ガンダムエース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。カゲツナ (会話 | 投稿記録) による 2010年8月1日 (日) 01:14個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ガンダムエース』(GUNDAM A)は、角川書店発行の漫画雑誌で、ガンダムシリーズの専門誌である。

2001年6月25日に創刊された。月刊化されてからは毎月26日(25日の場合も)発売。定価は580円だが、号によっては特別定価と称して600円以上になることもある。

概要

刊行間隔は、vol.1から3までが季刊、vol.4(5月号)からvol.9(3月号)までが隔月刊で、2003年4月25日発売のVol.10(6月号)から月刊誌になる。4号までは『Newtype.com』の増刊として発行。5号より独立誌となる。発行人は角川書店で『ニュータイプ』や『少年エース』を手がけた井上伸一郎。初代編集長は古林英明。2007年12月号より平尾知也が2代目編集長となった。

創刊号は10万部を即完売し、雑誌としては異例の増刷を行って25万部を発行した[1]。劇場版『Ζガンダム』公開時には増刊『Ζガンダムエース』が発売された。 創刊の経緯として、安彦良和が『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』執筆するにあたって、1回100ページ程度(月刊化後は50ページ前後)を掲載できる場として興されたと言われている。

他にも『ガンダムΖΖ』のキャラクターデザイナーの北爪宏幸や『ガンダム0080』のキャラクターデザイナーの美樹本晴彦によるストーリー漫画、ガンダムシリーズのゲーム作品のコミカライズ、ガンダムをネタにしたギャグ漫画、ガンダムの新作情報や、富野由悠季による対談企画、プラモデルやフィギュア、ゲームについての情報なども掲載されており、まるごと1冊がガンダム関連の記事で埋め尽くされている。

ガンダムSEED』放送時にはそれ以前は未開拓だった層からなる新たなガンダムファンを積極的に読者に取り込む事を目的とし、積極的に掲載を行った。SEED放映後の現在でも読者によるキャラ投票など『SEED』関連の掲載が行われている。

2007年から2009年にかけて、福井晴敏による小説『機動戦士ガンダムUC』が連載された。安彦良和がキャラクターデザインと挿絵と担当(挿絵担当は中途から虎哉孝征に変更)、カトキハジメがメカニックデザインを担当し、登場機体の商品化やOVA化などのメディアミックスも行われている。

「教えてください。富野です」「データガンダム〜俊傑群像〜」など後述の一部コーナー企画は、単行本化もされてる。

主な連載作品

現在の連載作品

過去の連載作品

漫画以外の主な記事

データガンダム〜俊傑群像〜
ガンダムに登場するキャラクター一人に的を絞り、経歴や搭乗MSなどの詳細なデータをまとめる。
ガンダムの時代
ガンダムのアニメーション作品についてテーマを絞って魅力を紹介する。
大河原ファクトリー
大河原邦男の作品制作過程を紹介する。
ガンダムグッズナビゲーション
プラモデルやトイ、フィギュアなどガンダムグッズに関する情報。
ガンダムゲームインフォメーション
ガンダムに関係したビデオゲームに関する情報。
GUNDAM"ACE"FIX
GUNDAM FIX FIGURATIONについての情報を掲載する。
GAME'S MSV
ガンダム関連ゲームに登場したMS1機について詳細なデータを掲載する。
教えてください。富野です 達人たちによるG(ガンダム)世代への提言
富野由悠季による対談コーナー。
ガンダムマインド
読者投稿によるお便りとイラストのコーナー。
機動戦士ガンダム0083カードビルダーブリーフィングルーム
ガンダムカードビルダーについての情報。
ガンダムウォーnabi
ガンダムウォーについての情報。

書籍

ここでは、漫画や小説の連載作品、およびその関連書籍は除外する。

脚注

  1. ^ 皆川ゆか「現代の肖像 シャア・アズナブル」『AERA』2007年9月17日号、朝日新聞社、p54.

関連項目

外部リンク