チャーリー浜

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チャーリー浜
本名 西岡 正雄
生年月日 1942年11月7日(74歳)
出身地 日本の旗 日本, 大阪府大阪市浪速区
師匠 花紀京
事務所 吉本興業
活動時期 1960年 -
弟子 間寛平山田花子

チャーリー浜(チャーリーはま、1942年11月7日 - )は、日本タレントコメディアン。本名、西岡 正雄(にしおか まさお)旧姓、浜野(はまの)。

大阪府大阪市浪速区出身。吉本興業所属。

来歴[編集]

実家は日本橋の履物問屋。近畿大学附属高等学校を卒業。

1960年花登筐が主宰する「笑いの王国」入り(当初は大村崑のそっくりさんとして売り出された)このころに花紀京に出会い花紀の父横山エンタツの自宅に居候で寝食を共にし芸を磨く。その後、「笑いの王国」の先輩で浜が師事していた花紀と共に、1962年6月に吉本に入門。花紀から厳しく鍛えられた。

吉本新喜劇では「アメリカかぶれのキザなお坊ちゃん」「キザなヤクザ」などの役どころが多く、大阪離れした奇異な言葉遣い(「…じゃあ~りませんか」など)で印象をつけた後、劇の最後に大阪弁をまくしたててオチをつける、というコントラストで人気を得た。

元は「浜裕二」を名乗っていたが、1989年に事務所が東京へ進出する際、アメリカのテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』にちなんで改名。「チャーリーズ・エンジェル」映画版の公開時には、「チャーリー浜ズ・エンジェル」として宣伝に参加した。

1990年1991年には2年連続でNHK紅白歌合戦に応援合戦で出演。

1991年、自身も出演したサントリー「ポケメシ」のテレビCMで、新喜劇で長く使われていたギャグ「…じゃあ~りませんか」が全国区のブームに。同年の第8回日本新語・流行語大賞(自由国民社)で年間大賞に選出され、同時進行で行われていた吉本興業の東京進出に大きく貢献、初の東京公演や全国ネットでも新喜劇が大きく取り上げられるなど、新喜劇ブームの火付け役となった。これをきっかけに、新喜劇では重鎮ポジションに昇格した。

師匠の花紀や弟弟子にあたる間寛平と同様、南海時代からの熱心なホークスファンとして知られ、南海時代にはなんばグランド花月の近くにあった大阪球場で開催されていたファン感謝デーへ毎年のように参加していた。また、1999年のダイエーホークス優勝時にはスポーツ新聞にファン代表の一人としてお祝いの言葉を寄稿した。

自宅でハリハリ鍋を食べていた際、酒に酔った浜がトイレへ行こうとして足でガスコンロの栓を外してしまい、そのままガス漏れで一時意識不明となって入院した。復帰後の舞台で、後遺症のため「ごめんください」「ありがとう」「こんにちは」がまともに言えず、自暴自棄で酒を飲み二日酔いで立った翌日の舞台で「ごめんください」を「ごめんくさい」と言い間違えてしまったことが、新ギャグ誕生・ブレイクのきっかけとなった[1]松本人志は『放送室』の中でこの「ごめんくさい」を好きな一発ギャグとして挙げ、まだ全国区のギャグとして認知される前の気の抜けた言い方が良いと語っている。

横山やすしオール巨人中田カウスと並ぶスパルタ吉本芸人として知られ、『アメトーーク』の企画としておぎやはぎ小木博明が新喜劇の舞台に立った際にも他のメンバーが優しく指導している中で一人厳しく接していたほか、「山田花子をビンタした」「舞台中にセリフの順番を間違えた上ごまかそうとしたアドリブもすべってしまい客の失笑を買ったたいぞうに『(芸人が客に)笑われてどないする!笑わせんかい!』(これは花紀からよく言われた言葉でもある)と激怒した」などの逸話を持つ。

このため、「他人には厳しいが、自分にはとことん甘い」と他の新喜劇メンバーからは批判されることも多い。一方ファンサービスには非常に熱心で、街中などで声をかけられるとギャグを披露するなど、プライベート面での評判は良いといわれる。

現在も新喜劇には月1〜2週出演するが、近年は若手(「金の卵」組)並みに出演時間が短くなっている。ストーリーの本筋にさほど影響しない役柄(主に村長や町内会長役)で、持ちギャグを披露して3分ほどで退場することがほとんどである。2010年以降はNGKでの出演はほとんど無く、祇園花月や地方公演に出演のみとなっている。これはNGKだと一日のうちに新喜劇の公演が多いときで4回あり、拘束される時間が長いことに対して不満があるためである[2]。以前のような新喜劇での活躍を期待する声も多く、もう少し舞台に積極的に出てはどうか、と言う批判も少なくない。

このような自ら舞台へ溶け込もうとしない姿勢については、積極的に若手と交流する桑原和男と意見が対立しているとも言われ、前出の「他人には厳しいが、自分にはとことん甘い」態度の表れと見なす者もいる。小籔千豊は『オールザッツ漫才2005』においてほぼ名指しに近い形(名前は伏せたが語尾に「じゃあ~りませんか」を付けていた)の浜批判ネタを行った。 2005年12月20日に大阪のシアターBRAVA!で開かれた「ファン感謝祭」では、小籔進行によるフリートークコーナーで「もう帰っていいですかね」と発言。レイザーラモンHGに対して「お前はものすごいスピードで間違った方向に進んどるわ」と発言した際も、「面白いやん」と肯定する桑原と意見が対立した。ファン感謝祭以降、浜と桑原の共演機会はなくなり、2006年7月の公演で久々に両者が出演した際も、同時に舞台に立つシーンは無かった。

