GRAPEVINE
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(田中和将から転送)
| GRAPEVINE | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 別名 | バイン |
| 出身地 | |
| ジャンル | ロック ブルースロック オルタナティヴ・ロック |
| 活動期間 | 1993年 - |
| レーベル | ポニーキャニオン (1997年 - ) |
| 事務所 | ポニーキャニオン |
| 共同作業者 | 根岸孝旨(1999年 - 2002年) 長田進(2005年 - ) |
| 公式サイト | GRAPEVINE OFFICIAL SITE |
| メンバー | |
| 田中和将 (ボーカル、ギター) 西川弘剛 (ギター) 亀井亨 (ドラムス) |
|
| 旧メンバー | |
| 西原誠 (ベース) | |
GRAPEVINE(グレイプバイン)は、ボーカル・ギター・田中和将、ギター・西川弘剛、ドラムス・亀井亨の3人からなる日本のロックバンドである。1993年に大阪府で結成。レコード会社はポニーキャニオン。公式ファンクラブは「BALLGAG」である。
目次 |
[編集] 概要
田中による文学的な歌詞、3人のメロディーメーカーによる曲、また力強いライブでファンを惹きつけるロックバンド。バンド名の由来はマーヴィン・ゲイのヒット曲"I Heard It Through The Grapevine"(邦題「悲しいうわさ」)から。直訳すると「葡萄のつる」、転じて「よくない噂」という意味も込められている。
楽曲の作詞は田中が行い、作曲はメンバー全員がそれぞれ担当するが、近年はバンドセッションから作られる曲も増えてきている。
[編集] メンバー
[編集] 現メンバー
- 田中和将(たなか かずまさ、1974年1月15日-)ボーカル、ギター
- 兵庫県神戸市出身。大阪府枚方市育ち。O型。大阪府立守口高校卒業。作詞と一部楽曲(主にアルバム、c/w)での作曲を手がける。
- Fender JAZZMASTER、Fender TELECASTER、Gibson SG SPECIAL、Epiphone CASINO、Gibson J-50を使用。
- トレードマークは虹色ストラップ。FTK&Kでもボーカル、ギターを担当している。
- 兄が持っていたRCサクセション、THE STREET SLIDERS、ゴダイゴのCDを聴いたことが、音楽にハマるキッカケとなっている。
- 読書家であることを公言しており、作家や作品が詞のモチーフになった楽曲も多々ある。自身が好きな作家に坂口安吾や安部公房、阿佐田哲也の名を挙げている[1]。
- 2009年頃から高野と共に「Permanents」名義での活動も行っている。
- 西川弘剛(にしかわ ひろよし、1969年11月14日-)ギター
- 奈良県出身。O型。桃山学院大学経済学部卒業。一部楽曲で作曲も手がけるが、3人体制になってからは作曲する機会は少なくなっている。
- Fender TELECASTER、Gibson LES PAUL STANDARD、Fender FAT TELEを使用。
- 愛称は、兄貴、大統領、師匠、ミスターなど。バンド結成時からのメンバーである。
- 以前、サポートメンバーの高野からの誘いで小谷美紗子のライブでサポートを務めた事がある[1]。
- 亀井亨(かめい とおる、1972年8月2日-)ドラム
[編集] サポートメンバー
- 金戸覚(かねと さとる、1966年8月25日- )ベース。
- 愛媛県出身。A型。元WILLIES APPLE、元JOHN BRIEF。B.F.I、FTK&Kでも活動している。
- 寺岡呼人や玉木宏、柳田久美子、門田匡陽などのライブやレコーディングにも参加している。
- 西原休養時の2001年にライブ「Whitewood」に参加。2003年のツアー以降、再びサポートとしてバンドの作品及びライブに参加。
- 高野勲(たかの いさお、1969年3月5日-)キーボード、ギター
- 北海道出身。元benzo。
- Scoobie Doや小谷美紗子、サニーデイ・サービスなどのライブでサポートメンバーを努めたことがあり、ロックバンド・Rouse Gardenのプロデューサーも担当している。
- 金戸と同じく2001年のライブ「Whitewood」から参加。12thシングル「ナツノヒカリ」からバンドの作品・ライブに参加している。
- 2009年頃から田中と共に「Permanents」名義での活動も行っている。
- 二人は正式なメンバーでは無いものの、3人体制になってからのインタビューで田中は「意識としては今年(2003年)から(金戸、高野を含めた)5人バンドなんで」[2]、「実際にライブでもレコーディングでもずっと5人で作っているんで、ほとんどメンバーみたいな気分というか、こっちとしては、5人バンドをやっている気分」[3]と発言しており、バンドには欠かせない存在となっている。
[編集] 元メンバー
