ユーロビジョン・ソング・コンテスト2021
ユーロビジョン・ソング・コンテスト2021 Open Up | |
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日程 | |
準決勝1 | 2021年5月18日 |
準決勝2 | 2021年5月20日 |
決勝 | 2021年5月22日 |
主催者 | |
会場 | オランダ・ロッテルダム アホイ・ロッテルダム |
司会 | |
演出 |
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総監督 | Martin Österdahl |
製作総指揮 |
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主催放送局 | AVROTROS |
開会演技 |
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幕間演技 |
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参加者 | |
参加国数 | 39 |
復帰 | ウクライナ ブルガリア |
撤退 | ハンガリー モンテネグロ アルメニア ベラルーシ |
参加国
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投票 | |
投票方式 | 各国が出場者に対して、1点~8点、10点、12点を2回投票する。1つは審査員票、もう1つは視聴者票である。 |
無得点 | イギリス |
優勝曲 | イタリア マネスキン「Zitti e buoni」 |
ユーロビジョン・ソング・コンテスト | |
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ユーロビジョン・ソング・コンテスト2021こと第65回ユーロビジョン・ソング・コンテスト(オランダ語: Eurovisiesongfestival 2021、英語: Eurovision Song Contest 2021、フランス語: Concours Eurovision de la chanson 2021)は、2021年5月にオランダのロッテルダムで開催された。イスラエルのテルアビブで開催された2019年の大会でオランダ代表のダンカン・ローレンスが優勝したことによりオランダが大会の主催を獲得したが、2020年に新型コロナウイルス感染症の流行により開催が見送られ、1年後の2021年の開催となった[1]。本大会はアホイ・ロッテルダムを会場とし、準決勝は5月18日と20日に、決勝は5月22日に行われた[2]。
本大会には、ブルガリアとウクライナが復帰し、前回大会に出場したハンガリー、モンテネグロ、アルメニアとベラルーシを除く39か国が参加。
大会の結果、イタリアのロックバンド、モーネスキンの「Zitti e buoni」が優勝した。バンドの優勝は2006年のフィンランド以来で、Big 5の優勝も2010年のドイツ以来である。一方、決勝で主催国のオランダを含む4カ国が視聴者から得点をもらえず、うちイギリスは審査員からも得点をもらえなかった。2016年に「審査員票50%、視聴者票50%」の投票システムが導入された以降の最初の無得点である。
欧州放送連合によると視聴者は約1億8300万人で、前回よりやや増えた。特に15〜24歳の視聴者は前回大会より7%増加した[3]。
開催地
2020年5月16日、EBUとオランダ現地の放送局は開催地をロッテルダムのアホイ・ロッテルダムにするとの合意に達した[2]。
2021年3月2日、新型コロナウイルス感染症の流行下における健康および安全のプロトコルを公開し、参加者の出発前5日間の自主隔離および出発前3日以内のコロナウイルス検査と陰性証明を求めると発表した[4]。
準決勝の組分け
1組 | 2組 | 3組 | 4組 | 5組 |
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出場国
2020年10月26日時点で、2019年大会に不参加だったブルガリアとウクライナの参加が確認された一方、ハンガリーとモンテネグロが不参加となった[5]。
2021年3月5日、アルメニアは2020年ナゴルノ・カラバフ紛争の敗戦により国内政局の不安定を理由として不参加を表明[6]。また、ベラルーシの参加者の曲には2020年ベラルーシ大統領選挙の結果に反対する人たちを揶揄したり、ルカシェンコ大統領を讃えたりする歌詞が入っているため、大会のルールに反するとして2021年3月26日に大会側から参加資格を取り消された[7][8]。
参加者と結果
出場国のうち、26か国(★印)は2020年の参加予定者と同じで新曲をもって参加した。また、この大会は特例として、史上初のバッキングボーカルの事前録音が許可された大会である[9]。
準決勝1
2021年5月18日CEST)に開催[10]。出場国以外にドイツ、イタリアとオランダが投票に参加[11]、上位10か国は決勝に進出。
の21;00(ベラルーシは撤退前、くじ引きで準決勝1の前半に決められた。
登場順[12] | 国 | アーティスト[13] | 楽曲[13] | 言語 | 順位[14] | 得点[15] | ||
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合計 | 審査員 | 視聴者 | ||||||
01 | リトアニア | ★ザ・ループ THE ROOP |
Discoteque | 英語 | 4 | 203 | 66 | 137 |
02 | スロベニア | ★アナ・ソクリッチ Ana Soklič |
Amen | 英語 | 13 | 44 | 36 | 8 |
03 | ロシア | マニージャ Manizha |
Russian Woman | ロシア語、英語 | 3 | 225 | 117 | 108 |
04 | スウェーデン | トゥセ Tusse |
Voices | 英語 | 7 | 142 | 91 | 51 |
05 | オーストラリア[注釈 3] | ★モンテーニュ Montaigne |
Technicolour | 英語 | 14 | 28 | 26 | 2 |
06 | 北マケドニア | ★バシル Vasil |
Here I Stand | 英語 | 15 | 23 | 12 | 11 |
07 | アイルランド | ★レスリー・ロイ Lesley Roy |
Maps | 英語 | 16 | 20 | 16 | 4 |
08 | キプロス | エレナ・ツァグリヌー Elena Tsagrinou |
El diablo | 英語[注釈 4] | 6 | 170 | 92 | 78 |
09 | ノルウェー | ティクス TIX |
Fallen Angel | 英語 | 10 | 115 | 38 | 77 |
10 | クロアチア | アルビナ Albina |
Tick-Tock | 英語、クロアチア語 | 11 | 110 | 57 | 53 |
11 | ベルギー | ★フーバーフォニック Hooverphonic |