毎年の確定申告は大抵初日に一番乗りで行っており、「あなたどなた? 僕チャーリー」のギャグで職員がコケるシーンや、「確定申告は早めに済ませようじゃあ~りませんか」と締め括るシーンが、関西圏のニュースで例年取り上げられている。

前述のとおり、顔が大村崑に似ていたために、無名時代『頓馬天狗』の殺陣のシーンでは一部代役を行った経験があり、それが縁で後に舞台で「ザ・コンチャンズ」として共演したこともある。浜自身、大村を師匠と呼んで慕っており、その際に大村から受けた「下品なネタはするな」「シモネタはするな」「舞台で弱者を苛めて笑いを取るな」の教えを現在も頑なに守っている。

離婚歴が4回あるいわゆる「バツ4」であり、離婚回数は吉本の中でもナンバー1である。その原因は、主に過度の飲酒癖によるものではないかとされる。

人物・逸話[編集]

  • 弟子以外の芸人に「師匠」と呼ばれることを非常に嫌い、呼ばれると「師匠言うな馬鹿野郎!」などと激怒する。そのため「チャーリー」、「チャーリーさん」と呼ばれている。[3]
  • 祇園花月の楽屋の片隅に自分のスペースを持っており、そこからドアまでの動線に荷物を置くと室伏ばりの大声を張り上げて天井にぶち当たるぐらい投げる。また、楽屋の出入口に大量に並べられている靴で足の踏み場がないときは、靴を蹴散らす。[4]
  • 祇園花月の空き時間は皆出払ってしまうため楽屋に一人でいることが多い。[5]
  • 京都の有名な老舗パン屋「志津屋」で、カルネというフランスパンの間にハムとスライスオニオンを挟んだパンを幾つか買って、それを新喜劇の後輩達に与えているがなぜか一部の漫才芸人(ブラックマヨネーズ千鳥大悟、ダイアンなど)には与えない。すっちー曰く、「自分が本物と認めた芸人しかもらえない」。また、千鳥ノブはカルネを「おい、そこのほら、漫才」と言って渡され大悟は「お前にはやらん!」と言われもらうことができなかった。[6]
  • 兄がいる。兄が若手座員の瀧見信行に似ているという。
  • 競馬が趣味である。シャンプーハットてつじが競馬の予想を当てないことを怒っている。[7]

主なギャグ[編集]

共演者がコケるギャグ

  • 「ごめんくさい」「あ、こりゃまたくさい」「あーくさ~(「セッシボン」「長万部」「シャングリラ」「祇園花月」の時もある。静岡の営業でエスパルスと言った時はすべったと藤本敏史が語っている[8]。)」→他の人がコケたのを見て「ありゃりゃ?みなさんお若いのに足腰弱いですね~」
  • 「君たちがいて、僕がいる」
  • 「君たち元気かい? 頑張ってるかい? そうかいそうかい瀬戸内海
  • 「…じゃあ~りませんか」
  • 「どこ(いずこ)へ~?」
  • 「あなた○○さん? 僕チャーリー」
  • 「あのさ、僕さ、どっこいさ」
  • 「実はサ、僕サ、ぁホイサッサ♪」
  • 「言い忘れたわ」→「…あ、どうもっ♪」

以下のギャグは共演者がコケない場合がほとんど

  • 「馬鹿なこと言っちゃ~、あ、いけないよ」
  • 「私、○○(会長・社長他)をなさっております…」
  • 「アンドレと申します。おんどれ(ら)は?」
  • 「初めての初対面ですな」
  • 「何たることをサンタルチーア」
  • 「朝夕めっきり冷え込んで参りました今日このごろ、如何お過ごしでございましょうか?」
  • 「網走から小走りで…」

テレビ出演歴[編集]

レギュラー番組

単発番組

ドラマ[編集]

  • 科捜研の女 (2000年) - ドライビングスクール教官役
    • 科捜研の女の中でも浜のギャグ(あーりませんかといずこへー)が出てきた。

CM[編集]

CD[編集]

吉本新喜劇オールスターズとして

YSPオールスターズとして

  • ECSTACY-OSAKA
  • ECSTACY TKREMIX|ECSTACY TK(小室哲哉)REMIX

ゲーム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 素のよしもと』『ごきげんライフスタイル よ〜いドン!』などで語られた。
  2. ^ 2013年11月3日放送の「なるみ・岡村の過ぎるTV」での、すっちーの発言による
  3. ^ 2016年5月3日放送 ケンゴローサーカス団での「チャーリー浜の不可解な言動」より
  4. ^ 脚注3に同じ
  5. ^ 2013年3月15日放送 くせになるややこしさ ブラックマヨネーズのハテナの缶詰
  6. ^ 2012年12月28日放送 八方・今田の楽屋ニュース2012の千鳥の発言より
  7. ^ 2016年8月21日放送 新喜劇4時間スペシャルのシャンプーハットてつじの発言より
  8. ^ 2012年5月8日のテベ・コンヒーロにて