ダイ・ハード2

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ダイ・ハード2
Die Hard 2: Die Harder
監督 レニー・ハーリン
脚本 ダグ・リチャードソン
スティーヴン・E・デ・スーザ
原作 ウォルター・ウェイジャー
『ケネディ空港/着陸不能』
製作 ローレンス・ゴードン
ジョエル・シルバー
チャールズ・ゴードン
製作総指揮 マイケル・レヴィ
出演者 ブルース・ウィリス
音楽 マイケル・ケイメン
撮影 オリヴァー・ウッド
編集 スチュワート・ベアード
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年7月4日
日本の旗 1990年9月21日
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $70,000,000[1]
興行収入 $117,540,947[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
$240,031,094[1] 世界の旗
前作 ダイ・ハード
次作 ダイ・ハード3
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ダイ・ハード2』(原題:Die Hard 2: Die Harder)は、1990年アメリカ映画。ヒット作『ダイ・ハード』(1988年)の続編である。

概要[編集]

超高層ビルでの活躍を描いた前作から舞台を空港に移し、再び刑事ジョン・マクレーンの活躍を描いたアクション映画。当初は1作目に続いてジョン・マクティアナンが監督する予定であったが、『レッド・オクトーバーを追え!』の撮影の最中であり、スケジュールの調整がつかなかったために、レニー・ハーリンが監督を務めている。

脚本の原作はウォルター・ウェイジャーによる小説『ケネディ空港着陸不能』(58 Minutes)。映画では、主人公をマローン警部からジョン・マクレーンに、舞台となるケネディ空港ニューヨーク)をダレス空港ワシントンD.C.)に変更するなど大きく脚色している。

なお、映画第1作の原作となったのはロデリック・ソープの小説『ダイ・ハード』(原題 Nothing Lasts Forever)だが、この2つの小説に関連性はまったく無い。また、1987年刊行の『58 Minutes』は、翌1988年に邦題『ケネディ空港/着陸不能』(二見書房)として日本国内でも出版され、1990年には映画の公開にあわせて『ダイハード2』に改題されて新装版が出版された。

あらすじ[編集]

空から見たダレス国際空港

前作、ナカトミビルのテロ事件からちょうど1年後のクリスマス。ジョン・マクレーンは妻のホリーを迎えに雪の降るワシントン・ダレス国際空港にやってきた。

マクレーンは刑事の癖で怪しい男2人組を見つけ、荷物室での銃撃戦の後、1人を倒すがもう1人には逃げられてしまう。男達の装備からただ事ではないと考えるマクレーンだったが空港を管轄するロレンゾ署長は、ただの物盗りとして相手にせず、むしろ泥棒相手に銃撃戦をやったマクレーンを罵倒する。納得がいかないマクレーンは男達の正体を探るため、ロスにいる親友の警官パウエルに死んだ男の指紋情報を送って照会してもらい、その結果、2年前にホンジュラスで死んだとされていた元アメリカ軍軍曹と判明する。マクレーンは話にならないロレンゾ署長を無視して管制室に乗り込むと、得た情報を基に管制部長のトルドーに事の次第を話す。だがその時、滑走路の着陸誘導灯が消え、計器着陸装置(ILS)も作動不能に陥り、上空の旅客機が着陸できなくなってしまう。

事件を起こしたのは元アメリカ陸軍特殊部隊のスチュアート大佐と、同じく軍人だった彼の部下達であり、その目的は間もなく護送されてくる南アメリカ、バル・ベルデの麻薬王エスペランザ将軍の奪還だった。空港の管制システムを乗っ取ったスチュアートは、自分達の目的を明かすと共に、トルドーに余計なことをしないよう警告する。

