長洲未来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ながす みらい 長洲 未来 |
||
| 2008年NHK杯での長洲未来 | ||
| 基本情報 | ||
|---|---|---|
| 代表国: | ||
| 生年月日: | 1993年4月16日(16歳) | |
| 出生地: | カリフォルニア州モンテベロ | |
| 身長: | 157cm | |
| コーチ: | フランク・キャロル | |
| 元コーチ: | シャーリーン・ウォン | |
| 振付師: | ローリー・ニコル | |
| 所属クラブ: | パサデナFSC | |
| ISU パーソナルベストスコア | ||
| トータルスコア: | 163.84 | 2007 世界Jr.選手権 |
| ショートプログラム: | 65.07 | 2008 世界Jr.選手権 |
| フリースケーティング: | 106.62 | 2007 世界Jr.選手権 |
長洲 未来(ながす みらい、米国名:Mirai Aileen Nagasu, 1993年4月16日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州モンテベロ出身の女性フィギュアスケート選手。2007年世界ジュニア選手権2位、2008年全米選手権優勝。両親が日本人であり現在はアメリカと日本両国の国籍を持ち国籍留保中。[1]。
目次 |
[編集] 人物
両親はロサンゼルスで寿司店を営んでいる。元々は両親とゴルフを習っていたが、5歳のとき悪天候の日に代わりに近所のスケートリンクに遊びに行ったことがきっかけで初めてスケート靴を履く[要出典]。
2007年に全米選手権ジュニアで優勝するまでは資金不足に悩まされていたらしく、同選手権に参加するために所属クラブがエキシビション大会を開いて長洲の渡航費を稼いだという逸話がある[要出典]。また優勝後には、日本スケート連盟が長洲に日本への移籍を打診したという[2]。
好きなフィギュアスケート選手は浅田真央、金妍兒、ミシェル・クワン[3]。宝物は浅田からもらったサイン入りの右足のスケート靴。2008年の全米選手権でチャンピオンになった際の会見では、同選手権前に浅田から応援のFAXをもらった事を明かし「とても嬉しかった」と語った。
[編集] 経歴
2006-2007シーズン、それまでほぼ無名の選手であったにも関わらず、初出場の全米選手権ジュニアクラスでキャロライン・ジャンを破って優勝し、大きな注目を浴びる。さらに、初めての国際大会となる世界ジュニア選手権でも銀メダルを獲得。
2007-2008シーズンはISUジュニアグランプリに参戦。1戦目のJGPレイクプラシッドで初優勝、2戦目のJGPクロアチア杯でも優勝し、初出場のJGPファイナルでも優勝。さらに、初出場したシニアの全米選手権で優勝。14歳9ヶ月での全米選手権優勝は長野五輪優勝のタラ・リピンスキーに次ぐ史上2番目の若さであり、2008年世界選手権には年齢制限のため出場してない。2年連続出場となった世界ジュニア選手権では3位。
2008-2009シーズンにはシニアに移行しグランプリシリーズに参戦。
[編集] スケート技術
質のいいジャンプには定評があり、アクセルを除く5種類の3回転ジャンプや3回転ルッツ‐3回転トウループのコンビネーションを競技会で用いている。レイバック・イナバウアーからの3回転サルコウやくるくる円を描きながら踏み切りに入る3回転ループなど多彩な技を持つ。
高い柔軟性を活かしたスピンやスパイラルシークエンスは高い完成度と安定性を誇り、そのほとんどが最高評価のレベル4を獲得している。 特にビールマンスピンを得意としており、ビールマンポジションに移行してからも加速することができる選手である。
[編集] 主な戦績
| 大会/年 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 |
|---|---|---|---|---|
| 全米選手権 | 1 J | 1 | 5 | |
| GPNHK杯 | 8 | |||
| GPスケートアメリカ | 5 | |||
| 世界Jr.選手権 | 2 | 3 | ||
| JGPファイナル | 1 | |||
| JGPクロアチア杯 | 1 | |||
| JGPレイクプラシッド | 1 | |||
| PCセクショナル | 1 J | |||
| SWPリージョナル | 5 N. | 1 J |
- N = ノービスクラス; J = ジュニアクラス
[編集] シニア
| 2008-2009 シーズン | ||||
| 開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2009年1月18日-25日 | 2009年全米フィギュアスケート選手権(クリーブランド) | 6 54.79 |
5 105.20 |
5 159.99 |
