「JNNニュースの森」の版間の差分
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=== JNN各局の番組状況 === |
=== JNN各局の番組状況 === |
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* 全国ニュースは基本的には『JNNニュースの森』で統一。但し、ローカルの場合は各地域ごとに番組名や内容、放送形態が異なる。それらの番組については、[[JNN夕方ローカルニュース一覧]]を参照のこと。 |
* 全国ニュースは基本的には『JNNニュースの森』で統一。但し、ローカルの場合は各地域ごとに番組名や内容、放送形態が異なる。それらの番組については、[[JNN夕方ローカルニュース一覧]]を参照のこと。 |
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* 尚、[[テレビユー山形]]では番組終了後の2006年3月まで特集(関東ローカル枠)をネットしていた他、2000年3月まではスポーツや天気まで関東ローカル枠を完全ネットしていた<ref group="注">但し、1997年4月から2000年3月までの17:55 - 18:00の間のコーナーは除く。</ref>。これは同局が開局当時、経費を抑える為必要最低限の報道取材活動しか行えず、ローカルニュースだけのワイド番組を制作する事ができなかったからである。 |
* 尚、[[テレビユー山形]]では番組終了後の2006年3月まで特集(関東ローカル枠)をネットしていた他、2000年3月まではスポーツや天気まで関東ローカル枠を完全ネットしていた<ref group="注">但し、1997年4月から2000年3月までの17:55 - 18:00の間のコーナーは除く。</ref>。これは同局が開局当時、経費を抑える為必要最低限の報道取材活動しか行えず、ローカルニュースだけのワイド番組を制作する事ができなかったからである。 |
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* また、[[チューリップテレビ]]も1990年10月の開局から1993年9月までローカルニュースを17:30- 18:00の枠で放送していたため、この期間は関東ローカル枠を完全ネットしていた。 |
* また、[[チューリップテレビ]]も1990年10月の開局から1993年9月までローカルニュースを17:30 - 18:00の枠で放送していたため、この期間は関東ローカル枠を完全ネットしていた。 |
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=== 拡大放送 === |
=== 拡大放送 === |
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* [[1999年]][[9月30日]]に発生した[[東海村臨界事故]]の時は「ニュースの森緊急特番」というタイトルであった。また、2004年5月22日の[[小泉純一郎]]首相(当時)が[[北朝鮮]]に再訪朝した際は「ニュースの森拡大版」というタイトルであった。なお「緊急特集」というタイトルは、後継番組「JNNイブニング・ニュース」でも引き続き使われた。 |
* [[1999年]][[9月30日]]に発生した[[東海村臨界事故]]の時は「ニュースの森緊急特番」というタイトルであった。また、2004年5月22日の[[小泉純一郎]]首相(当時)が[[北朝鮮]]に再訪朝した際は「ニュースの森拡大版」というタイトルであった。なお「緊急特集」というタイトルは、後継番組「JNNイブニング・ニュース」でも引き続き使われた。 |
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* ただ、事象やニュースの発生時間によっては「ニュースの森」ではなく「報道特別番組」として放送される場合もある。この場合は「ニュースの森」のキャスターではなく、アナウンサーが担当する場合もある。1995年[[10月7日]]の[[上祐史浩]][[オウム真理教|オウム]]緊急対策本部長 |
* ただ、事象やニュースの発生時間によっては「ニュースの森」ではなく「報道特別番組」として放送される場合もある。この場合は「ニュースの森」のキャスターではなく、アナウンサーが担当する場合もある。1995年[[10月7日]]の[[上祐史浩]][[オウム真理教|オウム]]緊急対策本部長(当時)の逮捕状請求(TBSアナウンサーの[[奈良陽]]と[[吉川美代子]]が担当)、1999年[[10月1日]]の東海村臨界事故の関連ニュース(TBSアナウンサーの[[柴田秀一]]と[[長峰由紀]]が担当)はこのケースにあたる。 |
