真・女神転生IV FINAL

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真・女神転生IV FINAL
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 アトラス
発売元 日本の旗アメリカ合衆国の旗 アトラス
欧州連合の旗 ディープシルバー
プロデューサー 山井一千
ディレクター 大山智
音楽 小塚良太
美術 土居政之(キャラクターデザイン)
金子一馬(シリーズ悪魔デザイン)
発売日 日本の旗 2016年2月10日
アメリカ合衆国の旗 2016年9月20日
欧州連合の旗 2016年12月2日
対象年齢 日本の旗 CEROC(15才以上対象)
アメリカ合衆国の旗 ESRBM(17歳以上対象)
コンテンツ
アイコン
CERO:
暴力
ESRB:
Blood
Language
Partial Nudity
Sexual Themes
Violence
売上本数 日本の旗 127,761本[1]
テンプレートを表示

真・女神転生IV FINAL』(しん・めがみてんせいフォー ファイナル)は、アトラスより2016年2月10日に発売されたニンテンドー3DSゲームソフト

概要[編集]

2013年に発売された『真・女神転生IV』の世界観をベースにした続編[2]

『真・女神転生IV』の終盤頃からスタートし、前作と異なる新しいストーリーが描かれる。「FINAL」と名乗っているが、これは「IV」の集大成であって、シリーズ自体が終了するわけではない。

前作で出た様々な要望をフィードバックし、バランス調整や新システムを盛り込んでいる他、新規悪魔や前作で登場した一部悪魔も土居政之によってリファインされている。

なお、前作のデータを引き継ぐことで多少のボーナスを得ることが可能(引継ぎはカートリッジ・メモリーカード双方で可能)。

ストーリー[編集]

203X年(作中は2038年)、閉鎖空間・東京。

東のミカド国から降りてきたサムライ衆の一人、フリンの活躍によって八部連合阿修羅会、ガイア教団といった東京を支配していた勢力を壊滅し、フリンは「希望の星」と呼ばれるようになっていた。

しかし、同時期に悪魔王ルシファーと大天使メルカバーが現世に降臨し、東京を舞台に最終戦争を繰り広げようとしていた。

ある日、最終戦争に立ち向かうフリンをバックアップする人外ハンター商会の見習いであるナナシは、ハンターの師であるニッカリと共に定期の食料調達に向かう途中でルシファーの配下であるアドラメレクに襲撃され命を落としてしまう。

黄泉の国を彷徨う魂のひとつとなったナナシは黄泉平坂で魔神ダグザに呼びかけられ、ダグザの「神殺し」となる契約と引き換えに黄泉帰る事を選択する。

システム[編集]

ユーザーからの要望を受け、新たな要素の追加のほかシステム面も大幅に変更されている。

邪教の館
前作同様、悪魔合体などを行う。スマートフォンにインストールされているアプリ。
悪魔合体ライトにあった「継承不可能なスキルを継承できる」という特性は削除され、合体事故でしか引き継げなくなった。
2身合体
ストックから任意の悪魔2体を選んで合体する悪魔合体の基本。前作では削除されていたが、要望を受けて今作では復活。
パートナー
主人公に同行する仲間たち。メニュー画面で任意にメインパートナーを変更することが可能で、戦闘中サポートを受けられる。
キャラによって方向性が決まっており、どのような特徴があるのか、使用可能スキルは何なのかが選択画面で確認できる。
アシストアタック
メインパートナーの行動が回避などされずに成功すると蓄積される「アシストゲージ」が最大になった状態でプレスターンを使いきってターンエンドすると自動で発生するパートナーによる総攻撃。交渉決裂で敵ターンになった場合は発動しない。
敵の行動をキャンセルし、補助・回復スキルを持つパートナー数人がそれぞれ1回スキルを使用し、耐性無視の攻撃を行う(攻撃回数はメンバーの数に比例)。
ボス戦の場合、選択肢によってアシストゲージが増減する場合がある。
アシストアタックは発動条件を満たしている場合は拒否できない。その為、ボスなどのために温存したい場合は1ターンで殲滅するか会話で戦闘終了もしくは敵にターンを渡すかする必要がある。
キャンプメニュー
ハンターメモ
人名、専門用語等が解説されている。
パートナートピック
物語の進行状況に応じて送られてくる仲間からのメッセージ。
チャレンジクエスト
ゲーム進行に応じて新たなクエストが追加される仕様となった。
デジタルデビルサービス(DDS)
前作同様、3DSの機能を使ったすれ違い通信の他、インターネットを使ったすれ違い通信を行うこともできるようになった。
仲魔のスキル適正
悪魔ごとに扱う属性スキルの得意・不得意のスキル適正が追加された。適正がプラスだと威力が高く消費MPが少なくなり、マイナスだと威力が低く消費MPが多くなるため、合体時のスキルの取捨選択が重要になった。
前作で習得済みのスキルがある状態のウィスパーイベントで発生していた「ランクアップ」が変化したものであり、主人公も威力の増加量が上がり消費量が下がるようになった。
ニヤリ状態限定の追加効果
使用者がニヤリ状態の時にのみ貫通やバッドステータス付与といった追加効果が加わるスキルが初登場。前作で特殊効果付きだったスキルも、一部は特殊効果の発動はニヤリ時限定となっている。
また、回避率向上効果は削除された他、ニヤリ状態を解除するスキルも追加された。
破魔・呪殺系スキル
本作ではダメージ制になり、使用者がニヤリ状態の時に一定確率で即死が発動するようになった(一部、ニヤリ無しでも即死効果がある)。
ヒスイの守刀
死者にしか扱えない特殊な刀のため、ナバールが持つ。特定のポイントで霊力を補給し、悍ましい有様の壁や塊を破壊したりレベルの低い悪魔を消滅させたりできる(悪魔消滅はナバールが切りつけた場合のみ有効で、近寄って切りつけた場合は通常通り先制攻撃となる)。移動に伴い霊力は減衰する他、場所によって持続時間に差がある。
これに合わせてか、エストマソードはエストマに修正され、従来通りレベルの低い悪魔の接近を封じる効果に戻った。
ルート分岐
本作は従来シリーズとは異なり、たった三度の選択肢で最終的に進むルートが決定する。最初の二つの選択肢で前作のLawエンド・Chaosエンド(前作のダイジェスト)に行くか先に進むか、残る選択肢で全てを滅ぼす「殲滅」か全てを生かす「協調」かを選択する。
それまでに登場する選択肢はルート分岐そのものには影響せず、最終分岐においてルートごとにペナルティが発生するか否かを決めるものとなっている。
ワームウッド
前作にも登場した、一方からのみ破壊可能な壁。
本作では前述の守刀の効果や天羽々斬剣でしか破壊できないパターンが追加された(後者は実質ただの別パターン)。
東狂
終盤解放される特殊ダンジョン。曰く、平行世界で死に飲み込まれてしまった東京であり、8体の魔人の住処となっている。
内部は「結界」ダンジョンと同様になっており、全47階層(DLCを含めると57階層)が存在している。何階層か降りると魔人がいる階層に到達できるが、奥に進むほど魔人がいる階層は深くなっていく。魔人がいる部屋には、その階層にある「割符」を入手していないと入れない。宝箱はこの割符のものしかない。十字路にはほとんど天井に悪魔が隠れており、迂闊に近寄ると奇襲を受けてしまう。
魔人を倒すと一旦外に出されてしまうがさらに奥に進めるようになり、魔人を倒した直後の階層から再開できる。
登場する悪魔は、姿は通常の悪魔と同じであるが大幅に強化されている上、コンタクト・逃亡・アナライズの全てが不可能。セーブ&ロードは可能なので、手段を問わなければエストマなどに頼らなくても戦闘せずに奥に進むことは可能。
到達が困難になった代わりに魔人そのものの強さは大幅に下げられており、耐性持ちがいると万能属性連発するなどの凶悪パターンの行動はとらなくなり、プレスターンも3つまでとなった。HPが数万もある上に10ターン経過すると強制的に東狂から追い出されてしまうが、与えたダメージは蓄積されていくので最悪でも守りを優先して少しずつダメージを与えていけばそのうち倒せる。正確には「強制終了した段階でのHPを最大HPとして設定し直す」というものであるため、前回の戦いで瀕死に追い込んで赤点滅状態にしても、再戦時には赤く点滅しなくなっている。
合体で作成できる魔人は、それぞれ専用スキル・特殊効果あり[3]のHPとSPの吸収・得意とする属性の貫通スキルを持つ、という共通点を持つようになった。貫通は前作と違って反射属性も無視できるようになっている。また、ドロップアイテムは特殊な武器やスキル相性を強化するアイテムなど、独特かつ強力なものをランダムでドロップする。
一度倒した魔人は同じフロアに行っても登場しないが、DLCのイベントをクリアすると魔人・雑魚悪魔双方が大幅に強化されて再配置される。また、アイテムの同時ドロップ数も再配置回数に応じて増えていく。