トルドーは非常事態を政府に連絡すると共に管制機能を奪還するべく建設中の新管制塔の起動を試みる。しかし、新管制塔への通路にはテロリストらが待ち受けており、マクレーンの活躍で待ち伏せていた敵は全滅するものの、新管制塔は爆破され機能回復は失敗する。一方、スチュアートは警告に従わなかった報復として旅客機ウィンザー114便に偽の管制指示と誤ったILS情報を与えて墜落させ、200人余りの乗員全員死亡という惨事を引き起こす。しかし、まだ多数の航空機が上空を旋回しており、その中にはホリーが乗るノースイースト140便もあった。

やがてグラント少佐率いる陸軍対テロ特殊部隊が到着し、トルドーの軽率を窘めると共にスチュアート対策に取り組みだす。かつての教え子でもあるスチュアートのやり方を知るグラントはあえて消極策をとってエスペランザ将軍の着陸を許し、彼らが要求した航空機で高跳びする際に一網打尽にするという。作戦に不満のマクレーンは単独行動をとると着陸直後の将軍の護送機に接近し、彼の身柄を抑える。が、直後に将軍の確保に表れたスチュアートらと交戦状態になり、結局、将軍には逃げられ、マクレーンも間一髪で危機を脱する。再度のマクレーンの単独行動にロレンゾが激怒するが、グラントはむしろマクレーンの勇気を称えロレンゾを批判する。

ビーコン無線を使うことでテロリストらを出しぬいて航空機と連絡を取ることに成功した空港側は、乗っ取られたことや、近隣の空港へ向かうことなどの指示を行う。しかし、ノースイースト140便など、残り燃料が少なく、他の空港へいけない航空機もまだ相当数残るなど完全な解決に至らない。やがて状況から近くの教会がテロリストの拠点となっている可能性が高いことを突き止め、またもや独りでマクレーンは敵地へ向かう。

見張りを仕留めたマクレーンだったが、間もなくグラントの部隊も到着し、激しい銃撃戦が始まる。スチュアートらが教会の裏手から雪上バイクで逃げ出したことを察知したマクレーンはバイクの1つとライトマシンガンを奪って追跡するが、何故かこちらの銃撃は効かず、迎え討たれ、又もや間一髪で助かる。一方、スチュアートらはそのまま準備ができた逃走用の航空機へと向かい、グラントらの部隊も彼らを拘束するべく同じ航空機へ向かう。

ボロボロのマクレーンは何とか空港に帰り着き、署長室に乗り込む。そしてスチュアートとグラントらの銃撃戦で使われたマシンガンのマガジンが空砲であったことを示し、初めからグラントが裏切り者であったことを明らかにする。激怒するロレンゾはマクレーンに協力し、彼らが向かった航空機へと急行する。しかし、ロレンゾの警察部隊はクリスマスの混雑とウィンザー114墜落による混乱で組織立てて行動できず、またもやマクレーン一人が敵地に乗り込むこととなる。

スチュアートやグラント、エスペランザを載せ、既に滑走路を動き始めた航空機の主翼に飛び乗ったマクレーンは、翼の可動部に布を挟んで操作不能にする。マクレーンに気付いたスチュアートとグラントは、マクレーンを落とすべく同じく主翼に降り、格闘戦が始まる。グラントを倒すことには成功するも、軍隊格闘の達人であるスチュアートには歯が立たないマクレーンは逆に翼から落とされ、スチュアートは布を取り除くと操縦席へ戻る。だがマクレーンは落とされる時に燃料バルブを開けており、航空機からはガソリンが漏れ出ていた。マクレーンは悪態を付きながら漏れ出たガソリンに引火すると、火は導火線のように燃料を伝い、航空機は飛び立つ瞬間に爆発する。

ガソリンを伝った火が着陸誘導灯の代わりとなり、上空に残っていた航空機が続々と着陸を行い、無事に全機助かる。マクレーンはホリーと無事を確かめて抱き合い、空港を後にする。

キャスト[編集]

主人公[編集]

