コール オブ デューティ ウォーゾーン

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コール オブ デューティ ウォーゾーン
Call of Duty: Warzone
ジャンル バトルロイヤルファーストパーソン・シューティング
対応機種 Microsoft Windows
PlayStation 4
Xbox One
PlayStation 5
Xbox Series X
開発元
発売元 アクティビジョン
シリーズ コール オブ デューティ
人数 マルチプレイヤー
発売日 2020年3月10日
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コール オブ デューティ ウォーゾーン』(Call of Duty:Warzone)は、2020年3月10日に配信されたPlayStation 5Xbox Series XXbox OnePlayStation 4PC向けの基本プレイ無料バトルロイヤルゲームである。

本作は2019年に発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』の一部であるが、プレイするにあたって同作を購入する必要はない。WarzoneはInfinity WardRaven Softwareが開発し、アクティビジョンが配信している[1]

本作はウクライナ東部のドネツク市を大まかに基にしており[2]、架空の都市ヴェルダンスクを舞台として、150人のプレイヤー間でのオンラインマルチプレイヤー戦闘を可能にし、クロスプレイとクロスプログレッションに対応している。 ゲームには「Plunder」と「Battle Royale」の2つのモードがある。

このゲームはヴェルダンスクおよびその周辺の「購入ステーション」で使用される新しいゲーム内通貨システム「キャッシュ」を導入している。キャッシュと交換でプレイヤーのカスタムクラスに制限付きでアクセスできる「ロードアウト」ドロップを使える。プレイヤーはまた、キャッシュを使って「キルストリーク」やガスマスクなどのアイテムを購入することもできる。配信開始時にWarzoneは3人のスクアッドでプレイできた。ソロモードは1週間後の2020年3月17日に追加され、4人プレイヤーのクアッドは2020年4月8日に、シーズン3アップデートの一部として実装された[3][4]

本作は批評家から概ね好意的な評価を受け、マップは明確な称賛を受けた。2020年5月、アクティビジョンはWarzoneが最初の2か月で6000万ダウンロードを突破したことを発表した。

ゲームプレイ[編集]

ゲームモード[編集]

Warzoneには、「Battle Royale」「Plunder」の2つの主要なモードがある[5]。Battle Royaleは『フォートナイト』のようなゲームによって広まったジャンルであるが、「Plunder」はゲーム内通貨メカニズムに関連するWarzone特有のモードである。『コール オブ デューティ ブラックオプス4』(2018)の「Blackout」モードに続くCall of Dutyフランチャイズで二作目となるバトルロイヤルをメインに据えた作品である一方で、ブラックオプス4とは異なり装備可能なガジェットへの依存を減らしており、その代わりに新しいゲーム内通貨「キャッシュ」の蓄積を促進している[5]。Warzoneは1試合で最大150人のプレイヤーをサポートするが、これは典型的な他のバトルロイヤル作品の最大100人プレイヤーを規模で超えている[6]

バトルロイヤルモードでは、他のバトルロイヤル作品と同様にプレイヤーは継続的に縮小するマップで争い最後の1人を目指す。プレイヤーは大規模なゲームマップにパラシュートで降下してそこで他プレイヤーと戦っていくが、ゲームが進行しプレイヤーが排除されると、プレイ可能エリアが縮小し生き残っているプレイヤーはより狭いエリアに追い込まれる。Warzoneでは、プレイ不可エリアは体力を減少させる緑色のガスで汚染されるため、プレイヤーが安全なプレイ可能エリアに戻らないと、最終的にガスによって死亡する[5]。他作品とは異なり、Warzoneは車両を特に重視しており、また新しいリスポーン及びゲーム内通貨メカニズムを導入している。パラシュートは制限されておらず、パラシュートを開き、切り離しを何回も空中で行える。ローンチ時のゲームモードは最大3人プレイヤー(トリオ)までのチームをサポートしており、チームメンバーの補充を無効にするオプションがあった。Infinity Wardは他にも様々なスクワッド数制限のテストに言及していた。クワッド(4人プレイのスクワッド)とソロBRモードはその後のアップデートで追加され、デュオは後日実装されることが約束されていた。

Warzoneでのキャラクターの死亡は他作品のように必ずしもプレイヤーの敗北とは限らない。代わりに、Warzoneはプレイヤーがさまざまな方法で利用できるリスポーンメカニズムを提供する。死亡したプレイヤーは「強制収容所」に移送され、そこで同じく移送された他のプレイヤーと一対一の戦闘が行われ、勝者はゲームにリスポーンする。ゲーム内通貨システムを使用して、他のリスポーン方法を利用できる。強制収容所メカニズムによって復活しない場合、プレイヤーはゲーム内通貨を使用して、自分自身または他のプレイヤーのためにリスポーントークンを購入できる[7]

それに加えて、チームでマップに散らばる多量のキャッシュを捜索して100万ドルを貯める「Plunder」と呼ばれるゲームモードがある[8]。見つかると、ゲームは延長戦に突入し、すべてのキャッシュの合計が1.5倍になり、時間切れの際に最も多くのキャッシュを集めたチームが勝者として宣言される。このモードではプレイヤーは自動的にリスポーンする。

装備[編集]

