茅野市
ちのし 茅野市 | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 中部地方(甲信越地方) | ||
都道府県 | 長野県 | ||
市町村コード | 20214-2 | ||
法人番号 | 4000020202142 | ||
面積 |
266.59km2 (境界未定部分あり) | ||
総人口 |
55,050人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||
人口密度 | 206人/km2 | ||
隣接自治体 |
諏訪市、佐久市、伊那市、小海町、 南牧村、佐久穂町、立科町、長和町、 富士見町、原村、北杜市 | ||
市の木 | 白樺 | ||
市の花 | りんどう | ||
茅野市役所 | |||
市長 | 今井敦 | ||
所在地 |
〒391-8501 長野県茅野市塚原二丁目6番1号 | ||
外部リンク | 茅野市 | ||
ウィキプロジェクト |
茅野市(ちのし)は、長野県南信地方の市。八ヶ岳、白樺湖、蓼科高原、車山など観光資源を多く抱える諏訪地方有数の市である。精密業を基盤とする工業都市であるが、パセリ、セロリなどの高原野菜の産地として名高い。伝統産業として、冬の寒さと乾燥した気候を利用して作られる角寒天があり、その殆どは茅野市で生産されている。八ヶ岳山麓へと宅地化が進み、岡谷市、諏訪市を抜いて諏訪地域で最大の人口を擁する自治体となった。日本の市のなかでは最も標高の高い場所(標高801m)に市役所がある。
地理
- 市内各地の標高
- 茅野市役所(801m)
- 茅野駅(790.3m)
- 青柳駅(866.9m)
- 泉野小学校(1,025m)
- 蓼科湖(1,250m)
- 白樺湖(1,416m)
- ピラタスの丘ペンション村(1,600~1,800m)
気候
太平洋側式の内陸性気候。ケッペンの気候区分によると、大部分が亜寒帯湿潤気候に属する。標高770 メートルから1,200メートルの裾野に街並みが広がっており、冬の朝は晴れることが多いために放射冷却により、マイナス15度以下にまで下がることも珍しくないほど寒冷であるが雪は少ない。夏は冷涼である。蓼科高原は日本で最も標高の高い場所にあるリゾート地であり、冬は非常に寒冷であり、気温はマイナス20度を下回る。
隣接している自治体
沿革
- 1874年(明治7年)10月9日 - 上原村、横内村、塚原村、矢ヶ崎村が合併し永明村となる。
- 同年11月7日
- 丸山新田村、田沢村、二久保新田村、舟久保新田村、坂室新田村、茅野村、向河原新田村、大河原新田村、下河原新田村、中河原村、安国寺村、新井村、上赤田新田村、下赤田新田村、高部村が合併し宮川村となる。
- 金沢村、木舟新田村、大池新田村、大沢新田村、川久保村、青柳新田村が合併し金沢村となる。
- 同年11月25日 - 山田新田村、中沢村、田道新田村、栗沢村、神之原村、子ノ神新田村、菊沢村、穴山村、北久保新田村が合併し玉川村となる
- 1875年(明治8年)2月18日
- 下菅沢新田村、福沢村、南大塩村、塩之目村、下古田村、上古田村、宮原村、宮原新田村、中込新田村、御作田新田村が合併し豊平村となる。
- 中村、笹原新田村、須栗平新田村、堀新田村、金山新田村、新居新田村、山口新田村、上菅沢新田村、白井手新田村が合併し湖東村となる。
- 同年3月7日
- 中道村、小屋場村、槻木新田村、上場沢新田村、大日影新田村が合併し泉野村となる。
- 柏原村、湯川村、芹ヶ沢村、糸萱村が合併し北山村となる。
- 埴原田新田村、鋳物師屋新田村、北大塩新田村、一本木新田村、塩沢村が合併し米沢村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日- 市町村制施行。諏訪郡永明村、宮川村、金沢村、玉川村、豊平村、泉野村、北山村、湖東村、米沢村は単独で発足。
- 1948年(昭和23年) - 永明村が町制を施行し、同時にちの町と改称。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 町村合併促進法により1町8村が合併し諏訪郡茅野町となる。
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 諏訪郡茅野町、市制を施行し茅野市が発足。
- 1958年(昭和33年)9月20日 - 市章を制定する。[1]
人口
茅野市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 市長 - 柳平千代一(2007年4月30日 就任)
議会
- 議長:吉田久明
- 議員 18人(任期 2011年4月まで)
姉妹都市
地域
教育
小学校
中学校
高等学校
大学
郵便
交通
鉄道
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 諏訪大社上社前宮
- 蓼科温泉郷
- 奥蓼科温泉郷
- 白樺湖
- 八ヶ岳総合博物館
- 尖石遺跡
- 上原城址
- 神長官守矢史料館
- 蓼科アミューズメント水族館※世界最高所に位置する水族館
- 車山高原スキー場
- 白樺湖ROYAL HILL
- 白樺リゾートスキー場
- ピラタス蓼科スノーリゾート
- 蓼科東急スキー場
- 康耀堂美術館(京都造形芸術大学付属)
- 多留姫文学自然の里・多留姫の滝
出身有名人
- 藤森照信(建築家)
- 小平権一(政治家、官僚)
- 吉井小百合(スケート選手)
- 小平奈緒(スケート選手)
- 藤原てい(作家)
- 丸山千里(医師)
- 菊池正美(声優)
- 小林和男(ジャーナリスト)
- 篠原菊紀(脳科学者)
- 鷹野和美(医学者・福祉学者)
- 矢崎新二(防衛事務次官)
- 山田孝太郎(漫画家)
- 笠原美智子(学芸員)
- 矢崎公二(政治家)
その他
- 昭和23年から30年まで存続した「ちの町」は日本初のひらがな市町村名であった[2]が、茅野駅の所在地であった永明村が町制施行するにあたって宮川村茅野との区別を図るための措置であった。一方の宮川村茅野は甲州街道の上諏訪宿と金沢宿の中間に置かれた間の宿であり、中央本線が開通すると、対岸の永明村に設置された駅の名に採用された。