ジョン・マクレーンブルース・ウィリス
ロサンゼルス市警察[2]の刑事で、階級は警部補。前作のナカトミビルのテロ事件の活躍により、ナカトミビルの英雄としても知られている。
妻・ホリーを迎えるためにダレス国際空港にやってくるが早々に自家用車が駐車違反でレッカー移動され、さらに1年前と同様に孤立無援の状態でテロ事件に巻き込まれる不運に見舞われる。スチュワート曰く「場違いな場所に、間違った時に来た、間違った男」。

空港・警察・その他の関係者[編集]

カーマイン・ロレンゾ(デニス・フランツ
空港警察の署長。よそ者のマクレーンに自分の空港を嗅ぎまわられて反目し、彼を邪険に扱う。最初のマクレーンの忠告を無視したばかりか、起こす行動がすべてテロリストの予見通りで不要に損害を重ねる結果となる。
グラントの裏切り発覚後はマクレーンに協力し、最後はクリスマスプレゼントとしてマクレーンの駐車違反切符を破いて無効にする。
トルド-(フレッド・トンプソン
空港の管制部長。現場の最高責任者としてテロの解決及び空港機能の奪還に奔走する。冷静な人物でロレンゾを黙らせ、マクレーンの忠告を聞く。
レスリー・バーンズ(アート・エヴァンス
空港のチーフ・エンジニア。管制機能に精通しており、新管制塔の起動やビーコン無線による航空機との交信などを思いつく。新管制塔の起動の際にテロリストに襲われたところをマクレーンに助けられたため、彼には協力的。後半ではスチュワートらのアジトを突き止める活躍を見せる。
マービン(トム・バウアー
空港の施設管理人。長年勤務した経験から空港の構造に精通しており、マクレーンに近道などを教えサポートする。中盤ではテロリストのスクランブルが解除されたトランシーバーを荷物室で見つけていたことや、終盤では一刻を争う中、マクレーンを署長室へ運ぶなどの活躍をする。
ビトー・ロレンゾ(ロバート・コスタンゾ
空港警察の制服警官で、カーマインの弟。空港の緊急車両用スペースに駐車したマクレーンの車(ホリーの母・ジョンの義母の新車)をレッカー移動させる。

軍関係者[編集]

グラント(ジョン・エイモス
アメリカ陸軍テロ対策特殊部隊の隊長(階級は少佐)。スチュアートの教官を務めていた男で彼をよく知る適任者としてテロ発生後の空港に派遣される。部下からの信頼は厚く、マクレーンとも打ち解けるが、その正体はスチュアートの協力者であり、グラントのチームが空港に派遣されることも含めてテロ計画の内であった。
ウィンザー114便を墜落させる報復後に登場、スチュアートの危険性をよく知っていると述べ、逃走時に一網打尽にするという消極策を計画する。しかし、最終盤でスチュアートらテロリスト達の協力者であったことが判明し、消極策も計画を成功させるための作戦であった。最期は逃亡用飛行機の主翼の上でマクレーンと格闘戦を行うが、翼から転落し、ジェットエンジンの吸入口に吸い込まれ死亡。
テルフォード(パット・オニール
事件前日にたまたまグラント隊の臨時隊員になった若い兵士。本来はグラントらの計画外の要員であり、もう正体を隠す必要がなくなった終盤にグラントに喉を斬られて殺害される。
二等軍曹(ジェイソン・ロス=アジキウェ
グラント隊の黒人兵士で、テルフォードを子ども扱いしている。荷物室にあった盗聴器を「発見」する。

人質[編集]

