マウルタッシェ

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マウルタッシェンズッペ(スープ入りマウルタッシェ)

マウルタッシェ (独: Maultasche) は、ドイツシュヴァーベン地方の郷土料理マウルブロンタイヒタッシェ(Maulbronn Teigtasche - 標準ドイツ語ではタイクタッシェと発音する)の略。シュヴァーベン式マウルタッシェ Schwäbische Maultaschen は2009年以降、EU原産地名称保護制度によって保護されている。

パスタ生地の中にひき肉ほうれん草パン粉たまねぎを詰め、パセリナツメグでフレーバーを加えている。ダンプリングの一種であり、イタリア料理ラヴィオリに似ているが、それよりも大きく、 8cm から 12cm の大きさである。通常、一人分として二つまたは四つが供される。

シュヴァーベンには、聖金曜日にこれを食べる伝統がある。現地での言い伝えによれば、マウルタッシェの由来は、元々金曜日には肉が食べられなかった宗教的な背景から、どうしても肉を食べたい人が肉をパスタ生地の中に隠せば神様からは肉が見えないので見つからないだろう、という発想から作られたことにあるという。