ゲゲゲの鬼太郎 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ゲゲゲの鬼太郎
熊倉一雄シングル
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル J-POPアニメソング
レーベル キングレコード朝日ソノラマ
作詞・作曲 水木しげる
いずみたく
チャート最高順位
熊倉一雄 シングル 年表
- ゲゲゲの鬼太郎
(1968年)
-
テンプレートを表示

ゲゲゲの鬼太郎」(ゲゲゲのきたろう)は、熊倉一雄シングル。初版レコードは1967年10月10日キングレコードから発売された。

概要[編集]

水木しげる漫画、『ゲゲゲの鬼太郎』を原作とする同名のアニメ作品『ゲゲゲの鬼太郎』および実写映画作品『ゲゲゲの鬼太郎』のオープニングテーマ。

『ゲゲゲの鬼太郎』と題された全てのアニメおよび実写作品のオープニング曲は一貫して本曲が用いられており[2]、覚えやすいメロディと(特に児童にとって)共感できる歌詞が相乗効果となって日本の老若男女に広く親しまれている。歌手やアレンジは各シリーズごとに異なっている。フルコーラスでは3番まであり、番組のオープニングで使われているのは1番と3番である(第5シリーズは第51話まで1番のみ、第52話から1・2・3番を週代わりで流す)。実写映画では1番と2番を使用。

アニメ第1シリーズの主題歌レコードは30万枚以上を売り上げた[3]

変遷[編集]

この歌はそもそもはアニメ用に作られたものではなく、最初のアニメ化以前、『週刊少年マガジン』で原作が連載中の1967年7月20日キングレコードとのタイアップで発売された児童向けレコード『少年マガジン・マンガ大行進』SKK(H)-354のために作られた楽曲であり、同年10月10日に『ハリスの旋風』(歌:大山のぶ代)とのカップリングでシングル化されている。この曲がテレビアニメの企画を推進したと言われている。

当初の曲名は当時の漫画版と同じく「墓場の鬼太郎」だったが、テレビアニメ化の際に「ゲゲゲの鬼太郎」に改題された(朝日ソノラマ盤では「テーマソング」「ゲゲゲの鬼太郎テーマソング」という表記も存在する)。

主題歌[編集]

特記するもの以外は全てニ短調で歌われる。

シングル[編集]

  • 漫画
    • 墓場の鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎)/ハリスの旋風(BS-723、1967年10月10日発売) - 初版レコードでは「墓場の鬼太郎」の曲名だったが、テレビアニメ化後にプレスされた版では「ゲゲゲの鬼太郎」と表記(「フジ・テレビ放映マンガ映画主題歌」と銘打たれている)。
  • アニメ第1作
    • ゲゲゲの鬼太郎/カランコロンの歌(ED(H)-1003、1968年9月20日発売)
  • アニメ第2作
    • ゲゲゲの鬼太郎/カランコロンの歌/ゲゲゲの鬼太郎ないない音頭(ES-1018、1971年9月20日発売)
  • アニメ第3作
    • ゲゲゲの鬼太郎/おばけがイクゾー(7JAS-47、1985年10月25日発売)
  • アニメ第4作
    • ゲゲゲの鬼太郎/カランコロンのうた(WPD6-9072、1996年2月25日発売) - シリーズ初のシングルCDでの発売。初回生産分は特製ステッカー付き。
    • ゲゲゲの鬼太郎/カランコロンの歌/イヤンなっちゃう節/ぺったらぺたらこ(TRJC-1024、2013年9月18日発売) - 憂歌団が歌った主題歌・挿入歌全4曲を1枚にまとめたもの。特典DVDには、憂歌団のメンバー全員が本人役で出演した第33話「逆襲!妖怪さら小僧」を収録。
  • アニメ第5作
    • ゲゲゲの鬼太郎(泉谷しげる版、NECM-10064、2007年5月9日発売) - シリーズ初のマキシシングルでの発売。また、アニメシリーズでは初めてエンディングテーマとは別に発売された。
    • ゲゲゲの鬼太郎(ザ50回転ズ版、WPCL-10474、2008年5月21日発売) - シングルでは初めてテレビサイズを収録。
  • 実写映画第1作

ソノシート[編集]

  • ゲゲゲの鬼太郎(朝日ソノラマ M-114、1968年1月25日発売) - 「墓場の鬼太郎」の曲名で収録。
  • ゲゲゲの鬼太郎(朝日ソノラマ ウルトラブックス N-8、1968年2月26日発売) - 「墓場の鬼太郎」の曲名で収録。
  • ゲゲゲの鬼太郎(朝日ソノラマ P-2、1968年5月29日発売) - 「墓場の鬼太郎」の曲名で収録。
  • ゲゲゲの鬼太郎(朝日ソノラマ P-13、1968年8月20日発売) - 「テーマソング」の曲名で収録。
  • ゲゲゲの鬼太郎妖怪クリスマス(朝日ソノラマ P-21、1968年11月25日発売)

その他、番組スポンサーシスコ製菓が制作し『少年マガジン』1968年4号の読者プレゼントとして1000名にプレゼントされた、主題歌を収録したもの(NS271)が存在する。

カバー[編集]

