、大門に捨てられた過去から桜井をその原因として恨んでいる。
  18. ^ 1998年ドラマ版では村井国雄。また、1998年ドラマ版と比較すると、キャラクター設定が原作準拠になっている。
  19. ^ なお、ネット上で実際に公開されたのは2年4組の生徒全員が仲良くしていたころの写真で、雅に本当の笑顔を取り戻してほしいという願いを込めたものだった。
  20. ^ 1998年ドラマ版では吉川のぼるで、演じていた小栗旬も当時実際にいじめに受けていた。また、原作で杏子にいじめられていたのはクラスの決まりを破ったからであり、杏子と仲良くなったのは沖縄旅行以降である。
  21. ^ 原作では、21巻で常盤愛と付き合い始めた。
  22. ^ 原作では、彼の退学が「担任いじめ」の発端となっている。
  23. ^ 1998年ドラマ版での、水樹ナナコに相当する役を演じている。
  24. ^ 1998年ドラマ版では実家は寿司屋。
  25. ^ 『SHONAN14DAYS』では里見圭一と交際を母親に反対されて飛び降り自殺するが、鬼塚に助けられる。
  26. ^ 原作では村井に想いを寄せている。
  27. ^ 後日、奈緒美とともに見捨てたことを謝罪したが、昇にも責任があると主張して反省の色を見せていなかった。
  28. ^ 原作では泉尚子
  29. ^ 1998年ドラマ版では月島えりか。
  30. ^ 原作では、鬼塚が教育実習生時代に出会う生徒。1998年ドラマ版ではレギュラー生徒・水樹ナナコで登場し、リメイク版の杏子に相当する役割である。
  31. ^ 原作では村井樹里亜。1998年ドラマ版では職業はトラック運転手で、彼女の夫は鬼塚の憧れていた暴走族の総長。
  32. ^ 原作では中学生時代に國男を出産する。
  33. ^ 原作では名前が設定されていない。
  34. ^ 1998年ドラマ版では、職業は教育評論家でワイドショーのコメンテーターであり、PTA会長。
  35. ^ 1998年ドラマ版では「内山田良子」の名前で登場(本作で桜井の名前が「良子」となっているための変更と思われる)。
  36. ^ 原作の名前は「内山田良子」(ただし、原作単行本5巻90ページ左下4・5コマ目では娘の名前は「好子」となっている)。
  37. ^ 1998年ドラマ版では大学生。
  38. ^ 原作においては、麗美の小学校時代に彼女の出自をばらす教師として登場。
  39. ^ 全放送回と平均の出典。GTO Sponichi Annex 芸能、2012年9月12日参照。

外部リンク

関西テレビ制作・フジテレビ系列 火曜22時枠
前番組 番組名 次番組
GTO(2012年リメイク)
(2012.7.3 - 2012.9.11)
ゴーイング マイ ホーム
(2012.10.9 - 2012.12)