真・女神転生 STRANGE JOURNEY

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真・女神転生 STRANGE JOURNEY
ジャンル RPG
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 アトラス
ランカース[1]
発売元 日本の旗アメリカ合衆国の旗 アトラス
人数 1人
メディア DS専用カード
発売日 日本の旗 2009年10月8日
アメリカ合衆国の旗 2010年3月23日
対象年齢 日本の旗 CEROC(15才以上対象)
アメリカ合衆国の旗 ESRBM (17歳以上)
コンテンツ
アイコン
CERO:
犯罪
ESRB:
Blood
Fantasy Violence
Language
Partial Nudity
Sexual Themes
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真・女神転生 STRANGE JOURNEY』(しん・めがみてんせい ストレンジジャーニー)はアトラスより2009年10月8日ニンテンドーDS用ソフトとして発売されたコンピュータRPG

概要[編集]

真・女神転生シリーズとしては2004年発売の『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』から5年ぶり、シリーズ6作品目となる作品。ナンバリングタイトルでは無いが、外伝ではない『真・女神転生シリーズ』として製作された4作品目[2](ただしファンブックである『シュバルツバース回顧録』では「最初から外伝作品として作成していたが、販売の方はナンバリングとして売りたかったらしい」という記述がある)。『真・女神転生III』同様、前作の直接的な続編ではなく、全く新しい女神転生となっている。副題は奇妙な旅を意味する。

キャッチコピーは、「人類よ。これ以上、何を望むのだ。」「人類最後の旅(ジャーニー)が始まる。」。

ストーリー[編集]

21世紀初頭に地球が70億ほどの人間を抱えた頃、あらゆる物を分子崩壊させながら巨大化する亜空間が南極に突如出現し、人類は消滅の危機に立たされていた。
国連はこの亜空間を「シュバルツバース」と名付けて対策機関を設立し、民間人がパニックにならないよう非公表で問題解決を図るが、人智の及ばないその存在に対策法はおろか調査もままならない状況であった。
拡大を続けるシュバルツバースに猶予を失った国連はその内部に有人探索艦を送るという最後のプラン「シュバルツバース調査隊」を承認し、調査隊には各国の優秀な兵士や科学者が召集され、国家間の利害を越えた最高のテクノロジー支援がなされた。

人類の命運を担い、4機の調査艦がバリアを張りながらシュバルツバースの内部に突入するも、座礁して位置もわからぬ場所に不時着する。しかしそこは神話や伝承などで語り継がれる悪魔たちが闊歩し、生命が簡単に失われる恐ろしい世界であった。
調査隊はシュバルツバース内で入手した「悪魔召喚プログラム」を使用し、悪魔を使役しつつ調査を進めていくが、驚くべきことにシュバルツバース内は「戦場」や「歓楽街」など人間世界を模した世界で形成されており、調査の中でシュバルツバース出現の理由を知ることになる。
主人公たちは、奇妙な旅の果てに何を見つけるのだろうか。

システム[編集]

