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酒井藍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
酒井さかい あい
本名 酒井 藍
ニックネーム 藍ちゃん
生年月日 (1986-09-10) 1986年9月10日(38歳)
出身地 奈良県磯城郡田原本町
血液型 AB型
身長 160 cm
言語 日本語
方言 奈良弁
最終学歴 奈良県立生駒高等学校
出身 吉本新喜劇第3個目金の卵オーディション
芸風 吉本新喜劇
漫談
コント
事務所 吉本興業
活動時期 2007年 -
同期 見取り図
金属バット
さらば青春の光
吉田たち
ヘンダーソン
もりすけ
多和田上人
デルマパンゲ
現在の代表番組 よしもと新喜劇
ごきげんライフスタイル よ〜いドン!
過去の代表番組 ちちんぷいぷい
プリプリ
など
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酒井 藍(さかい あい、1986年9月10日 - )は、日本お笑いタレントコメディエンヌ吉本新喜劇の座長。奈良県磯城郡田原本町出身[1]吉本興業(大阪本部)所属。愛称は「藍ちゃん」。

人物

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奈良県立生駒高等学校を経て専門学校を卒業後、奈良県警察に行政職員(警察事務)として採用される[2]

警察学校卒配に伴い初任地の橿原警察署に配属、交通課で窓口業務に従事した[1]

趣味は柔道(二段)、神社巡り、アイドル鑑賞と絵を描くことで、小学5年生の頃から20歳頃まで柔道をやっており、高校生時代は柔道部の副キャプテンを務めた[3]

子供の頃から新喜劇に憧れており、高校卒業後すぐにでも吉本総合芸能学院(NSC)に入りたかったが、この時は親に反対され、大学に進学したら新喜劇への道が遠のくとも思い、「取りあえず安定した方へ」と公務員を選ぶ。しかし、警察職員時代も常に吉本および新喜劇入りを探り、その情報を集め続けていたという[3]

2007年9月に吉本新喜劇の「第3個目金の卵オーディション」に合格したことを機に約1年6か月務めた奈良県警察を依願退職[1][3]

これを機に吉本新喜劇に出演するようになった。

2011年6月23日には、新喜劇の先輩女優・宇都宮まきの代理で『ちちんぷいぷい』(MBS)に初出演。当時宇都宮がレギュラーを務めていたロケコーナー「こんなん初めて食べました」で、グルメリポートをこなした。2012年には、同番組と山崎製パンとのコラボレーション企画「ウルトラパン大作戦」で、楠雄二朗(くっすん)・市川義一(女と男)とともに「ウルトラパン宣伝隊員」へ起用。同企画から生まれた4種類のパンを売り込むべく、連日取材やキャンペーンに赴いていた。

2012年3月からは、『ちちんぷいぷい』の金曜日にコーナーレギュラーで出演。さらに4月からは、同局で始まった午前中の情報番組『プリ♥プリ』でもレギュラーを務めている。しかし、同年9月29日の『ちちんぷいぷい』へ出演した直後に、過労と膵炎で入院。約1ヶ月にわたって静養した後に、10月26日放送の『プリプリ』から芸能活動を再開した。

2017年5月26日、吉本新喜劇の座長に就任することが発表され、同年7月26日の公演より座長に就任した。レギュラーの女性座長は吉本新喜劇としては史上初(短期公演では山田スミ子未知やすえが座長経験がある)となる。30歳での座長就任は1999年に座長制度が導入されて以降、同年に32歳で座長就任した吉田ヒロと、2006年に同じく32歳で就任した小籔千豊の2名を2歳下回る最年少記録となる[4][5](ただし、旧:吉本新喜劇を含めると史上最年少座長は1974年に就任した木村進の23歳という例がある)。

2018年からは大阪市商店街応援大使に任命した。

2019年11月に開催された「吉本泰三・せい生誕130周年記念大感謝公演」では、吉本興業創業者の吉本せいのコスプレで司会を務めた[6]

2021年12月に、昨年春に吉本興業専門の劇場が新型コロナの影響で休館となったため、5日間で自分以外で新喜劇所属111人全員の似顔絵を描き上げたアート展「酒井藍・個展・ドキッ!」を開催した[7]