| 2008年11月27日-30日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 8 50.14 |
9 74.08 |
8 124.22 |
| 2008年10月23日-26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(エバレット) | 4 56.42 |
7 86.48 |
5 142.90 |
[編集] ジュニア
| 2007-2008 シーズン | ||||||
| 開催日 | 大会名 | クラス | SP | FS | 結果 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2008年2月25日-3月2日 | 2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ソフィア) | ジュニア | 1 65.07 |
3 97.82 |
3 162.89 |
|
| 2008年1月20日-27日 | 2008年全米フィギュアスケート選手権(セントポール) | シニア | 1 70.23 |
3 120.18 |
1 190.41 |
|
| 2007年12月6日-9日 | ISUジュニアグランプリファイナル(グダニスク) | ジュニア | 1 59.35 |
2 102.74 |
1 162.09 |
|
| 2007年10月6日-7日 | 日米対抗フィギュアスケート競技大会2007(新横浜) | ジュニア | - | 2 85.96 |
団体優勝 | |
| 2007年9月26日-29日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | ジュニア | 1 52.12 |
1 91.40 |
1 143.52 |
|
| 2007年8月30日-9月2日 | ISUジュニアグランプリ レイクプラシッド(レークプラシッド) | ジュニア | 1 55.36 |
1 103.78 |
1 159.14 |
|
| 2006-2007 シーズン | ||||||
| 開催日 | 大会名 | クラス | SP | FS | 結果 | |
| 2007年2月26日-3月4日 | 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(オーベストドルフ) | 2 57.22 |
2 106.62 |
2 163.84 |
||
| 2007年1月21日-28日 | 2007年全米フィギュアスケート選手権(スポケーン) | ジュニア | 1 54.26 |
1 101.20 |
1 165.46 |
|
| 2006年11月16日-18日 | 2007PCセクショナル | 1 53.23 |
1 81.81 |
1 135.04 |
||
| 2006年10月5日-8日 | 2007SWPリージョナル | 1 53.21 |
1 98.56 |
1 151.77 |
||
[編集] プログラム使用曲
| シーズン | SP | FS | EX |
|---|---|---|---|
| 2008-2009 | チャールズ・チャップリンメドレー | 幻想的奇想曲 作曲:エーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルト +Fairy Tale and Devil's Beauties 作曲:フランソワ・ドンピエール +地獄のオルフェ 作曲:ジャック・オッフェンバック |
|
| 2007-2008 | I Got Rhythm ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」より 作曲:ジョージ・ガーシュウィン、演奏:ファジル・サイ |
コッペリア 作曲:レオ・ドリーブ |
ドント・ストップ・ミー・ナウ by クイーン |
| 2006-2007 | Shout And Feel It 映画「スウィング・キッズ」より 作曲:カウント・ベイシー |
アメリカ 作曲:アントニン・ドヴォルザーク |
夢はひそかに 映画「シンデレラ」より 作曲:Mack David, Al Hoffman, Jerry Livingston |
[編集] 参考文献
- ^ 真央らのライバル長洲未来が日本初見参 - 2007年7月30日,ニッカンスポーツ-"日米の両国籍を持つ天才少女が、真央、美姫のライバルに名乗り出た。"
- ^ 異色のヒロイン誕生 両親が日本人の14歳、長洲 - 2008年1月28日,朝日新聞,ほか各紙に記載
- ^ [1]長洲未来公式サイト,プロフィール欄参照
[編集] 外部リンク
- Mirai Nagasu オフィシャルサイト
- Nagasu's rise from anonymity an amazing tale - ジャパンタイムズオンライン版 2007年1月26日付
- 中京テレビ ズームイン!!フィギュア 第65回 長洲未来選手
|
|||||