[編集] 来歴
1993年、西原誠、西川弘剛らにより大阪で結成。同年に田中和将、翌1994年に亀井亨が加入し、大阪を拠点に精力的に活動を行う。
1997年にミニアルバム『覚醒』でメジャーデビューし、東京に進出する。
1999年に4thシングル「スロウ」でブレイク。同年にリリースされた2ndアルバム『Lifetime』はバンド最高位となるオリコン初登場3位を獲得した。
2001年、結成当時からのリーダーである西原誠が、ジストニア治療に専念するためバンドを一時離脱。翌2002年に復帰するが、ジストニアの症状が再発した為、同年内をもって脱退。
メジャーデビュー以降は2006年を除いて、ほぼ毎年コンスタントにアルバムをリリースしている(2009年は「長田進withGRAPEVINE」名義でのリリース)。
[編集] エピソード
[編集] メンバー
- 田中はもともとボーカルではなくギターで入りたかった。そのため、デビュー前にボーカルの重圧に耐えかね一時失踪している(実際は西原の留守電に辞めたい旨の伝言を残し、その足でフェリーで四国に向かうがその日のうちに帰ってきた)。その後西原による再三の説得により復帰。ギター志望だっただけありギターの腕前は良く、よくライブで西川と掛け合いでギターソロをやっている。
- 西川は雑誌のインタビューでギター選びの判断基準を聞かれた際に、コストパフォーマンスだと答えている。
- 昔はバンド貯金をしており、そのために銀行に口座も作っていた。ちなみに、田中のCASINOはそのお金で買ってもらったものである。
- 西川は西原脱退の際に「ベースがいない音楽があってもいいじゃないか。だから残りなさいよ、君は」「(3人になっても)続ける意味があるのかと考えたとき、自分一人になった時に僕にどんな価値があるのかなと思って。そういうのを知る意味では正直辞めてもいいかなとちょっと思ったんですよ」とコメントしている[5]。
- 田中はアルバム『Circulator』のインタビューで、メンバー2人の魅力を聞かれた際、亀井を「メロディーメーカー。多彩です。」、西川を「打率10割。天才です。」と答えている[6]。
[編集] 楽曲
- ボーカルの田中の書く歌詞はデビュー当時から「非常に奥行きがあり、深読みしていけば尽きる事がない文学性を持つ」とメディアから絶賛されているが当の本人は「ストレートに書くと恥ずかしいからちょっと捻っているだけ」と語っている[7]。また、「読んできている本とかの影響で、あんまり歌詞を書こうと思ってない」、「歌詞というよりは感覚で捉えてくれっていう感じになってきてます」とも発言している[8]。
- デビューとしては珍しいミニアルバムという形態であったが、それは当時の主流であった8cmシングル、また流行していた12cmシングルでデビューしたくないというメンバーの天邪鬼な性格からきたものだった。その後1st・2ndシングルは8cmで発売するが、3rdシングルからは12cmになり、また1st・2ndシングルに至っては12cmで再発もされている。
- デビュー当時から現在まで、全てのメンバー(特に田中と西原)は、インタビューや著書などで、幾度となくアメリカのブルースやファンクなどの、いわゆるブラック・ミュージックや古典的なロック(田中曰く、「ルーツ・ロック」)からの影響を公言しており、作曲やプレイスタイル、楽曲のタイトルなどにも、それが反映されている。しかし、近年は、田中がウィルコ[9]やバトルスからの影響を公言するなど、ポスト・ロック的なアプローチや後述のセッションによる作曲も増え、より多角的なサウンドになっている。
- アルバム「退屈の花」に収録されている「1&MORE」は、矢野顕子の「ひとつだけ」にインスパイアされて書いた曲である。
- シングル「君を待つ間」は亀井が初めて作曲した曲である。当時のメンバーはかなりベタ褒めした。
- シングル「超える」のc/w「エレウテリア」とは、サミュエル・ベケットの戯曲のひとつで、「自由」を意味する。
- セッションで曲を作るようになったのは、スタジオを一日押さえている状況でレコーディングを終えてしまった際にプロデューサーの長田が言った「セッションでもしてみなよ」という言葉がキッカケになっている[10]。セッションでの曲作りは、基本的にサポートメンバーの金戸と高野を含めた5人で行われているが、例外的に『真昼のストレンジランド』のセッション曲は3人で作られている。
[編集] その他
- ライブDVD「GRAPEVINE tour2007 “ママとマスター”FINAL」には、副音声としてメンバーと鹿野淳によるオーディオコメンタリーが収録されているが、「たとえばお笑いDVDの副音声みたいに、くだけたものにしよう」ということでビール・焼酎・ワイン・日本酒といった酒をスタジオに持ち込んでの収録となった。
- かつてのプロデューサーである根岸孝旨と、現在のプロデューサーである長田進は、Dr.StrangeLoveというユニットで活動している。
- PV作品のほとんどがJET(スペースシャワーTV独占PV)である。(「ナツノヒカリ」「女たち」等、一部例外もある。)