登場人物[編集]

メインキャラクター[編集]

各キャラは多くの場合は終盤のイベントをクリアすることで「覚醒の力」というパッシブスキルを得ることができる。

ナナシ(デフォルト名/変更可)
- 下野紘
覚醒の効果:全属性ダメージの強化&貫通化
本作の主人公。人外ハンター商会の見習いハンターとして所属する少年。ある日の任務で悪魔に襲われ命を落とすが、ダグザの「神殺し」となる契約を交わし蘇る。また、その能力はダグザによって強化されている模様。曰く、人間でも天使でも悪魔でもない「糸繰り人形」とのこと。それを示すように、右頬の傷及び左腕などには緑色に光るラインが出現している。その為、行動の一部はダグザの影響下にあり、強制的に体を操られる場合もある。その特殊な立場ゆえ、人々の思惑に振り回されてしまう。
度々「アキラ」と呼ばれる夢を見、東のミカド国でアキュラ王の所有物だったガントレットを作動させることができた。後に、かつて天使と共に天井の上に残った悪魔討伐隊員アキラの転生体であることが判明する。
アサヒ
声 - 清家とも子
覚醒の効果:回復魔法の強化
主人公の幼馴染で、同じく見習いハンターの少女。何事にも一生懸命に取り組み、早く一人前のハンターになることが目標。一方で、心構えが未熟なため、マスターには苦言を呈されることが多い。
自分たちをかばって死んだ先輩ハンター「ニッカリ」のスマホを引き継いで使用している。メルカバーとルシファーの最終戦争後にシェーシャに襲われそうになった主人公を庇い死亡してしまう。選択次第では、宇宙の卵内でダグザの手により命を得る。
メインパートナーにすると仲魔を使った回復魔法を行ってくれるが、元々ニッカリが使っていた悪魔であるらしい。序盤は使役した悪魔がボイコットする場合もある。なお、使用する悪魔は全て可愛いもしくは綺麗な女性悪魔ばかりであるが、アサヒとニッカリのどちらの趣味かは不明。
DLCにおいて、クレオパトラに必要な鼻の持ち主らしいことが判明した(あくまで神性を宿すのに最適という意味)。
ナバール
声 - 大畑伸太郎
覚醒の効果:なし
東のミカド国の元サムライだが悪魔にトラウマを刻まれた結果、半ば無理矢理脱退された少年。その後は東京へと身をやつすが、つまらないことで命を落とし[4]、成仏できずにいた所を主人公が自分を認識できたため憑依した。ある程度の悪魔に近い立場の人間やそれなりに心を開いた相手にはその姿は見えている。アサヒ・ガストン・フリン・イザボーには見えていなかったが、アサヒは蘇生後に、ガストンは天使の支配を自ら拒絶したことで、フリンとイザボーは見えなかった原因だった「彼らに合わせる顔がない」というナバールの想いが解消されたことで、視認可能となった。
主人公の師匠と言い張るなどプライドの高い性格は死んでも治っていないが、冒険を通じて他者を思いやるようになるなど、彼もまた成長していく。なお、ナナシが殲滅を選んだ場合、メンバーの中で唯一彼が自分たちとは違う方向を向いていることを察しているなど、相棒と言ってもいい立ち位置となっている。また、パーティ内では専らぞんざいな扱いを受けるいじられキャラとなっている。
終盤東のミカド国に訪れて彼の家に立ち寄った際、サムライという立場から逃げ出した彼は死んだことにされていることが判明した(この件について、ナバールは「仕方ない」と落ち込みはしたが文句を言うようなことはしなかった)。
メインパートナーにすると補助魔法やアイテムを使った攻撃でサポートを行う。アイテムは所持しているものの中から使用されるため、使われれば残数は減ってしまう。覚醒イベントは存在しない。
協調ルートのエンディングでは最終的に成仏しかけるが現世に留まることを選択、ガストンによりミカド国にお墓が作られた(ガストン曰く、「父と母には必要な事」)。
ノゾミ
声 - 園崎未恵
覚醒の効果:射撃属性ダメージの強化及び貫通化
妖精の森を治める妖精の女王。写真が趣味で元は人外ハンターだったが、紆余曲折あって妖精の女王ダヌーの力を得ている[5]
多神連合の戦いに妖精の森が巻き込まれたため主人公に協力するようになる。一行の中では年長者のため、よき姉貴分としてパーティをまとめる。
メインパートナーにすると銃や写真を使って状態異常を付与したりといったサポートを行う。
ハレルヤ
声 - 増田俊樹
覚醒の効果:魔法攻撃ダメージの強化
かつて東京を支配していた八部連合阿修羅会の構成員である少年。会長代行のアベを尊敬しており、アベの命令で主人公たちを監視している。
気弱な性格で目立つような行動を嫌っているが芯に熱いものを持つ。実は、悪魔とのハーフであり、終盤その力を開放してパワーアップする。人間でも悪魔でもないという半端な立場なため、同じく似た立場のナバールとともにナナシの現状に理解を示している。
多神連合崩壊後、最終戦争に向けて尊敬するアベに呼び出されるも、悪魔と天使のどちらかにつくのではなく、ナナシの力になりたいという意志の下に呼び出しを拒否。市ヶ谷駐屯地にて父親である「シェムハザ」と邂逅し、改めてルシファーに協力するように求められるがこれを打倒。父を超えたことを驚愕するシェムハザに「超えることが最大の親孝行」と語った。後に、ルシファーという道しるべを失った阿修羅会をまとめるために二代目を名乗り、諸々の事務処理に頭を悩ませている。
メインパートナーにすると仲魔のチロンヌプを使って状態異常・迷子・死亡を防いでくれたりするようになる。ハーフの力を解放後は魔法も使用するようになる。専用魔法「シン・アギダイン」「シン・ブフダイン」は父親が持つ最上位4属性魔法2つとは異なる属性かつ彼の弱点を付けるものとなっている。
ガストン
声 - 前田剛
覚醒の効果:物理攻撃ダメージの強化
東のミカド国の新人サムライである少年。多神連合討伐のため、主人公たちと行動を共にする。ナバールの弟だが、家名を汚した兄として憎んでいる。
新人サムライながら東の十字軍のリーダーに任命されるなど、実力は高いが兄と同じくプライドが高い性格で他者と度々衝突を起こす。そんな性格なため、多くの人物に嫌われており、東の十字軍が解散して隊長でなくなった際は「天井に戻ったら覚えていろ」とまで言われてしまっている。しかし、ナバールのせいで傷ついた家名を挽回するために文武に励んだ苦労人。
最終戦争中に東京の民を顧みないメルカバーの方針に疑問を感じ、元々感じていた自分の存在価値や在り方もあって、メルカバーの協力要請を拒否。少し前にハレルヤに言われた「ありがとう」の言葉に己の存在意義を見出し、「民に慕われるナンバーワン」となることを宣言し、託されたミカエルの槍を折ることで決別する[6]。決別後は性格が少しずつ穏やかに丸くなった。また、これをきっかけにナバールの姿が見えるようになる。兄弟の交流はあまり描かれないようであるが、彼の心境も理解をするようになった様子。
槍破壊後は何の加護を持たない普通の槍「修練の槍」に持ち替えるため戦力が若干ダウンするが、オーディン撃破後には彼からグングニルを譲られる。なお、ミカエルの槍・修練の槍・グングニル装備時でそれぞれスキル名および外見が少し変化する。
メインパートナーにすると槍を使った物理攻撃でサポートしてくれる。シェーシャ戦では弱点攻撃となるが、ターン開始時にプレスターンを消費して勝手に行動してしまう場合があるので注意が必要(回避されたりするとさらに減る)。
トキ
声 - 久野美咲
覚醒の効果:攻撃の貫通化及び闇討ち発生率アップ
ガイア教団に暗殺者として育てられた少女。フリンとミロク抹殺のため、主人公たちと行動を共にする。大きな仮面を被っているが、その素顔は黒髪ロングの美少女である(ナバール曰く「いける」)。
熱心なガイア教信者だった両親によって赤ん坊の頃に双子の老婆、ミイとケイに差し出され、暗殺者として教育されたため口数が少なく感情を表に出さない。
徳川曼荼羅の結界を解除する際に「色」の影響を受けて我欲が活性化した結果、主人公を「主様」と呼び慕うようになるなど性格に変化が見られるようになる。この際、甘いものが好きと言った一面や性的な要素を自分にはまだ早い(=知識や興味はある)と語る一面を垣間見ることができる。
この変化は実際はこの時取り憑いたイナンナの影響で、イナンナ撃破後は元の性格に戻るが主人公を想う気持ちは変わらなかった。自分にはない多くの思い出を持ち、死してなおナナシの心の中に存在し続けるアサヒに対しては内心では羨望と嫉妬を抱いており、イナンナの依代になった際はその感情が爆発した。
メインパートナーにすると物理攻撃や即死・貫通攻撃でサポートしてくれるようになる。ガストンと同じくターン開始時に勝手に攻撃を行うが、こちらはプレスターンを消費しない。また、敵ターン中にも攻撃を行うパッシブスキル「闇討ち」も所持する。
イザボー
声 - 沢城みゆき
覚醒の効果:なし
多神連合に拉致されたフリンを助けるために主人公と行動を共にする少女。
アサヒからは「イザボー姉さん」と呼ばれ慕われている(当人は困惑しているが)。
前作ではあまり描かれなかったが、フリンのことは多少なりとも異性として意識している様子。
メインパートナーにすると攻撃、回復とバランスの整ったサポートをしてくれる。最初から「○○ダイン」クラスの単体攻撃魔法4種と全体回復魔法が使用可能で、後にも強力なスキルを習得する。覚醒イベントは存在しない。
フリン
声 - 梶裕貴
覚醒の効果:なし
前作の主人公。東京の天使や悪魔の勢力を次々と倒し、阿修羅会やガイア教団に壊滅的な打撃を与え、救世主として東京中の話題になっている少年。ほとんど一方的に期待を向けられているという非常にプレッシャーのかかる立場にある中、毅然とした態度を見せる。なお、悪魔的な要素を持たず、自分の現在の在り様をナバールが恥じていたため、ナバールのことは見えていないようである。
多神連合を率いるクリシュナらにより、自らの「神殺し」にするために拐われる。
二度目のシェーシャ撃退を機に奪還されるが、それは早々に復活したシェーシャが擬態した姿であり、本物は終盤までずっとクリシュナに囚われたままだった(伏線として、見えていないはずのナバールの言葉に反応しているシーンがある)。その後、希望の星でありながら人々を助けられない無力感を突かれてクリシュナに融合されてしまい、「ヴィシュヌフリン」と化して襲ってくる。
ルートによってその在り様は大きく変化するが、どちらでも終盤ではYHVHへの神殺しの力を有するようになっており、その力を使ったスキルでは弱点&耐性弱化という効果を持つ。覚醒イベントは存在しない。
25年前の前世は悪魔討伐隊の一員として、そっくりの姿でデモニカスーツ(ヘルメット以外)を身につけていた。マサカドを召喚した際、首から上をマサカドに喰らわれたことで死亡した。
DLCにおいて、平行世界の彼が登場した。Neutralの道を選ぶも、メルカバーが発生させたブラックホールに飲み込まれてしまった。
ヨナタン
声 - 神谷浩史
覚醒の効果:なし
フリンと同期のサムライ。東のミカド国を愛する穏やかな少年だったが、穢れのない世界を作るため大天使メルカバーとなる。
協調ルートにおいて、サタン・メルカバーの姿からこちらに戻って別パーティとして参戦する。覚醒イベントは存在しない。
ワルター
声 - 小西克幸
覚醒の効果:なし
フリンと同期のサムライ。血気盛んで仲間思いの少年だったが、世界を変える力を求めて悪魔王ルシファーとなる。
協調ルートにおいて、サタン・ルシファーの姿からこちらに戻って別パーティとして参戦する。覚醒イベントは存在しない。