今作では未知の次元を探索するという世界観から、従来の女神転生シリーズとは異なる部分も多い。

セクター
シュバルツバース内にいくつか存在する次元または世界。各セクターごとにその世界を支配するボス悪魔が存在する。ボス悪魔を撃破することで「ロゼッタ」と呼ばれる特殊な物質を入手でき、それを用いることでそのセクターから脱出できるようになる。
調査隊は「アントリア」・「ボーディーズ」・「カリーナ」・「デルファイナス」とセクター名を星座から命名しているが、シュバルツバースに住む悪魔からは「焼け焦げた国」・「遊びふける国」・「買いあさる国」・「腐りただれた国」と呼ばれている。
フォルマ
シュバルツバース内には「フォルマ」という特殊な物質が点在し、レッドスプライト号のラボでこのフォルマを使用することで剣・銃器・防具・アクセサリーなどのアイテムを開発できる。
基本的には新装備を開発してプレイヤーを強化するため、フォルマ収集と装備開発は攻略において重要な要素となっている。
ミッション
主人公たち調査隊には調査に関するミッション(メインミッション)が与えられ、それを完遂することで物語が進行してゆく形式となっている。これ以外に他の隊員や時には悪魔から本篇から外れエキストラ(EX)ミッションを受けることができ、達成することで報酬を得ることができる。EXミッションには特定のスタンスや2周目プレイ以降でないと発生しないミッションも存在する。発生したミッションは「ログ」に記載され、いつでも確認できるようになっている。
3Dダンジョン
シュバルツバース内は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』以来となる3Dダンジョンで構成され探索する形式になっている。一度通った道はDSの下画面のオートマッピングによって記録される。ダンジョンの各地点にダメージ床やワープなどのトラップが配置されている。
仲魔
今作では仲魔を12体までストックでき、3体まで仲魔を戦闘に参加させることができる。
仲魔も主人公と同様に戦闘を重ねることでレベルアップする。
デモニカスーツ
米軍で開発された機能拡張型特殊強化服。「DEMOuntable Next Integrated Capability Armor」の略称。
アプリケーションの形で機能を追加していくことができ、悪条件下の環境での活動を可能とする。調査隊の隊員達はこのスーツを身にまとって、シュバルツバース内を探索することになる。
  • デビルアナライズ - 今作では初めて遭遇する悪魔は「アンノウン(正体不明)」としてモザイク表示され、その能力や弱点を知ることはできない。その悪魔を繰り返し倒したり、仲魔にして使役することで徐々にその細かな能力を解析・表示するようになっていく。
  • フォルマサーチ - ダンジョンの周囲一定範囲内に隠されたフォルマ(後述)を見つけ出し、マップ上に表示する。
  • エネミーサーチ - ダンジョン内に隠れた悪魔を発見・出現させる。出現悪魔は強敵であることが多いが、倒せばレアアイテム等を得られる。
  • ゲートサーチ - ダンジョン内の隠された扉・ゲートを暴き、新たな進行ルートを見つけ出す。
  • アンロック - 封印された扉・ゲートを開放し、通れるようにする。
  • 悪魔合体 - 今作の悪魔合体はデモニカのOS上で行われる。2体合体が基本で、他に特殊な結果になる合体や後述のデビルソースを用いた合体も行える。
ちなみに、ニンテンドーDSにおける上下ゲーム画面は、それぞれデモニカスーツのヘルメット・腕部装備の機能になぞらえてある。
デビルCO-OP
敵悪魔パーティの弱点属性を上手く突いた時、攻撃メンバーと同じスタンス(従来のLAW-NEWTRAL-CHAOSの属性)のパーティメンバーは追加の連続攻撃を同一ターン内に行う。その威力は絶大とまでは言えないものの、敵の蓄積ダメージを引き上げ、素早く戦闘を勝利に導く戦略となり得る。
デビルソース
仲魔がレベルアップした時、所持または隠し持つスキルエッセンスたるデビルソースが得られることがある。これを悪魔合体に用いることで生まれる新仲魔に意図的に特定のスキルを付与することが可能である。ただし種族制限等で受け継げないスキルが生じることもある。消費すると、再び仲魔のレベルアップ時に貰えることがあるが、入手確率は低い。
マッカ
過去作において通貨の役割を果たしたマッカは今回も健在だが、今回は貨幣のみならず舞台であるシュバルツバース内に存在するエネルギーの「結晶」という性質を持ち、このエネルギーを用いて装備の開発や・有料施設の利用を行うことになる。
悪魔全書・パスワード出力
仲魔にし成長・合体させた悪魔は悪魔全書としてデータベース登録される。成長前のステータスと合体・成長後の両方のステータスを登録しておくことが可能である。マッカを用いて仲魔として呼び出すこともでき(当然、レベルの高い悪魔ほど多くのマッカが必要になる)、さらに今作ではそのステータスをパスワード変換して表示し、このパスワードを入力することでその悪魔を自分はもちろん、他プレイヤーが仲魔として使用することも可能である。ただし呼び出せるのは主人公よりレベルが下のもので、呼出時にはマッカを消費する。

キャラクター[編集]