- デビューが同時期であるTRICERATOPSとは交流がある[11]。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] インディーズ
- 家に帰れば(1995年12月)
- そら/恋は泡/6/8/Through time/Paces
- Hybrid Soup(1996年10月23日)
- 君を待つ間/SOUL FOUNDATION/恋は泡
- TIME IS ON YOUR BACK(1996年)
- TIME IS ON YOUR BACK/君を待つ間
[編集] シングル
- そら 1997.12.3(2000.3.15にマキシシングルとして再発売)
- 君を待つ間 1998.4.1.(2000.3.15にマキシシングルとして再発売)
- 白日 1998.9.2
- スロウ 1999.1.20
- 光について 1999.4.21
- 羽根/JIVE 1999.8.18
- Reverb 2000.2.2
- ふれていたい 2000.11.1(初回盤限定8cmCD付)
- Our Song 2001.1.31
- discord 2001.6.20(初回盤限定CD-EXTRA付)
- 風待ち 2001.7.18
- ナツノヒカリ 2002.6.19
- BLUE BACK 2002.10.17
- 会いにいく 2003.9.3
- ぼくらなら 2003.10.29
- BREAKTHROUGH 2004.3.3
- その未来 2005.7.20(初回盤限定8cmCD付)
- 放浪フリーク 2005.9.21
- FLY 2006.9.20
- 指先/COME ON 2007.2.7(1万枚限定生産、DVD付)
- 超える 2007.10.24
- ジュブナイル 2008.3.5
- CORE/Wants 2008.5.21
- 疾走 2009.5.27(初回版限定DVD付)
- 風の歌 2010.11.17(限定スペシャル・ブック付)
[編集] オリジナルフルアルバム
- 「退屈の花」から「déraciné」までのアルバムは、「From a smalltown」発売時に低価格・限定盤として再発売された。
- 退屈の花 1998.5.20(アナログ盤も同時発売)
- Lifetime 1999.5.19(アナログ盤も同時発売)
- Here 2000.3.15(アナログ盤も同時発売)
- Circulator 2001.8.1
- another sky 2002.11.20
- イデアの水槽 2003.12.3
- déraciné 2005.8.24
- From a smalltown 2007.3.7(初回盤はDVD付き)
- Sing 2008.6.18
- TWANGS 2009.7.15
- 真昼のストレンジランド 2011.1.19(DVD付き2枚組)
[編集] オリジナルミニアルバム
- 覚醒 1997.9.19
- Everyman,everywhere 2004.11.17(初回盤限定ライブDVD付)
- MISOGI EP 2012.2.15(初回盤限定スタジオライブDVD付)
[編集] その他アルバム
- Divetime (リミックスアルバム、アナログ盤も同時発売) 1999.8.18
- GRAPEVINE LIVE 2001 NAKED SONGS (ライブアルバム、初回盤限定ライブDVD付) 2002.2.20
- OUTCAST〜B-SIDES+RARERITIES〜 (カップリング集) 2003.9.18
- Chronology〜a young person's guide to Grapevine〜(シングル集) 2004.3.17
- 覚醒〜10th Anniversary Special Package〜 2007.9.19
- MALPASO (「長田進 with GRAPEVINE」名義) 2010.6.16
[編集] 映像作品
- 7 CLIPS(ビデオ(後にDVD化)/ビデオクリップ集)1999.5.19
- GRAPEVINE LIVE 2001 NAKED FILM (ビデオ・DVD/ライブフィルム)2002.9.4
- 10 CLIPS (ビデオ・DVD/ビデオクリップ集)2002.9.24
- 7CLIPS+MORE (DVD/ビデオクリップ集)2005.9.21
- sweet home adabana 2005 (DVD/ライブフィルム)2006.4.5
- GRAPEVINE tour2007 “ママとマスター”FINAL (DVD/ライブフィルム)2007.8.8
- 8CLIPS 2005-2008 (DVD/ビデオクリップ集)2008.9.3
- GRAPEVINE tour 2011「真昼のストレンジランド」 (DVD/ライブフィルム)2011.8.17
[編集] 書籍
- 『書生・田中和将の“とんと、ご無沙汰。”』(田中和将)
- 『田中牛乳』(田中和将)
- 『「ママとマスター」インタビューブック』(ツアー会場・タワーレコードの通信販売のみの限定発売)
