コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア

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コール オブ デューティシリーズ > コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア
コール オブ デューティ
インフィニット・ウォーフェア
Call of Duty: Infinite Warfare
ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム
対応機種 PlayStation 4
Xbox One
Microsoft Windows
開発元 Infinity Ward
発売元 アメリカ合衆国の旗 アクティビジョン
日本の旗 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(PS4)、日本マイクロソフト(XOne)
シリーズ コール オブ デューティシリーズ
人数 1-2人(オンライン時:最大18人)
メディア [PS4/XBOne]BD-ROM
ダウンロード版あり
発売日 世界の旗 2016年11月4日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
コンテンツ
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暴力
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コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』(Call of Duty: Infinite Warfare)は、2016年11月4日に発売されたゲームソフト。略称は『CoD:IW』。対応ハードはPlayStation 4Xbox OneMicrosoft Windows

概要[編集]

FPS(一人称視点のシューティングゲーム)のコール オブ デューティシリーズの作品で、初の宇宙を舞台にした作品。人類の需要が供給を上回った時代、太陽系内の他の惑星にその活動の場を広げた人類の戦いを描く[1]

国際宇宙同盟連合(UNSA)と、反抗勢力の「Settlement Defense Front」(SetDef)の2つの陣営が戦いを繰り広げる。無限の宇宙(Infinite Space)を舞台とした戦争(Warfare)ということから、インフィニット・ウォーフェア(Infinite Warfare)と命名された[2]

CoDシリーズは複数の会社が開発を行っているが、本作は初代『コール オブ デューティ』のInfinity Ward社が開発した。同社による7作目のCoDのため開発コードは「IW7」とされている。

エディション[編集]

パッケージ版は「通常版」「レガシーエディション」の2種類が発売される。レガシーエディションには『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』のリマスター版が同梱されるがこちらはBlu-rayディスクではなく、ジャケット裏に記載されたプロダクトコードをPlayStation Store上で入力してダウンロードする形になっている。しかし『インフィニット・ウォーフェア』本編のBDがPS4本体内に挿入されてないとタイトル画面から先に進めないようになっている。

PlayStation Storeでは「通常版」「ダウンロード特別版」の2種類がダウンロード販売される。「ダウンロード特別版」ではレガシーエディションの内容に加え今後追加されるダウンロードコンテンツを入手できる「シーズンパス」が、発売日までに予約したユーザーには『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』リマスター版キャンペーンモード先行プレイ権が付属する。

なお、「レガシーエディション」と「ダウンロード特別版」に付属する『コール オブ デューティー モダンウォーフェア リマスタード』は単品発売の予定はないものの、ディスク版通常版を購入した場合、レガシーエディションアップグレード権を2017年3月31日までにPSStoreで購入すれば通常版でも『モダンウォーフェア リマスタード』をプレイする事ができる。

キャンペーン[編集]

キャンペーンモードでは、UNSAとSetDefの太陽系を巡る戦争が繰り広げられる。今作では、通常の重力下での銃火器を使用したFPSステージ以外にも『コール オブ デューティ ゴースト』などに登場した宇宙空間、宇宙戦闘機を操るステージなど多彩な展開が見られる。

ストーリー[編集]

シングルプレイ ステージ[編集]

本作でのキャンペーンステージではストーリーの本筋をなぞるメインミッションと、枝葉を補完するシップアサルト、ジャッカルストライクの3種類で構成される。シップアサルトでは相手の戦艦を小規模の部隊で強襲するFPSステージ、ジャッカルストライクではSCARの主力宇宙戦闘機ジャッカルに搭乗して相手艦隊の殲滅が主目標となる。

ステージ名の前の記号は右記の通り:◆メインミッション、▲シップアサルト(FPS)、▽ジャッカルストライク(宇宙戦闘機)

