吉田裕 (お笑い芸人)

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よしだ ゆたか
吉田 裕
生年月日 (1979-03-29) 1979年3月29日(38歳)
出生地 日本の旗 日本 兵庫県高砂市[1]
血液型 B型[1]
職業 お笑いタレント喜劇俳優
ジャンル 舞台
活動期間 2005年 -
事務所 吉本興業
主な作品
バラエティ
よしもと新喜劇
備考
身長:166cm、体重:62kg

吉田 裕(よしだ ゆたか、1979年3月29日[1][2] - )は、日本お笑いタレント喜劇俳優兵庫県高砂市出身[1]吉本興業所属。

略歴[編集]

兵庫県立高砂南高等学校卒業[3]大阪産業大学中退[要出典]2000年に、高校の同級生に誘われ[2]吉本総合芸能学院(NSC)大阪校に入学。23期生[1](同期には、友近小米良啓太チーモンチョーチュウなど)。当時のNSC大阪校における課程には漫才コースと新喜劇コースがあり、吉田はこの時新喜劇コースに行かず、彼を誘った同級生とともに漫才コースを選択して、「猿笑(読み:モンキースマイル)」を結成した[2]。吉田はツッコミ[2]。猿笑はNSC卒業をはさんで1年ほど活動するも、解散[2]。吉田はその後もbaseよしもとを本拠に「トリプルセブン」「トレイントレイン」と相方を替えながらコンビを転々としたのち、2005年吉本新喜劇の「第1個目 金の卵オーディション」に合格[2]し、入団を果たす。

人物・エピソード[編集]

芸風・ギャグ[編集]

役柄・演技[編集]

  • 入団当初は森田展義らと一緒にヤクザや警官などのチョイ役で登場することが多かったが、川畑泰史の座長昇任以降は芝居を回す重要な役柄を与えられることが多い。2007年11月17日放送分の『よしもと新喜劇』で、初主役を演じた(小籔千豊座長公演だったが、小籔は脇役に徹していた)。
  • 2016年3月現在、辻本茂雄座長回では舞台回しと言われるツッコミ兼進行役、すっちー座長回では松浦真也島田一の介を率いるヤクザの兄貴分や、目標を見出せず苦悩する青年を演じる事が多い。

顔ネタ[編集]

  • 出っ歯」「馬面」「柴田理恵」「ブラックバス[2](共演者が吉田の口に手を突っ込んで吉田を釣り上げたようにする)」「ユ・ヘジン[5]」「(異様に整っている前髪を指して)海苔?」「散髪失敗」「ごはんですよ(のキャラクター)」「ヘルメット」などといじられる。
    • なお、顔ネタは、下記のすっちーとの「ドリルすんのかいせんのかい(乳首ドリル)」の時に小ネタとして披露することもある。
  • 上記の「馬面」を発展させた、『マキバオー』ネタによるいじり(いじるのは主に内場勝則、すっちー)[2]
(吉田)「○○をしてます、吉田裕です」
(共演者)「馬でも飼ってはる?」
(吉田)「誰と間違えてる?」
(共演者)「マキバオー
(吉田)「誰がマキバオーや。それ馬のアニメでしょ?」
(共演者)「何バオー?」
(吉田)「何バオーでもないです。バオー残ってますから。吉田といいます」
(共演者)「吉田マキバオー?」
(吉田)「下の名前じゃないです。下の名前、裕です」
(共演者)「武豊?」
(吉田)「ジョッキーでしょ? それ乗る方ですよ」
(共演者)「乗られる方」
(吉田)「そういうことじゃないです。あの、馬じゃないんです」
(共演者)「馬やない? ヒッヒーン」
(吉田)「ハハーンでしょそれ」
(共演者)「分かってますよ。漢字で【牧場男】と書いて『マキバオー』でしょ?」
(吉田)「牧場男とちゃいますよ」
(共演者)「牧場男でしょ?」
(吉田)「牧場男じゃないです」
(共演者)「何男ですか?」
(吉田)「男違うんです」
(共演者全員)「えぇー!?」
(吉田)「そういうことちがいますよ!」
(共演者)「オバチャン?」
(吉田)「オバチャンちゃいますよ。こんなオバチャンいますか?」
(共演者)「おるおる」
(吉田)「おるやないねん。おったとしても俺やないから。僕は男、人間、吉田裕です」
(共演者)「それなら最初に言ってもらわんと」
(吉田)「言う間なかったですよ。グイグイくるから」

ドリルすんのかいせんのかい(乳首ドリル)[編集]

