青い森鉄道線

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青い森鉄道 青い森鉄道線
主力車両の青い森701系電車
概要
起終点 起点:目時駅
終点:青森駅
駅数 28駅(貨物駅含む)
運営
開業 1891年9月1日 (1891-09-01)
国有化 1906年11月1日
民営化 1987年4月1日
三セク転換 2002年12月1日(目時駅 - 八戸駅
2010年12月4日(八戸駅 - 青森駅)
所有者 日本鉄道
鉄道作業局→帝国鉄道庁鉄道院→鉄道省運輸通信省運輸省
日本国有鉄道(国鉄)→
東日本旅客鉄道(JR東日本)
第一種鉄道事業者)→
青森県第三種鉄道事業者
運営者 ファイル:ARail.svg 青い森鉄道
第二種鉄道事業者
日本貨物鉄道(JR貨物)
(第二種鉄道事業者)
使用車両 使用車両を参照
路線諸元
路線総延長 121.9 km (75.7 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 交流20,000 V・50 Hz
運行速度 最高110 km/h
路線図

※白丸をクリックすると駅記事へ移動します。

目時八戸野辺地青森
テンプレートを表示
目時三戸諏訪ノ平剣吉苫米地北高岩八戸陸奥市川下田向山三沢小川原上北町乙供千曳野辺地狩場沢清水川小湊西平内浅虫温泉野内矢田前小柳東青森青森

青い森鉄道線(あおいもりてつどうせん)は、青森県三戸郡三戸町目時駅青森市青森駅を結ぶ鉄道路線である。青森県が第三種鉄道事業者として施設を保有し、青い森鉄道第二種鉄道事業者として旅客運送を、日本貨物鉄道(JR貨物)が同じく第二種鉄道事業者として貨物運送を行っている。

概要

2002年(平成14年)12月1日東日本旅客鉄道(JR東日本)東北新幹線盛岡駅 - 八戸駅間開業の際にJR東日本から東北本線の一部を譲渡されたもので、2010年(平成22年)12月4日の東北新幹線八戸駅 - 新青森駅間延伸の際には、東北本線八戸駅 - 青森駅間も譲渡された。

この結果、営業距離が合計121.9kmとなり、青い森鉄道線は肥薩おれんじ鉄道線に代わって日本最長の第三セクター鉄道路線となった[注釈 1]

保線・保守は当初八戸臨海鉄道に委託されていたが、八戸駅 - 青森駅間の譲渡以降は青い森鉄道が行っている。

路線データ

  • 区間(営業キロ):目時駅 - 青森駅間 (121.9 km)
    キロポスト東北本線の頃のもの(東京起点)がそのまま使用され、線内各踏切に書かれているキロ数表示も東北本線時代のまま東京からの通算表示となっている(踏切番号標識は油島起点=JR東日本盛岡支社管内からの連番)。
  • 軌間:1,067 mm狭軌
  • 駅数:28駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:目時駅 - 青森信号場間
  • 単線区間:青森信号場 - 青森駅間
  • 電化区間:全線(交流20,000 V 50 Hz架空電車線方式
  • 閉塞方式複線自動閉塞式CTCPRC付帯)
  • 運転指令所:青い森鉄道CTCセンター
    • 運転取扱駅(駅が信号を制御、運行を管理):八戸駅
    • 準運転取扱駅(入換時のみ駅で信号扱い):野辺地駅、東青森駅(JR貨物)、青森信号場(JR貨物)
    2002年12月1日から2010年7月2日まではIGRいわて銀河鉄道「ぎんが指令」(目時駅 - 八戸駅間)・JR東日本盛岡総合指令室(八戸駅 - 青森駅間)、2010年7月3日から同年12月3日まではJR東日本盛岡指令青森分室の担当だった。
  • 最高速度:110 km/h