サブキャラクター[編集]

フジワラ
声 - 森田順平
人外ハンター商会の創設者。フリンの活躍でガイア教団や阿修羅会が縮小した今、東京の主勢力として神々に対抗する。
ツギハギ
声 - てらそままさき
人外ハンター商会の創設者。かつての悪魔討伐隊の生き残り。名前の通り顔に継ぎ接ぎがある。ツギハギはアキラがつけたあだ名で本名は別にあるのだが、フジワラを始め皆忘れている。「ツギ」がつく名前ではある様子。
ニッカリ
声 - 松本忍
元自衛隊員のベテランハンター。ニッカリというのはハンドルネームで、本名は不明。ナナシとアサヒの師匠。アドラメレクから主人公とアサヒを庇って亡くなった。
マスター
声 - ふくまつ進紗
アサヒの父親であり、孤児だった主人公の育ての親。妻が亡くなったのをきっかけにハンターを引退。「なってねぇなぁ」が口癖。
錦糸町に多神連合の悪魔が進入して来た際にアサヒを庇って亡くなった。生前、大幅にカスタマイズしたハンター制服をナナシに残しており、ほとんどのクエストをクリアすることで入手できる。
マナブ
声 - 木島隆一
主人公とアサヒの先輩のハンター。ドレッドヘアーレゲエファッションという出で立ちで、名前が明かされるまでは「チャラい青年」と表記されていたが、ハンター稼業には真摯に取り組んでおり、中堅クラスの実績を上げている。ニッカリと違い、こちらは本名。「ヤーマン」が口癖。アドラメレクから主人公とアサヒを庇って亡くなった。
アベ
声 - 諏訪部順一
タヤマ無き後、会長代行として阿修羅会をまとめた人物。ルシファーを崇拝している。常に威圧的で近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、使役している悪魔は何故かお色気系ばかりである。
その正体は堕天使シェムハザであり、ハレルヤの実の父親。彼の母親とは純粋に愛し合ったらしく、ハレルヤに対してもそれなりに父親の情を持っている様子。ハレルヤの母親が彼のことをどう言っていたかは不明であるが、少なくともハレルヤがそのことを語る際はネガティブな表情は見せていない。
ミイとケイ
声 - 谷育子
ガイア教団ユリコ派のトップの双子の老婆。フリン及びミロク暗殺のためにトキを派遣する。関西弁のような口調で喋る。正座したまま宙に浮いており、その正体は判然としない。ルシファーとは協力関係にある。

その他のキャラクター[編集]

