真・女神転生if...

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真・女神転生if...
ジャンル RPG
対応機種 スーパーファミコン
PlayStation
i-revo(Win2000、XP)
ゲームアーカイブス(PS3、PSP)
Wii、Wii U(バーチャルコンソール
iOS(iPhone、iPod touch)
発売元 アトラス
人数 1人
メディア [SFC]:バックアップ付16MbROM
[PS]:CD-ROM
[i-revo][GA][VC]:ダウンロード
発売日 [SFC]:1994年10月28日
[PS]:2002年12月26日
[i-revo]:2006年3月14日
[GA]:2010年9月8日
[Wii・VC]:2011年2月1日
[iOS]:2013年3月22日
[Wii U・VC]:2013年10月16日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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真・女神転生if...』(しん・めがみてんせい イフ)は、1994年10月28日アトラスより発売されたスーパーファミコンゲームソフト

概要[編集]

主人公は軽子坂高校の生徒で、魔界に落とされた学校の謎を解くため、七つの大罪をモチーフにした魔界のダンジョンを乗り越えて行く。番外編ならではの試みとしてゲームオーバーをなくした「ガーディアンシステム」を導入しているのが特徴。

ガーディアンの他にも銃の弾数制、パーティ属性、パートナー選択と言った新システムが導入されているが、ゲームシステムには『真・女神転生II』と共通する部分が多い。

企画段階の仮名称は「真・女神転生X」。パートナーがメインとサブに分けられており、3〜4人のパーティを編成するシステムだった。パートナーのCOMP使用や強制セーブも企画されたが、いずれも不採用となった[1]

他作品との繋がり[編集]

本作は学園を舞台にしていたり、2Dフィールドがなく3Dダンジョンのみで構成されていることから、原作である『デジタル・デビル・ストーリー』やRPG第1作である『デジタル・デビル物語 女神転生』への原点回帰が見て取れる。

ストーリー的に前作までとの直接的な繋がりはないが、『真・女神転生』や『真・女神転生II』のキャラクターがゲスト出演していたり、本作のキャラクターが『ソウルハッカーズ』などにゲスト出演している。また、メインキャラクターが高校生であることや学校を舞台とした世界観、ペルソナと類似したガーディアンシステムなどから、後に発売された『ペルソナシリーズ』の元となったゲームとされている。

ストーリー[編集]

退屈な授業を居眠りで過ごし、放課後にクラスメートに起こされた主人公。いつも同じことを繰り返すだけの日々だと思われたが、突然の大地震が学校を襲った。それと同時に空は見る見るうちに暗くなり、次元の裂け目が広がり学校の外に出られなくなってしまった。主人公とパートナーは脱出の方法を探すため学校内を駆け回る。

魔神皇によって学校が魔界に落とされたことを知った主人公たちは、体育館で封印を解く鍵となる「リング」を見つけ、魔界への扉を開く。

登場人物[編集]

メインキャラクター[編集]

主人公[編集]

主人公(デフォルト名なし)
本作の主人公。性別の選択は可能。軽子坂高校に通う2年生。教室で居眠りしていたところを事件に巻き込まれる。眠っていたせいで事態が飲み込めていないのか冷静な様子。八幡先生からアームターミナル型COMPを貰いうけ、悪魔召喚プログラムをインストールした後は、悪魔を仲魔にすることが可能になる。
漫画版では「秋山 ノブ(あきやま ノブ)」であり、小説版では「青木 仁(あおき じん)」という男性主人公の名前が設定されている。
女性主人公のデザインは内田有紀がモデル[要出典]であり、ペルソナシリーズでは「たまきちゃん / 内田 たまき(うちだ たまき)」という女性主人公の名前が設定されている。

主人公のパートナーたち[編集]

4人の中から1人を選び、パートナーにする事が出来る。特定の手段でしかパートナーにする事が出来ない場合もある。簡潔に言えば誰の思想に賛同するかであり、誰を選んだかによって通るルートや目的が変わってくる。