ホリー・マクレーンボニー・ベデリア
ジョン・マクレーンの妻でロサンゼルスにあるナカトミ商事で働くキャリア・ウーマン。クリスマス休暇に家族のいるワシントンD.C.に向かうが、テロリストによる事件に巻き込まれ、不幸な事に同じ飛行機には1年前の事件で怒りを買ったレポーターのソーンバーグが乗っており、辟易させられる。
リチャード・ソーンバーグ(ウィリアム・アザートン
前作にも登場していたWZDCのTVレポーター。着陸30分前に「ファーストクラスを取った」と吹聴したり「食事だけでもファーストクラスものにしろ」と難癖をつけたりするなど、その自己中心ぶりは変わっていない。前作のナカトミ・ビル事件後にホリーから殴打を受けたことを理由に裁判所に彼女に対する接近禁止命令を申し立てた為、半径50m以内に近づく事は互いに禁止されているが、飛行機内で再びホリーと出会い、客室乗務員に何故彼女の近くに座らせるのかと文句を言った。その後、自らの理念であるイエロー・ジャーナリズムに基づいて行動する傾向は1年前より全く変わっておらず、仲間の無線盗聴器から空港で起きている事件のことを知り、機内電話からテレビのニュースで扇情的な報道を行い、空港をパニックに陥れる。そして、それに激怒したホリーにスタンガンを当てられて気絶した。その後、意識を取り戻すも後悔の念に駆られて半ばパニック状態になり、着陸後、ホリーの隣に座っていた老婦人に助けを求めるが、逆に罵倒された。
ウィンザー114便の機長(コルム・ミーニイ
空港と音信不通になった後は止むを得ずに空港の上空を旋回していたが、燃料が尽きかけている中で突然通信が回復した着陸指示に言われるがまま従い、偽の高度を信じて墜落炎上して死亡した。

テロリスト[編集]

スチュアート(ウィリアム・サドラー
テロリストのリーダー。元アメリカ陸軍特殊部隊所属の大佐。指揮官としても個人としても優秀な人物で、反共主義者として、東側との対立が激しかった時代に協力関係にあったエスペランザの奪還を目論む。警告を無視した空港側に対して、実際にウィンザー114便を墜落させて大量の人間を殺害するなど、目的のためならば冷徹冷酷に行動を起こす。
マクレーンには部下達を殺害された上に度々計画を狂わされて煮え湯を飲まされ苛立ちを見せる。結果的に計画通りに事が運び、逃走しようとしたところで再度マクレーンの邪魔が入る。軍隊格闘の達人としてマクレーンを圧倒し、落とすことに成功するも彼が燃料バルブを開けたことには気づかず、最終的に爆死する。
ラモン・エスペランザ(フランコ・ネロ
南米の国バル・ベルデの独裁者。麻薬王。国の内外に狂信的な支持者を持ち、「エスぺランザ将軍」や「将軍」と敬称で呼ばれている。強力な反共主義者として、かつてはアメリカ国務省からの援助を受け、スチュワートらアメリカ陸軍とも交友関係を築いていた人物。しかし時世の変化によって麻薬王としてアメリカに拘束されアメリカ国内で追訴されることとなる。
スチュアートの助け前に、乗員を殺害して護送機を乗っ取り空港へ降り立つ。そこをマクレーンに襲撃され一時は拘束されるもスチュワートの助けで危機を脱する。最後は他の者達と同様に逃亡用の飛行機で爆死。
