コンテンツにスキップ

J Soul Brothers

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

J Soul Brothers
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間
レーベル rhythm zone
事務所 LDH(二代目)
共同作業者 HIRO
旧メンバー

J Soul Brothers(ジェイ・ソウル・ブラザーズ)は、日本のダンス&ボーカルグループ。1999年から2001年まで初代が、2007年から2009年まで二代目がそれぞれ活動していた。レーベルはrhythm zone

概要

グループ名の由来

"J Soul Brothers"というグループ名は、1991年にBOBBY、HIRO、KOJI、LUKEの4人で結成したダンスチームが元となっている[2]。当時来日した海外アーティストが必ず訪れていたという六本木のCIRCUSでBell Biv DeVoeと意気投合し、その流れでBell Biv DeVoeの日本公演に参加した。そこでメンバーのマイケルから"Japanese Soul Brothers"と呼ばれた。後に来日したボビー・ブラウンがCIRCUSを訪れた際に話しかけると、マイケルからJapanese Soul Brothersというダンサーたちがいることを聞いていたと言い、翌日のボビーの日本公演に誘われ参加した。ボビーからは"JSB"と呼ばれた[3]

略歴

メンバーの名前の表記は当時のもの。

1999年 - 2001年:初代

  • 1999年、HIROを中心にMATSUUSAMAKIDAI、ボーカルSASAの5人でJ Soul Brothersを結成[4]
  • 1999年10月20日、シングル『J Soul Brothers』でメジャーデビュー。
  • 2001年8月24日、渋谷のATOMで行われた『SASA FINAL LIVE & ATSUSHI, SHUN FIRST LIVE』を最後にSASAが脱退、新ボーカルATSUSHISHUNが初披露された[5][6]。数日後にEXILEと改名して再始動したことにより、J Soul Brothersの初代は活動終了した[4]

2007年 - 2009年:二代目

  • 2007年1月25日、HIROプロデュースのもと、新たなメンバーでJ Soul Brothersが始動。
  • 2007年5月11日、『EXILE LIVE TOUR 2007 EXILE EVOLUTION』初日埼玉公演にてグループ結成を発表。メンバーは未発表であった[7]
  • 2007年8月4日 - 8月5日、『EXILE LIVE TOUR 2007 EXILE EVOLUTION 〜SUMMER TIME LOVE〜』東京公演にてメンバーが初披露された[8]。パフォーマーはKENCHIKEIJITETSUYA、ボーカルは「VOCAL BATTLE AUDITION」ファイナリストのNESMITH、3次審査進出者のSHOKICHIであった。
  • 2007年11月10日、『COLOR LIVE TOUR 2007 BLUE』大阪公演にてパフォーマーにNAOTONAOKIを加えた7人のメンバー全員が初披露された。
  • 2008年5月7日、シングル『WE!』でインディーズデビュー。
  • 2008年10月2日 - 10月31日、マイクロバス1台で全国を移動する『武者修行再び』を48公演行う[9]
  • 2009年2月25日、アルバム『J Soul Brothers』でメジャーデビュー[10]
  • 2009年3月1日、上記のメジャーデビューから4日後、メンバー全員がEXILEに加入することが発表され、J Soul Brothersの二代目は活動終了した[11]

加入について

  • EXILEメンバーのTAKAHIROは、J Soul BrothersをEXILEに加入させるとHIROから聞いたのは2007年だったと明かしている[12]
  • 加入が決定したのは2008年半ばだった[11]。同年12月31日の『EXILE LIVE TOUR "EXILE PERFECT LIVE 2008"』最終日北海道公演の終了後、同ツアーに参加していたJ Soul Brothersメンバー全員が呼び集められ、EXILEへの加入について伝えられた[11]

一時的な復活

  • 2011年6月1日、二代目J Soul Brothers名義で参加した曲が収録された三代目J Soul Brothersの1枚目のアルバム『J Soul Brothers』が発売[13]
  • 2011年6月28日 - 8月7日、『二代目J Soul Brothers VS 三代目J Soul Brothers Live Tour 2011~ EXILE TRIBE〜』に出演[14]
  • 2012年4月14日 - 7月1日、『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2012 〜TOWER OF WISH〜』に出演。
  • 2014年6月13日 - 6月22日、『EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014 SPECIAL STAGE "THE SURVIVAL" IN SAITAMA SUPER ARENA 10DAYS』に出演。

メンバー

メンバーの名前の表記は当時のもの。

初代

二代目

作品

順位はオリコン週間ランキングの最高位

シングル

発売日 タイトル 順位
初代
1 1999年10月20日 J Soul Brothers
88位
2 2000年3月29日 D.T.B.(Do The Basic) / Chaos
3 2000年10月4日 Fly away
二代目
(インディーズ)
1 2008年5月7日 WE!
-
2 2008年8月20日 FREAKOUT!
-
3 2008年11月19日 Be On Top
-
4 2009年1月7日 My Place
-

アルバム

発売日 タイトル 順位
二代目
1 2009年2月25日 J Soul Brothers
2位

参加作品

発売日 曲名 収録作品
二代目
2008年7月23日 My Buddy EXILEEXILE ENTERTAINMENT BEST
2008年7月30日 BUDDY feat. J Soul Brothers COLORBLACK 〜A night for you〜
2008年12月3日 Love, Dream & Happiness EXILE『EXILE BALLAD BEST
2011年6月1日 GENERATION 三代目 J Soul Brothers『J Soul Brothers
Japanese Soul Brothers

映像作品

発売日 タイトル 順位
二代目[注 1]
2012年11月7日 EXILE TRIBE 二代目J Soul Brothers VS 三代目J Soul Brothers Live Tour 2011 〜継承〜
6位