IGRいわて銀河鉄道と青森県の資産上の境界は目時駅南側の県境分界点である。

運行形態

地域輸送

目時駅 - 八戸駅間

いわて銀河鉄道線と直通運転を行っており、1時間あたり1本程度の各駅停車が盛岡駅 - 八戸駅間で直通運転を行うのが基本である。2015年3月13日までは八戸発6時台の盛岡行きは快速運転を行っていた(青い森鉄道線内は各駅に停車)。二戸駅・三戸駅 - 八戸駅間の区間列車もあるが、分界駅である目時駅を始発・終着とする列車はない。朝の小鳥谷発と三戸発の各1本は八戸線鮫駅まで乗り入れる。これらの八戸線直通列車はJR東日本所属の気動車で運転され、JR東日本の運転士と車掌が乗務している。電車による列車は基本的にワンマン運転が行われている。二戸駅および三戸駅から青森駅まで直通する列車も2010年12月4日に新設された。

なお、前述の下り二戸発青森行きと上り三沢発盛岡行きに青森駅 - 陸奥市川駅間から金田一温泉より先(二戸・盛岡方面)に乗車する場合は、いわて銀河鉄道線との連絡運輸区間は八戸駅以南のため、目時駅までの乗車券を購入した上で金田一温泉駅より先の各駅で下車時にいわて銀河鉄道線の運賃を精算することになる。

2010年12月から運行開始する新デザイン列車「青い森701-101+青い森700-101」(目時駅にて)

八戸駅 - 青森駅間

2010年12月4日の八戸駅 - 青森駅間延伸開業により、いわて銀河鉄道線盛岡駅 - 目時駅 - 八戸駅間と八戸駅 - 青森駅間で運転系統がほぼ分離されたが、三戸駅 - 青森駅間を直通する列車も設定された。八戸駅 - 青森駅間には快速列車が設定されている。この区間は快速・普通あわせて1時間あたり1本程度の運行であるが、快速通過駅では2時間ほど停車列車のない時間帯がある。また、八戸発と青森発の始発列車は、一部の駅を通過する。なお、この始発列車は、2016年3月26日ダイヤ改正で、通過駅がそのままで、種別が快速となる。さらに、同改正で、(線内完結の)快速が前述の列車も含め、朝の1.5往復に減便され、日中以降はJR大湊線直通の快速「しもきた」以外は普通列車のみの運行となる。

八戸駅 - 三沢駅間には「三沢シャトル」[注釈 2]、浅虫温泉駅 - 青森駅間には「浅虫温泉シャトル」[注釈 3]と称する区間列車が設定されているが、2014年3月15日のダイヤ改正で八戸駅 - 青森駅間の列車が増発されたことから設定が減少しており、「三沢シャトル」は後述の朝の八戸駅から盛岡行きとなる列車のみとなっている。この改正では二戸駅・三戸駅 - 青森駅間を直通する列車が朝の三戸駅 - 青森駅間下り1本を除き二戸駅・三戸駅 - 八戸駅間の列車と八戸駅 - 青森駅間の列車に分割されている。米軍三沢基地でのイベント、航空祭の開催日には八戸駅 - 三沢駅間で快速「航空祭」が臨時列車として特別運行される。

また、八戸線・大湊線との直通列車もJR時代に引き続き設定されている。このうち大湊線に直通する臨時快速「リゾートあすなろ」は全車指定席だが、青い森鉄道線内のみの指定券は発売しないため、青い森鉄道線内のみの乗車はできない。このほか奥羽本線新青森駅発着の直通列車も八戸駅 - 新青森駅間に下り1本・上り1本が設定されている。八戸駅 - 青森駅間延伸開業当初は、浅虫温泉発の下り快速列車1本は青森駅 - 大館駅間で臨時特急「つがる」として運転されていたが、2013年3月16日のダイヤ改正で、この快速列車は廃止され[1]、青い森鉄道線内完結の普通列車「浅虫温泉シャトル」に振り替えられた。この列車の1号車半室のグリーン車は青い森鉄道線内において普通車扱いとして利用できた。また、2010年12月4日の八戸駅 - 青森駅間延伸開業時に、特急が廃止されたため、青森駅の始発と八戸駅の終電は繰り下げ・繰り上げられたが、普通列車の時刻としてはJR時代と大きくは変わらない。青森駅22時台後半に終電があり、この列車は日付変更後に八戸駅に到着する。