ガーバー(ドン・ハーヴェイ
スチュアートの右腕的存在のテロリスト。常に冷静沈着で、部下に命令を下して作戦を実行する。バーにいたマクレーンに挙動不審から疑いの目を向けられる。
その後、スノーモービルで逃走しようとしたところをマクレーンに射殺された。
オズボーン・コクラン[3]ジョン・コステロー
空港内のバーにいたテロリスト。ミラーと共に手荷物室で盗聴器を仕掛けていた所をマクレーンに見つかって戦闘となるが、死闘の末にベルトコンベアに挟まれ、テロリストの中で最初の死亡者となった(マクレーンが採取した指紋からパウエルが国防総省に照会した際の記録ではホンジュラスに駐留中の1988年5月にヘリコプターの墜落により死亡したことになっていた)。
ミラー(ヴォンディ・カーティス=ホール
手荷物室で、マクレーンと殴り合い、ヘアスプレーを目に噴射される黒人テロリスト。作戦の不手際をスチュアートから叱責される。
その後、逃亡用の飛行機の爆破で死亡した。
ベーカー(トニー・ガニオス
電力会社の人間に化け、教会の管理人を撃ち殺したテロリスト。アジトの周囲を見張り、やって来たマクレーンに襲い掛かるが、つららで左目を潰されて死亡する。
トンプソン(ピーター・ネルソン
ベーカーと教会を乗っ取り、“店”を開くテロリストで、無線のコードネームは「ソバ」。スチュアートの命令でニセの高度設定をする。
その後、エスペランザ将軍を捕らえたマクレーンをスチュワートと共に銃撃するが、射殺された。
オライリー(ロバート・パトリック
ペンキ屋に化けた別館チームのテロリスト。動く歩道のスイッチを止めて、SWATリーダーに怒られる。SWAT隊員を掃討した後、エンジニアのバーンズにグロック銃を向けて殺そうとするが、直後にやって来たマクレーンに射殺される。
シェルドン(マイケル・カニンガム
同じく別館チームのテロリスト。ペンキ塗りの足場からH&K MP5KをSWATやマクレーンめがけて撃ちまくるが、足場を揺さぶられて落下、そのまま倒れてきた足場に押し潰された。
ショックリー(マーク・ブーンJr
空港の別館で、作業員に変装してSWATを待ち伏せていたテロリスト。やって来たSWATと壮絶な撃ち合いの末に死亡。SWATチームが唯一倒すことが出来た敵。
マルキー(ケン・ボールドウィン
同じく別館チームのテロリスト。所持する銃が不良品なのか手入れが行き届いてないのか、よく動作不良を起こす。落ちている銃をマクレーンと奪い合いになった末に射殺された。
バーク(ジョン・レグイザモ
配線を完了させた教会にいるテロリストで、マクレーンに撃たれた将軍の傷の手当ても担当する。将軍の乗った飛行機が来る方角を地図でスチュアートに知らせる。
その後、スノーモービルで逃走するもマクレーンに射殺された。
カーン(トム・ベリカ
空港に降りた将軍を迎えに来た教会にいるテロリスト。マシンガンを放ち、マクレーンを軍用機のコックピットに閉じ込める。
その後、逃亡用の飛行機の爆破で死亡した。