スティーヴン
声 - Cho
謎の車椅子の男。謎の少女(声 - 大西沙織)と一緒に主人公たちの前に姿を見せる。一時、マツダ博士として主人公に関わり手助けをしていた。一方、少女の純粋な味方という訳ではなく、彼女の意に反する行動を取った主人公にも一応力を貸している[7]
もはやその存在は人間という規格から逸脱しているらしく、DLCでの戦闘時の彼のカテゴリは「超人」となっている。曰く、この時に初めて本気を出したとのこと。
マツダ博士
声 - Cho
人外ハンター商会研究開発班所属の技術者。25年以上前はゲーム会社のプログラマーだったという[8]。一人称が「ワス」で語尾に「~す」を付けた野暮ったい喋り方が特徴的。神出鬼没の大蛇・シェーシャの出現位置を特定する「シェーシャレーダー」を開発した。
ホープ
声 - 石上裕一
サムライ頭にしてフリンたちの元上官。
メルカバーに加勢すべく、サムライ衆を率いて市ヶ谷駐屯地に向う。
多神連合によって東京中の魂が喰われて戦力が大幅に低下した際、サムライ衆を率いて生存者の救助を行った。以降は登場しないが、DLCによると殲滅ルートでは暴走したウーゴによって悪魔化してしまった。
ウーゴ
声 - 多田野曜平
修道院の院長。慇懃無礼な口ぶりながら民のことを考えて天使に従う道を選んでいるが、もはや現状はただの代弁者となっている様子。その為、本編では非常に出番が短い。
殲滅ルートをモデルにしたDLCにおいて、メルカバー亡き後に神の啓示を受けたとのことで人間に宿る悪魔化因子「デモニックジーン」を覚醒させて東のミカド国の住人全てを悪魔化させていた。民を新人類へと進化させて新たな支配者とすることを目指すが、一方で己を守るために肝心の民を盾にした挙句にその民を殺したことを批判するなど、その精神は暴走状態である。
アキラ
声 - 下野紘
前作で名前のみ語られていた人物。前作では異世界のアキラも登場していた。
元悪魔討伐隊の隊員。主人公の夢の中で登場する。
かつてフジワラたちとともに地上を目指していたが、突然彼らと東京を見捨て地上に残ったため裏切り者となり、人外ハンターの間では禁句(タブー)となっている。
実は裏切り行為はフジワラ達との共謀であり、彼は天使を欺き天井の上で人間が安心して暮らせる楽園を作り、フジワラ達は東京で攻め入る戦力をまとめ、準備が完了したほうが迎えに行く、という計画だった。しかし、この段階では東京と天井とで時間の流れが違うことを知らなかったせいか、生前にその計画がなされることはなく暗殺されてしまった模様。
彼のガントレットは誰にも起動できなくなっており修道院に保管されていたが、ナナシが触れて起動したのを機にこっそり回収された。殲滅ルートでは全てを切り捨てることにしたナナシに破壊されてしまうが、協調ルートでは再び起動して経験値アップアイテムを提供してくれる。
ガブリエル[9]
声 - 田中敦子
四大使の一人。主人公の夢の中で登場。25年前、東のミカド国に到達したフジワラたちを追い返した。一方で、(実際はどうか不明だが)神の意思ということで希望者が天井に残ることを許し、アキラらを迎え入れた。
マルヲ
マルヲ党を作り自由・勝手きままに振舞っていたでっぷりと太っている男。不思議なカリスマ性から、党員に崇拝されている。
実はマーラに唆されて利用されていただけであり、本来は人の役に立ちたいという願いを持つ痩せっぽちの男だった。彼の言葉で少なくとも救われた女性や主人公の言葉でやり直す事を決めた。
ヒロシ
流浪のヒロシを名乗る大先輩人外ハンター。人の少ない辺境の地のクエストを積極的にしており、ある組織からも名指しでクエストをうけている。
ノアという女性の行方を捜していた。クエストにて主人公が撮影した死霊の写真に写っていたノアを見つけたことで過去の因縁が続いていることを知り、タマガミやイザナミを経てノアにとどめを刺し、25年もの間囚われていた過去から解放された。ノアは少なくとも彼の想い人ではあった様子。
ヒロシにとってタマガミは憎い敵ではあったが、それでも彼の国を憂う気持ちについては多少の理解を示している。
ノア
ヒロシが捜し続けている女性。冤罪[10]により死刑囚になった後はタマガミにより必殺の霊的国防兵器の素体に利用されるも、何故かエラーを起こして機能停止状態となっていた。つい最近突如目覚め、脳髄を含めてタマガミの依代となっていた。
脳髄を破壊され、タマガミが消えて本当に死亡するが、それによって召喚対象だったイザナミが活性化する条件を満たした[11]為にイザナミが降臨、主人公に倒された後にヒロシによりとどめを刺され、安らかな眠りについた。
憂国の徒
自らを憂国の徒という3人の博識な老人。白服の長身、茶色服のサングラスに杖、白衣の小柄。
タマガミを知っており、タマガミとともに多大な犠牲を払い、諸々に目をつぶって無限発電炉ヤマトの開発を行っていた。タマガミの残滓を「先生の歪んだ思念」と称している(ヒロシは本音と評しているが)。実は25年もの間過去の事から現世に囚われていた魂であり、最後は主人公とヒロシに反魂香を使用させ、あの世へと帰っていった。
タマガミ
防衛大臣だった人物。行方不明になっていた。
航空自衛隊を4年勤めて政治家に転向した。A国と協力してデモニカスーツを作り、悪魔討伐隊を作った人物でもある。無限発電炉ヤマトを作ったのも彼であり、政府にも内密で建造していた。つまり、神の御業戦争のきっかけとなった人物である[12]。神の御業戦争直前、ヤマトの暴走に巻き込まれ行方不明になった。なお、憂国の徒はヤマトの建造目的を「無限のエネルギーを得るため」としているが、実はタマガミの真の目的は魔界とゲートを繋いで悪魔を大量に召喚し、諸外国と渡り合うための戦力とするつもりだった。
必殺の霊的国防兵器を降臨させる「素体」を作成するにあたり、死刑囚を利用していた。脳髄を収めたカプセルとなり果てた「残滓」ながらノアの身体を依代にして活動を開始[13]し、イザナミを呼び込むために大量の死霊を出現させ、それらを殲滅したヒロシと主人公らの前に現れたが倒された。
その目的はかつての敗戦によって強国の傀儡となってしまった日本を憂い、霊的優位を確立することで主権を得ることだった。しかし、残滓が語るその思想は極めて独善的であり、強い日本を残せなかったことこそ詫びるも、世界を滅ぼし日本に天使や悪魔を蔓延らせた己の行いの愚かさを顧みることは一切なかった。神々に蹂躙された現状を強国にかしずかざるを得なかったかつての「弱い日本」を重ねており、ノアのエラーが解消されたことを機と見てイザナミの力で一度日本を破壊して生み直そうと暗躍していた。