ユミ / 白川 由美(しらかわ ゆみ)
主人公のクラスメイト。派手な外見と強気な性格ゆえ、他者を寄せ付けない雰囲気を持った女子生徒。しかし本来は責任感と優しさに満ちた博愛主義者であり、非常事態においても学校にいるすべての人間を助けようと思っている。行動力は見た目通りに高く、学校中が混乱に陥る中で本領を発揮した生徒のうちの一人。
ユミをパートナーに選ぶと「巻き込まれた人々を救うため」に行動する事になる。
ガーディアンは回復魔法に長けるものが多い。ゲームの基本となるルートであり、難度も比較的低く抑えられている。エンディングでは、男性主人公の場合は恋人のような素振りで、女性主人公の場合は大の親友のような素振りを見せる。
名前の由来は東急フライヤーズ投手[1]
チャーリー / 黒井 真二(くろい しんじ)
軽子坂高校2年生。自転車泥棒で補導された前科があることから「チャーリー」と呼ばれる。髪を金色に染めていたり、アクセサリーをジャラジャラつけたりとやりたい放題な男子生徒。PS版では髪型がさらに個性的になっている。考え方は利己的かつ冷徹。頭の回転が速く、学校中が混乱に陥る中で、「その後の事」を考えて武器になりそうなものを調達していた。
チャーリーをパートナーに選ぶと「自分達だけが魔界から脱出するため」に行動する事になる。
ガーディアンは補助魔法に長けるものが多い。ルートは短く、出現する悪魔もあまり強くならないが、味方の成長も頭打ちになりやすく、その状態で最終ボスを戦わねばならない。
名前の由来は東急フライヤーズ投手[1]
レイコ / 赤根沢 玲子(あかねざわ れいこ)
軽子坂高校1年生。ユミとは対照的な優等生タイプであり、ハザマの事情を知る数少ない存在。異変がハザマの所業であることもすぐに見抜いていた。
レイコをパートナーに選ぶと現状を打破するというよりも「ハザマを止めるため」に行動する事になる。
ガーディアンの能力はまちまちだが、その代わりにバランスよく魔法を習得できる。ルート構成はユミ編とほぼ同一だが、レイコ編では最終ボスを倒してもクリアにはならず、「真の最終ボス」が待つダンジョンを攻略する必要がある。
なお、レイコをパートナーにするためには、特殊な手順が必要となる。
名前の由来は東急フライヤーズ赤根投手。ゲーム企画段階での名前は子だったが、「麗」の字を画面で表現する事が難しかった為、子に変更された[1]
アキラ / 宮本 明(みやもと あきら)
軽子坂高校2年生。いわゆる"不良少年"だが、チャーリーとは正反対の硬派な一匹狼タイプ。無口だが芯があり、夢を持っている。用務員からボクシング選手になるよう薦められており、腕っぷしも相当な様子。
パートナーの一人だが、1周目のプレイではパートナーにすることはできない。2周目以降に手順を踏むと、一度だけアキラの方からアプローチしてくる。
アキラをパートナーに選ぶと最初はチャーリー同様、自分達の保身が目的となる。しかし、予想外の行動を取ったことでハザマの逆鱗に触れ、直後にハザマと敵対する悪魔に命を救われ状況が一変して「ハザマを倒すためだけ」に行動する事になる。
上記3人とは異なる完全なアナザールート(後述)で、突き放したように難度が高い。
名前の由来は演出家の宮本亜門とデビルマンの主人公である不動[要出典]

サブキャラクター[編集]

