パンくん
パンくん(2001年10月1日 - )は、オスのチンパンジー。
日本テレビのバラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』に出演し、人間の子供さながらの行動と知能で「天才チンパンジー」と呼ばれるほど人気を博している。相棒のブルドッグ「ジェームズくん」と出演し、絶妙なコンビネーションを見せる。TBSのバラエティ番組『どうぶつ奇想天外!』にも頻繁に出演しており、動物アイドルの代表的存在の1頭である。熊本県阿蘇市のカドリードミニオンの動物ショー『みやざわ劇場』でもショーを披露する。
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[編集] 行動や趣味
生まれた頃より人間と共に生活し、人間の生活様式を教えられてきたため、特に人間のような行動をとり、趣味を持つと番組内で紹介される。しかし、さまざまな行動の意味や目的を実際に理解できているかどうかは疑問であり、ストーリーの大部分は演出だと考えるのが自然である。
- 人間と似た行動
- 衣服の着用
- ブルドッグのジェームズをリードをきちんと使用して散歩させる
- おつかいや買い物を一人で(もしくはジェームズの散歩がてら)行う
- カメラで写真を撮影する
- 箸、スプーン等を上手に用いて食事をとる
- 焼き魚を骨だけ残して綺麗に食べる
- 相手の話を頷きながら聴いて同意する
- その他温泉、シャボン玉など初めて経験するものはやや警戒するが、慣れると人間のように対応する
- パンくん独特の行動
- 初対面の人物(番組の出演者)に好意を持って抱きつくと、相手の鼻の穴をほじる癖を持つ
- 時折地面に仰向けに倒れ、全身が痙攣したように震えることがある(番組の演出から「嬉しい」という感情表現らしい)
特に写真撮影がお気に入りの趣味としてテレビ番組では紹介されている。番組内では常にカメラを携帯し、気に入った風景や被写体をその場で撮影している。初期の頃は不慣れな為か、むやみにシャッターを切っただけとも思えるものばかりであったが、近年では被写体を主役としてよく捉えブレも少なくなっており、人間の作品と遜色がない程にまで成長している。 また、パンくんをことに可愛がっているといわれるタレントに志村けんが挙げられる。上記の「天才!志村どうぶつ園」で共演して以降、他局の番組でも「パンくんはほんとに可愛いんだ」と嬉しそうに話す姿がみられ、また同じ番組で共演している山瀬まみによると、酒の席で泥酔すると「パンくんに会いたい」と泣くことがあるという(メレンゲの気持ちゲストトークより)。
バナナやぶどうが好物である。また、カップラーメンも器用にポットからお湯を注いで作って食べている。どうやらカップラーメンも好物の様である。焼き芋も好物の様である。 一方でたとえぬいぐるみでも怖がるほどにヘビが苦手であり、一度山道で遭遇してジェームズに助けられたことがある。
ジェンガが得意で、チンパンジーにある手先の器用さを生かして慎重に倒さぬ様に見事にブロックを抜き取れる。『天才!志村どうぶつ園』では志村けんとジェンガをして、先述した器用さで慎重なブロックの抜き取り方次々に上手にブロックを抜き取り、志村を翻弄。最後は志村がタワーを倒してしまい、パンくんが勝利した。
ポコちゃんというチンパンジーに好意をもっている。
ゴウちゃんという妹がいる。
[編集] 法律抵触問題
パンくんの過度なテレビ出演について、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)に抵触するおそれがあるとして、環境省は2005年8月に日本動物園水族館協会を通じて調査を行った。チンパンジーはワシントン条約附属書Iに記載される絶滅の恐れのある種であり、学術研究・展示・繁殖の目的に限って許可を得ての譲渡が可能であるが、環境省は「繁殖に支障がなければ問題ない」として当該動物園への行政指導で幕引きをした[1]。なお、野生のチンパンジーは9歳程度から繁殖可能とされる[2] が、チンパンジー同士での社会交渉を経験せずに育つと、正常な繁殖行動ができないとされる。この行政指導ののち、カドリードミニオンは展示・研究・学習を目的とした総合施設「チンパンジー学習の森」を設置し、チンパンジーのふれあい交流展示をおこなうようになった[3]。現在は、パン君のテレビ出演も園外では無く、カドリードミニオン内でのみ行なわれている。
日本動物園水族館協会(日動水)は、チンパンジーに服を着せて芸をさせるなどの擬人化は「その種の本来持っている習性や形態が正しく理解できるものにする」とした倫理要綱に反するとして、 対応の見直しを阿蘇カドリードミニオンに求めていた。しかし、カドリードミニオン側は、「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」と拒否し、2008年12月に日動水から退会勧告を受け、09年1月に退会した。 日動水会長の小宮輝之・上野動物園園長は、「成獣に近い希少動物の チンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念している。一方、「天才!志村どうぶつ園」を放送する日本テレビは、「出演時はパンくんの負担がないようにしている」として、出演を続ける意向を示している。
[編集] その他
パンくんとCHIMPAN NEWS CHANNELに出演していたゴメス・チェンバリン(市原ぞうの国・スマイル)は血縁関係にある。[4]父親が同じチンパンジー。つまり、異母兄弟である。