  • すっちー座長公演(この時のすっちーは、おばちゃんキャラの「すち子」役であることが大半である)時のお約束とも言える定番ギャグ。2015年現在では、後述の台詞から『乳首ドリル』とも呼ばれる。
  • 2010年頃、京橋花月での公演に出演した際にアドリブで成立した[2]。公演を鑑賞し、このギャグを目撃した宮川大輔宮迫博之がテレビ業界に紹介したのをきっかけに、2014年1月の『ドリーム東西ネタ合戦』、同年3月の『めちゃ×2イケてるッ!』など、全国ネット番組で放送されて知名度が上がり[2]、同年5月には、なんばグランド花月の公演を鑑賞した小学生によるギャグ人気投票「小学生が選ぶ!! これがまわりで大人気! 新喜劇イチオシギャグ!!」の第1位を獲得した[6]
  • 主に、ヤクザ、またはチンピラなどの悪役としての登場時に見せる叩かれリアクションギャグである。ギャグの知名度や人気が高まり、2015年現在では、悪役以外で登場した場合や川畑座長公演回に出演した際にも披露されている。
(すっちー)「〇〇しなさい」(「出て行きなさい」、「帰りなさい」、「謝りなさい」など)
(吉田)「〇〇せえへん言うとるやろ!ババアは引っ込んどれ!」
(すっちー)「ババアちゃうよ」
(吉田)「ババアやないかい!」
(すっちー)「ババアちゃう」
(吉田)「ババア!」
(すっちー)「ババアちゃう」(このやりとりを数回繰り返しながら、往年の武田鉄矢風に髪をかき分ける)
(吉田)「金八先生になっとるやないかい!かき分けるほど髪ないやろお前!」
(すっちー)「〇〇しなさい」
(吉田)「〇〇せえへん」
(すっちー)「...こんだけ言うても分からへんのですか?」
(吉田)「分からへんのう」
(すっちー)「言うて分からへん人にはね、痛い目におうてもらいます」(この時、「薪雑把〈まきざっぱ〉」と呼ばれる茶色い叩き棒を手にする)
(吉田)「何で〇〇せなあかんねんな」
(すっちー)「〇〇せんかい」
(吉田)「〇〇せえへん言うとるやろが!」(胸を叩かれる)「ワーオイ!待て待て待て待て!」(すっちーに素早く服を脱がされ、上半身裸になる。服装によっては、自分から脱いでツッコまれたり、すっちーが執拗にボトムまで脱がそうとして、逆に「下はええやろ!」とツッコむパターンもある) 
(吉田)「ワーオイ!ワーオイ!ワーオイ!オイ!」(連続で胸を叩かれた後、フェイントをかけられる)「来(こ)うへんのかいっ!」(両腕をすっちーに向けて伸ばす)「来(く)んのか思たらこっち来(こ)うへんのかい!来んのか思たらこっち来うへんのかい!」(両腕を伸ばしたり縮めたりしながら早口で数回繰り返すが、すっちーは、無表情、かつ、ノーリアクション)「来んのか思たらこっち、来うへんのかいっ!何か喋れやお前も!オォー!」(叫びつつ、客席側を向いて両手を伸ばし振り上げる。この直後に、すっちーが吉田の前髪を見て「海苔?」とボケるなどといった小ネタを挟むこともある)
(すっちー)「〇〇せえ」(右足のつま先を2回叩く)
(吉田)「つま先やめろ!マジでよ!つま先やめろ言うとんねん!」(続けて顎を2回叩かれ、顔を震わせながら)「アゴやめろお前!アゴやめろコラお前は!」(更に続けて右の腋の下を3回叩かれるのに合わせて)「ワキやめろ!ワキやめろ!ワキやめろ!」(ポーズを取って)「 毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー(腋)!」(すっちーが聞き取れず、「毛細血管が…」を3回繰り返し叫ぶ)(更に4回目の「毛細血管が...」を叫ぼうとするが、途中で寸止めして)「何で聞こえへんねん! この距離(互いに至近距離)やど!」
(すっちー)「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワキという部分がちょっと聞き取りにくいんよ」
(吉田)「そう言うたんや、お前! 最初から最後まで全部聞こえとるやないかい! おかしいんちゃうか!?」(「薪雑把」の先端で乳首をひねりながら突かれる)「乳首ドリルすな!乳首ドリルすな!ドリルすな!すな!すな!(以降、乳首を突かれる毎に何度も「すな!」と叫ぶ。途中、ここでも小ネタを挟むことがある)[7]」(何度か突かれた後、唐突につま先、顎、腋の順に叩かれる)「つま先、アゴ、ワキやめろ!」(すっちーが乳首を突く振りをしてフェイントをかける)「ドリルせんのかーい!」。続けて「 ドリルせんのかい! 」の後、「すんのかいと思たらこっちせんのかい!」(早口で何回か繰り返している最中に、その都度、乳首を突かれる)「すんのかい!」(これを何回か繰り返すが、すっちーが途中で眠たくなる)。そして、乳首を突くのがスローモーションになり、それに合わせて吉田がスローモーションで「す~ん~の~か~い!」と言った後、「眠たくなってるやないかい!」(または「何やねん、これ!」)などと突っ込む。
(すっちー)吉田に起こされ、「すんのかい!すんのかい!」に合わせて、再度、乳首を何回か突いた(途中、つま先を叩く振りをするフェイントを挟むが、吉田は対応する)後、再び、唐突につま先、顎、腋の順に叩く流れに入る。
(吉田)(再び、唐突につま先、顎、腋の順に叩かれるのに合わせて)「つま先、アゴ、ワキやめろ! ドリル、ドリル、ドリルせんのかい!?」(少しリズムに乗って歌うように叫ぶ。二人ともステップを踏み前後に動き、最後に吉田が乳首を突かれる)「ドリル、ドリル、ドリルせんのすんのかいオイ!!すんのかい!!」(観客席や他の出演者から拍手が起こる)「何で拍手起きてんねん、あんた関係ないやろ!」
(すっちー)「〇〇せえ!」(胸を一発叩く)
(吉田)「すいませんでしたー」(退場、もしくは頭を下げる)
  • 最近は、途中の「つま先、アゴ、ワキやめろ!」(すっちーが乳首を突く振りをしてフェイントをかける)「ドリルせんのかーい!」の後、小ネタを挟んで、「○○せえ!」(胸を一発叩く)→「すいませんでしたー」(退場、もしくは頭を下げる)でネタが終了することが多い(フルバージョンは、主に正月公演などで披露される)。
  • この後、すっちーが、清水けんじら共演者に何をしていたかを訊かれ、「ドリルすんのかいせんのかいです」と答えたり、清水が「こんなんで〇〇(出て行く、改心、謝るなど)する訳ないやろ」と呆れるも、その予想に反し、吉田は〇〇の行動を取る。
  • ストーリーで吉田が再度登場する際には、「何や、ドリルのおかわりか?」と返すこともある。
  • 川畑座長公演時では、当初は、川畑が指で乳首ドリルのみを行なっていた。2015年下半期以降は、川畑も「薪雑把」を持ち出して、すっちーと同様に乳首ドリルを行なうが、大抵は、すっちーのように上手く行かず、段取りが悪くグタグタになって「下手くそ!」と吉田に罵られ、川畑は「今日は、オカッパで眼鏡のおばちゃんお休みなんで…」と、すっちーの不在を謝罪することもある。その後、叩き役を共演の座員が引き継いで「薪雑把」を持ち出し、乳首ドリルを行なうと上手く決まり、観客席から拍手が沸いたり、吉田が「上手いやないか…って言うてる場合か!」とノリツッコミで評したりしている。
  • この芸で使用される「薪雑把」は、楽屋などで「ドリザッパ」と呼ばれている専用のものが使用されており、叩いた時の音の響きがよく、かつ痛みも少ない。小道具担当者が偶然作り上げた奇跡の1本とされ、専用ケースに収められて保管されている。
  • ギャグの中で「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー(腋)」という箇所があるが[8]、人体の構造として、毛細血管が一番多いのは脳であり、その次に多いのは肝臓である[8]。一方、腋部には本来であれば人体の深いところを通っている重要な血管や神経が浅いところを通っているため、このギャグは間違いである[8]。しかしながら、それゆえに、腋は急所であるとも言えるため、「腋やめろ」というのは、むしろ的確であるといえる[8]。なお、本件について、吉田裕自身も、過去にメディアから取材を受け、その事実を認める趣旨の回答をしたことがあり、同時にギャグ自体は続けるとしたものの、「学校のテストには書かないように。中学の皆さんには注意を促したい」とするコメントを出している[8]