ハザマ / 狭間 偉出夫(はざま いでお)
軽子坂高校2年生。天才的な頭脳の持ち主。IQ256[1]。軽子坂高校を魔界に落とした張本人である。「魔神皇(まじんのう)」を自称している。主人公よりも先に「悪魔召喚プログラム」を入手し、魔界で力を得た。レイコ編でのみ、彼の真相が明らかになる。『デビルサマナー ソウルハッカーズ』にも文章だけであるが、カメオ出演している。
名前の由来は黒男イデオロギー[1]
大月(おおつき)
軽子坂高校の化学教師。風紀委員会の顧問でもある。早稲田大学理工学部所属当時プラズマという科学現象に遭遇、以後プラズマに執着するようになる。魔神皇を盲目的に崇拝しており、自身の肉体を改造して主人公たちの前に何度も立ち塞がる。大槻義彦がモデル[要出典]
八幡(やはた)
数学担当の教師。ボーナスで新型のノートパソコンを買ったらしい。主人公が使うことになるアームターミナルの製作者で、吉祥寺で見かけたハスキー犬を連れた少年が身につけていた物を真似て作ったらしい。たまに悪魔と会話時にコンピューターの調子が悪くなることがある。
香山(かやま)
軽子坂高校の保険医。美人で優しく、学校中の男子生徒と八幡の憧れの的。しかし既に婚約者がいる。
怠惰界での強制労働など、学校から全生徒・教師がいなくなるイベントの際にも、なぜか一人だけ学校内に残っている。レイコ編でのみ、その真相に近付くことができる。香山リカがモデル。
佐藤 勝彦(さとう かつひこ)
軽子坂高校2年生。通称「佐藤くん」。電算部長であり、コンピュータに精通して狭間に匹敵するほどの頭脳を持つ。パソコン通信で入手した悪魔召喚プログラムを誤動作させてしまい、部室で悪魔に襲われていたところを主人公たちに救われ、悪魔召喚プログラムを託した。
学校2Fで手に入るあるアイテムを渡し、特定の条件を満たすとまた別の悪魔に襲われている。
名前の由来は物理学者佐藤勝彦[2]
ヒーホーくん
やたら「ヒーホー」と言っている生徒。学校が大好きらしいが、制服が軽子坂高校のものとは違う事から、どこかから紛れ込んだようだ。見れば一目瞭然だが、正体はジャックフロスト。同行させる事もでき、序盤の即戦力として活躍してくれる。彼もまた『女神異聞録ペルソナ』にゲスト出演している。
アリス
アンデッドの少女。本作ではガーディアンの付け替えで役立つ存在として登場する。
岡本(おかもと)
軽子坂高校の用務員で、ボクサー崩れ。容姿が『真・女神転生II』の岡本に似ている。飽食界のカジノに平然と遊びに行っているあたり、並の人間よりは強いのだろう。本編では大した重要な人物ではないが、アキラ編では幽閉の塔に行くためのキーパーソンとなる。
校長
軽子坂高校の雇われ校長。温厚だが事なかれ主義で、典型的なサラリーマン公務員。食い意地が張っているらしく、校長室の壁に「食欲」と書いた額が飾ってある。
リュウイチ / 坂本 竜一(さかもと りゅういち)
チャーリーのクラスメイト。恋人の暁子をハザマに攫われ、単身魔界を突き進む事になる。正義感の強い人格者で、チャーリーも一目置いている。ユミ・レイコ編では怠惰界で暁子共々石像と化している。チャーリー編では魔界を突き進む姿を目撃する。
名前の由来は音楽家の坂本龍一[3]
アキコ / 矢野 暁子(やの あきこ)
竜一の恋人。序盤でハザマに攫われてしまう。清楚な美人で、竜一と恋仲になる以前は、何人かの男子生徒に声をかけられていた。チャーリー編では憤怒界で狭間に人質に取られ、それを盾に主人公はいくつかの難題をこなす事になる。レイコ編では、ハザマが彼女を狙った理由が明らかにされる。
名前の由来はシンガーソングライターの矢野顕子[3]
スティーブン
真っ赤なスーツを着た車椅子の男。特定のルートのエピローグにて主人公の前に現れるがその目的は謎に包まれている。

システム[編集]

ガーディアン[編集]

本作では、主人公が死亡してもゲームオーバーとなることはない。主人公とパートナーはHPが0になってもガーディアンと呼ばれる様々な守護悪魔が肉体に憑依し、その力を得て復活することができる。プレイ開始時は、主人公とパートナーは死んだことがないので当然ガーディアンはついていない。死ぬたびにガーディアンを付け替えることができるが、次につくガーディアンが強いものになるか、弱いものになるかはガーディアンポイントによって変化する。ガーディアンポイントはゲージで表現され、高い状態で死ぬとより強いガーディアンが憑依する。逆にゲージが低い状態で死ぬと今より弱いガーディアンが憑依する。ガーディアンが憑依すると、その能力に応じてパラメータが増減する。主人公に憑依するガーディアンは性別、タイプによって変わり、各パートナーもそれぞれ憑依するガーディアンが違う。主人公の場合は三途の川を渡るシーンだが、カロンに止められ、ガーディアンが憑依する。その後、三途の川から引き返すというシーンになる。

魔法の習得
パートナーはパラメータへの影響に加えてガーディアンの所持魔法を覚えることができる。パートナーの所持できる魔法の数は魔力と知恵によって決定され、パラメータが高くなるほど所持できる数が増える。所持できる数を超えた場合は古いものから順番に消えていく。

ノヴァの占い[編集]