タイアップ

曲名 タイアップ
初代
Fly away テレビ東京系『スキヤキ!!ロンドンブーツ大作戦』エンディングテーマ
NHK BS2『Club SUNSET』エンディングテーマ
二代目
Be On Top ドラマ『プリズン・ブレイク シーズンIII』テーマソング
ミュゥモ」TV-CMソング
My Place テレビ東京系『嘉納杯柔道ワールドグランプリ』テーマソング
GENERATION 日本テレビ系『EXILE GENERATION』エンディングテーマ

ライブ

単独

初代

  • J Soul Brothers Tour "BEANBALL"(2000年7月21日 - 9月8日)[15]
  • SASA FINAL LIVE & ATSUSHI, SHUN FIRST LIVE(2001年8月24日)[16]

合同

二代目

  • 二代目 J Soul Brothers VS 三代目 J Soul Brothers Live Tour 2011 〜EXILE TRIBE〜(2011年6月28日 - 8月7日)[17]
  • EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014 SPECIAL STAGE "THE SURVIVAL" IN SAITAMA SUPER ARENA 10DAYS(2014年6月13日 - 6月22日)[18]

参加

初代

二代目

  • EXILE LIVE TOUR 2007 EXILE EVOLUTION 〜SUMMER TIME LOVE〜(2007年8月4日 - 8月5日)
  • COLOR LIVE TOUR 2007 "BLUE"(2007年10月 - 12月)
  • COLOR LIVE TOUR 2008 "BLACK"(2008年5月 - 7月)[23]
  • EXILE LIVE TOUR EXILE PERFECT LIVE 2008(2008年11月 - 12月)
  • LIVE×ONLINE INFINITY 三代⽬ J SOUL BROTHERS 10th ANNIVERSARY 〜JSB HISTORY〜(2020年11月10日)[24]

出演

全て二代目

ミュージックビデオ

連載

脚注

注釈

  1. ^ 「EXILE TRIBE」名義で発売。

出典

  1. ^ a b c Mesenov, Sergey. J Soul Brothers|Biography & History - オールミュージック. 2020年4月7日閲覧。
  2. ^ "ハウス....NYへのこだわり"”. トウキョウダンスマガジン (1999年5月11日). 2020年1月10日閲覧。
  3. ^ 第二回 BOBBY (J.S.B. Underground)”. Red Bull Energy Drink (2019年5月11日). 2024年9月28日閲覧。
  4. ^ a b EXILE ATSUSHI、デビュー当時を回顧 J Soul Brothersメンバーだった過去も”. モデルプレス. ネットネイティブ (2017年11月8日). 2017年11月12日閲覧。
  5. ^ SASA FINAL LIVE& ATSUSHI, SHUN FIRST LIVE at ATOM”. EXILE OFFICIAL SITE. 2006年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月19日閲覧。
  6. ^ http://www.jsoulbrothers.com:80/news.html(ウェイバックマシン)
  7. ^ INFORMATION”. EXILE OFFICIAL SITE. 2007年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月15日閲覧。
  8. ^ 緊急告知!新生 J SOUL BROTHERS”. EXILE OFFICIAL SITE. 2008年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月15日閲覧。
  9. ^ J Soul Brothers、デビューイベントで「刺激的変化」誓う”. ORICON NEWS. オリコン (2009年2月26日). 2019年11月24日閲覧。
  10. ^ J Soul Brothers、2月25日にメジャー・デビュー・アルバム『J Soul Brothers』をリリース。初回盤はリーズナブルな〈フラッシュプライス〉”. タワーレコードオンライン. タワーレコード (2009年1月20日). 2018年9月25日閲覧。
  11. ^ a b c “EXILE倍増14人最強グループへ大勝負”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2009年3月2日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090302-466428.html 2020年6月6日閲覧。 
  12. ^ 【Bar ATSUSHI】EXILE TAKAHIROご来店!前編”. EXILE ATSUSHI スナちゃんTV. YouTube (2020年1月3日). 2020年1月29日閲覧。
  13. ^ 三代目J Soul Brothers、待望の初アルバムで二代目メンバーとコラボ”. タワーレコードオンライン. タワーレコード (2011年5月17日). 2019年3月16日閲覧。
  14. ^ 三代目&二代目J Soul Brothers、念願の初ツアーで初共演”. ORICON NEWS (2011年8月8日). 2020年6月6日閲覧。
  15. ^ http://www.jsoulbrothers.com/liveinfo/(ウェイバックマシン)
  16. ^ http://www.jsoulbrothers.com:80/news.html(ウェイバックマシン)
  17. ^ 神戸ワールド記念ホール全7公演無事終了”. EXILE mobile. LDH (2011年7月). 2024年2月1日閲覧。
  18. ^ EXILE TRIBEの精鋭たちが、埼玉に集結!! 熱狂必至の10日間”. TOKYO HEADLINE. ヘッドライン (2014年4月13日). 2023年3月14日閲覧。
  19. ^ http://www.jsoulbrothers.com/liveinfo/(ウェイバックマシン)
  20. ^ http://www.jsoulbrothers.com/liveinfo/(ウェイバックマシン)
  21. ^ velfarre > monthly info > avex count down(ウェイバックマシン)
  22. ^ avex NEW CENTURY COUNT DOWN 2000/2001 in velfarre(ウェイバックマシン)
  23. ^ COLOR”. COLOR :: rhythmzone official website. rhythmzone (2008年5月9日). 2018年9月25日閲覧。
  24. ^ “【ライブレポート】三代目J SOUL BROTHERS、配信ライブで“二代目”一夜限りの復活。ドームツアーも発表”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2020年11月11日). https://www.barks.jp/news/?id=1000192120 2024年8月1日閲覧。 

外部リンク