中尾輝

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中尾 輝
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 愛知県名古屋市南区
生年月日 (1994-09-14) 1994年9月14日(27歳)
身長
体重
180 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト4位
初出場 2017年6月8日
最終出場 2020年8月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

中尾 輝(なかお ひかる、1994年9月14日 - )は、愛知県名古屋市南区出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

春日野小学校4年で野球を始め、桜田中学校時代は津島ボーイズに所属していた[1]杜若高等学校では1年秋からベンチ入りし、3年夏は県大会16強[1]。甲子園出場経験はなし。

名古屋経済大学では1年春から愛知大学野球2部リーグ[2]戦に登板。2年春から先発投手。3年秋の東海学園大学戦では、1試合で14奪三振を記録した。4年秋の愛知工業大学戦では、敗れはしたものの、11三振を奪って完投した。プロ入り前には、「2部リーグの逸材」としてスカウトの注目を集めた。

2016年のNPBドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズから4位指名を受け[3]、契約金4500万円、年俸700万円で入団に合意した(金額は推定)[4]。背番号は13

プロ入り後[編集]

2017年、6月8日に福岡ヤフオク!ドームで行われたセ・パ交流戦・対福岡ソフトバンクホークス戦において、一軍公式戦初登板・初先発を果たす[5]。一軍公式戦2試合に登板。二軍公式戦では26試合に登板し、3勝6敗3セーブ、防御率6.96の成績だった[6]。また11月25日から台湾で開催されるアジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBイースタン選抜に選出された[7]

2018年は開幕から一軍に帯同。4月8日、同点の5回から登板し3回無失点。同回裏にチームが勝ち越したため、プロ初勝利を掴んだ[8]。その後も好投を続け、5月中旬頃から近藤一樹と共に守護神を務める石山泰稚に繋ぐセットアッパーを務めるようになった[9]。最終的にチーム3位の54試合に登板し、チームのリーグ2位躍進に大きく貢献した[10]

2019年は1月3日に一般女性と結婚[11]。シーズンはコンディション不良のため開幕一軍とはならず、4月19日に一軍昇格するが[12]、12試合の登板で防御率8.36と振るわなかった。

2020年、更に登板機会を減らし、登板試合は5試合のみ、防御率も5.00に終わった[13]。オフに背番号を63へ変更した[14]

2021年、プロ入り後初めて一軍登板なしに終わり、二軍でも16試合の登板で防御率5.79の成績だった。10月6日、球団より戦力外通告を受け[10]、現役を引退した[15]

現役引退後[編集]

引退後は、地元・名古屋の社会人野球チーム「TJクラブ」にコーチ兼任として入団。野球教室を開くなど野球振興に関わる予定[15]

選手としての特徴・人物[編集]

大学時代に最速151km/hを記録した[16]。変化球はスライダー、フォークを投げる[17]。ストレート、スライダー、フォークの3球種で打者と対峙する。

母親が名古屋市内で居酒屋を営んでおり、スワローズファンが集まることもある[18]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2017 ヤクルト 2 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 25 4.0 8 1 3 0 0 4 1 0 7 5 11.25 2.75
2018 54 0 0 0 0 7 3 0 12 .700 248 54.0 53 5 33 4 1 56 7 0 25 21 3.50 1.59
2019 12 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 69 14.0 17 3 8 1 0 18 3 0 13 13 8.36 1.79
2020 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 41 9.0 9 3 5 0 0 6 0 1 5 5 5.00 1.56
通算:4年 73 1 0 0 0 7 5 0 12 .583 383 81.0 87 12 49 5 1 84 11 1 50 44 4.89 1.68

年度別守備成績[編集]



投手












2017 ヤクルト 2 0 1 0 0 1.000
2018 54 2 4 1 0 .857
2019 12 0 3 0 0 1.000
2020 5 1 1 0 0 1.000
通算 73 3 9 1 0 .923

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 13(2017年 - 2020年)
  • 63(2021年)

代表歴[編集]

登場曲[編集]

  • 「GET BUSY」APOLLO(2018年 - )

脚注[編集]

  1. ^ a b 愛知大学野球2部リーグ 中尾 圧巻の11K スカウト注目の名経大左腕”. 中日進学ナビ (2016年4月11日). 2021年5月26日閲覧。
  2. ^ 中日進学ナビ”. 中日進学ナビ. 2016年12月11日閲覧。
  3. ^ プロ野球ドラフト会議 東京ヤクルトスワローズ”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト. 2016年12月9日閲覧。
  4. ^ ヤクルトD4・中尾、契約金4500万円で合意”. サンケイスポーツ (2016年11月17日). 2021年12月19日閲覧。
  5. ^ 燕D4・中尾、プロ初登板は7失点のほろ苦デビュー「1、2軍の差を知らされた」”. サンケイスポーツ (2017年6月8日). 2017年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月19日閲覧。
  6. ^ 2017年度 東京ヤクルトスワローズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年11月19日閲覧。
  7. ^ a b 2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. 日本野球機構 (2017年11月17日). 2017年11月19日閲覧。
  8. ^ ヤクルト・中尾、プロ初勝利!記念球は母が営む居酒屋へ”. サンケイスポーツ (2018年4月9日). 2018年11月20日閲覧。
  9. ^ ヤクルト史上初、リーグ最下位から交流戦1位に”. 日刊スポーツ (2018年6月18日). 2018年11月20日閲覧。
  10. ^ a b “ヤクルトが18年に54試合登板の中尾、歳内、蔵本の3選手に戦力外通告”. サンスポ. (2021年10月6日). https://www.sanspo.com/article/20211006-AR4BNEH4PNJWZFGPHU5K2UKILI/ 2021年10月6日閲覧。 
  11. ^ ヤクルト・中尾が結婚!大学時代から交際3年の一般女性と”. サンケイスポーツ (2019年1月4日). 2020年4月29日閲覧。
  12. ^ 広島が堂林と高橋大を入れ替え、DeNAは浜口を抹消 19日のプロ野球公示”. BASEBALL KING (2019年4月19日). 2021年10月6日閲覧。
  13. ^ 個人成績 中尾輝”. 日本野球機構. 2021年9月4日閲覧。
  14. ^ “背番号変更のお知らせ”. 公式サイト (東京ヤクルトスワローズ). (2020年12月4日). https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/25297 2020年12月4日閲覧。 
  15. ^ a b 元ヤクルト・中尾輝氏 今後は未定もクラブチームでのプレーも視野「決まり次第報告したい」” (2022年1月8日). 2022年1月27日閲覧。
  16. ^ 阪神隠し玉 151キロ名古屋経済大・中尾指名も”. 日刊スポーツ (2016年10月18日). 2017年11月20日閲覧。
  17. ^ “ヤクルト中尾「優位なカウントを作れている」 圧巻火消しで最高のアピール”. BASEBALL KING (フロムワン). (2020年2月23日). https://baseballking.jp/ns/219583 2020年5月16日閲覧。 
  18. ^ ヤクルト・中尾輝の母、経営店一時休業も コロナと必死に闘い待つ愛息のマウンド雄姿” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ) (2020年4月25日). 2020年4月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]