◆高まる脅威
通信が途絶えた木星・エウロパの秘密施設に、UNSAの特殊部隊が送り込まれる。極秘兵器奪還のためにSDFと交戦するさなか、彼らはサレン・コッチと遭遇する。
◆フラックスカイ;バレード
地球・ジュネーブで開催されているUNSAの宇宙艦隊の軍事パレードの中、レインズとレイエスは会談する。会談後、リトリビューションに戻る道中、レインズからE3N、通称「イーサン」の存在を紹介される。
◆ブラックスカイ;迫り来る脅威
軍事パレードがSDFにより襲撃される。その場に居合わせたレイエス、ソルター、レインズ、イーサンは味方の攻撃を続ける対空兵器・AATISの制圧に向かう。
◆ブラックスカイ;空へ
地球大気圏へ展開するSDF侵略軍に対し、リトリビューションをはじめとする、残存艦隊の迎撃が行われる。
◆リトリビューション;戦いの果て
◆ボートアーマーオプス;民間ターミナル
◆ボートアーマーオプス;貨物倉庫
◆ボートアーマーオプス、乗船パーティー
◆リトリビューション、再び戦いへ
▲テイクンダガーオプス
▲フェニックスオプス
▲ハディーコンオプス
▲デイープエクセキュートオプス
◆リトリビューション;成すべき使命
◆バーンウォーターオプス精製施設
◆バーンウォーターオプス;空の戦い
▽セーフハーバーオプス
▽ピュアスレットオブス
▽グレイヴロバーオプス
◆リリトリビューション救出
▽サドンデスオプス
◆ダーククォリーオプス
◆リトリビューション:勝利の代償
▽マトレースキルオプス
◆プラックフラッグオプス:囚人護衛
◆ブラックフラッグオブス:仕掛けられた罠
◆ブラッドストームオプス:トロイの木馬
◆ブラッドストームオプス:不時着
◆ブラッドストームオプス:合流
◆プラッドストームオプス:危険な賭け
◆ブラッドストームオプス:シップヤード急襲

登場人物[編集]

UNSA/リトリビューション[編集]

ニック・レイエス SCAR/少佐→中佐(コマンダー) リトリビューション 臨時キャプテン
本作の主人公。リトリビューションに乗り込んでいた海軍特殊作戦部 SCARチーム1の指揮官。
ストーリー開始直後、SDFの急襲によりアルダー艦長を始めとする上級士官の戦死により、最上級士官だったことから戦地昇進し中佐となる。
ノラ・ソルター SCAR/少佐
レイエスの副官でありウィングマン。レイエスと同じく、戦地昇進し副船長となった。
ユセフ・オマー 海兵隊/二等軍曹
リトリビューションの海兵隊部隊の指揮官。当初はE3Nを信用できないと拒絶するが、ある作戦を期に仲間と認めるようになる。
E3N(イーサン) 海兵隊/一等兵曹
秘密計画により生み出されたエンハンスド・タクティカル・ヒューマノイド。
動作は非常に機敏で丈夫。人間と同じ武器を使用し、「ロボットはたまに暴走して味方を撃つ」等のブラックジョークや、人を慰めようとするなど非常にユニークな性格をしている。
オードリー・マッカラム 海軍/少佐
ヴィクター・ディアロ(ゲイター) 海軍/中尉
ローラ・ギブソン 海軍/中尉
メイナード・グリフィン(グリフ) 海軍/准尉
ショーン・ブルックス 海兵隊/伍長
トッド・カシマ 海兵隊/一等兵
イヴリン・ソトムラ 海軍/兵曹長
エベル・イェティデ 海軍/二等海尉
アーウィン・クルース 海軍/一等兵曹
リー・ボグズ 海軍/二等海尉
トーリ・ホルダー 海軍/上等兵曹
ジョン・アルダー 海軍/コマンダー
カール・ハミルトン 海軍/電気工学オフィサー
マイケル・フィリオン 海軍/従軍牧師

UNSA/駆逐艦タイガース[編集]

モウリーン・フェラン 海軍/コマンダー
タイガースの艦長。

SATO[編集]

レインズ 艦隊長
SATOの高官で、レイエスの上官。

SDF[編集]

サレン・コッチ 艦隊長
アキール・ミン・ライア 中佐/上級工作員
ジュネーブに潜入していた工作員。潜入中に名乗っていた偽名はマイケル・アーロン・ページで、本人曰く「間抜けな地球人の名前」。AATISのコントロールを奪い、軍事パレード中のSATO艦隊への攻撃を行うが、戦闘の末レイエス達によって身柄を拘束される。

用語[編集]

国際宇宙同盟連合(UNSA)
劇中における2大陣営の1つで、地球の各国家から構成される勢力。
SATO
Solar Associated Treaty Organizationの略語。UNSAの軍隊の総称。
SCAR
特殊戦闘航空偵察
ブートリグ
宇宙空間での姿勢制御、ブースト、壁走りなどを実現する装備でエクソスケルトンの一種。
AATIS
SATOがジュネーブに設置している対空砲台で、E3N曰く「地球のアイアンシールドです。強力な対空兵器ですね」とのこと。
SetDef
Settlement Defense Frontの略語で、劇中における2大陣営の1つ。宇宙に進出した人類が地球とは別枠で作り上げた勢力で、スローガンは「火星よ、永遠なれ(Mars eternal)」。UNSAと比較して非人道的な行動に出る傾向があり、劇中ではSATOの将兵のみならず、丸腰の民間人まで容赦なく射殺している。

