クレイジー・フォー・ユー

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クレイジー・フォー・ユーCrazy for You)は、過去のミュージカル作品『Girl Crazy』を基にした1992年製作のタップダンスミュージカルコメディジョージ・ガーシュウィンの楽曲にスーザン・ストローマンが振り付けをしている。最優秀作品・衣裳・振付の3部門でトニー賞を受賞。

本作品が誕生した時期のブロードウェイでは低予算の作品が主流だったが、クレイジー・フォー・ユーの製作費は750万ドルに及び、制作費が巨大であったことも話題となった。

ミュージカル番号[編集]

第1幕

  • Overture
  • K-ra-zy for You
  • I Can't Be Bothered Now
  • Bidin' My Time
  • Things Are Looking Up
  • Could You Use Me
  • Shall We Dance?
  • Entrance to Nevada
  • Someone to Watch Over Me
  • Slap That Bass
  • Embraceable You
  • Tonight's the Night
  • I Got Rhythm

第2幕

  • Entr'acte
  • The Real American Folk Song Is a Rag
  • What Causes That?
  • Naughty Baby
  • Stiff Upper Lip
  • They Can't Take That Away from Me
  • But Not For Me
  • But Not for Me
  • New York Interlude (Concerto in F)
  • Nice Work If You Can Get It
  • Bidin' My Time (French Reprise)
  • Things Are Looking Up (Reprise)
  • Finale

概要[編集]

スタッフ[編集]

  • プロデューサー: ロジャー・ホーチョウ、エリザベス・ウィリアムズ
  • 作詞・作曲: ジョージ・ガーシュウィン、アイラ・ガーシュウィン
  • 台本: ケン・ルドウィッグ
  • 振付: スーザン・ストローマン
  • 演出: マイク・オクレント
  • 音楽監督: ポール・ジェミニャーニ
  • 装置デザイン: ロビン・ワグナー
  • 衣裳デザイン: ウィリアム・アイヴィー・ロング
  • 照明デザイン: ポール・ガロ

日本での公演[編集]

日本では劇団四季により東京都1993年に初演された。

日本でのスタッフ[編集]

通常四季のミュージカルは、代表の浅利慶太や劇団文芸部が訳詞をつけるが、今作品は、ガーシュウィン愛好者であるイラストレーター・和田誠に一部委嘱した。オリジナルでふんだんに使われている韻の世界を損なうことなく、独自の歌詞を作り出した。

  • 日本語訳:和田誠、高橋由美子
  • 日本語台詞:高橋由美子
  • 日本語版演出:浅利慶太
  • 演出・振付:古澤勇(スーパーバイザー)
  • 美術:土屋茂昭(スーパーバイザー)
  • 照明:沢田祐二(スーパーバイザー)
  • 音楽進行:鎮守めぐみ

演奏

  • オーケストラ指揮:上垣聡、新井義輝

他劇団四季芸術部の方々

日本でのキャスト[編集]

日本での公演記録[編集]

  • 1994年5月26日 - 大阪, 近鉄劇場 再演
  • 1997年6月26日 - 大阪, MBS劇場
  • 2005年11月5日 - 神奈川, 全国公演スタート
  • 2006年1月31日 - 和歌山, 全国公演千秋楽
  • 2006年2月17日 - 東京, 東京公演初日(JR東日本アートセンター四季劇場[秋]
  • 2006年7月9日 - 東京, 東京公演千秋楽
  • 2006年10月21日 - 京都, 京都公演初日(京都劇場
  • 2010年2月6日 - 東京、四季劇場[秋]
  • 2010年4月1日 - 福岡、福岡シティ劇場
  • 2010年7月30日 - 京都、京都劇場

日本での公演回数[編集]

2000年の福岡公演[編集]

2000年の劇団四季福岡公演では、公演期間の途中より平日の公演時に、役者によるパフォーマンスが開演前のロビーで行なわれた。本公演の前の福岡シティ劇場における公演、『夢から醒めた夢』のロビーパフォーマンスが好評だったこと、また、本公演の集客率がいま一つだったこと、さらに福岡シティ劇場が構造的にパフォーマンスをする広さの余裕があったこと、などが影響を与えたと思われる。このパフォーマンスの開催中は、開演の直前まで時間の許す限り、ファンからのサインの求めに出演者は応じていた。パフォーマンスの種類は、役者が劇中の登場人物としてロビーを散歩する、喫茶コーナーにて休憩をとる(アイリーン、エベレット)、また入場時に挨拶をする(ザングラー)、ロビーの一角でダンスを披露する、など。