ケン
池袋を守る阿修羅会の若頭補佐。権力を笠に着て、相手が手強ければ尻尾を巻く者が多い阿修羅会に在って腕っ節が強く、堅気や弱者には手を出さない任侠で、構成員のみならず池袋の住民たちからも慕われている。
しかし反面、不器用な性格から面倒事を一人で抱え込む傾向がある。
ベティ
銀座人外ハンター商会情報処理部門専属の女性ハンター。主人公を含めたハンターたちに、遺物の規定数回収や行方不明者の発見数など、能力を測るランク査定のクエストを配信している。
人前に出ることが少なく、メールでやり取りした者が多い一方、直接面識のある者は殆どいないという話がある謎の人物で、当然ながら、本作でも姿を見せることは無い。
ダグザ
声 - 池田秀一
命を落とした主人公が黄泉の国で出会った知識を司る魔神。主人公を蘇らせる代償に自分の「神殺し」となる契約を持ちかける。抑揚に乏しいが余裕のある口調と態度が特徴的。度々主人公に他者を切り捨てるように唆す。また、死者を蘇生する呪力を有しており、本作においてナナシが死んでも蘇生できるのは彼のおかげ。主人公を蘇生するにあたって、依代として彼が拾っていた壊れたスマホを修復した。
多神連合に名を連ねているが、クリシュナとも異なる意図で動いている。ナナシはあくまで目的を達成する道具であるが、一方でそれなりに彼を気に入っている様子も見せている。
その目的は、神が人間に与えた観測の力によって作り上げられた「ダグザ」という神格を放棄し、かつて人間が神格を見出すほど畏敬を抱いた原点である「ただの自然現象」へと回帰すること。つまり、彼は神と人間が己に与えた「ダグザ」という役割に徹することができなかったのである。
殲滅ルートを選択した場合、自身に賛同し全てを切り捨てたナナシが目的を達成した後は、いつでも見守っていることを告げて新しい宇宙の中に溶け込んでいった。協調ルートの場合は彼との契約を切って悪魔の制御能力を奪った上に生命力を大幅に減衰させるが、イナンナの力を得たダヌーによって生み出された「神格を受け入れたダグザ」と再契約されたことで形勢が逆転し、敗北。神殺しであるナナシに敗れた結果、「旧きダグザ」は本来の悲願である「ただの自然現象への回帰」を達成し、ナナシに殺されたわけではないことを告げて消滅した。新たな「ダグザ」は改めてスマホに宿ってともにYHVHを打倒し、ナナシを人間に戻したうえで契約を解除した。その後、かつての自分を全否定はせず、悪魔の存在を許容した世界の中で母や妖精たちとともに生きていけることをナナシに感謝した。
ダヌー
声 - 伊藤美紀
ダグザの母親である地母神。ノゾミと共に妖精の国の復興を目指す。主人公を己の野望に利用する息子・ダグザを危険視している。
後に残滓になったイナンナを取り込みパワーアップする。
前作での姿である「ブラックマリア」の姿ではなく、専用グラフィックが用意されている。
メルカバー
声 - 神谷浩史
ミカエル・ラファエル・ウリエル・ガブリエルの四大天使とヨナタンが合体した姿。通称「神の戦車」。ケガレを排斥し、完全なる秩序の世界を目指す。ヨナタンの姿を借りて登場することもある。
ラストダンジョンではルシファーと合体し、原天使サタンとなり、主人公たちの前に立ちはだかる。
ルシファー
声 - 小西克幸
ヒカルという人間に扮したルシファーとワルターが合体した姿。通称「悪魔王」。悪魔たちを率いて強いものが望むだけ変えられる世界を目指す。ワルターの姿を借りて登場することもある。神出鬼没の悪魔・シェーシャを有する多神連合の台頭を受けて、メルカバーと人外ハンター商会に停戦を持ちかける。
ラストダンジョンではメルカバーと合体し、原天使サタンとなり、主人公たちの前に立ちはだかる。
従来シリーズと関連するかは不明だが、少なくとも本作の彼は特殊な出自にあり、それゆえかオーディンに「唯一神がいないと存在意義を見出せない噛ませ犬」などと言われてしまっている。
クリシュナ
声 - 津田健次郎
多神連合を結成し一神教に宣戦布告した魔神。人々を救済すると言い、フリンをさらって自分たちの「神殺し」に仕立て上げようとする。
その存在は天使・悪魔双方に危険視されており、神田の社にて多重の封印を施されて「アーク」と呼ばれる球体の中で眠っていた。反目し合いながらも2陣営の同意に元に封印し、さらに人間でないと解除できないようにされているところから、相当警戒されている様子。
オーディンに唆されたナナシたちによって覚醒。唯一神の作り出した世界を破って脱出し、人間の魂をオーディンらと山分けして自分だけの世界を作り出すことを目的として行動を開始する。なお、現在の人間の肉体は神によって作り出されたものであるため、それを破壊して(=殺して)魂を抜き出してシェーシャに食らわせている。
YHVHの宇宙と隔絶された「宇宙の卵」の中でフリンの心のスキを突いて融合、新たな神「ヴィシュヌフリン」として新生して襲い掛かってくる。撃破後は改めてアークへと封じられ、再度赴くことで合体制限が解除される。
人間の可能性を縛る肉の器から魂を抜き出して己と合一することで人間の魂を救おうと考えている。人間のことは「自分の夢の住人」と認識しており、少なくとも単なる弱者として見てはいる様子はなく、独善的ではあるが見下している様子はあまりない。
ミロク菩薩
声 - 鶏冠井美智子
クリシュナに従い多神連合の一柱として行動する。ユリコがいなくなった後で多神連合の理想を掲げ、ガイア教団を乗っ取る。一度主人公に倒された後、イナンナの力で生み直されてミトラ菩薩となって復活し再度対峙したが倒された。ミトラ菩薩になるとお面のようになっている頭部が悪魔的なものとなる(体型は引き続き人型なので、かなりアンバランス)。
転生前後ともに弱点への攻撃が下手をするとプレイヤーへの枷になるという特性がある。また、作中では珍しく漢字名がつくが、「菩薩」の部分は呼ばれない。
オーディン
声 - 宮内敦士
クリシュナに従い多神連合の一柱として行動する。前作ではチャレンジクエスト中に登場。記憶と力を失っていたが、フリンの活躍で元に戻った。
本作においてはダグザの分霊という扱いであり、彼のことを様づけで呼ぶ。
