島田一の介

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しまだ いちのすけ
島田 一の介
本名 楠 正泰 (くすのき まさやす)
生年月日 (1951-05-08) 1951年5月8日(66歳)
出生地 日本の旗 日本 愛媛県宇和島市
血液型 AB
職業 喜劇俳優
ジャンル 吉本新喜劇
活動内容 1971年 -
配偶者 既婚
備考
身長:174cm、体重:68kg

島田 一の介(しまだ いちのすけ、1951年5月8日[1] - )は、日本喜劇俳優舞台芸人である。血液型は、AB型[1]。本名は、楠 正泰(くすのき まさやす)。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属。吉本新喜劇重鎮。愛媛県宇和島市出身。

来歴[編集]

8人兄弟の末っ子。父は野菜などの種を販売する仕事をしていた[2]。幼少時から吉本新喜劇をテレビで見るうちにファンとなり、入団することにあこがれる[3]。中学卒業時、吉本入りを母に相談するが反対され、地元の愛媛県立宇和島水産高等学校水産製造科に入学。卒業後、兵庫県尼崎市[3]蒲鉾加工工場に就職。

工場勤務のかたわら花月に通い、1971年京都花月に出演していた漫才島田洋之介・今喜多代のもとに通いつめ、弟子入りを志願して許される[3]。同門の今いくよ・くるよは姉弟子にあたり、島田洋七島田紳助らの兄弟子となる。NHK上方漫才コンテストへの出場を目指し、同門の洋七とコンビを結成するが、発音で双方とも訛りが強すぎるなどの理由でほどなく解散[3]。師匠の紹介により、1973年7月に吉本新喜劇へ入団し、脇役として活躍する。

1989年、「新喜劇やめよッカナ!?キャンペーン」時に退団。その後タレント活動をしながら、岡八郎花紀京ら元新喜劇メンバーとともに吉本新喜劇の地方巡業に出演する。この間、浅香あき恵と漫才コンビを結成するも、1年半ほどで解散している[3]1996年内場勝則らが吉本の上層部に一の介の復帰を訴え、正式に再入団[3]

現在は、新喜劇のベテラン・バイプレイヤーとして毎週のように舞台に立つと共に、阪神の尼崎駅近くのバー「ベル」を自ら経営している。


吉本新喜劇のベテラン俳優[編集]

花紀・岡時代から脇役として新喜劇を支えていたが、池乃めだかチャーリー浜のようにテレビでもブレイクする機会もすくなく決して目立つ存在ではなかった。前述のとおり新喜劇を退団させられ芸人として地方の舞台に立つ時期を過ごすなど不遇とも言える時期も長かった。 しかしながら後輩の内場らが復帰を懇願し、復帰できたのも芝居のできる人材としての一の介を評価してのものである。世代交代が進む現在の吉本新喜劇でも、ストーリーラインのカギを握る役柄からワンポイントチョイ役まで幅広いレパートリーの広さや持ち前の実直誠実な性格や仕事ぶりから全座長・座員からの信頼も厚かったことから、なんばグランド花月をはじめほぼ毎週舞台に出演する重鎮へと変貌を遂げた。 2000年代に入ったあたりから、頭髪が目に見えて減ってきたことで他の演者からハゲネタを弄られるようになったことで静かにブレイク。以来テレビの露出も増え、文字通り大器晩成型を体現し続けている。

芸風・持ちギャグ[編集]

  • 数少ない60歳代の劇団員であることもあり、配役は座長(あるいは主演格の役者)の父親役、店主役、社長役などが多い。またコワモテからやくざの親分や舎弟役(黒地に白いストライプの入ったスーツを着るのが恒例である)を演じることも多いが、女性に扮する役や謎の原始人役、アナウンサー役で出演することもある。
    • おじゃましまっす~!
登場の際に一の介が発する南州太郎のモノマネ。ストーリーの流れに関係なく他の演者はずっこける。最近はまれであるが退場時「おじゃましました」と南州のモノマネをすることもある。
    • オカマ口調で「ダメよダメよダメなのよ!
森進一年上の女」の歌詞。彼にとっては初めてのギャグとされている。
ヤクザ役などで激高し、相手に攻撃をする際に、オカマ口調で相手をチョンとたたく。
    • もう~腹立つな~、原辰徳~
腹立つことがあった時に
    • なんてこった、パンナコッタ
辻本座長回でドタバタがひと段落した際につぶやくが、辻本が拾うことでストーリーのキーワードへと発展していく。
  • 流行が過ぎ去った人物のものまね
    • 田中角栄田中眞紀子親子 - 角栄は「まあこのー」という典型的なもの。中條健一のアドバイスによって、再度角栄の声色をやり、「これは田中眞紀子や」と言って、突っ込まれる、というやりとりが加わるようになる[3]
    • 上田吉二郎 - 清水けんじが「誰の物真似や?」と疑問を呈すると、すっちー若しくは浅香あき恵が種を明かし、「そんな古いのよぅ分りましたね」と驚く。
  • 年を重ね、頭頂部の髪が薄くなると、それにかけた駄洒落を言われる、というやりとりが恒例となった。内場が考案[3]
  • アヒルあるいはドナルドダックのような声を出す。
  • 退場時に「アディオス」(言われたほうが「アデランス?」と聞き返すこともある)
  • 浅香あき恵とは夫婦役を演じることが多く、当初は尻に敷かれる情けない面が目立つがクライマックスではヒステリックになる彼女を一喝し、見直されることがほとんど。
  • 2016年からは雰囲気は親分なのに実は下っ端のチンピラという役柄が加わっている。
兄貴格(主に吉田裕)「ちゃんと説明せい!下っ端!」
一の介「へい!兄貴!」
主人公など「これ下っ端?どうみても親分やろ」
兄貴格「舐められとるやないか!」
一の介「すんまへん!兄貴!」
兄貴格「もうええ!引っ込んどけ!」
一の介「へい!前失礼します」
兄貴格「前通るな!」

人物[編集]

後輩の面倒見が良いことで知られ、阪神の尼崎駅近くで自身が経営するバー「ベル」で、若手座員をアルバイト店員として雇っている。

2014年8月24日に放送された『なるみ・岡村の過ぎるTV』では、落語家の桂三象、吉本新喜劇の大島和久が店員として紹介された。この他伊賀健二たいぞうタックルながい。らの勤務が知られる[要出典]

ベルには弟弟子の紳助も2回ほど来店したことがある。その時の一の介は既にヘベレケだったという(『クイズ!紳助くん』でのフリートークより[要高次出典])。

彼と親しいオール巨人は、「性格は本当に優しいし、どんな時でもファンに愛想が良い[要出典]」と彼の人柄を讃えている。

新喜劇入団後、上岡龍太郎横山ノック脱退後の漫画トリオに勧誘されたが、断っている[2]

師匠の名跡を継いで「2代目 島田洋之介」を襲名することを周囲から要請された時期があったが、「私には重すぎる名前です」と辞退した[要出典]

イチローと親交があり、2012年頃まで毎年オフのイチローの自主トレに参加して球拾いをしていた[4]

現在の出演番組[編集]

テレビ番組[編集]

過去の出演番組[編集]

テレビ番組[編集]

脚注[編集]

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