主人公
日本出身の男性で、1号艦「レッドスプライト号」に搭乗し機動班に所属する隊員。厳しい戦闘訓練と幹部教育を受けたエリートであり、国連の指名によりシュバルツバース調査隊に編入される。
初期の名前は無いが、各種記事の画像では「タダノヒトナリ」「アトラスヒーロー」、取扱説明書では「クズノハライドウ」、ドラマCDと公式HPのムービーでは「タダノヒトナリ」となっている。
ゴア隊長
40代の黒人男性で、1号艦「レッドスプライト号」に搭乗するシュバルツバース調査隊の隊長。
大国の将校であったが、その卓越した能力とリーダーシップが評価され人類の命運を握るこの隊のトップに任命された。
人間性に優れた人物であり、隊員達からの信望は厚い。シュバルツバース不時着時に多くの部下の犠牲を出したことから、調査隊の服務規定に反し自ら最前線に立つ。しかし襲い掛かる悪魔に致命傷を負わされ、主人公達に後を託して息を引き取る。
ヒメネス
アメリカ出身の20代ヒスパニック系男性で、2号艦「ブルージェット号」に搭乗し機動班に所属する隊員。
一兵卒からの叩き上げで、成功時の報酬に惹かれ、志願して入隊した。
斜めに構えた性格で皮肉やブラックジョークなどの言動や艦内での悪魔召喚の禁止規定を破るなど協調性に乏しいが、生き抜くための戦闘能力や生存力は高い。同じ機動班であり何度か助けられたことから、主人公にはそれなりに好意を持っている。ひょんなことからバガブーを仲魔にする。
ゼレーニン
ロシア出身の女性で、3号艦「エルブス号」に搭乗し観測班に所属する隊員。
シュバルツバース関連の科学知識が評価され、中尉待遇の科学仕官として招聘される。
悪魔たちに捕らえられ実験材料になる直前で主人公に救出される。元々潔癖症の気質があり、悪魔に拘束されていた経験もあることから極端な悪魔嫌いになる。艦内でも悪魔を召喚するヒメネスに拒絶反応を示すが、ヒメネスのブラックジョークを予測してジョークで返すなどあくまで悪魔嫌いであり、悪魔を使役する人間とのコミュニケーションは悪くない。シュバルツバース内で人間の汚点を見せつけられ、帰還できても人間同士の争いはなくならないことに思い悩む。
アーサー
「レッドスプライト号」の指令コマンドを務める擬似人格プログラム。
艦内のシステムと連動して状況把握を行い、作戦プランの立案とミッション発令を管理し、隊員が収集した情報やフォルマからシュバルツバースの仕組みを分析し行動の指針を立てる。常に冷静かつ合理的な判断が可能なAIだが、その冷静さゆえに隊員達から皮肉を言われることもある。名前のモチーフはSF作家アーサー・C・クラーク
バガブー
身体の構成が他の悪魔とは異なる奇妙な悪魔。
悪魔たちの実験場で拘束され虐げられていたがヒメネスの勘違いで救出され、それが縁で仲魔になる。ヒメネスから愛着を持たれており、艦内でもたびたび召喚されている。
マンセマット
「忠実な神の下僕」を名乗る天使。黒い翼を背に持ち仮面を着けている。シュバルツバースの悪魔たちが世界に広まるのを止めるために来たと神から受けた自らの使命を述べ、主人公たちの行く先にたびたびその姿を現す。
ルイ・サイファー
正体不明のヤギの髪飾りを着けた白人少女。しばしば主人公の前に忽然と現れ、謎の言葉を残して去って行く。まなざしは物憂げで、その言動はどことなく傍観者めいている。
三賢人
シュバルツバース突入時、心肺停止状態に陥った主人公の意識が目撃した三人の老紳士たち。
超然とした態度で人類の滅びを語るが、主人公になんらかの可能性を見出しその行動を見守る。
ゾイ
医療班の女性クルー。肉体的な治療から精神的なカウンセリングまで、調査隊内の全て医療を対応している。
探求心が旺盛過ぎる所があり、ヒメネスに懐くバガブーに興味を示して研究したがる等の言動が目に付く。名前のモチーフは「女優ズーイー・デシャネル」。
アーヴィン
資材班の男性クルー。語尾に「ぜよ」がつく土佐弁口調で、男気溢れる飄々とした性格である。
助手のチェンとともに主人公が持ち帰ったフォルマを素材にラボの物質合成装置を駆使して多くの装備品を開発する重要人物である。
未知の素材であるフォルマに強い興味を示し、主人公が珍しいフォルマを持っていると目ざとく見つけてアイテム開発を開始する。
デント
動力班の男性クルー。隊員からの人望も厚く、他の隊員からのEXミッションの仲介をする人物。
頭を使うゲームが得意で主人公にも挑んでくる。名前のモチーフは、SF「銀河ヒッチハイク・ガイド」の主人公アーサー・フィリップ・デント。
アンソニー
機動班の男性。惚れっぽい性格で、シュバルツバース内の何体もの女悪魔に惚れ、その度に主人公にメッセージを届けるよう依頼してくる。それだけでは間の抜けた隊員だが、調査隊の中で最も危険性の高い任務に就いているにも関わらず、物語終盤まで生存していることから、高い戦闘能力を持っていることが伺える。
名前のモチーフは、「Gears of War」で物語序盤に死亡する登場人物「アンソニー・カーマイン」。

スタッフ[編集]

関連商品[編集]

ドラマCD・女神転生 STRANGE JOURNEY
2010年4月21日発売。
キャスト
真・女神転生 STRANGE JOURNEY オリジナルサウンドトラック
収録曲
  1. 永遠の王座
  2. 終わりの始まり
  3. 恐れ
  4. 焼け焦げた国
  5. 祈り
  6. 遊びふける国
  7. 遭遇
  8. 敬虔な恐れ
  9. その結末
  10. 買いあさる国
  11. 悪事と善行
  12. 主の名において
  13. 激しい怒り
  14. 士気
  15. 腐りただれた国
  16. 路を管する地
  17. その名にふさわしい栄誉
  18. 種の記される地
  19. カオスのテーマ
  20. 暴虐の英雄
  21. カオスの世界
  22. 悦楽の宮殿
  23. ロウのテーマ
  24. 神聖なる奇蹟
  25. ロウの世界
  26. 命の起こる地
  27. 悲しみ
  28. 切羽
  29. 盾を取り、槍を高くかざせ
  30. 人の世界
  31. 正義の笏

脚注・出典[編集]

  1. ^ 有限会社ランカース”. ランカース. 2013年3月6日閲覧。
  2. ^ Creator's Voice Vol.14 金子一馬 『STRANGE JOURNEY』”. Touch-DS.jp. 2009年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月6日閲覧。
  3. ^ 鎌田梢 (2010年4月21日). “取り急ぎオシラセです” (日本語). 日々の泡. 2010年5月19日閲覧。
  4. ^ 三上枝織 (2010年5月5日). “こどもの日” (日本語). まったりぶろぐ. 2010年5月19日閲覧。

外部リンク[編集]