琴ノ若傑太

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基礎情報
四股名 琴ノ若 傑太
本名 鎌谷 将且
生年月日 (1997-11-19) 1997年11月19日(21歳)
出身 千葉県松戸市
身長 188.5cm
体重 153.4kg
BMI 43.17
所属部屋 佐渡ヶ嶽部屋
成績
現在の番付 西十両14枚目
最高位 西十両14枚目
生涯戦歴 90勝57敗(21場所)
優勝 序ノ口優勝1回
データ
初土俵 2015年11月場所
趣味 音楽鑑賞[1]
備考
史上初の3代関取
2019年6月24日現在

琴ノ若 傑太(ことのわか まさひろ、1997年11月19日 - )は、千葉県松戸市出身で、佐渡ヶ嶽部屋に所属している現役大相撲力士。本名は鎌谷 将且(かまたに まさかつ)。身長188.5cm、体重153.4kg、血液型はAB型[2]。最高位は西十両14枚目(2019年7月場所)。父は元関脇・初代琴ノ若(13代佐渡ヶ嶽親方)、母方の祖父は第53代横綱・琴櫻(12代佐渡ヶ嶽親方)。

現在の四股名は、2019年7月場所の新十両昇進に合わせて改名したもので、父親の現役時代の四股名である「琴ノ若」を継承するとともに、祖父琴櫻傑將の四股名からも「傑」の一字を取ったものである[3] 。それ以前は本名に佐渡ヶ嶽部屋伝統の琴の通字を冠した「琴鎌谷 将且(ことかまたに まさかつ)」の四股名で土俵を務めていた。

来歴[編集]

1997年11月19日、当時現役の幕内力士だった琴の若(当時)の長男として誕生。当日は11月場所の11日目だった。幼少期から祖父の琴櫻に相撲の基本を叩き込まれ[4]、5歳から地元の相撲道場(柏少年相撲教室)に通った[1]。松戸市立松飛台小学校を卒業後は親元を離れて埼玉栄中学校へ進学した[1]。当初は中学卒業後の大相撲入りを考えていたが、中学卒業時点では大相撲で通用する自信を持てなかったため[5]埼玉栄高校普通科スポーツコースに進学した[1]。高校では3年次に主将を務め[6]全国高等学校総合体育大会相撲競技大会を団体優勝に導き、世界ジュニア相撲選手権大会では団体戦と個人戦(重量級)で優勝した[1]

高校卒業後の進路は、大相撲入りを選択した。在学中の2015年10月6日に、父親が師匠を務める佐渡ヶ嶽部屋への入門を発表し[7]、同年11月場所で初土俵を踏んだ[8]。四股名は本名に佐渡ヶ嶽部屋伝統の琴の字を冠した「琴鎌谷 将且」で、前相撲は3連勝だった[1]新序出世披露では、後援者の要望を受けて父親である初代・琴ノ若の現役時代に使用していた化粧廻しを締めた[9]

初めて番付に名前が載った2016年1月場所は、7戦全勝で序ノ口優勝とした[10]。翌3月場所で序二段に昇進し、6勝1敗。同年5月場所と7月場所は三段目で相撲を取り、9月場所からは幕下に昇進。2017年3月場所で三段目落ちを経験したが、翌5月場所で幕下に復帰した。2019年5月場所では十両が目前の東幕下2枚目まで番付を上げて、3連勝3連敗から勝ち越しの4勝目を挙げた[11]。場所後の番付編成会議において、7月場所での新十両昇進が決まり、合わせて、父親の現役時代の四股名である「琴ノ若」を襲名することとなり[12]、襲名と同時に本名の「将且」から、祖父の琴櫻が名乗っていた「傑將」から一字を取り「傑太(まさひろ)」に改名することとなった[3]

エピソード[編集]

  • 初代琴ノ若の現役最後の取組は、2005年11月場所12日目の駿傑戦であったが、当時8歳の鎌谷将且少年は家族と共に福岡国際センターでこの取組を観戦していた。現役を引退し、年寄・佐渡ヶ嶽を襲名した父親からは、将来琴ノ若を継承するように言われており、父親の引退に立ち会った経験から「次は自分だ」との思いを持つようになった[5]。初代琴ノ若の引退相撲は翌2006年に行われたが、この時に琴ノ若の最後の対戦相手を務めた[13]
  • 四股名については、初土俵時は本名に由来する「琴鎌谷」となったが、三段目に昇進すれば父親の「琴ノ若」を継承する予定で、大関に昇進すれば祖父の「琴櫻」を継承する意向を持っていた[14]。しかし、実際には三段目昇進時には改名をせず、「琴鎌谷」のまま土俵を務め、新十両となる2019年7月場所から琴ノ若に改名した。