家族は妹が2人おり[3]を二匹飼っている。

学生時代に焼肉屋アルバイトをしたことがある。

漫画が好きで特に『ママレード・ボーイ』『GALS!』『ストロボ・エッジ』『ろくでなしBLUES』などが好きである。

あやめ池遊園地で開催した、ちびっこのど自慢に出たことがある。

過去に福本愛菜と一緒に「あまちゃん」ならぬ劇中ユニット「ならちゃん」を結成したことがある。[8]

持ちネタ

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  • ふくよかな体型から、吉本新喜劇の舞台や出演番組では、「豚」や「タンクローリー」などに例えられている。そのたびに、以下のようなノリツッコミを披露する。『ちちんぷいぷい』や『プリ♥プリ』では、スタジオに登場する際に他の出演者(主に先輩芸人、ピーコ西川貴教)が前振りに趣向を凝らしていることもあってネタの認知度が向上、披露する機会が増えるにつれて、ノリツッコミのバリエーションを増やしている。さらに、あえてツッコミをせず、そのまま雑談に繋げる変則技も生まれている。
    • (例:前振りで「豚」と言われた時)
      • そうそうそう…。ブーブー、ブーブーブー、ブーブー、ブー…。(豚の鳴き声を真似ながら、ひとしきりにボケ芸を披露した後、振った相手や客席やテレビカメラに向かって)私、人間ですねん[1][3](もしくは「誰が豚やねん」)!
        • その際、場合によっては、ツッコミ役(主に川畑すち子(すっちー)など)にわざと体当りしたりすることもある。
          • その後、ツッコミ役から「ヘッタクソなノリツッコミやなぁ~」「何の時間や!」などと突っ込まれる。
  • 小籔座長回ではヤクザの女性組長として登場し、着物をまとって粗暴な振る舞いをした組員役の座員を平手打ち(の効果音)とともに修正した後「アホンダラ!あれだけ堅気はんに失礼なことしたらあかん言うたやろうが!」と怒鳴りつける。その後借金を工面したり人物を温かな言葉で諭して問題を解決するきっかけを与える。
  • 計画したことが失敗したとき、「くっそ、◯◯考えた奴マジうらむ!」と言い、共演者から「お前や!」とつっこまれる。
  • 小学生の役で、自己紹介をするとき、「藍です。小学校3、4年生です。」と言い、ツッコミ役から、「どっちやねん!」とつっこまれた後、「3年生です。」と言い、指を3本突き出し、相手の目を突き刺そうとする。
  • ズボンの裾をまくり「私がズボンの裾まくり上げたらどうなるかわかるか!」「どうなんねん?」「脚むっちゃ太い」。
  • ゆびきりげんまんの歌を全く違うメロディで歌う。

主なキャラクター

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藍姐さん ヤクザや借家取り、事務所の社長なで登場 着物を着ており、ふざけて作ったおひなさんや、お相撲さんなどと、ツッコミ役から言われる。

藍五郎 泥棒の様な姿をした男キャラクター 一人称は、「俺」 登場する時は、うどん屋の従業員などで登場する。

出演

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テレビ

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現在の出演番組
過去の出演番組

テレビドラマ

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劇場アニメ

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映画

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CM

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脚注

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  1. ^ a b c d 酒井藍、新喜劇初の女性座長 30歳最年少「ドッキリちゃうかと」”. スポーツニッポン (2017年5月27日). 2017年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月6日閲覧。
  2. ^ よしもと新喜劇 座員紹介 第48回 酒井藍 | MBS”. MBS. 2019年5月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e 女性自身 2017年6月20日号 p.48 - 49
  4. ^ 酒井藍、吉本新喜劇初の女性座長就任 “小籔超え”史上最年少30歳 アーカイブ 2019年1月27日 - ウェイバックマシン - スポーツニッポン 2017年5月26日
  5. ^ 酒井藍 吉本新喜劇座長デビュー 女性初、緊張の面持ち アーカイブ 2017年11月13日 - ウェイバックマシン - スポーツニッポン 2017年7月26日
  6. ^ 中田カウスからアキナまで!吉本の笑いの継承者たちがなんばグランド花月に集結”. ラフ&ピースニュースマガジン. 吉本興業 (2019年11月30日). 2021年3月9日閲覧。
  7. ^ スポーツ報知(2021年12月2日)
  8. ^ 看板娘ユニット「ならちゃん」お披露目!鹿フンのメモリーを歌う
  9. ^ 酒井藍 - オリコンTV出演情報
  10. ^ 女子校生探偵あいちゃん”. 吉本興業. 2022年10月30日閲覧。

外部リンク

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