石山駅

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石山駅
駅南側(2006年10月2日)
駅南側(2006年10月2日)
いしやま - Ishiyama
瀬田 (2.5km)
(2.8km) 膳所
所在地 滋賀県大津市粟津町3-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 東海道本線琵琶湖線
キロ程 499.1km(東京起点)
米原から53.2km
電報略号 イシ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
25,004人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1903年明治36年)4月1日
乗換 京阪石山駅京阪石山坂本線
備考 直営駅
みどりの窓口
南出口バスターミナル(2007年11月6日)
北口(2006年10月2日)
のりば(2006年12月15日)
南口デッキ(2008年11月21日)

石山駅(いしやまえき)は、滋賀県大津市粟津町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線である。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線に外側待避線を持つ地上駅橋上駅舎を有している。改札口の横にキヨスクみどりの窓口の横にデイリーイン石山店がある。

直営駅大津駅被管理駅)。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象カードも利用可能。

石山駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先 備考
1 琵琶湖線 下り(外側線) 京都大阪方面 全ての特急と一部列車
2 琵琶湖線 下り(内側線) 京都・大阪方面
3 琵琶湖線 上り(内側線) 草津米原方面
4 琵琶湖線 上り(外側線) 草津・米原方面 全ての特急と一部列車
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
運転取り扱い上の番線
  • 1番線(ホームなし、下り外側線待避線)
  • 2番線(1番のりば、下り外側線本線)
  • 3番線(2番のりば、下り内側線)
  • 4番線(3番のりば、上り内側線)
  • 5番線(4番のりば、上り外側線本線)
  • 6番線(ホームなし、上り外側線待避線)
  • 新快速・普通とも主に内側線ホーム(2・3番のりば)に停車する。外側線ホーム(1・4番のりば)は「はるか」・「びわこエクスプレス」と朝ラッシュ時の新快速・草津線直通電車(下りは一部除く)が停車する。
  • 1番線は下りの待避線、6番線は上りの待避線でいずれもホームなし。回送・貨物列車の待避に使用されている。
  • 外側線からの待避線の分岐がある都合上、場内信号・出発信号を持つ。ただし、上下線間の渡り線はなく、内・外側線の転線もできない。
  • 各のりばに出発反応標識が設置されている。
  • ホームがカーブしていることもあって終日ホーム係員が常駐し旅客整理及び客扱終了合図を行っている。
駅設備
  • 上りホーム:上下エスカレーター、エレベーター
  • 下りホーム:上下エスカレーター、エレベーター

ダイヤ[編集]

日中時間帯は1時間あたり7本が停車する。朝晩は本数が多くなる。

貨物取扱[編集]

2007年まで専用線発着の車扱貨物を取り扱っており、貨物列車の設定があったが、現在は臨時車扱貨物のみを取り扱っており、そのため貨物列車の発着は無い。

駅北側にある日本電気硝子大津事業所へ関西日本電気が保有する専用線が上り線側から分岐し、石油輸送を行っていた。そのため塩浜駅~当駅間に石油輸送貨物列車が運行されていた。

駅南側にある東レ滋賀事業場へ専用線が下り線側から分岐し、石油輸送を行っていた。災害時など公共性の面があり権利だけは残っている。但し線路は2009年7月頃に全て撤去されており、国道1号との平面交差の踏切のレールも外され溝は埋められ、踏切信号も撤去されたが、専用線の路盤と踏切警報機のみ残存している。交通科学博物館静態保存されている1801号機(鉄道記念物)は、1964年に国鉄に寄贈されるまではこの専用線での入換作業で使用されていた。

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗車人員は25,004人である。滋賀県内の駅では草津駅南草津駅に次ぐ第3位で、JR西日本全体の駅では第34位である[1]

滋賀県統計書によると、近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年(平成04年) 23,456 [2]
1993年(平成05年) 23,992 [3]
1994年(平成06年) 24,192 [4]
1995年(平成07年) 24,851 [5]
1996年(平成08年) 25,081 [6]
1997年(平成09年) 24,758 [7]
1998年(平成10年) 24,322 [8]
1999年(平成11年) 23,764 [9]
2000年(平成12年) 23,623 [10]
2001年(平成13年) 23,438 [11]
2002年(平成14年) 23,043 [12]
2003年(平成15年) 23,039 [13]
2004年(平成16年) 22,949 [14]
2005年(平成17年) 23,320 [15]
2006年(平成18年) 23,677 [16]
2007年(平成19年) 24,098 [17]
2008年(平成20年) 24,412 [18]
2009年(平成21年) 23,977 [19]
2010年(平成22年) 24,156 [20]
2011年(平成23年) 24,475 [21]
2012年(平成24年) 24,722 [22]
2013年(平成25年) 25,004 [1]

駅周辺[編集]

北口[編集]

南口[編集]

バス路線[編集]