マルチプレイヤー[編集]

本作のマルチプレイヤーは傭兵を軸に置いた戦闘になっており、ミッションチームと呼ばれる傭兵組織に所属し、課せられた任務を達成するなど傭兵組織を貢献して組織のランクを上げる。組織のランクが上がる度に報酬がもらえる。

ミッションチーム[編集]

JTFウルヴァリン
オリオン・イニシアチブ
セイバーチーム7
レイス

コンバットリグ[編集]

コンバットリグは戦闘用スーツを指す。前作『コール オブ デューティ ブラックオプス3』のスペシャルリストとシステムが似ているが、ゲージを溜めて特殊武器や特殊能力を発動するペイロードのほか、固有のPERKとなるトレイトが追加される。

ウォーファイター
マーク
シナプス
FTL
ストライカー
ファントム

ゾンビモード[編集]

解説[編集]

本作のゾンビモードは、1980年代の映画の中に迷い込んだ男女4人組が、遊園地にやってくるゾンビたちを迎え撃つという設定である。園内の設備を利用した仕掛けがあり、たとえばダンスフロアにあるミラーボールからレーザービームを発射してゾンビを射殺するといったものがある。

本作のゾンビモードは、多くの人が楽しめるよう他のゾンビモードよりも遊びやすいように制作され、ソロモードやチュートリアルのほか、前回まで所有していた武器をパーク内の遺失物係で買い戻すシステムが用意された[3]。 また、死亡したプレイヤーは「アフターライフ・アーケード」と呼ばれるゲームセンターに送られ、施設内にあるアーケードゲーム(アクティビジョンの過去作など)で遊んでソウル・ポイントを得て復活することができる[3]。なお、上限なしのラウンド制というシステムそのものに変更はないため、プレイヤーが全滅すればゲームオーバーとなる。

ゾンビモードのプロデュースを務めたブライアン・ブライトはこれまでのゾンビモードに新たな方向性を与え、自分たちのものとして作りたいと『ファミ通』でのインタビューで述べた[3]。何でもありのゾンビものは面白く、80年代の音楽やビジュアル、髪形などが快楽的であるところが気に入っていったため、ブライトはゾンビモードの舞台を1980年代にした[3]

あらすじ[編集]

有名なホラー映画監督であるウィラード・ワイラーの新作オーディションに来た4人の俳優は、ワイラーが所有する古びた映画館「アフターライフ・シアター」で彼らの作品を視聴していたところ、スクリーン上に現れた渦に巻き込まれた。気が付くと、彼らの周りは1980年代の遊園地になっており、容姿もその時代に合ったものに変わっていた。映画の中に取り込まれた事に気付いた4人の目の前には大勢のゾンビたちが近づいていた。

登場人物[編集]

プレイヤーキャラクター
映画監督であるワイラーの新作のオーディションに来た売り出し中の俳優4人組。キャラクターの容姿は1980年代の映画における典型的な俳優像を基にしている[3]
A.J.
声:アイク・バリンホルツ
オーディションに来た俳優で、映画の中に取り込まれたときはジョックの服装をさせられた。
サリー
声:サシェア・ザマタ
オーディションに来た女優。バレーガールのいでたちでゾンビに立ち向かう。スプーンを用いてゾンビののどを詰まらせるという技は、80年代の作品に用いられたギャグを基にしている[3]
ポインデクスター
声:セス・グリーン
オーディションに来た俳優。4人の中では最も小柄。ナード(オタク)のいでたちでゾンビに立ち向かう。
アンドレ
声:ジェイ・ファロア
オーディションに来た黒人俳優で、映画の中に取り込まれたときはラッパーの格好をさせられた。
その他
ウィラード・ワイラー
声:ポール・ルーベンス[3]
本作の事件の発端となるホラー映画監督で、「アフターライフ・シアター」の所有者でもある。4人がワイラーの監督作を見ている間に映写室に入り、降霊術を用いて彼らを映画の中に閉じ込めた。
DJ
声:デビッド・ハッセルホフ
俳優4人組たちより以前から映画の中にいた人物で、ゾンビモードにおけるガイド役を務める。陽気な音楽をかけている。

プロモーション[編集]

テレビCMにはコール オブ デューティシリーズの大ファンだという俳優の山田孝之が出演した[4]

脚注[編集]

外部リンク[編集]