ゲーム開始時に名前と性別を求めてくる占いゲーム機。名前と性別を入力した後に様々な質問を投げかけてきて、その質問の答え方によって主人公のタイプが決定される。主人公のタイプにはパワータイプスピードタイプバランスタイプラッキータイプの4つがあり、初期パラメータと憑依するガーディアンの種類に影響する。ただし、バランスタイプとラッキータイプのガーディアンは同じ種類のものが憑依する。

戦闘と武器の変更点[編集]

パーティー属性
本作ではパーティー内に召喚されている悪魔の属性によってパーティー属性が決定する。極端なLAW属性の仲魔と極端なCHAOS属性の仲魔を同時に召喚することはできなくなった。イベントと属性は関係なくなり、悪魔の召喚や会話に影響を及ぼすだけになっている。ただし、アキラ編の一部宝箱では属性によって中身が変わることがある。
銃の装弾数
今作では消耗品になっている。弾切れの場合は、ストックにあれば1ターン消費して装弾することができる。PS版で追加されたEASYモードでは従来の作品と同様に銃弾数は無限。
後衛からの攻撃制限
今作は後衛からはSWORD、ATTACKでの攻撃ができなくなった(GUN、魔法、一部のEXTRAは後列からの使用も可能)。これによりパーティーメンバーの配置がより重要になった。
銃の装弾数、パーティー属性、後列からの攻撃制限は後の『真・女神転生デビルサマナー』や『ソウルハッカーズ』にも継承されている。
剣の熟練度
本作では同じ剣でも使い続けることで、3段階に攻撃力が上がるようになっている。SFC版では隠しステータスだったが、PS版では装備画面で確認することができ、I→II→IIIと表示が変わっていく。

舞台[編集]

軽子坂高等学校(かるこさかこうとうがっこう)[編集]

主人公たちが通う高校。通称「軽高かるこう)」。東京都新宿区、飯田橋近辺にあると設定されている。ゲーム中で確認できる範囲で、少なくとも2年A組~H組までの8クラスが存在するため、生徒数はそれなりの規模と想定される。また、系列大学も存在する。
制服はブレザー。『真・女神転生IMAGINE』では、防具アイテムとして本校の制服のレプリカが売られている。
学校長は阿波野晴房。創立記念日は1月4日。通常の春期・夏季・冬季休業のほか、10月5日10月11日が秋季休業となっている。そのほか、7月9日が「陰陽師安倍晴明の夕べ」、12月13日ツチミカド記念日として休校となる[4]
校舎・校歌ともに、本作のシナリオを担当した伊藤龍太郎氏の母校がモデルになっている[2]

魔界[編集]

魔神皇ハザマが創造した異界。各界の名前は七つの大罪にちなんだものとなっており、それぞれ名前にちなんだイベントが起こる。ハザマの個人的事情からか「色欲界」は存在していない。アキラをパートナーに出来ない為、一周目は必ずこちらになる。

傲慢界
アキラ編以外で訪れる事になる。魔界で最初の街があるが、ここのメッセンジャーのセリフを聞き流すとボスに思わぬ苦戦を強いられる事になる。また、主人公が女性である場合のみ、月齢1/8の時に「三日月おじさん」と名乗るキャラが登場し、装備を無料でプレゼントしてくれる。
飽食界
アキラ編以外で訪れる事になる。学校のとある人物が飽食の罪で魔王オーカスに変えられている。また、魔界で初のカジノも存在する。
怠惰界
アキラ編以外で訪れる事になる。脱出のための行動も起こさず学校で安穏としているのは怠惰であるとして、学校関係者達が強制労働させられている。とあるアイテムを入手する事が解放の条件の為、ボスはいないがある穴の中には堕天使バラムが鎮座している。
嫉妬界
ユミ編かレイコ編で訪れる事になる。パートナーが仲間から外れる為、厳しい戦いを強いられる事になる。また、特定の条件を満たしていると最強の剣・ヒノカグツチを入手できる。
憤怒界
チャーリー編でのみ訪れる事になる。チャーリーが意見の相違から仲間から一時的に外れ、主人公一人でアキコを人質に取ったハザマが示す難題を解く羽目になる。故に前述の怠惰界でパーティーを強化できているかどうかが攻略の鍵となる。チャーリー編のラストステージ。
貪欲界
ユミ編かレイコ編で訪れる事になる。その名の通り、欲にかられて宝を拾えば拾うほどボスが強くなっていくというギミックが仕込まれている。
このステージをクリア後、最終ボスとの決戦となる。ユミ編は最終ボスを倒してた後、エンディング。レイコ編では更に真の最終ステージ攻略にそれぞれ分岐する。