The Wrong Place | 英語 | 9 | 117 | 70 | 47 |
12 | イスラエル | ★エデン・アレネ Eden Alene |
Set Me Free | 英語[注釈 5] | 5 | 192 | 99 | 93 |
13 | ルーマニア | ★ロクセン Roxen |
Amnesia | 英語 | 12 | 85 | 58 | 27 |
14 | アゼルバイジャン | ★エフェンディ Efendi |
Mata Hari | 英語[注釈 6] | 8 | 138 | 47 | 91 |
15 | ウクライナ | ★ゴー・エー Go_A |
Shum (Шум) | ウクライナ語 | 2 | 267 | 103 | 164 |
16 | マルタ | ★デスティニー Destiny |
Je me casse | 英語[注釈 7] | 1 | 325 | 174 | 151 |
準決勝2
2021年5月20日[10]。出場国以外にフランス、スペインとイギリスが投票に参加[11]、上位10か国は決勝に進出。
の21;00(CEST)に開催アルメニアは撤退前、くじ引きで準決勝2の後半に決められた。
決勝
2021年5月22日[10]。
の21;00(CEST)に開催脚注
注釈
- ^ アルメニアは2021年3月5日に撤退表明。
- ^ ベラルーシは2021年3月26日に出場権喪失。
- ^ オーストラリアにおけるCOVID-19の流行による旅行制限により、現地でのパフォーマンスは不可となり、映像のみのパフォーマンスが行われる[16]。
- ^ a b スペイン語の単語がある。
- ^ a b ヘブライ語の語句がある。
- ^ a b アゼリー語の語句がある。
- ^ a b フランス語の語句がある。
- ^ a b イタリア語の単語がある。
- ^ チェコ語の語句がある。
- ^ a b グループ内にオランダ現地のCOVID-19検査で感染が見つかったメンバーがいたため、本番では5月13日のリハーサルの映像が使用された[18][19]。
- ^ a b 英語の語句、スペイン語の単語がある。
- ^ a b ギリシャとブルガリアの合計点は同じく170点だが、大会のルールにより、視聴者から79点を獲得したギリシャの順位は高い。
- ^ ドイツ語のセリフがある。
出典
- ^ “No fans at Dutch events until vaccine” (英語). BBC Sport 2021年3月27日閲覧。
- ^ a b “Rotterdam returns as Eurovision Song Contest Host City in 2021” (英語). Eurovision.tv (2020年5月16日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ Union (EBU), European Broadcasting (2021年5月31日). “183 million viewers welcome back Eurovision Song Contest as online engagement soars” (英語). www.ebu.ch. 2021年6月1日閲覧。
- ^ “'Uniting Europe on one stage' - Health and Safety protocol shared” (英語). Eurovision.tv (2021年3月2日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “41 Countries to participate at Eurovision 2021” (英語). Eurovision.tv (2020年10月26日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “Armenia withdraws from Eurovision Song Contest 2021” (英語). Eurovision.tv (2021年3月5日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “EBU statement on Belarusian participation” (英語). Eurovision.tv (2021年3月26日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “Belarus Eurovision song rejected due to pro-Lukashenko lyrics” (英語). lrt.lt (2021年3月12日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “Changes announced to ensure Eurovision comes” (英語). Eurovision.tv (2020年6月18日). 2021年5月21日閲覧。
- ^ a b c “Dates for Eurovision 2021 announced” (英語). Eurovision.tv (2020年6月15日). 2022年5月7日閲覧。
- ^ a b “2020 Semi-Final line-up to stay for 2021” (英語). eurovision.tv (2020年11月19日). 2022年10月31日閲覧。
- ^ a b “Semi-Final running orders revealed” (英語). Eurovision.tv (2021年3月30日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e f “Participants of Rotterdam 2021” (英語). Eurovision.tv. 2021年3月27日閲覧。
- ^ 1st-Semi Final Scoreboard ESC Rotterdam 2021.
- ^ a b c d Grand Final Scoreboard ESC Rotterdam 2021.
- ^ “Australia to compete from home using 'live-on-tape' performance” (英語). Eurovision.tv (2021年4月19日). 2021年4月20日閲覧。
- ^ 2nd-Semi Final Scoreboard ESC Rotterdam 2021.
- ^ “EBU Statement regarding Icelandic delegation”. European Broadcasting Union (EBU) (19 May 2021). 19 May 2021閲覧。
- ^ “COVID infection among Daði og Gagnamagnið” (English). RÚV (19 May 2021). 19 May 2021閲覧。
- ^ “Grand Final of Rotterdam 2021” (英語). Eurovision.tv. 2021年5月16日閲覧。