なお、朝に津軽線蟹田発八戸行きの気動車列車があったが、2014年3月15日のダイヤ改正で青い森鉄道線内の運転が廃止され、代わってその時間帯には既設の快速に加え電車で青森発浅虫温泉行きの浅虫温泉シャトルと青森発八戸行きの普通列車が各1本ずつ設定された[2]。この改正では同時に野辺地発の列車を青森発に延長し、青森発上り始発列車も5時台に繰り上げられた。

青い森701系によって運転される列車は、すべて2両ワンマン運転が行われる。一方、八戸線・大湊線と直通運転する列車はすべて気動車で運転されるため、JR車両を使用して運転される列車は、JR東日本の運転士・車掌が乗務する。

JR時代には、朝の通勤・通学時間帯に4両編成で運行されていたが、青い森鉄道移管後は2両編成によるワンマン運転での運行となったため、慢性的な混雑が生じていた。これを解消するため、(三沢発の)始発電車発車時刻から5分後に三沢発八戸行き臨時列車が2011年1月11日から運行されており、同年3月12日のダイヤ改正からは定期列車として運転される予定だったが、前日の11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、1週間ほど運休となった[3]。この列車はIGRいわて銀河鉄道からIGR7000系を借りて運行されていたが、2013年3月16日ダイヤ改正から青い森701系による運用に変更された。この列車は三沢駅 - 八戸駅間は「三沢シャトル」の愛称で運転され、八戸駅到着後そのまま列車番号を変更して愛称なしの普通列車として盛岡行きとして運行される。なお、この「三沢シャトル」は、2015年3月14日のダイヤ改正で、土曜日曜日は運休[4]、さらに2016年3月26日のダイヤ改正では、祝日も運休[5]となる。

また、2012年(平成24年)10月14日鉄道の日には、この日青い森運輸・設備管理所で開催されたイベント「青い森鉄道まつり」の観客輸送のため、三陸鉄道のディーゼル車を有償で借りて、八戸駅 - 青森駅 - 青い森運輸・設備管理所間に特別列車「こはる」を1往復運行した[6]

広域輸送

青い森鉄道への転換前と同様、本州北海道を結ぶ物流の幹線ルートの一部であり、多数の貨物列車が運転される。東青森駅 - 青森信号場間では日本海縦貫線からの貨物列車(羽越本線・奥羽本線経由の新潟貨物ターミナル駅からのLNG輸送列車)も見られる。

旅客列車では、上野駅 - 札幌駅間の寝台特急列車北斗星」が札幌発2015年8月22日(定期列車としては2015年3月13日)まで、「カシオペア」が札幌発2016年3月20日まで通過していたが、線内の停車駅はなかった。なお、特急列車で通過する場合には運賃のほかに特急料金760円が必要だった。

使用車両

以下はすべて旅客列車に使用される車両である。

現用車両

自社車両
IGRいわて銀河鉄道の車両
JR東日本の車両

過去の車両

JR東日本の車両
JR北海道の車両
  • 特急形
    • 24系客車 - 札幌運転所所属
      寝台特急「北斗星」で使用されていた。2015年3月14日の定期運行終了に伴い運用から外れた。