その他[編集]

アル・パウエル(レジナルド・ヴェルジョンソン
ロサンゼルス市警察の巡査部長。ロスでの事件以来マクレーンと親しくなり、今回もマクレーンからの依頼で、彼が殺した男の身元照会をして助ける。相変わらずトゥインキーが好物である。また、前作ではパトカー勤務だったが、本作では個室オフィスを与えられている。
ロリンズ(チャールズ・ラニアー
司法省から派遣された役人。
管理人(ビル・スマイリー)
空港と隣接する教会の老管理人。電力会社の人間に扮したテロリストに射殺される。
サマンサ・コールマン(シーラ・マッカーシー
WNTWニュースのTVリポーター。

日本語吹替[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 フジテレビ テレビ朝日
ジョン・マクレーン ブルース・ウィリス 樋浦勉 村野武範 野沢那智
カーマイン・ロレンゾ署長 デニス・フランツ 池田勝 仲木隆司 内海賢二
スチュアート大佐 ウィリアム・サドラー 大塚芳忠 大塚明夫 堀勝之祐
ラモン・エスペランザ フランコ・ネロ 吉水慶 小林清志 田中信夫
グラント少佐 ジョン・エイモス 大塚明夫 郷里大輔 麦人
レスリー・バーンズ アート・エヴァンス 石森達幸 緒方賢一 田中亮一
トルドー フレッド・トンプソン 有本欽隆 小林修 石田太郎
ホリー・マクレーン ボニー・ベデリア 駒塚由衣 吉田理保子 弥永和子
リチャード・ソーンバーグ ウィリアム・アザートン 江原正士 村山明 江原正士
マーヴィン トム・バウアー 沢木郁也 清川元夢 納谷六朗
アル・パウエル レジナルド・ヴェルジョンソン 麦人 富田耕生 増岡弘
ビトー・ロレンゾ刑事 ロバート・コスタンゾ 島香裕 安西正弘 島香裕
サマンサ・コールマン シーラ・マッカーシー さとうあい 金野恵子 佐々木優子
ウィンザー114便の機長 コルム・ミーニイ 千田光男 郷里大輔 小島敏彦
ロリンズ チャールズ・ラニアー 郷里大輔 安西正弘 西村知道
テルフォード パット・オニール 島田敏 大滝進矢 古田信幸
二等軍曹 ジェイソン・ロス=アジキウェ 千田光男 伊藤栄次 宝亀克寿
ガーバー ドン・ハービー 曽我部和恭 若本規夫 秋元羊介
ベーカー トニー・ガニオス 津田英三 野島汎平 小野健一
トンプソン ピーター・ネルソン 島田敏 中村大樹 古田信幸
オライリー ロバート・パトリック 梅津秀行 大滝進矢 中田和宏
シェルドン マイケル・カニンガム 島香裕 鈴木勝美 西村知道
バーク ジョン・レグイザモ 梅津秀行 伊藤栄次 小室正幸
カーン トム・ベリカ 小野健一
オズボーン・コクラン[3] ジョン・コステロー 中村秀利 沢りつお 幹本雄之
ミラー ボンディ・カーティス・ホール 郷里大輔 古田信幸 金尾哲夫
ショックリー[4] マーク・ブーン・Jr 秋元羊介
マルキー ケン・ボールドウィン 島田敏 相沢正輝 幹本雄之
老女 ジーン・ベイツ 有馬瑞香 荘司美代子 久保田民絵
スチュワーデス1 カーラ・タンバレリ 山田栄子 塚田恵美子 叶木翔子
スチュワーデス2 シェリー・ビルシング 林原めぐみ 種田文子 渡辺美佐
ノースイースト機コーパイ スティーヴ・パーシング 麦人 喜多川拓郎 金尾哲夫
軍用機機長 ヴァンス・ヴァレンシア 島香裕 岡和男 幹本雄之
軍用機コーパイ ギルバート・ガルシア 沢木郁也 沢りつお 立木文彦
管理人 ビル・スマイリー 石森達幸 峰恵研
レンタカーガール ローレン・リザラー 林原めぐみ 種田文子 小林優子
案内係 コニー・ライロ・シーマン さとうあい 達依久子 種田文子
荷物係 ドウェイン・ハーグレイ 大塚明夫 桜井敏治 水野龍司
空港アナウンス 林原めぐみ
山田栄子
有馬瑞香
塚田恵美子 稀代桜子
翻訳 平田勝茂 宇津木道子 平田勝茂
演出 山田悦司 春日正伸 伊達康将
効果 佐藤良介 関根正治 リレーション
調整 遠西勝三 栗林秀年 荒井孝
録音 ニュージャパンスタジオ スタジオ・ザウルス 東北新社MA室
プロデューサー 平瀬登久子 山形淳二 圓井一夫
解説 高島忠夫 淀川長治
制作 CBS/FOXビデオ ムービーテレビジョン 東北新社
初回放送 1992年10月3日
G洋画劇場
1994年4月10日
日曜洋画劇場
  • ソフト版とテレビ朝日版でのパウエルの声優と、テレビ朝日版でのソーンバーグの声優が変更されている。
  • ソフト版はVHSDVDBDに収録されている。
  • フジテレビ版はノーカットで収録された。
  • テレビ朝日版は約121分収録
  • 2013年7月3日発売の吹替の帝王シリーズ「ダイ・ハード2 日本語吹替完全版 ブルーレイ・コレクターズBOX」には3バージョン全ての吹替を収録

地上波放送履歴[編集]

