川田正子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

川田 正子(かわだ まさこ、1934年7月12日 - 2006年1月22日)は、日本童謡歌手。幼少期より日本で最も伝統のある児童合唱団音羽ゆりかご会に所属し、作曲家海沼實に師事して才能を開花すると童謡唱歌を数多く歌唱。甥にあたる現音羽ゆりかご会会長の作曲家三代目海沼実らによって顕彰され、没後も童謡界のカリスマとして根強い人気を誇る。

生涯[編集]

  • 1934年7月12日、東京、大森に生まれる。
  • 1942年、妹の川田孝子とともに音羽ゆりかご会に入会し、同会の会長で童謡作曲家の海沼實に師事する。
  • 1943年、関東児童唱歌コンクールで「兵隊さんの汽車」を歌い、2位に入賞。
  • 1945年紅白歌合戦の前身「紅白音楽試合」に出場。
  • 1947年、変声期にさしかかったため師匠海沼實の勧めで歌手を引退。この際、娘を気遣った母・須摩子の提案で表向きは「進学のため」と引退理由を説明した。(ニュース映画日本ニュース 戦後編 第87号」にて私は今年の春、女学校へ上がったことと、そして今度大人の音楽を勉強するために、大事な大事な童謡とお別れすることになりましたと発言している。)
  • 1953年東洋英和女学院高等部卒業。
  • 1958年、結婚
  • 1979年、母・須摩子が病に倒れると、音羽ゆりかご会の主力メンバーを引き抜いて、新たに森の木児童合唱団を創立。
  • 1983年、虎ノ門ホールで、歌の道40周年コンサートを開催。
  • 1985年7月1日日本コロムビアで久々となるオリジナルの新曲「似合わない」「花言葉あげます」(2曲共に作詞:丘灯至夫、作曲:渡辺岳夫)を吹き込み、同年10月1日に発売する[1](A面「花言葉あげます」B面「似合わない」規格品番:AH-655)。
  • 1987年、中野サンプラザホールで歌の道45周年コンサートを開催。
  • 1991年6月、日本童謡協会より童謡賞特別賞を受賞する。
  • 1993年、東京のNHKホールで川田正子50周年記念コンサートを開催。
  • 1996年、東京のNHKホールで歌の道55周年記念コンサートを開催。
  • 2001年、東京のNHKホールで歌の道60周年記念コンサートを開催。
  • 2006年1月22日前日の長崎県五島市福江で開催された「子守唄と童謡コンサート」を最期の出演として、夜、入浴中に意識を失い、東京都世田谷区内の病院に搬送されたものの、そのまま息を引き取った。“童謡一筋”の生涯を閉じる。71歳没。

その他[編集]

  • エルムレコードから発売された童謡レコードや、エー・アール・シーから発売されている童謡CDなどに、「川田正子とシンギング・バンビーナ」が歌手クレジットされている曲がある。

代表曲[編集]

関連書籍[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「終戦のあのころ 数々のヒット童謡 川田正子 40年ぶりに新曲」『朝日新聞』1985年7月4日付東京夕刊、15頁。
  2. ^ 鐘の鳴る丘 -NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス

外部リンク[編集]