メデューサ
かつてスカイタワーを根城にしていた悪魔。前作でフリンに討伐されたが、多神連合によって復活した。性格や戦い方は前作とほとんど変わっていない。
スクナヒコナ
神田の社の最下層で、クリシュナを封印した「アーク」を守護する国津神。曰く、多くの国津神はオーディンの甘言に乗ってしまったらしい。
力任せに事を進めるところがあり、アークに近づくナナシにろくな説明もせずに排除しようとする。結果、自身が力に屈する羽目となった。
ナパイア
声 - 松嵜麗
妖精の森に住む妖精。人外ハンター商会にある依頼をする。後に霞ヶ関で店員をしている。
チロンヌプ
ハレルヤが使役するキツネの悪魔。ハレルヤからはチロと呼ばれている。状態異常無効化や死亡回避のスキルを使用する。
テンカイ
フリンに倒された必殺の霊的国防兵器の一柱。多神連合が展開した、かつて自身が施した徳川曼荼羅の結界を解くため主人公一行に協力する。本作ではフリンとは契約していない模様。
タケミカヅチ
前作で、覚醒状態のものの中で唯一タヤマの配下でなかった必殺の霊的国防兵器。自身がそうであると語らなかったため、必殺の霊的国防兵器なのか判然としなかった。
前作の会話によると初期に呼びされたはずであるが、ナンバリングは「漆(七)」となっている。
本作ではチャレンジクエストにて、彼の父親が変じたものであるという「天羽々斬剣」を、伝説に従って仲魔のヤマタノオロチを掻っ捌いて天叢雲剣へと強化してくれる(ヤマタノオロチは完全離脱)。なお、天羽々斬剣はこの際に折れてしまい、タケミカヅチに回収された。
マサカド
前作で東京の守護神として登場した必殺の霊的国防兵器。本作では復活直前でフリンが攫われてしまったことでしばし舞台から外れることになる。
オープニングのセリフを除けば協調ルートでのみ登場。人界を守護するものとしての役割をフリンとナナシに譲り、自分は倒されてなお完全に消滅していなかったクリシュナを再封印する役割を担う。肉体である岩塊は用済みとなった後、YHVHの宇宙へと至るために扉として利用されることになった。
イザナミ
本作で新たに登場した必殺の霊的国防兵器の一柱。クエストにて黄泉路奥でノアを依代に召喚され、主人公に倒された後にヒロシにとどめを刺された。
前作では悪魔から受注出来るクエストにて登場し、暴走し大暴れしていた。本作では落ち着いた状態となっているが、タマガミの願いに応じて日本を生み直そうとしている。
マーラ
声 - 秋元羊介
マルヲに取り付いて人々を集め、力を蓄えていた悪魔。その外見に相応しく主人公を「お盛んボーイ」と呼ぶなど卑猥な言動が目立つ。人々の精気を吸って全快になったが主人公に敗れた。
「精気」の発音が明らかに精子となっていたりマーラの発言以外のメッセージ内容も妙に性的ニュアンスを含んでいたりなど、全体的に独特の雰囲気を放っている。
アドラメレク
ルシファーの配下の悪魔。堕天使らしく慇懃無礼で残忍、目的のためには手段を選ばない。スカイタワー視察の帰りに立ち寄った錦糸公園で「腹ごしらえ」と称して、居合わせた主人公たちを惨殺する。
シェーシャ
声 - 梶裕貴
多神連合が東京に放った巨大な竜。空間を転移するため神出鬼没。非常に堅固な耐性を持っており、悪しきを討った伝説を持つ天羽々斬(天叢雲剣)かミカエルの槍でしか碌にダメージが与えられない。示威行動の為に天井に大穴を開けた[14]
完全なる不死身かつ進化・成長し続けるという悪魔[15]。作中において完全な殲滅は不可能であるが、仮にも自身を殺したナナシを敵視している。
シェーシャに食われた魂は消滅せず、新たな宇宙を生み出す礎となる。
イナンナ
声 - 笹島かほる
ダヌーの母に当たる悪魔。彼女に移ってしまった自身の力を取り戻す為にダヌーの力を狙う。悪魔を産み直す事で進化させる力を持つ。多神連合とは協力関係にある。また、弱点を持たない代わりに属性攻撃を使うとその対の属性が弱点になってしまうという特性を持つ。
五色不動の封印を利用し、一時的に残滓となって復活するも退けられ、その後はトキの中で力を蓄え、彼女の中で渦巻く感情を喰らって依代とし、クリシュナの教唆で復活を果たす。主人公達と対峙するも倒された。
ダヌーの力を執拗に狙ったのは、彼女にとってその力は「母であるための力」であり、すなわち子供を奪い取られたようなものだったのだろうとノゾミは考察している。
サタン
原天使と呼ばれる強大な悪魔。本作では複数の鬼や竜の頭を持つ巨人で、従来シリーズとは異なる姿である。「試す者」を自称し、主人公らに唯一神に挑めるだけの力があるかを見定めるため、戦いを挑んでくる。ある程度追い込むたびにこちらを瀕死に追い込んでどのように対処するかを試し、これを何度か繰り返すとこちらを認めて戦闘終了となる。
元々は唯一神の分霊だったが、多くの神々を悪魔に貶めた唯一神のかつての所業を知っているため、試すものとしてYHVHに世界の祖たる資格があるか試すためにYHVHの宇宙に到達したナナシに協力する。また、彼とは別なる存在に信を置いているらしいことからか、メルカバーとルシファーに分離され、原天使であった頃の記憶も封印されていた。
Neutralでクリアするとメルカバーとルシファーの合体で作れるようになるが、120という限界を突破したレベルを有しており、大量のアプリポイントを割くかレベル限界突破のDLCを導入するかしないと作成不可能。
YHVH
声 - 麦人
この宇宙を創造した唯一神。ルシファー勢と多神連合は唯一神の打倒を目指している。
音声がつく本作では神の名前を発音する際にノイズがかかるようになっている。
スティーブンが語った所によると、人間に「認識の力」を与え、人間に安寧を約束する天使と自由を唆す悪魔を用意し、その狭間で弱い人間が互いに寄り添って生きていくようにしたのだという。つまり、唯一神が人間に求めるのはいずれの誘惑にも乗らないNeutralであり、メルカバーもルシファーも人間を惑わすための駒の一つに過ぎないのである。そのため、メルカバーを始めとする天使らを殺したことに対して何も言及してこない。一方で、人間に信仰されるべき上位者は自分であるという傲慢さを持つ。
最終的には自身を支える数々の神性を否定され、自身が与えた観測の力によって多神教の神々に強いた「悪魔堕ち」をさせられ、醜悪な姿に変貌して抹消させられることとなった。