回数 テレビ局 番組名 放送日 放送時間 放送分数 吹替版 視聴率
初回 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 1992年10月3日 21:03~23:24 141分 フジテレビ版 20.4%
2回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1994年4月10日 21:02~23:19 137分 テレビ朝日版 20.3%
3回 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 1995年7月8日 21:03~23:24 141分 フジテレビ版
4回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1999年1月10日 21:02~23:09 127分 テレビ朝日版 20.0%
5回 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 2000年4月8日 21:00~23:24 144分 フジテレビ版 17.2%
6回 日本テレビ 金曜ロードショー 2002年10月11日 21:03~23:19 136分 テレビ朝日版 18.1%
7回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 2005年1月30日 21:00~22:54 114分 16.4%
8回 2006年11月12日 15.6%
9回 日本テレビ 金曜ロードショー 2009年5月29日 10.5%
10回 TBS 月曜ゴールデン 2010年5月10日 9.0%
11回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 2011年10月16日 21:00~23:10 130分 9.1%

ロケ地関係[編集]

空港ターミナル内[編集]

映画の設定では、空港はワシントン・ダレス国際空港であるが、実際の撮影は別の空港で行われた。マクレーンがコートの雪を払いながらターミナル内に入ると大きなクリスマスツリーが飾ってあり、案内カウンターで公衆電話の場所を尋ねるシーン等のターミナル内の搭乗手続きカウンター付近のシーンは、ロサンゼルス国際空港の「トム・ブラッドレー」国際線ターミナルで撮影された。

前述のマクレーンが公衆電話の場所を尋ねるシーンで、バックにブリティッシュ・エアウェイズの手続きカウンターが写っている。また、管制塔の機能が乗っ取られ空港ターミナル内の到着案内表示板が「延着」の表示に変更され、ターミナル内が騒然とするシーンでは、Travelers Aid office等の施設の入ったロサンゼルス国際空港で象徴的な扇状になった建物が写っている。

空港ターミナル外[編集]

ターミナル内は、前述の通りロサンゼルス国際空港が使用されたが、ターミナルの外のシーンは、また別の空港で行われた。ターミナル玄関前で、マクレーンの車(ホリーの母親の新車)がレッカー車で移動されるシーンや、スチュアートがホテルで体を鍛えているシーンで映っている空港管制塔は、コロラド州デンバーにあったステープルトン国際空港である。しかし、このステープルトン国際空港は、その後、1995年にデンバー国際空港に移転したために、映画で使用された当時のターミナルや管制塔は取り壊された。

スタッフ[編集]

備考[編集]

