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瀬古歩夢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瀬古 歩夢
名前
愛称 瀬古ちゃん
カタカナ セコ アユム
ラテン文字 SEKO Ayumu
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-06-07) 2000年6月7日(24歳)
出身地 大阪府大阪市大正区
身長 185cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム スイスの旗 グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ
ポジション DF
背番号 15
利き足 両足[1]
ユース
2010-2018 日本の旗 セレッソ大阪
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2018-2021 日本の旗 セレッソ大阪 67 (2)
2016-2019 日本の旗 セレッソ大阪U-23 35 (1)
2022- スイスの旗 グラスホッパーズ 80 (1)
通算 182 (4)
代表歴2
2019  日本U-20 3 (0)
2021  日本U-24 0 (0)
2023- 日本の旗 日本 3 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年5月28日現在。
2. 2023年6月20日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

瀬古 歩夢(せこ あゆむ、2000年6月7日 - )は、大阪府大阪市大正区出身のプロサッカー選手スイス・スーパーリーググラスホッパー・クラブ・チューリッヒ所属[2]。ポジションはディフェンダー。利き足は両足。サッカー日本代表

来歴

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プロ入り前

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幼なじみの池田昌生がセレッソ大阪のジュニアユースに入団したことをきっかけに、セレッソ大阪U-12のセレクションを受け合格し入団。

2016年にトップチームに2種登録選手に登録され、セレッソ大阪U-23のメンバーとしてJ3リーグにも出場した。U-23チームがあったおかげで、体の大きな選手を相手にプレーできJ3とJ1ではプレーの質は違うが、トップチームに上がった際に、より早くJ1にも馴染むことができたという[3]

2017年になると、ユン・ジョンファン監督に評価され、飛び級でトップチームの練習にも参加するようになり[4]、5月24日のルヴァンカップ第6節のヴィッセル神戸でカップ戦ではクラブ最年少となる16歳11か月でトップデビューを果たした[5]

セレッソ大阪

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2018年10月19日、プロ契約に変更したことが発表された[6]

2019年シーズンは、第10節の松本山雅FC戦でJ1リーグデビューを果たした[7]。低軌道のロングフィードなどビルドアップ能力をロティーナ監督に評価され出場機会を増やし、9月1日、第25節の川崎フロンターレ戦でJ1初ゴールを決めた[8]。年間総失点数25はこの年のJリーグの全カテゴリーを含めて最少失点記録であり、Jリーグ歴代2位、クラブ史上最少失点記録だった。

2020年シーズンは、開幕戦からスタメンで出場。マテイ・ヨニッチとセンターバックでコンビを組んだ。体を張った守備と持ち前の低軌道ロングフィードが機能した。ルヴァンカップでは4試合に出場し、その活躍が評価されて11月2日に2020年度のニューヒーロー賞を受賞した[9]。セレッソ大阪から選出されたのは史上初の快挙となった[10]。リーグ戦では27試合に出場し、同シーズンのベストヤングプレーヤー賞を受賞した[11]。Jリーグとルヴァン杯の新人賞ダブル受賞は、井手口陽介以来、史上4人目となった[12]

異例の生え抜きセンターバックコンビ

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2021年シーズンは、西尾隆矢とセンターバックのコンビを組んだ。20歳と19歳という同ポジションでは異例の若さに加えて、二人揃って下部組織からの生え抜き選手だった。12月7日、二人揃って日本代表に初招集された[13]

グラスホッパー

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2022年1月18日、スイスグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに完全移籍で加入した[14]

2022-2023シーズン、ボランチとしても起用された。

2023-24シーズン、レギュラーとしてリーグ戦36試合に出場した。センターバックでの出場希望を監督に伝えているが、チームに同ポジションの選手が多いためダブルボランチでアンカー気味での出場が多かった[15]

代表

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各世代別の代表に選出されていたが、FIFA U-17ワールドカップのメンバー発表では怪我の影響で落選してしまった[16]

2019年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出され、2年前のU-17ワールドカップの落選から選出を果たした[17]