歴史

日本鉄道

官設鉄道→鉄道省→日本国有鉄道

  • 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化
  • 1907年(明治40年)11月1日:三ノ戸駅を三戸駅に改称[7]
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。東北本線とする。
  • 1910年(明治43年)11月15日:千曳駅開業[7]
  • 1922年大正11年)
  • 1923年(大正12年)8月10日:北高岩駅開業[7]
  • 1924年(大正13年)
  • 1926年(大正15年)
  • 1933年昭和8年)1月15日:諏訪ノ平駅開業[7]
  • 1936年(昭和11年)
    • 6月20日:清水川信号場を駅に変更して清水川駅開業[7]
    • 7月10日:木ノ下信号場を駅に変更して向山駅開業[7]
  • 1939年(昭和14年)10月1日:西平内駅開業[7]
  • 1944年(昭和19年)
  • 1946年(昭和21年)10月20日:貨物支線 浪打 - 堤川間休止[9][7]
  • 1948年(昭和23年)10月1日:目時信号場を駅に変更し、目時駅開業[7]
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に移管。
  • 1953年(昭和28年)6月10日:小川原信号場を駅に変更し、小川原駅開業[7]
  • 1959年(昭和34年)10月1日:沼崎駅を上北町駅に改称[7]
  • 1961年(昭和36年)
    • 3月20日:古間木駅を三沢駅に改称[7]
    • 8月15日:苫米地駅開業[7]
  • 1965年(昭和40年)
    • 6月30日:尻内(現在の八戸) - 陸奥市川間が複線化。
    • 9月29日:西平内 - 土屋信号場間が複線化。
  • 1966年(昭和41年)
    • 9月20日:東京起点642.910km地点(北高岩 - 尻内間) - 尻内間が複線化。
    • 9月22日:石文信号場 - 千曳間、東京起点694.970km地点(千曳 - 野辺地間) - 野辺地間が複線化。
    • 9月24日:土屋信号場 - 浅虫(現在の浅虫温泉)間が複線化。土屋信号場廃止。
    • 9月27日:梅内信号場 - 三戸間が複線化。梅内信号場開設。
  • 1967年(昭和42年)
    • 7月30日:三沢 - 姉沼信号場間が複線化。
    • 12月16日:浅虫 - 野内間が複線化。
  • 1968年(昭和43年)
    • 4月28日:三戸 - 諏訪ノ平間が複線化。
    • 5月16日:剣吉 - 苫米地間が複線化。
    • 5月20日:北高岩 - 東京起点642.910km地点(北高岩 - 尻内間)間が複線化。
    • 6月9日:清水川 - 小湊間が複線化。
    • 7月2日:小湊 - 西平内間が複線化。
    • 7月8日:野辺地 - 清水川間が複線化。
    • 7月10日:苫米地 - 北高岩間が複線化。
    • 7月15日:諏訪ノ平 - 剣吉間が複線化。
    • 7月20日:目時 - 梅内信号場間が複線化。梅内信号場廃止。目時 - 尻内間の複線化完成。
    • 7月21日:野内 - 青森間が経路変更。新線上に東青森駅開業。旧線上の浪打駅、浦町駅廃止[7]
    • 7月23日:上北町 - 乙供間が複線化。
    • 7月29日:下田 - 三沢間が複線化。
    • 7月31日:陸奥市川 - 下田間が複線化。
    • 8月3日:姉沼信号場 - 上北町間が複線化。姉沼信号場廃止。
    • 8月5日:乙供 - 石文信号場間が複線化、(新)千曳 - 東京起点694.970km(千曳 - 野辺地間)間が複線の新線に切り替えられ、全線の複線化完成。千曳駅移転。石文信号場廃止。
    • 8月22日:(盛岡 - )目時 - 青森間が電化(交流20,000 V・50 Hz)。
  • 1971年(昭和46年)4月1日:尻内駅を八戸駅に改称[7]
  • 1976年(昭和51年)12月27日:(盛岡 - )目時 - 青森間CTC化。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:浅虫駅を浅虫温泉駅に改称。矢田前駅、小柳駅開業[7]