  • 劇中で「グロック拳銃は空港のX線検査に映らない」といった台詞があるが、これは厳密には誤りである。確かにグロック17はプラスティック素材の部品が多用されている拳銃ではあるが、銃身遊底(スライド)、プラスティック製フレームの骨格や弾丸などは金属なので、X線検査時には「拳銃と認識できる形状」で映し出される[5]。現在一般的に流通しているグロッグ17のプラスティック製部品には意図的に造影剤を混入している為、この場合は検査装置にも映る。しかし一方では、発売当初においてはこうした処理はされておらず、後に混入した製品へと仕様の変更がなされている。現実的な因果関係は別として、結果的にはこの台詞がグロック17の知名度を一躍高めることになった。
  • 劇中でテロリストとデルタフォースが教会で撃ち合う際に、同じ銃から実弾と空砲を発砲しているが、現実に再現することは難しい。仮に可能だったとしても、実弾と空砲とでは射撃時の反動が全く異なるため、警官であり前作でMP5の使用経験のあるマクレーンがマガジンを確認するまで空砲と気が付かないというのは考えにくい。
  • スチュアートが見せしめにイギリスの航空会社のダグラスDC-8を墜落させて、乗客乗員もろとも爆発炎上するシーンには一部に批判の声もあった。なお該当のシーンでは、旅客機は燃料が切れかかっているのに、墜落時には燃料満タンのような大爆発を引き起こした。
  • マクレーンが漏れた燃料に火をつけ、それを導火線として航空機を粉々に吹き飛ばすのがハイライトシーンになっている。しかし実際には、ジェット燃料引火点が摂氏38度とガソリンなどに比べ高いため、冬季の低温状態で燃料に火を近づけただけでは引火しにくい。ただし、燃料タンクが特定の条件を満たすと爆発することはありえる。
  • 空港の管制塔との通信が遮断されたために連絡が全く取れなくなった末に、上記のように偽の通信と誘導電波を信じて航空機が墜落するという設定になっているが、実際は航空会社との専用通信線(カンパニーラジオ)などほかの通信手段を通じて、さらに他の航空機を経由して通信することが可能である。
  • 日本版の宣伝ポスターには「またまた、戦場にやって来た運の悪いやつ!」というキャッチフレーズが描かれており、次作の「ダイ・ハード3」でも冒頭の一文を変えたキャッチフレーズが描かれた。
  • マクレーンが手榴弾が投げ込まれた輸送機から射出座席で脱出するシーンがあるが、実際は劇中に登場している輸送機(フェアチャイルド C-123)には射出座席は装備されていない。また、投げ込まれている手榴弾も、実際のものより遥かに爆発までの時間が長い。[要検証 ]
  • 最初の銃撃戦の舞台になる手荷物運搬のベルトコンベア・システムも、現実とはまるで異なるセットデザインである。実際にはあのような広い空間に入り組んだベルトコンベアは存在せず、さらには手荷物をプレスするがごとく上下するマシン(犯人を圧死させる)に至っては、何の用途か不明であると監督レニー・ハーリンもコメンタリーで自嘲気味に語っている。このシーンは全体的に工場をイメージしたものであるが、上記の輸送機シート射出や燃料切れ旅客機のありえない大爆発等と同様、ハーリンは前作のジョン・マクティアナン監督とは対照的にリアリティを大胆に無視するのが作風の特徴である。しかし本作の公開当時は、前作『ダイ・ハード』のリアリズムが人気を得ていたこともあって、本作の演出も現実的であるとらえる観客が多かったらしく、本作の非現実性については「指摘する声は意外なほど無かった」とハーリン自身がコメンタリーで述懐している。
  • 日本語版ではソフト・放送の字幕、吹替え版いずれも正しく反映されていない場面がある。[要検証 ]コクランの指紋をロス市警にFAX送信し終えたマクレーンは受付嬢に日本語で「ありがとう」と声に出さずに言い、受付嬢も「どうも」と声にならない日本語で返す。
  • ラストシーンのマットペイントはILMの日本人マットペインター・上杉裕世の手による物で、彼のアナログ時代の代表作とされている。
  • テロリスト達が逃亡するために手配された航空機はエバーグリーンインターナショナル社のB747-121である。登録番号はN470EV。劇中では、社名こそ描かれていないものの、エバーグリーンインターナショナル機特有の緑色のラインが入っている。
  • ジョンとホリーが初めて通話した後、ホリーの横に座った女性が抱える雑誌に、双方の製作に関わったジョエル・シルバーの「リーサル・ウェポン」の広告が掲載されている。
  • 1991年に発売されたファミコン用ソフト「ガンデック」のジャケットイラストは、ダイハード2のワンシーン(通風孔から登場し間一髪バーンズを助け、テロリストの銃撃に応戦する瞬間)でのマクレーンを、服装以外そのままトレースしている。

脚注[編集]

  1. ^ a b c Die Hard 2: Die Harder (1990)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2009年11月18日閲覧。
  2. ^ 前作ではニューヨーク市警察の所属だったが、仲直りした妻の勤務地に合わせたためかロス市警に変わっている。
  3. ^ a b DVD版の英語字幕では「Oswald」と表記、日本語字幕および日本語吹き替えでは「オズボーン」となっている。
  4. ^ 台詞は撃たれた時の悲鳴のみ。
  5. ^ 参照画像[1][リンク切れ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]