現行経路[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
石山駅 1 4 京阪石山寺・赤川・新浜 大石小学校 京阪バス
2 京阪石山寺・赤川 新浜 京阪バス
54 京阪石山寺・野々宮・南郷二丁目東・新浜 大石小学校 京阪バス 平日運転
52 京阪石山寺・野々宮・南郷二丁目東 新浜 京阪バス
53 京阪石山寺・野々宮・千寿の郷 南郷二丁目東 京阪バス
1 京阪石山寺・野々宮 石山団地 京阪バス
31 唐橋前・石山高校前・大津車庫 石山団地 京阪バス
30 唐橋前・石山高校前 大津車庫 京阪バス 1日1~2本
3,3B 唐橋前・石山高校前 国分団地 京阪バス
31A 東レ正門前・石山高校前・大津車庫 石山団地 京阪バス 朝運転
30A 東レ正門前・石山高校前 大津車庫 京阪バス 平日土曜朝1本
3A 東レ正門前・石山高校前 国分団地 京阪バス 朝運転
NS   滋賀大学 京阪バス 平日朝1本
16 滋賀病院前・大津市民病院大津駅浜大津 大津京駅 京阪バス 国道経由
11,14 滋賀病院前 大津市民病院 京阪バス 平日朝2本
26 膳所公園・大津署前・大津駅・浜大津 大津京駅 京阪バス 湖岸経由
平日朝1本
25 膳所公園・大津署前・大津駅 浜大津 京阪バス 湖岸経由
2 神領団地線 神領建部大社前・神領団地 瀬田駅 近江鉄道
野郷原線 神領建部大社前・野郷原・新緑苑団地 松陽3丁目 近江鉄道
神領建部大社前・野郷原・新緑苑団地 大津市公設市場 平日朝1本
神領3丁目・新緑苑団地 瀬田ゴルフ場 朝運転
国道線 滋賀病院前・滋賀病院・大津市民病院・大津駅 浜大津 近江鉄道 国道経由
滋賀病院前・大津市民病院・大津駅 浜大津 国道経由
土休日朝夕運転
滋賀病院前 滋賀病院 平日朝夕運転
湖岸線 膳所公園・大津署前・大津駅 浜大津 近江鉄道 湖岸経由
3 310 建部大社 龍谷大学 帝産湖南交通 平日3本
建部大社・県立アイスアリーナ・大津市公設市場 龍谷大学 土曜3本
10 建部大社・田上車庫・平野・牧口・信楽駅 信楽案内所 帝産湖南交通 夕2本
建部大社・田上車庫・平野 牧口 夕夜間運転
150 瀬田川団地・石居町・田上車庫・平野 MIHO MUSEUM 帝産湖南交通 MIHO MUSEUM開館時の朝昼運転
50 瀬田川団地・石居町 田上車庫 帝産湖南交通
30 瀬田川団地・石居口・里 田上車庫 帝産湖南交通 平日朝夕運転
130 瀬田川団地・石居口・里 アルプス登山口 帝産湖南交通
40 瀬田川団地・太子・里 田上車庫 帝産湖南交通
140 瀬田川団地・太子・もみじが丘 アルプス登山口 帝産湖南交通
120 売店前・永大団地前・観音口 石山駅 帝産湖南交通 東レ・焼野循環

廃止[編集]

西日本JRバス(2002年9月30日限りで廃止)

京阪宇治バス(2008年10月31日限りで廃止)

  • 95 小田原
  • 96 維中前

歴史[編集]

東海道線石山駅急行列車脱線転覆事故[編集]

現場(石山駅草津方)

1930年昭和5年)4月25日 、東京発下関行き急行第5列車(14両編成、牽引機C53 30(国鉄C53形蒸気機関車)、乗客約650名)が石山駅に差し掛かり下り本線から中線へのポイントを通過時に脱線転覆し、13名が重軽傷を負った。石山駅はカーブになっており、普段は通らない中線への渡り線も急角度で、そこに遅れを取り戻すため高速で進入した事が原因とされた[23]。木造客車ならば1926年(大正15年)9月23日山陽本線特急列車脱線事故のように粉砕していた所だが、半鋼製客車だったため被害は少なく済んだ。機関士は100円の罰金刑を受けた[24]

この事故を受けて、山陽本線河内駅構内の配線と速度制限の調査が行われ、誤ったポイント付け替え工事がされた事が、9ヶ月後の山陽線急行列車脱線事故の原因となったという[25]。 瀬田川が写っていることから、写真は跨線橋から草津方を見た撮影と思われ、当時の石山駅にはランプ小屋があった事が分かる。

年表[編集]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
琵琶湖線(東海道本線)
新快速
南草津駅 - 石山駅 - 大津駅
普通(京都駅または高槻駅以西は快速となる列車を含む)
瀬田駅 - 石山駅 - 膳所駅

脚注[編集]

  1. ^ a b 鉄道事業ダイジェスト”. 西日本旅客鉄道. 2014年7月3日閲覧。
  2. ^ 第12章運輸・通信 138.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成4年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  3. ^ 第12章運輸・通信 136.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成5年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  4. ^ 第12章運輸・通信 135.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成6年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  5. ^ 第12章運輸・通信 134.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成7年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  6. ^ 第12章運輸・通信 134.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成8年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  7. ^ 第12章運輸・通信 133.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成9年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  8. ^ 第12章運輸・通信 131.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成10年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  9. ^ 第12章運輸・通信 136.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成11年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  10. ^ 第12章運輸・通信 136.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成12年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  11. ^ 第12章運輸・通信 133.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成13年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  12. ^ 第12章運輸・通信 133.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成14年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  13. ^ 第12章運輸・通信 134.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成15年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  14. ^ 第12章運輸・通信 133.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成16年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  15. ^ 第12章運輸・通信 133.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成17年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  16. ^ 第12章運輸・通信 131.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成18年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  17. ^ 第12章運輸・通信 127.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成19年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  18. ^ 第12章運輸・通信 129.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成20年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  19. ^ 第12章運輸・通信 129.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成21年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  20. ^ 第12章運輸・通信 129.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成22年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  21. ^ 第12章運輸・通信 129.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成23年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  22. ^ 第12章運輸・通信 128.JR運輸状況、滋賀県統計書(平成24年度)、滋賀県ホームページ、2014年5月5日閲覧
  23. ^ 大阪朝日新聞1930年4月26日
  24. ^ 『決定版昭和史5 昭和の幕開く 昭和元年‐5年』(1984年、毎日新聞社)
  25. ^ 「続・事故の鉄道史」(日本経済評論社)第3話「河内駅五五号転轍器のミステリー―制限速度一覧表は教養材料にすぎず」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]