主な成績[編集]

2019年5月場所終了現在

  • 通算成績:90勝57敗(21場所)

各段優勝[編集]

  • 序ノ口優勝:1回(2016年1月場所)

場所別成績[編集]

              
琴ノ若 傑太
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2015年
(平成27年)
x x x x x (前相撲)
2016年
(平成28年)
東序ノ口20枚目
優勝
7–0
東序二段10枚目
6–1 
東三段目49枚目
5–2 
西三段目24枚目
5–2 
西幕下59枚目
5–2 
東幕下43枚目
3–4 
2017年
(平成29年)
東幕下50枚目
3–4 
西三段目3枚目
5–2 
東幕下46枚目
4–3 
西幕下36枚目
2–5 
西幕下53枚目
4–3 
東幕下45枚目
5–2 
2018年
(平成30年)
西幕下27枚目
3–4 
西幕下36枚目
4–3 
東幕下28枚目
4–3 
東幕下19枚目
4–3 
東幕下15枚目
4–3 
東幕下9枚目
3–4 
2019年
(平成31年
/令和元年)
東幕下14枚目
5–2 
西幕下5枚目
5–2 
東幕下2枚目
4–3 
西十両14枚目
 
x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴[編集]

  • 琴鎌谷 将且(ことかまたに まさかつ)2015年11月場所 - 2019年5月場所
  • 琴ノ若 傑太(ことのわか まさひろ)2019年7月場所 -

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2015年12月号(九州場所総決算号) 108頁
  2. ^ ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2018年5月号(夏場所展望号)別冊付録 平成30年度版 最新部屋別 全相撲人写真名鑑 24頁
  3. ^ a b 新十両の琴鎌谷が琴ノ若継承「しこ名に恥じぬよう」”. 日刊スポーツ (2019年5月29日). 2019年5月29日閲覧。
  4. ^ “季節外れの大型新弟子!佐渡ケ嶽親方の長男、話題の初土俵になりそう”. SANSPO.COM. (2015年10月8日). https://www.sanspo.com/etc/news/20151008/amk15100805000001-n1.html 2018年8月28日閲覧。 
  5. ^ a b “鎌谷将且、2人の「おやじ」に背中押され角界へ”. 日刊スポーツ. (2015年10月30日). https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/1559524.html 2018年8月28日閲覧。 
  6. ^ ベースボール・マガジン社刊 『相撲』 2016年2月号(初場所総決算号) 69頁
  7. ^ “佐渡ケ嶽部屋に“帰郷”した17歳・鎌谷、息子から弟子になる覚悟”. スポニチアネックス. (2015年10月15日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/10/15/kiji/K20151015011324660.html 2018年8月28日閲覧。 
  8. ^ “野田頭(本籍六ケ所)ら4人新弟子検査合格”. 東奥日報. (2015年11月9日). https://www.toonippo.co.jp/articles/-/7472 2018年8月28日閲覧。 
  9. ^ “琴鎌谷が父の化粧まわしで出世披露”. デイリースポーツ. (2015年11月15日). https://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/11/15/0008568246.shtml 2018年8月28日閲覧。 
  10. ^ “佐渡ケ嶽親方の長男琴鎌谷が序ノ口優勝「関取狙う」”. 日刊スポーツ. (2016年1月22日). https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1595334.html 2018年8月28日閲覧。 
  11. ^ 横綱DNA持つ琴鎌谷、重圧から逃げず新十両に前進」『日刊スポーツ』、2019年5月25日。2019年5月26日閲覧。
  12. ^ “琴ノ若が10組目の親子関取に 名古屋場所の新十両”. デイリースポーツ. (2019年5月29日). https://www.daily.co.jp/general/2019/05/29/0012375234.shtml 2019年5月29日閲覧。 
  13. ^ “元関脇・貴闘力、琴ノ若の息子が揃って名門高校相撲部に入門”. NEWSポストセブン. (2013年4月17日). https://www.news-postseven.com/archives/20130417_182850.html 2018年8月28日閲覧。 
  14. ^ “佐渡ケ嶽親方の長男・鎌谷が新弟子検査”. デイリースポーツ. (2015年10月28日). https://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/10/28/0008518909.shtml 2018年8月28日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]