原樹理

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原 樹理
東京ヤクルトスワローズ #16
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県加古川市
生年月日 (1993-07-19) 1993年7月19日(24歳)
身長
体重
180 cm
79 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2015年 ドラフト1位
初出場 2016年3月27日
年俸 1,700万円(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

原 樹理(はら じゅり、1993年7月19日 - )は、兵庫県加古川市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学校1年生から軟式野球を始め、加古川市立野口南小学校、加古川市立中部中学校を経て東洋大学附属姫路高等学校に進学。

東洋大姫路高では2年次にエース投手となり、3年次に兵庫県大会決勝で加古川北高校と対戦し、15回2失点196球を投げ決着がつかず延長引き分け再試合となった。翌日の再試合でも先発をし、9回完封で抑え第93回全国高等学校野球選手権大会に出場を果たした[2]。初戦となった2回戦の永江恭平擁する海星戦、3回戦の新湊戦で勝ち投手となったが、準々決勝の光星学院戦で9回2失点ながら敗戦投手となり、ベスト8で敗退した[3]。甲子園通算3試合、25回11奪三振、防御率1.08。大会後は、第9回AAAアジア野球選手権大会日本代表に選出された。

卒業後は系列校の東洋大学へ進学。東都大学リーグでは1年春から登板機会があり、亜大九里亜蓮と互角の投げ合いを演じたこともあったが[4]、チームは1年秋に2部へ降格。2年次に肘を故障し遊離軟骨の除去手術を受けたこともあり、2、3年次は登板の機会が少なく、3年春の時点で大学通算の勝ち星は3勝に留まっていた。しかし、4年次に野球部の主将となり、4年春のリーグ戦で登板10試合で8勝1敗(うち完封4度)、防御率0.69の好成績を残し、リーグの最優秀投手にも選ばれた[5]。8月に行われた巨人二軍との練習試合では、8回まで無安打無失点投球を続けた[6]。4年秋もリーグ戦12試合中10試合に登板して6勝、防御率1.44の成績を挙げ、東洋大の2部優勝に貢献した[7]

2015年10月22日に行われたドラフト会議で、阪神タイガースとの抽選の末に高山俊の交渉権を外した東京ヤクルトスワローズに外れ1位で指名された[8]。この後、東洋大は1部リーグ最下位の駒大との入れ替え戦に進出。横浜DeNAベイスターズから同年のドラフト1位で指名された今永昇太との投げ合いとなった初戦こそ敗れたが、2回戦は救援で4回2/3を投げて勝利投手となり、3戦目は再び今永との投げ合いとなったが完投勝利。3試合で計285球を投げ、東洋大の一部昇格に貢献した[9][10]。その後の11月30日に入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1500万円で合意した[11]

スコアボードの表示は金子千尋高橋光成同様、フルネームの「原樹理」と表示される。登録名は「原(樹)」。ユニフォームの背面ネームは「J.HARA」。

プロ入り後[編集]

2016年は開幕を一軍で迎え、3月27日の読売ジャイアンツ戦でデビュー。6回1失点で勝敗はつかなかった[12]。5月1日の巨人戦でプロ初勝利を挙げた[13]。6月12日の千葉ロッテマリーンズ戦で7敗目を喫し、6月13日に二軍落ち。7月には右肩甲下筋の肉離れと診断された[14]。 2017年7月1日の対阪神戦(甲子園)では、大山悠輔にプロ入り初のヒットとなる先制3ランを被弾し、甲子園初黒星を喫した。 また、規定投球回に近いイニングを投げたものの、味方の援護がなく二桁敗戦を喫した。

選手としての特徴[編集]

最速148km/hの速球ストレートシュート)、スライダーカーブカットボールを投げ分ける。制球力に定評がある。本人はシュートに自信を持っており、浮き上がるような独特な軌道を描く。

人物[編集]