主題歌として使用されたものの他にも、カバーバージョンが複数存在する。

  • ザ・フォーク・クルセダーズキャピトルレコード
    • 1968年11月1日発売のアルバム『当世今様民謡大温習会(はれんちりさいたる)』CPC-8001収録、1968年11月10日に「ゲ・ゲ・ゲの鬼太郎/山羊さんゆうびん」CP-1034としてシングル発売。
    • ライブでネタとして鬼太郎の寸劇を披露し、そのバックでこの曲が歌われており、その音源がシングルカットされた。
    • 曲名表記は「ゲ・ゲ・ゲの鬼太郎」と中黒が入る。但しシングルジャケットのロゴは中黒なしの「ゲゲゲの鬼太郎」である。
  • 滝口順平日本コロムビア
    • 1971年9月25日発売のシングル「ゲゲゲの鬼太郎/カランコロンの歌」SCS-137が初出。
  • 野沢雅子大塚周夫田の中勇東芝レコード
    • 1968年12月5日発売のオムニバス盤『テレビまんがでぶっとばせ! ぼくらのうた テレビのうた 第4集』TC-6305が初出。
  • 子門正人(サンレコード)
  • ドレミファコーラス(朝日ソノラマビクター
    • 1969年9月発売の『ゲゲゲの鬼太郎/おれは怪物くんだ』ARM-5001が(おそらく)初出[要出典]
    • 朝日ソノラマ盤には歌手名の表記なし。
  • 辻村真人(美研)
  • 三沢郷ケイブンシャ
  • ハニー・ナイツユニオンレコード
    • 1971年12月25日発売のLP『テレビ・マンガ・アイドル大活躍物語 第三集 ゲゲゲの鬼太郎』JKL-6513が初出。
  • テレビマンガ合唱隊(RCA。2バージョンあり)
  • こっつん(日本コロムビア)
    • 1996年6月21日発売のオムニバス盤『こどものうた〜そばかす〜』COCC-13443が初出。
  • 古田喜昭(日本コロムビア)
    • CD『ザ・ビートサウンド・クラブ(青盤)/鉄腕アトム』に収録。
  • JOHNNY'Sジュニア・スペシャルソニーレコード
    • 1975年9月21日発売のLP『エンジェルパワー』SOLL-159が初出。
  • 三波伸介てんぷくトリオテイチク
    • 1971年発売のシングル「ゲゲゲの鬼太郎/カランコロンの歌」KU-616が初出。
  • 加納賢作(ソニーレコード)
    • 1987年8月1日発売のアルバム『TVスーパー・ヒーロー大集合!』32DG-80に収録。
  • みすず児童合唱団、レインボー児童合唱団/アカデミー・ポップス・オーケストラ
    • CD『ちびっこテレビ主題曲大作戦』に収録。
  • 寺内タケシとブルージーンズ(キングレコード)
    • 1994年発売の通信販売限定10枚組CD全集『ギターとともに』より、子供向けアニメソングなどのカバーを収録した『9.子供大集合』に収録。
  • 坂本九
    • CD『★九ちゃんと歌おう★坂本九リサイタル(新宿厚生年金ホール)』に収録。
  • 桑田佳祐
  • 聖飢魔II
  • 川田正子森の木児童合唱団(日本コロムビア)
    • ライブ音源。1997年4月19日発売のCD『心の歌をいつまでも 川田正子55周年記念コンサート』COCC-14107〜8収録。
  • ARTS(ジェネオンエンタテインメント
    • 2006年9月6日発売のCD『SKANIMATION』GNCL-1074収録。
  • 東方女子楽坊C-gal(日本クラウン
    • 2007年1月10日発売のCD『c-gal@anime(検索)』CRCI-20681収録。
  • きたろうインデックス ミュージック/キングレコード)
    • 2008年3月26日発売のオムニバスCD『ゲゲゲの鬼太郎・コレクション』NECA-30225収録。
    • また、1998年2月から放送開始した、彼をCMキャラクターとしたスズキ軽自動車のテレビCMで替え歌として歌われ、販促用テープとして3番まで歌詞のあるバージョンが全国5000店の販売店に配布された[4]。好評のため1999年にも引き続き新バージョンとして歌われた[5]
  • ふかわりょう
    • アニメソングメドレー「レゲエの鬼太郎 featuring ふかわりょう」の一節としてカバー。
  • 河内淳貴
    • 1999年のROMA CAFEでのライブで演奏。

脚注[編集]

  1. ^ 『オリコンチャート・ブック:1968-1997』オリコン、1997年、105頁。ISBN 4-87131-041-8
  2. ^ 例外として、実写オリジナルビデオ『魔笛エロイムエッサイム』およびアニメ映画『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』ではエンディング曲として使用。『魔笛エロイムエッサイム』のオープニング曲は共演する悪魔くんのテレビドラマ版のものが使われている。
  3. ^ 長田暁二 『昭和の童謡アラカルト―戦後編』 ぎょうせい、1985年12月、187頁。ISBN 4324001243
  4. ^ 「CMテープ、5000店に『来たろう』 スズキが配布 3番まで、話題作り狙う」『日経産業新聞』1998年2月10日付、9頁。
  5. ^ '99年2月〜3月のスズキ軽・小型四輪車販促キャンペーン 「'99スズキにきたろうフェア」の実施について、スズキ、1999年2月4日。