DLCの登場人物・悪魔[編集]

ザ・ヒーロー
真・女神転生』の主人公。時系列はICBMが落ちた直後。 YHVHの干渉でヒロインによる蘇生が妨げられてしまっている。スティーヴンとナナシの戦いによって存在が観測され、己の姿を取り戻すことに成功する。その後は他の3人と一緒に別パーティとして、本気を出したスティーヴンの試練に挑むことになる。一人称は僕で、Neutralである。
アレフ
真・女神転生II』の主人公。センターによって創造された人造人間。時系列はメギドアーク発射後。一人称は私で、Lawである。
人修羅(ひとしゅら)
真・女神転生III-NOCTURNE』の主人公。元々は一介の高校生だったが、ルシファー(本作とは別存在)の企みによって悪魔と化した。時系列はカグツチを倒し、ルシファーに挑んで敗れた後。一人称は俺で、Chaosである。
役小角
後鬼前鬼と共に金剛神界に君臨する超越者。東狂の最下層でも魔人たちを凌ぐ裏ボスとして登場する。
メフィスト
突如ナナシの目の前に現れた悪魔で、彼をハワイで遊ぶという幻想に招待した。契約を終了させると代償として命を狙って襲い掛かってくるが、幻想を見ずに即座に契約終了してもやっぱり襲い掛かってくる。
呪殺属性最強の魔法を有し、撃破すると合体で作成可能となる。
このイベントでは各キャラが水着姿で登場するようになっている。
クレオパトラ
少なくともアサヒが生きている頃に現れた悪魔。配下の「エジプトの軍勢」に多くの女性を集めさせて、神を降ろすのに最適な部位を組み合わせた体を作ってファラオ(王)として復活しようとしていた。最後に残ったパーツ「鼻」を持つアサヒを攫ったことで交戦となり、撃破される。「王として人間と悪魔を導く」という曲りなりにも理想のための計画だったが、人間を部品のように扱うその所業は、アサヒやダグザから酷評された。
破魔属性最強の魔法を有し、撃破すると合体で作成可能となる。

用語[編集]