名前には、「理性が樹木のように茂るように」という意味が込められている。父親は声楽家であり、指名後の11月4日に82歳の誕生日を迎えている。また、兄が2人いる[15]。 長兄は玲奈(れいな)、次兄は理恵(ちさと)と3兄弟とも一般的には女性に多い名前である。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2016 ヤクルト 13 13 0 0 0 2 8 0 0 .200 298 67.0 80 4 25 0 5 33 0 0 45 44 5.91 1.57
2017 26 19 1 0 1 3 11 0 0 .214 554 131.1 133 19 34 1 6 115 2 0 66 56 3.84 1.27
NPB:2年 39 32 1 0 1 5 19 0 0 .208 852 198.1 213 23 59 1 11 148 2 0 111 100 4.54 1.37
  • 2017年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2016 ヤクルト 13 8 20 0 1 1.000
2017 26 8 23 1 1 .969
通算 39 16 43 1 2 .983
  • 2017年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録
  • 初安打・初打点:2016年5月1日、対読売ジャイアンツ9回戦(明治神宮野球場)、2回裏に高木勇人から左越2点適時二塁打

背番号[編集]

  • 16 (2016年 - )

登場曲

▪「シェリー」尾崎豊(2016年‐登板時)

▪「TOKIO」沢田研二(2016年‐2打席目)

▪「そばかす」JUDY AND MARY(2016年‐1打席目)

▪︎「MUSIC」AAA(2017年-)

脚注[編集]

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  1. ^ ヤクルト - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2016年11月23日閲覧。
  2. ^ 東洋大姫路・原が再試合完封/兵庫大会 日刊スポーツ(2011年7月31日)、2015年12月10日閲覧。
  3. ^ 原 真価見せたが… 「もう少し監督さんと野球したかった」 スポーツニッポン(2011年8月17日)、2015年12月9日閲覧。
  4. ^ 東洋大完封負け!春6連覇消滅 ニッカンスポーツ(2012年5月10日)、2015年12月9日閲覧。
  5. ^ 阪神、東洋大のタフネス右腕・原樹理を上位リストアップ サンケイスポーツ(2015年10月22日)、2015年12月9日閲覧。
  6. ^ 【とにかく投げまくる】東洋大・原樹理投手 スポーツ報知(2015年10月20日)、2015年12月9日閲覧。
  7. ^ 東洋大2部優勝 ドラ候補の原スカウト前で9K完封 ニッカンスポーツ(2015年10月20日)、2015年12月9日閲覧。
  8. ^ ヤクルトは外れ1位で東洋大・原樹理の交渉権 ニッカンスポーツ(2015年10月22日)、2015年12月9日閲覧。
  9. ^ 【東都】東洋大・原、ドラ1対決制し1部昇格 高橋監督「3年間は長かった」 スポーツ報知(2015年11月10日)、2015年12月9日閲覧。
  10. ^ ドラ1対決 原が今永に投げ勝ち東洋大が1部昇格 ニッカンスポーツ(2015年11月11日)、2015年12月9日閲覧。
  11. ^ ヤクルトのドラ1原が仮契約「シーズン通し1軍で」 ニッカンスポーツ(2015年11月30日)、2015年12月9日閲覧。
  12. ^ 勝たせてあげたかった…ヤクドラ1原樹 6回1失点も実らずスポニチアネックス 2016年3月28日掲載
  13. ^ プロ初勝利の原樹 大歓声に「何が何だかわからなくなった」スポニチアネックス 2016年5月1日掲載
  14. ^ ヤク原樹 3、4週間はノースローに 右肩甲下筋の肉離れスポニチアネックス 2016年7月7日掲載
  15. ^ “燕ドラ1・原樹理は“珍”づくし 父は80代の声楽家”. ZAKZAK. (2015年10月31日). http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20151031/bbl1510311700007-n1.htm 
  16. ^ “ヤクルト・原樹「相手が則本さん。何とか食らいついてやろうと思った」”. サンケイスポーツ. (2017年6月15日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20170615/swa17061521120005-n1.html 2017年6月15日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]