幽閉の塔[編集]

一周目のプレイを終え、アキラをパートナーに選んだ時にプレイすることができるアナザールート。他の3人のルートとは全く違うマップの、幽閉の塔(ゆうへいのとう)と呼ばれる真の魔界。つまり過去に悪魔召喚プログラムを入手したばかりの、魔神皇となって「魔界」を創る前のハザマが旅だった、元から存在していた魔の世界である。
ここを地下から頂上まで踏破していく中で、ハザマが魔神皇としての力を得た経緯を知ることができる。

幽閉の塔はゾロアスター教及びエジプト神話をモチーフとしている。ゾロアスター系の悪魔が塔の支配者側で、エジプト系の悪魔は虐げられ、封じられている。主人公達は特定の条件を満たせば、封印されたエジプト系悪魔の協力を得ることが出来る。

塔は「ノモス」と呼ばれる階層で区切られており、下から順に、地のノモス、第1ノモス、第2ノモス、第3ノモス、第4ノモス、天のノモスの計6つで構成される。各ノモスにはそのノモスを支配する悪魔が存在している。

各種施設が散り散りに配置され利用しにくくなっていたり、少し進んだだけで高レベルの悪魔がいきなり出現するなど、全体的に難易度が高めである。

PlayStation版[編集]

『真・女神転生』、『真・女神転生II』に続き、2002年12月26日に『真・女神転生if...』のPlayStation版が発売された。

PS版は背景グラフィックが美麗に描き換えられているほか、アリスと会話することでガーディアンの付け替えが可能になっていたり、難易度選択の追加・セーブファイルが2つから最大14個まで増加・ダッシュ移動の追加・どこでも中断セーブ機能の追加・アキラ編に新BGM追加・メモリーチェックボーナスといった様々な改良、新要素が加えられた。

限定版の「軽子坂高校50周年記念パック」も同時発売された。

限定版同梱物
システム手帳
リフィール式設定資料集(キャラクター設定資料、校則、校歌など)
軽子坂高校50周年記念ボールペン
メモリーチェックボーナス
メモリーカードに他のアトラスのゲームのセーブデータが保存されている場合、鑑定屋でアイテムやパラメータボーナスなど様々な特典が貰える新システム。『真・女神転生』、『ペルソナ』、『デビチル』などメガテンシリーズの他にも様々なタイトルが対応しており、ゲームによって貰える特典が違う。

携帯電話版[編集]

真・女神転生if...ハザマ編
ジャンル RPG
対応機種 iアプリS!アプリ、EZアプリ(BREW
発売元 アトラスビービーエムエフ
人数 1人
メディア ダウンロード
発売日 iアプリ…2004年5月26日
S!アプリ…2005年1月12日
EZアプリ…2006年3月30日
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真・女神転生if...ハザマ編』(しん・めがみてんせい イフ ハザマへん)は『デジタル・デビル物語 女神転生』に続くアトラスモバイルコンテンツのメガテンαのRPG第2弾として、2004年から配信されている携帯電話オリジナルのRPG。『真・女神転生if...』に登場した狭間偉出夫が魔神皇になるまでのストーリーとなっている。

概要(ハザマ)[編集]

主人公はハザマ本人。COMPを使って敵として出現する悪魔を仲魔にできるだけでなく、女神転生シリーズの主人公としては珍しく魔法を習得できる。ガーディアンを憑けることができない(ガーディアンシステムは存在せず、ハザマとアモンが死亡するとカロンによってスタート地点に戻される)。その代わり「祭器」と呼ばれる武器を使用し、これに邪教の館で悪魔を憑依させることで祭器の攻撃力・攻撃回数の強化、追加効果の付与、魔法の取得等ができるのが特徴。また、パーティー属性が存在しないといった点も本編とは異なる。

このハザマ編は元々はSFC版の『真・女神転生if...』時に計画されていたが収録されず、幻のシナリオになってしまった[5]。アトラスの会報誌「真・女神転生ファンクラブ『DDS-NET』」の会員向けに限定ロムを作る予定もあったが、予算の都合上、断念された[1]。本来は仲魔システムのない、難易度の極めて高いシナリオになる予定だったそうだが、リリースされた携帯電話版は普通に仲魔システムがあり、難易度も標準的である。