多神連合
魔神クリシュナが筆頭となってオーディン、ミロクら率いてメルカバーとルシファーの戦争に介入。唯一神に虐げられた神々の復興と人々の「救済」を掲げて行動する。
シェーシャに東京中の魂を食わせて蓄え、シェーシャを宇宙の卵へと変容・孵化させることで新しい宇宙を作りだし、唯一神が統べる現在の宇宙を脱することを目的とする。人間の救済というが、その前提として唯一神が与えた肉の器を破壊する必要があるため、目的を達成したら人間は全て生命としては死滅することになる。
ダグザが己の神格すら否定しようとしているのに対し、多神連合はあくまで自分らが神であるという立場を放棄する気はない。つまり、唯一神の手から逃れ、人間から神殺しの力を奪うことこそが真の目的である。
神の御業戦争
25年前に起こった全世界規模の核戦争。神が関わったとされるためそう呼ばれる。作中、この件に関しては細かくは語られない。
神殺し
神同士の争いでは完全に決着がつかず封印するに留まるため、神や悪魔を完全に消滅させられる人間の刺客の事。具体的な定義が判然としない。
これは、後述する観測の力によって人間が「その神や悪魔が消滅したこと」を観測することによって存在消滅の事象を確定させるといったメカニズムとなっている。
観測の力
「大いなる理」が人間に与えた力。答えなき事象に答えを与え、形なきものを器に封じ、順わざるものに方向性を与える、人間のみが持つ「存在を定義する力」。
唯一神は、この力で観測された全てを掌握下に置くことができる(要出典)。逆にいえば、唯一神は自意識を持つ人間があって初めて存在意義を持つということになる。
数多の自然の脅威、理不尽や災厄あるいは奇跡や救いを観測・認識できるようになったことで畏敬から信仰が形成され、本作における神々や悪魔が生まれた。人間が望めばその方向性を変容させることも可能であり、神々や悪魔はその力を自分の望む通りに向けさせようとしている。
東の十字軍
東のミカド国より多神連合討伐の為に送り込まれたサムライ衆の選抜隊。ガストンがリーダーを務める。多神連合の撃破に伴い、解散となった。
八部連合阿修羅会
かつて東京のほぼ全域を支配していた勢力。会長タヤマの失踪により弱体化し、現在はアベが会長代行を務める。
ガイア教団
適者生存の思想を掲げる組織。教祖ユリコの失踪で組織が弱体化したうえ多神連合に拠点の築地根願寺を乗っ取られ、現在はミロク派とユリコ派に分裂している。
復活したシェーシャとミロクが破られて根願寺本殿に攻め込まれた際は、ミロク派はその命を自らシェーシャに差し出して全滅していた(多神連合の計画の全容を知っていたかは不明)。
脱退を決めたトキに「強者こそが正義と謳うくせに、徒党を組んで他人に頼っている」と至極真っ当に批判されてしまった。
人外ハンター商会
東京の人々から依頼を受けて悪魔の討伐から遺物の収集、食料調達まで行う組織。阿修羅会、ガイア教団が弱体化した今では東京主勢力となっている。
遺物
かつて文明があった頃の東京の品々。「遺物」という名称は東のミカド国から降りてきたサムライ衆がそう呼んでいたのを聞いたハンター達が面白がって広げた。
前作では文化の違うミカド国からの視点で解説されていたが、今作では東京生まれの主人公の視点で解説されるが、アサヒとの思い出が多い。
徳川曼荼羅
五色不動によって形成される霊的結界。開国に合わせて解除されていた。五色不動には四天王とマリシテンが守護についている。
各社に納められた人間の欲求「色(要はマグネタイト)」を吸い込む「賢瓶」によって、悪魔が実体化するのに必要なマグネタイトを枯渇させることで悪魔の召喚を封印した。合わせて、ターミナルも使用不可能となった。術を起動させた多神連合は影響外なのか、人間は圧倒的に不利になった。
賢瓶の周辺には吸い集められた「名誉欲」「肉欲」「食欲」「怠惰」「暴力」の色が濃密に流れており、徳の高い人物など我欲の薄い人間でなければ瞬く間に気が触れてしまう。
元々は人間を守護するための結界であり、「悪魔が新たに実体化できない」という状況は本来願ってもない状況なのだが、それを自ら解除しないといけないという非常に皮肉な状況となってしまった。
ナナシのみ、召喚がダグザの宿るスマホを介しているためにその影響を受けなかったため、各個撃破することで結界を打ち破ることに成功した。
宇宙の卵
クリシュナが放ったシェーシャが人々の魂を喰らい変化した姿。満月の夜に孵ることで新たな宇宙が誕生する。なお、クリシュナの話によると、この内側はYHVHの支配下ではない模様。
また、ダグザの呪力をもってすれば内部に眠る魂を蘇生することも可能である。
協調ルートでは内部に存在する魂をダグザによって蘇生させられたことで孵化できなくなった上で心臓部を破壊されて消滅、殲滅ルートではダグザによって内部の魂を使って新たな宇宙を生み出すために利用される。
YHVHの宇宙
マサカドの岩塊に宇宙の卵内で回収した九曜の名を持つ「ピラー」を捧げることで生まれたモノリスから到達できる、YHVHが住まう外なる領域。
人間が観測した事象を再現することができ、内部では様々な悪魔や天使たちが力を強化して徘徊している。ルシファーやメルカバーといった上位存在も再現されているが、その精神は再現されず虚無である様子。
内部には各パラメータが一定以上でなければ通ることができない扉が存在する。

スタッフ[編集]

  • 世界観原案 / シリーズ悪魔デザイン - 金子一馬
  • プロデューサー / シナリオ原案・監修 / 悪魔会話 - 山井一千
  • シナリオ - 宮田裕介
  • ディレクター - 大山智
  • キャラクター・悪魔デザイナー - 土居政之
  • イベント原画 - フクダイクミ
  • サウンドコンポーザー - 小塚良太

脚注[編集]

  1. ^ 週刊ファミ通 2016年3月17日号
  2. ^ 「真・女神転生IV FINAL」は,「IV」と世界観を共有する完全新作。-4gamer.net” (2015年10月11日). 2015年10月11日閲覧。
  3. ^ ニヤリ時だと吸収量が大幅に上昇する。それ以外だと同等のスキル「エナジードレイン」と同じレベル。
  4. ^ 外で水浴びしていた女性に気を取られて川に転落して溺死
  5. ^ この過程は前作のチャレンジクエストで描かれた。当時はモブ同然で、立ち絵などは用意されていなかった。当時の彼女の姿はナパイアが変身した際の姿として使われている。
  6. ^ 人間の貧弱な膂力で大天使の所有物である槍を破壊できたのは、ミカエルの槍が「持ち主の望む通りの形状に変化する」という性質を持っていたため、存在を拒否されたことで人間の力でも破壊できるほどに弱体化していた、と作中で推測されている。
  7. ^ 人外ハンターを動員して殺そうとした可能性もあるが。
  8. ^ ハンターメモより。ただし、これらの記述はスティーヴンが正体を明かして以降、何故か抹消されている。
  9. ^ 発言するシーンではギャビーの姿を取っており、エンドロールでは「ギャビー」となっている。
  10. ^ ヒロシは当時の様子を「騙され欺かれ貶められた」「あんなヒドい裁判」と語っている。
  11. ^ イザナミは冥府に住まう神であるため、素体が生きている状態だとエラーを起こして降臨できなかった。
  12. ^ DLC配信の総合年表では、今回の事件より前に「謎の女性」と接触したことが記されている。
  13. ^ 生前の彼が最後に確認されたのはヤマトの暴走事故現場だったため、そもそもなぜ脳髄が残っており、それを保存カプセルに封入できたかは一切不明である。
  14. ^ この穴の影響で東京と東のミカド国の時間の速度差がなくなった。
  15. ^ 相対の度に姿が変わり、一度目は首回りに赤い花弁のような模様がある大蛇、2度目は緑色に変わりギザギザの口と大量の目を持ち、片言ながら話すことも可能になり、三回目にはフリンに化けて人間さながらに話し、彼に対する信望を依代に距離を問わずに魂を直接奪えるようになった。

外部リンク[編集]