全てのプレイヤーは開始時にアタッチメント無しのX16ピストルを持っている。プレイヤーはマップを探索して地上や指定された場所にある補給箱の中にあるアイテムを探すことで標準的なロードアウト(主武器・副武器、致死・戦術装備、フィールドアップグレード、キルストリーク)の全てのコンポーネントを入手することができる。Warzoneのゲームモードならではの追加装備としてシールドプレートがあり、プレイヤーのインベントリに5つのシールドを持つことができ、そのうち3つは任意の時点で装着することができる。プレイヤーはまた、様々な目的で利用できる購入ステーションで使えるキャッシュを取得できる。モダン・ウォーフェアのマルチプレイヤーモードと共通のカスタムのロードアウトはランダムのロードアウトドロップ(または購入ステーションで購入)を用いて獲得できる。Plunderでは通常のマルチプレイヤーモードと同様にカスタムのロードアウトでスポーンする。

発表と配信[編集]

Warzoneは2020年3月10日に配信されたが、前月には一連の不具合やゲーム情報の流出が起きていた。配信1か月前にReddit上にゲームの存在をリークする投稿がなされ、また同月に起きた一時的なソフトウェアの不具合により、プレイヤーはバトルマップの初期バージョンを見ることができた。配信2日前の2020年3月8日、YouTubeの配信者Chaosは、未発表のWarzone作品のゲームプレイ特集と称した11分間の動画を公開した。動画は削除され、3月9日にはWarzoneのパブリッシャーのアクティビジョンは、ゲームは3月10日に配信されると正式に発表した[6][7]。2020年3月11日、アクティビジョンは最初の24時間で600万人がWarzoneをダウンロードしたことを発表した[9]。4日後、1500万人以上がWarzoneをダウンロードしたことが明らかになった[10]

2020年5月5日、アクティビジョンはWarzoneが最初の2か月で6000万ダウンロードを突破したことを発表した[11]

評価[編集]

評価
集計結果
媒体結果
MetacriticPC: 79/100[12]
PS4: 79/100[13]
XONE: 78/100[14]
レビュー結果
媒体結果
GameSpot7/10[15]
IGN7/10[16]

レビュー収集サイトのMetacriticによれば、Call of Duty: Warzoneは全プラットフォームで批評家から「概ね好意的なレビュー」を得た。

10点中7点のレビューでGameSpotはマップの種類と規模を称賛し、「WarzoneはCall of Dutyのバトルロイヤルの第2作目となる素晴らしい試みであり、既存の方式に面白いひねりを加えて、ついに独自のアイデンティティを切り開くことに成功した。本作の(勝てば)死から復活する手に汗握る強制収容所での決闘は試合に留まる方法を増やす一方で、ライバルの部隊を一掃した後も周囲の状況に注意を払うことを余儀なくさせる」と述べた[15]IGNはまた10点中7点と評価し、「Call of Duty Warzoneのベータは、即席の満足感の名の下に奥深さへの重大な譲歩がなされているにも関わらず、相変わらずじっくり楽しめる」と述べた[16]

注記と脚注[編集]

注記
  1. ^ 追加作業:High Moon StudiosBeenoxスレッジハンマー・ゲームズ及びアクティビジョン上海
脚注
  1. ^ Snider (2020年3月10日). “'Call of Duty' sets its sights on 'Fortnite,' domination of battle royale video games”. USA Today. 2020年3月11日閲覧。
  2. ^ Shchur, Michael (2020年3月29日). “VIP-палати, Леся Нікітюк, Джаред Лето, MARUV, Madonna, Half-Life: Alyx: #@)₴?$0 з Майклом Щуром #27” (Ukrainian). Toronto Television (YouTube). https://www.youtube.com/watch?v=13sRf6BYUH4 
  3. ^ West, Josh (2020年3月10日). “42 Call of Duty: Warzone gameplay features and details that you need to know before jumping into Verdansk”. GamesRadar. 2020年3月11日閲覧。
  4. ^ https://blog.activision.com/call-of-duty/2020-04/Call-of-Duty-Warzone-Mode-Recon-Battle-Royale-Quads
  5. ^ a b c Gonzalez (2020年3月9日). “Call of Duty Warzone: Everything you need to know about the new battle royale mode”. CNET. 2020年3月10日閲覧。
  6. ^ a b Machkovich (2020年3月9日). “Call of Duty’s free-to-play, cross-platform battle royale launches March 10”. ArsTechnica. 2020年3月10日閲覧。
  7. ^ a b Favis (2020年3月9日). “Activision confirms Call of Duty: Warzone, a new free-to-play battle royale game”. Washington Post. 2020年3月10日閲覧。
  8. ^ Call of Duty: Warzone - Release date, modes, and everything we know”. Dexerto.com. 2020年3月10日閲覧。
  9. ^ https://twitter.com/CallofDuty/status/1237865764167639041
  10. ^ https://twitter.com/CallofDuty/status/1238632552946003969
  11. ^ McWhertor, Michael (2020年4月10日). “Call of Duty: Warzone hits 50M players in first month” (英語). Polygon. 2020年4月21日閲覧。
  12. ^ Call of Duty: Warzone for PC Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2020年5月8日閲覧。
  13. ^ Call of Duty: Warzone for PlayStation 4 Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2020年5月7日閲覧。
  14. ^ Call of Duty: Warzone for Xbox One Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2020年5月8日閲覧。
  15. ^ a b Barbosa, Allesandro (2020年3月27日). “Call of Duty: Warzone Review”. GameSpot. 2020年5月8日閲覧。
  16. ^ a b Duggan, James (2020年3月20日). “Call of Duty: Warzone Review”. IGN. 2020年5月8日閲覧。

外部リンク[編集]