出演[編集]

レギュラー番組

過去

テレビCM
  • 江崎グリコ ポッキーチョコレート 「Hello New Friend! 大阪」篇(2007年4月24日 - 、新垣結衣と共演)
  • H.I.S. 初夢フェア2016(2015年12月 - 2016年1月、すっちーと共演、関西地方のみ)
その他
  • 高砂市産業振興課フィルムコミッション事務局 高砂市PRCM(2015年8月 -)[9][10]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 芸人プロフィール 吉田裕 吉本興業
  2. ^ a b c d e f g h i j よしもと新喜劇 座員紹介 第24回 吉田裕 毎日放送 2015年2月24日に行われたインタビュー
  3. ^ 「ドリルせんのか~い」 新喜劇俳優が母校文化祭に 神戸新聞NEXT、2017年6月18日
  4. ^ 森田展義アワー - 2013年9月3日
  5. ^ 吉田本人のツイッター - 2015年4月26日
  6. ^ 小学生が選ぶ新喜劇イチオシギャグに吉田裕の“乳首ドリル””. スポーツニュースならSANSPO.COM(サンスポ) (2014年6月2日). 2016年9月19日閲覧。
  7. ^ 「すな! すな! 」に入った段階で観客席から手拍子が起こることも多い。
  8. ^ a b c d e まるでSTAP騒動!吉田裕の「乳首ドリル」に“衝撃事実””. スポーツニュースならSANSPO.COM(サンスポ) (2014年6月11日). 2016年9月15日閲覧。
  9. ^ 吉本新喜劇・吉田裕が地元・兵庫県高砂市のPRCMに出演! よしもとニュースセンター
  10. ^ 高砂市PRCMが完成しました 高砂市

関連項目[編集]

外部リンク[編集]