登場人物(ハザマ)[編集]

ハザマ / 狭間 偉出夫(はざま いでお)
本作の主人公。軽子坂高校2年生。天才的な頭脳の持ち主だが、友人に恵まれず常に孤独な少年だった。ある日、ネットから「悪魔召喚プログラム」を入手し、これを稼動させるため持ちうる知識を総動員して自力でアームターミナル型COMPを作り上げた。さらに、様々な魔術の知識と召喚プログラムを駆使して、魔界の塔にたどり着く。自分を見下した学友たちに勝る「力」を手に入れるため、この「無限の塔」へと足を踏み入れる。レベルアップすることで魔法を習得していく他、祭器からも魔法を習得できる。
アモン
ハザマが召喚した悪魔。通常の仲魔と違ってEXPを得ることでレベルが上昇し、「香」でパラメータを強化することも可能。マグネタイトを消費せず、COMPに戻すこともできない。言わば本作におけるハザマのパートナーのような存在。レベルアップすることで魔法を習得していく。

祭器[編集]

アモンから入手したナイフのような武器。振るだけで中に込められた「呪」が敵を攻撃する。今作では武器屋、防具屋は存在しない。邪教の館で「祭器」に悪魔を合体させることで、能力を変化させることができる。攻撃力や攻撃回数が変化するだけでなく、合体させる悪魔によってはハザマに魔法を習得させることもできる。ただし、祭器合体にはマッカ(お金)が必要。

EZアプリ版について[編集]

システムの仕様上、ハザマはレベルアップにより新たな魔法を覚えることはなく、アモンは魔法を使うことすら出来ない。また一部の有用な特技の効果がない、一部の種族の悪魔が合体で作り出せない不具合もあって、他の版よりも難度が高くなっている。

小説版[編集]

真・女神転生if...[編集]

小説『真・女神転生if...』は同名のゲームのノベライズで、アスペクトログアウト冒険文庫より1995年に発売された。作者は久保宗雄、表紙と挿絵は金子一馬による描き下ろし。

男性主人公の「青木仁(あおき じん)」という名前が設定されている。基本的にはゲームの展開をなぞってはいるが、ユミ、チャーリー、レイコと同時にパーティーを組んで魔界を進んでいくのが特徴。

ISBN 4893663909

真・女神転生if... 魔界のジン[編集]

小説『真・女神転生if... 魔界のジン』は富士見書房富士見ミステリー文庫より2002年10月に発売された。作者は吉村夜、イラストは金田榮路

ISBN 4829161817

漫画版[編集]

真・女神転生if... 学園の悪魔使い[編集]

漫画『真・女神転生if... 学園の悪魔使い』(サブタイトルは単行本化に際して追加)は、週刊ファミコン通信増刊ファミコミ1994年秋の号〜1995年夏の号に連載された後、単行本としてアスキー出版局のアスキーコミックスから1995年10月に発売された(1999年11月にアスペクトコミックスから再版)。作者は柳澤一明

男性主人公の「秋山ノブ(あきやま ノブ)」という名前が設定されている。ストーリーはユミルートをベースとしたオリジナルのものであり、アームターミナルが存在しないことや、ピクシーアンリ・マンユが仲魔として肩を並べていることが特徴(ゲーム中ではそれぞれ最低・最高クラスの悪魔である)。なお、単行本の巻頭には岡田耕始・金子一馬・柳澤一明による特別対談が収録されている。

また、下記にあるプレストーリーでもあり、男性主人公の秋山ノブ、ユミを始め、ピクシーにアンリ・マンユ、ハザマに至るまで、『if...』の登場人物たちが独自の解釈により『真・女神転生』本編の流れと融合を果たして再登場している。

単行本

ISBN 4756111769 / ISBN 4757205716

真・女神転生カーン[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『DDS-NET』8号
  2. ^ a b ゲームサイドvol.7、マイクロマガジン社、2007年8月1日発行
  3. ^ a b 『DDS-NET』9号
  4. ^ PS限定版「軽子坂高校50周年記念パック」特典
  5. ^ 『女神転生十年史 DDS 10TH.anniversary』67ページ ISBN 4893669176

外部リンク[編集]