[編集] タイアップ
- そら(TBS「BLITZ INDEX」1997年12月オープニングテーマ)
- 君を待つ間(TBS「COUNT DOWN TV」1998年4月エンディングテーマ)
- 白日(NHK-FM「ミュージックスクエア (NHK-FM)」オープニングテーマ)
- スロウ(テレビ朝日「リングの魂」エンディングテーマ)
- 光について(TBS「新ウンナンの気分は上々。」NHK総合「てれごじ。」エンディングテーマ)
- いけすかない(フジテレビ「プロモマニア」エンディングテーマ)
- 羽根(NHK BS-2「新・真夜中の王国」オープニングテーマ)
- ダイヤグラム(テレビ朝日「AFCアジアカップ2000」テーマソング)
- discord(WOWOW「コパ・アメリカ2001」テーマソング)
- (All the young)Yellow(ダンロップ「デジタイヤ」CMソング)
- BLUE BACK(テレビ朝日「さまぁ〜ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!」エンディングテーマ)
- 会いにいく(日本テレビ「TVおじゃマンボウ」エンディングテーマ)
- ぼくらなら(日本テレビ「AX MUSIC-TV」 POWER PLAY)
- Metamorphose(TBS「格闘王」エンディングテーマ)
- アダバナ(テレビ東京「30minutes鬼」エンディングテーマ)
- ノーランズ「恋のハッピー・デート」カバー(サントリー「カロリ」CMソング)
- 指先(日本テレビ「いただきマッスル!」2007年3月エンディングテーマ)
- COME ON(映画「フライ・ダディ・フライ」日本版イメージソング)
- 超える(TBS「神さまぁ〜ず」2007年9月・10月エンディングテーマ)
- Wants(AT-X「無限の住人」エンディングテーマ)
[編集] 参加作品
- Mellowheadミニアルバム『ラハイナ』収録「ラハイナ-southbound mix-」
- ジョージ・ハリスン追悼トリビュート・アルバム『Gentle Guitar Dreams』収録「THE LIGHT THAT HAS LIGHTED THE WORLD」(田中&亀井)
- コンピレーションアルバム『aloha all cast presents[12 smile&pray]あろは』収録「青い魚」
- ザ・コレクターズトリビュート・アルバム『BEAT OFFENDERS A TRIBUTE TO THE COLLECTORS』収録「TEENAGE FRANKENSTEIN」(FT2K'S-現FTK&K)
- Mellowheadアルバム『Mellowhead』収録「ラハイナ2-southbound mix-」
- コンピレーションアルバム『802HAVYROTATIONS J-HITS COMPLATE 96-99』収録「白日」
- スキマスイッチシングル「全力少年」収録「さみしくとも明日を待つ」
- つじあやのシングル「Shiny Day/愛の真夏」
- ユニコーントリビュート・アルバム『ユニコーン・トリビュート』収録「ニッポンへ行くの巻」
- 柳田久美子マキシ・シングル『あなたと私』収録「レモン色の世界」(西川・ギター参加)
- The Ma'amミニアルバム『Always』収録「ハートエイクAZ with田中和将」
- アナログフィッシュアルバム『Fish My Life』(亀井・ドラム参加)
[編集] 脚注
- ^ a b 『GRAPEVINE』 SPECIAL INTERVIEW hotexpress
- ^ GRAPEVINE VIBE MONTHLY PUSH
- ^ GRAPEVINE インタビュー hotexpress 1ページ
- ^ 2002年12月25日号の「ROCKIN'ON JAPAN」のインタビューで本人は、脳外科医の病院で手術を行ったものの症状が回復せず、「これ以上脳を手術すると車椅子生活の可能性もある」という旨を医師から告げられていた事を明かしている。
- ^ 2002年12月25日号「ROCKIN'ON JAPAN」より
- ^ グレイプバイン 田中和将スペシャルコメント到着!! 2001年9月3日付
- ^ 過去のROCKIN'ON JAPANインタビューより
- ^ GRAPEVINE インタビュー hotexpress 4ページ
- ^ GRAPEVINE インタビュー/@ぴあ
- ^ GRAPEVINE インタビュー hotexpress 2ページ
- ^ GRAPEVINEインタビュー! 1/2
[編集] 外部リンク
- GRAPEVINE - 公式ウェブサイト
- PONYCANYON MUSIC - 所属事務所による公式ページ
- GRAPEVINE - ポニーキャニオンによるアーティストページ
- news_grapevine - Twitter
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