東京オリンピックを目指す日本代表には当初バックアップメンバーとして招集されていたが、規定が変わったことで本大会メンバーに昇格した。しかし出場機会はなかった。

2023年3月、日本代表に招集された。 キリンチャレンジカップウルグアイ代表戦で日本代表初出場を果たした。

2023年6月20日、ペルー戦に後半36分から途中出場した。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 C大阪 42 J1 0 0 3 0 0 0 3 0
2018 0 0 0 0 0 0 0 0
2019 15 13 1 6 0 3 0 22 1
2020 27 1 4 0 - 31 1
2021 27 0 3 0 3 0 34 0
スイス リーグ戦 スイス杯オープン杯 期間通算
2021-22 グラスホッパー 15 スーパーリーグ 13 0 0 0 - 13 0
2022-23 31 0 2 2 - 33 2
2023-24 1 0 - - 1 0
通算 日本 J1 67 2 16 0 6 0 89 2
スイス スーパーリーグ 44 0 3 2 - 47 2
総通算 111 2 19 2 6 0 136 4
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2016 C大23 44 J3 1 0 1 0
2017 42 11 0 11 0
2018 16 1 16 1
2019 15 7 0 7 0
通算 日本 J3 35 1 35 1
総通算 35 1 35 1
  • 2016年は2種登録選手

タイトル

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クラブ

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日本の旗セレッソ大阪U-15
日本の旗セレッソ大阪

個人

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代表歴

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試合数

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  • 国際Aマッチ 3試合 0得点(2023年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2023 3 0
通算 3 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2023年3月24日 日本の旗 東京 国立競技場 ウルグアイの旗 ウルグアイ △1-1 森保一 キリンチャレンジカップ2023
2. 2023年3月28日 日本の旗 大阪 ヨドコウ桜スタジアム コロンビアの旗 コロンビア ●1-2
3. 2023年6月20日 日本の旗 吹田 パナソニックスタジアム吹田 ペルーの旗 ペルー ○4-1

脚注

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  1. ^ 冨安代表離脱でエクアドル戦は瀬古歩夢の代表デビュー戦に? グラスホッパーで重宝される“両利きCB”への期待 2022/09/25 theWORLD(ザ・ワールドWeb)”. 2022年9月27日閲覧。
  2. ^ 21歳瀬古と20歳西尾、セレッソの若きストッパーが日本代表の序列崩すか”. 産経ニュース (2021年12月14日). 2021年12月14日閲覧。
  3. ^ アカデミー時代に培った “技術以外”の部分”. 2024年7月12日閲覧。
  4. ^ C大阪尹監督ルヴァン杯で16歳メンバー入り明言 日刊スポーツ(2017年5月27日)
  5. ^ 【C大阪】16歳11か月DF瀬古が途中出場 カップ戦のクラブ最年少記録更新 スポーツ報知(2017年5月24日)
  6. ^ C大阪、U-18所属のDF瀬古歩夢をプロ登録に変更 ゲキサカ(2018年10月19日)
  7. ^ C大阪、4試合ぶりのゴールで松本を撃破!都倉、B・メンデスの”超高層2トップ”が機能 サッカーダイジェスト(2019年5月4日)
  8. ^ 川崎Fは6戦未勝利に…瀬古&鈴木が揃ってJ1初ゴール!! C大阪が今季初3連勝を飾る ゲキサカ(2019年9月1日)2019年9月1日閲覧。
  9. ^ 瀬古 歩夢 選手 2020JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞を受賞 セレッソ大阪 2020年11月2日
  10. ^ 2020年のニューヒーロー賞はC大阪DF瀬古歩夢に決定!!「世界に羽ばたいていける選手に」 ゲキサカ(2020年11月2日)2020年11月2日閲覧。
  11. ^ 瀬古 歩夢選手「2020Jリーグベストヤングプレーヤー賞」受賞のお知らせ セレッソ大阪 2020年12月21日
  12. ^ J最優秀若手にC大阪・瀬古 16年の井手口以来「ルヴァン杯ニューヒーロー賞」とダブル受賞 スポニチ 2020年12月21日
  13. ^ 瀬古 歩夢選手、西尾 隆矢選手 SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー選出のお知らせ”. 2022年7月25日閲覧。
  14. ^ セレッソ大阪、瀬古歩夢のスイス1部グラスホッパーズ移籍合意を発表「夢だったので決断しました」 フットボールチャンネル(2022年1月19日)2022年1月19日閲覧。
  15. ^ アカデミー時代に培った “技術以外”の部分”. 2024年7月12日閲覧。
  16. ^ 「出るからには優勝を!」久保建英&平川怜がU-17W杯へ意気込む! ゲキサカ(2017年9月22日)
  17. ^ 【U20】燃える瀬古歩夢「ようやく目指した舞台に来た」。2年越しの“W杯”で実力証明なるか フットボールチャンネル(2019年5月22日)2019年7月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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