藤原道山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
藤原道山
生誕 1972年7月10日(43歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科邦楽専攻修了
ジャンル クラシック
職業 尺八演奏家、作曲家
担当楽器 尺八能管篠笛
レーベル 日本コロムビア
事務所 ホリプロ
公式サイト 藤原道山オフィシャルサイト

藤原 道山(ふじわら どうざん、1972年7月10日-)は、東京都生まれの尺八演奏家、作曲家。ニックネームは ”和楽器の貴公子"。

来歴・エピソード[編集]

箏曲家の祖母の影響を受けて10歳より尺八を始める。14歳から人間国宝山本邦山に師事、都山流師範となり以後、道山を名のる。 江戸川区立平井東小学校[1]江戸川区立小松川第一中学校東京都立小松川高等学校を経て東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。在学中に安宅賞を受賞。卒業の際、皇居にて皇后美智子ほか皇族の前で演奏する。 大学時代には作曲専攻生との実験的な音楽への製作や、オーケストラとの共演を行うなど様々な音楽活動を行う[2]雅楽能楽狂言、囃子、箏曲などのさまざまな邦楽器にも興味を持ち研鑽を積む[3]

  • 1997年 同大学院音楽研究科修了。その後、同大学の非常勤講師を2年間勤める。
  • 2000年 みやざきみえこ奏者)とユニット「East Current」を結成。
  • 2001年 日本コロムビアよりファーストアルバム「UTA」をリリース。
  • 2003年 江戸川区文化功績賞を受賞(江戸川区の中学校公演の普及活動の功績により)
  • 2004年 East Currentアメリカでツアーを行う[4]
  • 2006年 9月サントリーホール20周年コンサートに出演。武満徹作曲「ノヴェンバーステップス」のソリストとして、クリスティアン・アルミンク指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演
  • 2007年 古川展生(チェリスト)、妹尾武ピアニスト)とのユニット「KOBUDO -古武道-」(ユニット名は古川の古、妹尾の武、藤原の道から)を結成。これまでに6枚のアルバムと1枚のDVDをリリース。全国ツアーやレコーディング活動を行っている。
  • 2008年 稲本響(ピアノ、作曲)、村治佳織(ギター)、三響会(邦楽囃子)、英哲風雲の会(和太鼓)とともに、珠響(たまゆら)を結成。芝・増上寺、サントリーホールで結成コンサートを行う。2010年には全国5都市でのツアーを行う。
  • 2009年 ウィーンフィルコンサートマスター フォルクハルト・シュトイデ率いるシュトイデ弦楽四重奏団とコンサートツアー及びウィーンにてレコーディングを行う。
  • 2011年 第32回松尾芸能賞・新人賞を受賞。5月28日公開の映画「手塚治虫ブッダ」ー赤い砂漠よ!美しくーに、ゲストミュージシャンとして参加。
  • 2012年よりマリンビストSINSKEと全国コンサートツアーを行う。2015年12月現在までに4枚のツアーアルバムを制作
  • 2013年 東京芸術大学非常勤講師となる
  • 2015年 アメリカ・シアトルのBenaroya Hallにて指揮:キャロリン・クアン、オーケストラ:シアトル交響楽団と共演[5]
  • 2015年8月24日 サントリーホールにて15周年Anniversary concertを開催。山田和樹の指揮、横浜シンフォニエッタとの共演
  • 高橋留美子原作のTVアニメ『境界のRINNE』のサントラにゲストミュージシャンとして参加[6]
  • 2016年1月現在までに、15枚のソロアルバム、齋藤孝監修の呼吸に関するアルバム『イキイキ』ほかリリース。

純邦楽にとどまらず、様々な歌手、音楽家や美術家、俳優などとのコラボレートを積極的に行い、尺八の新境地を切り開く幅広い音楽活動を行っている。

所属事務所はホリプロ。都山流尺八楽会大師範。[7]

ディスコグラフィ[編集]

ソロアルバム[編集]

  • UTA (2001年)
  • yume (2002年)
  • East Current (2003年・箏演奏家みやざきみえことの共演)
  • 空 - Ku-(2004年・千住明のプロデュース)
  • 壱 ICHI (2005年)
  • かざうた (2006年・武部聡志のプロデュース)
  • 響 kyo -藤原道山×冨田勲- (2008年)
  • 故郷 〜日本の四季〜 (2009年)
  • 天 ten(2010年)
  • 山本邦山作品集 讃 SAN(2010年)
  • 山本邦山作品集 讃 SAN Live盤(2011年)
  • FESTA (2011年・ウィーンフィルコンサートマスター フォルクハルト・シュトイデとの共演)
  • 季(TOKI)〜春〜(2014年)※古典アルバム(深海さとみ・山勢松韻菊原光治富山清琴ほか共演)
  • 道 -michi- 藤原道山15th Anniversary BEST (CD+DVD)(2015年)
  • 季(TOKI)〜夏〜(2015年)※古典アルバム

