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梅野雄吾

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梅野 雄吾
東京ヤクルトスワローズ #38
2020年9月16日 明治神宮野球場
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 佐賀県佐賀市
生年月日 (1999-01-13) 1999年1月13日(25歳)
身長
体重
175 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト3位
初出場 2017年8月9日
年俸 3500万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 日本の旗 日本

梅野 雄吾(うめの ゆうご、1999年1月13日 - )は、佐賀県佐賀市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属[2]

経歴

プロ入り前

佐賀市立新栄小5年時に新栄少年野球部で野球を始める[3]

佐賀市立昭栄中学校時代は硬式野球チーム「佐賀フィールドナイン」に所属し、二塁手として3年時には九州大会優勝を経験した[4]。3年生の冬から投手に転向する[3]

福岡県筑紫野市九産大九州産業高校に進学。1年生秋からベンチ入りし、冬の下半身強化によって130km/h程度の球速が143km/hまで伸び、2年生の春にはエースの座を掴む[3][4]。甲子園出場経験は無いが、2年生秋の秋季九州大会において準々決勝に進出する[5]。3年生夏の第98回全国高等学校野球選手権福岡大会3回戦では、本塁打を含む3打点を挙げるも福岡県立福島高等学校に敗れた[6]

2016年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議にて東京ヤクルトスワローズから3位指名を受け、入団した[7]。背番号は38

プロ入り後

2017年8月9日、対横浜DeNAベイスターズ戦(神宮)において、セ・リーグの高卒新人選手で最速の一軍デビューとなる初登板・初先発を迎えるが[8]、3回5失点で降板し、黒星を喫した[9]

2018年は5月までの防御率が42.43と振るわず二軍落ち。夏に入ってからは安定した投球で、8月中盤からは7回を投げるセットアッパーとしての地位を確立。

2019年は3月に行われた侍JAPAN対メキシコの強化試合のメンバーとして選出された[10]。5月6日には上半身のコンディション不良で登録抹消された石山泰稚の代役としてプロ入り初セーブを記録[11]

2020年は42試合に登板し、5勝2敗12ホールド、防御率3.61を記録した。

2021年は29試合に登板。

2022年は41試合に登板し、4勝3敗16ホールド、防御率3.00を記録した。しかし、夏場以降登板過多で不調に陥り、2021年同様、リーグ優勝時には登録抹消されており、2年連続でリーグ優勝には立ち会えず、同年の日本シリーズも2年連続でベンチ外だった。10月3日には嶋基宏の引退試合にて9回表に登板。嶋がNPBでマスクを被る最後の投手となった。

選手としての特徴

それほど上背は無いが、力のあるストレートを投げ、東海大福岡との練習試合で154km/hを記録した[12]。変化球は最も自信を持っているカットボールの他、縦のスライダーチェンジアップカーブを投げる[12]

人物

3歳から小学校4年生まで体操教室に通っており、新入団選手発表会において特技紹介コーナーで山田哲人以来となる逆立ち歩行を披露した[7]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2017 ヤクルト 2 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 37 8.0 5 1 9 0 0 8 3 0 7 6 6.75 1.75
2018 29 1 0 0 0 3 2 0 10 .600 128 26.2 27 5 22 1 3 25 1 0 22 21 7.09 1.84
2019 68 0 0 0 0 2 3 4 28 .400 282 67.2 55 7 25 0 1 77 4 0 34 28 3.72 1.18
2020 42 0 0 0 0 5 2 0 12 .714 175 42.1 37 6 17 0 0 35 1 0 18 17 3.61 1.28
2021 29 0 0 0 0 0 0 0 8 ---- 106 25.1 22 4 9 0 2 29 1 0 7 7 2.49 1.22
2022 41 0 0 0 0 4 3 0 16 .571 168 39.0 37 6 15 2 1 26 3 0 15 13 3.00 1.33
通算:6年 211 3 0 0 0 14 11 4 74 .560 896 209.0 183 29 97 3 7 200 13 0 103 92 3.96 1.34
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手












2017 ヤクルト 2 0 1 0 0 1.000
2018 29 3 4 0 0 1.000
2019 68 4 12 1 0 .941
2020 42 0 10 0 1 1.000
2021 29 0 3 0 1 1.000
2022 41 0 3 0 1 1.000
通算 211 7 33 1 3 .976
  • 2022年度シーズン終了時

記録

投手記録
  • 初登板・初先発登板:2017年8月9日、対横浜DeNAベイスターズ17回戦(明治神宮野球場)、3回5失点で敗戦投手[13]
  • 初奪三振:同上、1回表に柴田竜拓から見逃し三振
  • 初ホールド:2018年8月17日、対阪神タイガース14回戦(明治神宮野球場)、7回表に2番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初勝利:2018年8月25日、対横浜DeNAベイスターズ18回戦(明治神宮野球場)、7回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初セーブ:2019年5月6日、対阪神タイガース7回戦(明治神宮野球場)、9回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点
打撃記録
  • 初打席:2017年8月9日、対横浜DeNAベイスターズ17回戦(明治神宮野球場)、2回裏にジョー・ウィーランドから右ゴロ

背番号

  • 38(2017年 - )

登場曲

脚注

注釈

  1. ^ 2020年6月19日の開幕戦で登場曲を変更したが、その試合が3失点と乱調だったことから、次の登板から元の曲に戻した。

出典

  1. ^ ヤクルト - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年12月9日閲覧。
  2. ^ 梅野 雄吾 東京ヤクルトスワローズ”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト. 2017年1月29日閲覧。
  3. ^ a b c 2016年 主な高校生ドラフト候補”. スポーツ報知. 2016年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月30日閲覧。
  4. ^ a b ドラフト注目株 梅野雄吾投手(九産大九産高、佐賀市出身)”. 佐賀新聞Live (2016年10月19日). 2017年10月5日閲覧。
  5. ^ 第137回秋季九州大会 鹿児島実―九産大九産(準々決勝)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2015年10月26日). 2017年10月5日閲覧。
  6. ^ 第98回全国高校野球選手権福岡大会 福島―九産大九産(3回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2016年7月17日). 2017年10月5日閲覧。
  7. ^ a b ヤクルト3位梅野、10年山田以来の逆立ち入団会見”. 日刊スポーツ (2016年12月9日). 2017年10月5日閲覧。
  8. ^ ヤクルト梅野、あす初先発 セ高卒新人最速デビュー”. 日刊スポーツ (2017年8月8日). 2017年10月5日閲覧。
  9. ^ ヤクルト3位梅野プロ初登板3回5失点、課題は体力”. 日刊スポーツ (2017年8月9日). 2017年10月5日閲覧。
  10. ^ 清宮、ヤクルト村上ら初選出11名/侍ジャパン一覧”. 日刊スポーツ (2019年2月18日). 2019年10月5日閲覧。
  11. ^ ヤクルトに新守護神!梅野初Sも「緊張しまくり」”. 日刊スポーツ (2019年5月6日). 2019年10月5日閲覧。
  12. ^ a b 九州産・梅野 154キロ怪物右腕が頂点狙う/福岡”. 日刊スポーツ (2016年6月29日). 2017年10月5日閲覧。
  13. ^ “ヤクルトのドラ3梅野5失点KO「投げる体力がまだまだ」も真中監督期待”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2017年8月9日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/08/09/kiji/20170809s00001173322000c.html 2017年8月9日閲覧。 

関連項目

外部リンク