瀬田駅 (滋賀県)

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瀬田駅
駅舎と南口駅前広場(2005年7月)
駅舎と南口駅前広場(2005年7月)
せた - Seta
南草津 (2.7km)
(2.5km) 石山
所在地 滋賀県大津市大萱一丁目10-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 東海道本線琵琶湖線
キロ程 496.6km(東京起点)
米原から50.7km
電報略号 セタ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
17,240人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1969年昭和44年)8月12日
備考 直営駅
みどりの窓口
ホーム

瀬田駅(せたえき)は、滋賀県大津市大萱一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線である。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。ホーム有効長は12両編成になっている。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

直営駅大津駅の被管理駅)かつICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

瀬田駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先 備考
1 琵琶湖線 下り(外側線) 京都大阪方面 一部の列車のみ
2 琵琶湖線 下り(内側線) 京都・大阪方面
3 琵琶湖線 上り(内側線) 草津米原方面
4 琵琶湖線 上り(外側線) 草津・貴生川方面 草津線直通のみ

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。

  • 外側線に停車する列車は草津線直通列車(京都方面は一部除く)のみである。内側線・外側線ともに通過列車(新快速・特急など)が存在する。
  • 以前は草津線直通の普通列車は当駅だけを通過していたことがある。

ダイヤ[編集]

日中時間帯は1時間あたり4本が停車する。朝時間帯は本数が多くなる。

利用状況[編集]

2012年度の一日平均の乗車人員は17,240人で、琵琶湖線内の新快速が通過する駅では最多。また停車駅である守山、野洲、能登川、彦根、米原よりも多い。

滋賀県統計書によると、一日平均の乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1992年 17,719[1]
1993年 18,207[2]
1994年 17,323[3]
1995年 16,013[4]
1996年 16,594[5]
1997年 16,539[6]
1998年 16,599[7]
1999年 16,214[8]
2000年 16,216[9]
2001年 16,183[10]
2002年 15,909[11]
2003年 16,254[12]
2004年 16,598[13]
2005年 16,646[14]
2006年 17,148[15]
2007年 17,279[16]
2008年 17,484[17]
2009年 17,011[18]
2010年 16,970[19]
2011年 17,052[20]
2012年 17,240[21]

駅周辺[編集]

北口[編集]

南口[編集]

滋賀医科大学や龍谷大学、東大津高校へは南口からのバスを利用する。

バス路線[編集]

バスターミナルは駅の南口にあり、近江鉄道帝産湖南交通が発着している。

1のりば 帝産湖南交通
101 大学病院・松が丘三丁目 田上車庫  
大学病院・平野 堂橋 夕1本
201 文化ゾーン・大学病院・パナソニック東口 青山五丁目 平日朝夕と土休日昼運転
301 文化ゾーン 大学病院  
2のりば 近江鉄道バス
浜街道線 近江大橋口・御倉・東上笠 草津駅西口 朝運転
瀬田イオンモール線 近江大橋口 イオンモール草津  
瀬田草津線 国道 南草津駅 平日朝運転
瀬田飛島線 笠山・パナソニック東口・立命館大学 青山五丁目 一部立命館大学止
医大線 文化ゾ-ン前 大学病院前  
瀬田市場線 瀬田公園・県立アイスアリーナ 大津市公設市場  
庄山東自治会館線 大江東 庄山東自治会館  
大江循環線 檜山・電業会館前 大江循環 土休日1本
高橋川循環 久保江・高橋川 高橋川循環 土休日2本
神領団地線 大江・神領団地・神領建部大社前 石山駅  
瀬田循環線 針田橋・玉の浦 瀬田循環  
3のりば 帝産湖南交通
11 瀬田公園 龍谷大学  
21 小松原・びわ湖レストタウン 長寿社会福祉センター  
小松原 びわ湖レストタウン 平日昼夜と土休日夜運転
月の輪三丁目・びわ湖レストタウン 長寿社会福祉センター  
111 瀬田公園・龍谷大学・県立アリーナ 大津市公設市場  
瀬田公園・県立アリーナ 大津市公設市場 朝1本
301 小松原・びわ湖レストタウン・長寿社会福祉センター 大学病院前 平日朝昼運転

歴史[編集]

駅設置の経緯[編集]

現在の瀬田駅の区間の東海道本線が開通したのは1889年(明治22年)の東海道本線全通時であるが、当時は馬場駅(現在の膳所駅)から草津駅の間に停車場(駅)は無かった。1900年(明治33年)7月、栗太郡瀬田村(当時)は逓信大臣に対し、この馬場駅 - 草津駅間の停車場として南大萱(現在の瀬田駅とほぼ同位置)への停車場設置を請願した。しかしこの停車場設置の請願は採用されず、馬場駅 - 神戸駅間の複線化が完成した翌年の1903年(明治36年)に石山駅が先に開業する事となった。結局瀬田駅設置へと話が進むのは、それから半世紀近く後の事となる。

瀬田駅設置へ向かうきっかけになったのは、東海道新幹線の建設であった。東海道新幹線は瀬田町(当時)を通過するルートとなっており、1960年(昭和35年)に地元に対して立ち入り測量の了解を求めた。これに対して地元は、当時の平均国鉄駅間距離が4kmに対し石山駅 - 草津駅間が7.7kmである事などから、測量協力の代償として瀬田駅開設を強く主張した。この請願に加え、当時の東海道本線では輸送量の逼迫などから1966年(昭和41年)から瀬田川橋梁工事をはじめとした京都駅 - 草津駅間の複々線化工事が行われていた事から、この工事と関連して行う形で地元念願の瀬田駅新設が決定された。当初の開業予定は1970年(昭和45年)3月だったが、地元の熱意で1969年(昭和44年)8月に繰り上げて開業する事となった。この瀬田駅は請願駅の為、工事費1億1800万円は地元の瀬田町(1967年の合併により大津市)が引き受ける事となり、企業からの寄付や滋賀県の補助・大津市の市債によって賄われた。ちなみに、東隣の南草津駅は1994年(平成6年)に開業した。

年表[編集]

その他[編集]

  • 平日の朝は、バスを利用する学生のために駅前のロータリーに長蛇の列ができ、朝通学ラッシュ時間帯や雨の日を中心に混雑が深刻であったことから、8:36 - 9:15間の龍谷大学への直行便は駅から徒歩約5分の京都中央信用金庫瀬田支店横に専用乗り場が新設された。
  • 乗車券には、熊本県の「瀬田」(JR九州豊肥本線)駅との混同を避けるため、「(東)瀬田」と表示される。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
琵琶湖線(東海道本線)
新快速
通過
普通(京都駅または高槻駅以西は快速となる列車を含む)
南草津駅 - 瀬田駅 - 石山駅

参考文献[編集]

  • 大津市制100周年記念事業 わがまち瀬田東 瀬田東学区郷土史編集委員会発行 1998年11月1日

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]