東日本旅客鉄道→青い森鉄道

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)に承継。
  • 1990年平成2年)12月24日整備新幹線着工等についての政府・与党申し合わせ。「建設着工区間の並行在来線は、新幹線開業時にJRから経営分離することを事前に確認する」ことが条件とされる[10]
  • 1991年(平成3年)7月9日:青森県知事が運輸省鉄道局長に対し、東北本線のうち八戸駅までの経営分離に同意する旨を回答[10]
  • 1996年(平成8年)12月25日:建設着工する区間の並行在来線について、新幹線開業時にJRから経営分離することで政府・与党合意[10]
  • 1998年(平成10年)1月14日:青森県が、八戸以北の沿線市町村との協議のうえ、東北本線 八戸駅 - 青森駅間の経営分離に同意する旨を回答[10]
  • 2001年(平成13年)
    • 5月30日:青い森鉄道株式会社設立(登記[10]
    • 11月28日:JR東日本が国土交通省に東北本線盛岡 - 八戸間の廃止届を提出[11]
  • 2002年(平成14年)
    • 5月28日:同年3月18日に申請されていた、青い森鉄道線 目時 - 八戸間における青い森鉄道の第二種鉄道事業(旅客運送)および青森県の第三種鉄道事業を、国土交通省が許可[12]
    • 12月1日東北新幹線の八戸延伸に伴い、並行在来線としてJR東日本から移管された目時 - 八戸間 (25.9km) が青い森鉄道線として開業[10]。同時に運賃をJR東日本時代より1.49倍に引き上げる。青い森701系営業運転開始。
  • 2009年(平成21年)11月27日:JR東日本が国土交通省に東北本線八戸 - 青森間の廃止届を提出[13]
  • 2010年(平成22年)
    • 2月19日:2009年(平成21年)11月25日に申請されていた[14]、青い森鉄道線 八戸 - 青森間における青い森鉄道の第二種鉄道事業(旅客運送)および青森県の第三種鉄道事業を、国土交通省が許可[15]
    • 12月4日:東北新幹線の新青森延伸に伴い、並行在来線としてJR東日本から移管された八戸 - 青森間 (96.0km) を青い森鉄道線に編入[10]。同時に八戸 - 青森間の運賃をJR東日本時代より1.37倍に引き上げる。
  • 2011年(平成23年)
  • 2014年(平成26年)3月15日:青い森703系営業運転開始。東青森 - 青森間に筒井駅開業[2][16][17][18]
  • 2016年(平成28年)3月26日北海道新幹線開業に伴い、寝台特急「カシオペア」(札幌発3月20日を最後に運転終了[19])が廃止[20]、当線を通過していた寝台特急全廃。

駅一覧

  • ※:東京からの累計営業キロは、盛岡駅 - 八戸駅間の経営移管前に使われていたもの。
  • 全駅青森県内に所在
  • 駅名 … (貨):JR貨物の貨物専用駅、◆:JR貨物による貨物取扱駅(貨物専用駅を除く)
  • 停車駅 - 2016年3月26日から。
    • 普通…すべての駅に停車
    • 快速…●印の駅は停車、▲印の駅は一部列車が停車、|印の駅は通過、↑・↓印の駅は通過・その方向のみ運転
駅名 駅間
営業
キロ
累計
営業
キロ
東京
からの
営業
キロ
快速
線内完結列車
快速
しもきた
接続路線・備考 所在地
502M 501M 504M 八戸発着 青森発着
目時駅 - 0.0 617.3           IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線(直通運転) 三戸郡 三戸町
三戸駅 5.5 5.5 622.8             南部町
諏訪ノ平駅 4.0 9.5 626.8            
剣吉駅 5.3 14.8 632.1            
苫米地駅 3.4 18.2 635.5            
北高岩駅 2.8 21.0 638.3             八戸市
八戸駅 4.9 25.9 643.2   東日本旅客鉄道■ 東北新幹線八戸線鮫駅まで直通あり)
(貨)八戸貨物駅 1.7 27.6 644.9   八戸臨海鉄道八戸臨海鉄道線(貨物線)
陸奥市川駅 5.2 32.8 650.1    
下田駅 4.2 37.0 654.3     上北郡
おいらせ町
向山駅 5.2 42.2 659.5    
三沢駅 4.7 46.9 664.2     三沢市
小川原駅 6.6 53.5 670.8     上北郡 東北町
上北町駅 3.9 57.4 674.7    
乙供駅 6.9 64.3 681.6    
千曳駅 6.6 70.9 688.2    
野辺地駅 6.4 77.3 694.6 東日本旅客鉄道:大湊線(直通あり) 野辺地町
狩場沢駅 6.5 83.8 701.1     東津軽郡
平内町
清水川駅 4.7 88.5 705.8    
小湊駅 6.0 94.5 711.8    
西平内駅 3.8 98.3 715.6    
浅虫温泉駅 6.4 104.7 722.0     青森市
野内駅 6.5 111.2 728.5
[* 1]
   
