パックマニア

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パックマニア
PAC・MANIA
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケード[AC]
開発元 ナムコ
発売元 ナムコ
プロデューサー 岩谷徹
音楽 慶野由利子
小沢純子
戸室仁人
シリーズ パックマンシリーズ
人数 1人(交代制2人プレイ)
メディア [AC]:SYSTEM I
[MSX2]:ロムカセット/3.5インチFD
[X68]:3.5/5インチFD
発売日 [AC]:1987年11月
[MSX2]:1989年3月28日
[X68]:1989年3月
[iOS]:2010年11月25日
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パックマニア』(PAC・MANIA)は、1987年に発表されたナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)のドットイートタイプのアクションゲームアーケードゲームでは「パックマン」シリーズ5作目で、マザーボードシステム87(SYSTEM I)第5弾の作品。

ゲーム内容

ナムコの看板ゲーム『パックマン』を立体的にアレンジし、迷路画面をクォータービューで上下左右にスクロールしながらプレーするスタイルを採用。パックマンがジャンプで敵キャラクターのモンスターをかわすという新たな要素が特色となっている。

ステージは4種類で、レゴブロックのような「BLOCK TOWN」、初代パックマンのステージと同じ「PACMAN'S PARK」、ピラミッド様のオブジェが連なる「SANDBOX LAND」、階段状の高所を駆け巡る「JUNGLY STEPS」の順に1種類2面ずつ進み、敵味方の動きが速くなるとともに難易度も上がる。「JUNGLY STEPS」をクリアすると次のループとなり、再び「BLOCK TOWN」から開始。全23面(ゲームセンター運営者による設定で変更可能)をクリアするとエンディングとなる。また、各ステージの間には他のパックマンシリーズと同様にコーヒーブレイクタイムがある。

システム

パックマン

  • 4方向レバーとジャンプボタンで操作する。パックマンは同じ面に居続けるとジャンプ力が徐々に弱くなる。

モンスター

全6種類。

モンスターの一覧
和名
(ニックネーム)
英名
(ニックネーム)
性格など
クライド CLYDE みんなをひきつれている親分モンスター。ラウンドが進むと怒ってスピードアップするようになる。
ピンキー PINKY ピンク 先回りや待ち伏せが得意。少々いじっぱり。
インキー INKY “足の向くまま気の向くまま”の気まぐれや。目がくるくる動く。
ブリンキー BLINKY 少しおとぼけだが気のいい奴。
スー SUE 紫色 人なつっこく寄ってくる恥ずかしがりや。2面から登場。
コモン COMMON
または
灰色
2人兄弟の子分モンスター。パックマンにジャンプで対抗することも。
緑のコモン、弟のファンキー(FUNKY)に対しては互いにジャンプ中でもうまくいけば飛び越すことが可能。
灰色のコモン、兄のスパンキー(SPUNKY)はジャンプ力がパックマンと同等のため飛び越せない。
1ループ目の「PACMAN'S PARK」から登場。1ループ目の「SANDBOX LAND」からパックマンに合わせてジャンプするようになる。

エサ

  • 迷路をめぐりながら食べるエサは、パックマンと同じく通常エサとパワーエサ、迷路中央のモンスターのの下に出現するフルーツがある。
パワーエサを食べた後のボーナスはイジケモンスターを食べるごと200→400→800→1600→3200→7650点と上がる。
  • 本作では新たにスペシャルアイテムとして赤玉のダブルエサと緑玉のスーパーエサがあり、フルーツと同じ場所に時折現れる。
ダブルエサを食べるとモンスターが短時間イジケ状態になるとともに、パワーエサのボーナスが400→1600→7650点と上がりやすくなる。
ダブルエサの効力はパックマンがミスをするまで続く。スーパーエサを食べるとパックマンのスピードが一定時間速くなる。

移植作品

関連項目

脚注

  1. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしのメガドライブ 蘇れメガドライバー !!』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118704 p121

外部リンク