藤原道山×SINSKE[編集]

  • 藤原道山×SINSKE Fifth anniverSary iiiii(2016年)

藤原道山×SINSKE ツアーアルバム[編集]

  • BOLERO (2012年)
  • 風神雷神 (2013年)
  • OPERA (2014年)
  • 星月夜 (2015年)
  • FIVE (2016年)

KOBUDO -古武道-[編集]

  • KOBUDO (2007年)
  • 風の都 (2008年)
  • 時ノ翼 (2009年)
  • イツクシミ (2011年)
  • OTOTABI-音旅-(2013年)
  • cuisine de classic (2015年)

音楽監修[編集]

  • 「第二楽章 福島への思い」(2015年) 吉永小百合朗読アルバム

映像[編集]

  • 古武道音絵巻 其の一 (2010年)DVD
  • 藤原道山 15th Anniversary コンサート(2016年)Blu-ray+CD
  • Clementia(2016年)DVD

テレビ・CM音楽[編集]

テレビ[編集]

  • 和風総本家テレビ大阪制作)KOBUDO -古武道-として挿入曲を制作演奏
  • 心の都へスペシャル 栗山千明の“極める”京都(日本テレビ)KOBUDO -古武道-として番組テーマ曲を制作演奏
  • 少年時代『東海テレビ開局50周年記念』番組(東海テレビ制作、フジテレビ系列2009年6月21日放送)KOBUDO -古武道-として音楽を担当
  • NEWS23 (2009年3月末-2010年3月末) TBS) KOBUDO -古武道-として音楽を担当
  • シリーズ 伝統芸能の若き獅子たち「一音一会・尺八奏者 藤原道山」(NHK BSプレミアム 2010年3月23日)
  • ソロモン流 (2007年4月-10月) KOBUDO -古武道-の「Best Friend」が使用される

CM[編集]

映画音楽[編集]


舞台音楽[編集]

   cast:野村万作野村万之介、野村萬斎ほか

  • 天切り松 (浅田次郎 原作 / 中嶋しゅう 演出)

   cast:すまけい鷲尾真知子ほか

   cast:橋爪功

   cast:鹿賀丈史余貴美子(初演)、小島聖(再演)ほか

   cast:若尾文子西郷輝彦ほか

   cast:中嶋しゅう、岡野真那美

  • 狂言師、敦を語り読む「わが西遊記」の中 『悟浄出世』『悟浄歎異』(野村萬斎 演出)

   cast:野村万作、野村万之介、野村萬斎ほか

   cast:市村正親、オーウェン・ティール、藤原竜也ほか

  • ろくでなし啄木 (三谷幸喜脚本・演出作品)

   cast:藤原竜也中村勘太郎吹石一恵

  • 金閣寺 (宮本亜門演出)※尺八指導
  • 鶴 (ウィル・タケット演出・振付)

   cast:首藤康之、クリストファー・マーニー、キャメロン・マクミラン、ナオミ・コビー、ヌーノ・シルバ、後藤和雄

  • スーパー歌舞伎セカンド 空ヲ刻ム者-若き仏師の物語-(四代市川猿之助主演) ※テーマ曲作曲
  • Clementia (川崎悦子構成・演出・振付)

   cast:宮尾俊太郎大貫勇輔尾上菊之丞SINSKE

ライブ、レコーディングのサポート、ゲスト参加[編集]

坂本龍一福山雅治本田美奈子.中島啓江遊佐未森坂本冬美藤あや子長山洋子加藤登紀子和田アキ子姿月あさとアディエマス野村萬斎上妻宏光林英哲、一噌幸弘、千住明葉加瀬太郎高嶋ちさ子溝口肇SINSKE松永貴志春風亭小朝柳家花緑、賈鵬芳、ウェイウェイ・ウー、アキコ・グレース村治佳織、三響会、市川亀治郎市川猿之助国府弘子寺澤ひろみ吉永小百合

出演番組[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

受賞歴[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ NHK Eテレ課外授業 ようこそ先輩「壁また壁!だから尺八は面白い」(2008年9月21日放送)
  2. ^ 川島素晴「尺八(五孔一尺八寸管)のためのエチュード」解説
  3. ^ J-wave:ANA WORLD AIR CURRENT2005年3月12日記事より
  4. ^ office front HPより2004年3月、「国際交流基金」主催事業として「イーストカレント(箏:みやざきみえこ&尺八:藤原道山)」のアメリカ・ツアー(サンディエゴ、メキシコ/ティファナ、シカゴ、スポケン、シアトル、フェニックス)に舞台監督として帯同。
  5. ^ http://www.soysource.net/column/2015/02/interview-fujiwara-dozan/
  6. ^ http://www.barks.jp/news/?id=1000118299
  7. ^ プロフィール”. 2016年3月1日閲覧。

外部リンク[編集]