矢田前駅 1.5 112.7 730.0    
小柳駅 2.0 114.7 732.0    
東青森駅 1.4 116.1 733.4    
筒井駅 1.4 117.5 -   (移管後新設駅)
青森信号場 - 120.0 737.3   東日本旅客鉄道:奥羽本線支線(新青森駅方面)
青森駅 4.4 121.9 739.2   東日本旅客鉄道:奥羽本線(直通あり)・津軽線
  1. ^ 2011年3月12日に従来より青森駅寄りに1.6 km 移転しているため、国鉄・JR東日本時代の野内駅のキロポストは726.9 km。

過去の接続路線

脚注

注釈

  1. ^ 過去に存在した第三セクター鉄道も含めると、2006年(平成18年)4月21日に廃止された北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線が最長 (140.0km) 。
  2. ^ 「三沢シャトル」の名称は、JR東日本時代(東北新幹線八戸開業後)から付されている。
  3. ^ 1986年11月1日に実施された国鉄最後のダイヤ改正では、同区間の列車に「うとう」の愛称が付されていた(1986年10月31日付け陸奥新報朝刊14面記事から)。
    なお、2015年11月下旬から翌年2月末までの学校登校日の夕方に、学校の下校時間帯に浅虫温泉発青森行の「下校時間帯増発便」が運行されるが、この列車には「浅虫温泉シャトル」の名称は付されていない(〔浅虫温泉?青森〕冬の学校帰りに増発します - 青い森鉄道ニュース&トピックス2015年11月18日リリース)

出典

  1. ^ 『小型時刻表(2013年4月号)』交通新聞社 
  2. ^ a b "平成26年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 青い森鉄道. 20 December 2013. 2014年3月23日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2014年3月23日閲覧
  3. ^ 青い森鉄道運行状況”. 青い森鉄道. 2011年3月12日閲覧。
  4. ^ 2015年3月14日ダイヤ改正時刻表” (PDF). 青い森鉄道 (2015年2月14日). 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月19日閲覧。
  5. ^ 平成28年3月ダイヤ改正について (PDF) - 青い森鉄道、2015年12月16日
  6. ^ “青い森に三鉄走る 14日特別列車で復興応援”. 読売新聞(YOMIURI ONLINE) (読売新聞社). (2012年10月13日). http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20121012-OYT8T01540.htm 2012年10月13日閲覧。 
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 『日本鉄道旅行地図帳』2号 東北
  8. ^ 「運輸通信省告示第284号」『官報』1944年6月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 「運輸省告示第260号」『官報』1946年10月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ a b c d e f g 青い森鉄道線について”. 青い森鉄道. 2014年12月16日閲覧。
  11. ^ "鉄道事業の一部廃止の届出について" (Press release). 東日本旅客鉄道. 28 November 2001. 2013年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月18日閲覧
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参考文献

関連項目

外部リンク