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* [[1991年]]の湾岸戦争の開始・終結時や[[1995年]][[3月20日]]に発生した[[地下鉄サリン事件]]では、夜8時まで番組が延長された。 |
* [[1991年]]の湾岸戦争の開始・終結時や[[1995年]][[3月20日]]に発生した[[地下鉄サリン事件]]では、夜8時まで番組が延長された。 |
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* 1995年[[1月17日]]の[[阪神・淡路大震災]]では全編全国ネットとなった。2002年9月17日の[[小泉純一郎]]首相(当時)の北朝鮮訪朝の際も全編全国ネットとなったが、この時は「ニュースの森」ではなく「JNN報道特別番組」としての放送だった<ref group="注">番組終了時に「JNN報道特別番組 終」と出されたため。</ref>。また、1995年6月21日の[[全日空857便ハイジャック事件]]では、HBCが当時放送していた「[[テレポート6 (北海道放送)|テレポート6]]」を休止して、関東ローカル枠を放送した。 |
* 1995年[[1月17日]]の[[阪神・淡路大震災]]では全編全国ネットとなった。2002年9月17日の[[小泉純一郎]]首相(当時)の北朝鮮訪朝の際も全編全国ネットとなったが、この時は「ニュースの森」ではなく「JNN報道特別番組」としての放送だった<ref group="注">番組終了時に「JNN報道特別番組 終」と出されたため。</ref>。また、1995年6月21日の[[全日空857便ハイジャック事件]]では、HBCが当時放送していた「[[テレポート6 (北海道放送)|テレポート6]]」を休止して、関東ローカル枠を放送した。 |
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=== 年末年始の放送 === |
=== 年末年始の放送 === |
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* 年末年始は、1999年始までは他の時間帯と同様『JNN |
* 年末年始は、1999年始までは他の時間帯と同様『JNNニュース』が放送されたが(他の時間帯は15分間、夕方は30分間)、同年末以降は当番組が30分の短縮版として放送された。これ以降夕方のニュースで通常の番組を放送しなかった体制は、1999年・2000年の年末と2009年~2010年の年末年始<ref group="注">この時は、『[[総力報道!THE NEWS]]』の代わりに『THE NEWS』を放送した</ref>のみである。 |
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*なお、大晦日だけは2001年まで15分間の『JNN |
*なお、大晦日だけは2001年まで15分間の『JNNニュース』として伝えていたが、2002年は放送時間は15分のままで『JNNニュースの森』として放送された(この日の担当は[[升田尚宏]]アナウンサー)。2003年からは大晦日も30分間の放送となった。 |
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* キャスターは、ベテランの女性アナウンサーがメイン格を務め、当日昼の『JNN |
* キャスターは、ベテランの女性アナウンサーがメイン格を務め、当日昼の『JNNニュース』、午後の『[[TBSニュース]]』の3番組を兼務。当直勤務の若手男性アナウンサーがサブ格を務め、当日夜の『JNNフラッシュニュース』、深夜と翌朝の『JNNニュース』の4番組を兼務する(深夜、早朝のラジオニュースも兼務)という体制であった。 |
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* ただし、1999年末と2001年始の放送は、通常どおり松原・進藤がメインキャスターを担当。後者に関しては和服姿でニュースを伝えた。また、2002年始と2002年12月30日の放送は、杉尾・小川・豊田・森田が務め、この時は豊田・森田が和服姿となった<ref group="注">2002年12月30日の放送は杉尾・小川・森田の3人のみ出演。この日森田はTBS前から「ザ・ベストテン」の番宣のため、黒柳徹子と安住紳一郎と一緒に天気を伝えた。</ref>。 |
* ただし、1999年末と2001年始の放送は、通常どおり松原・進藤がメインキャスターを担当。後者に関しては和服姿でニュースを伝えた。また、2002年始と2002年12月30日の放送は、杉尾・小川・豊田・森田が務め、この時は豊田・森田が和服姿となった<ref group="注">2002年12月30日の放送は杉尾・小川・森田の3人のみ出演。この日森田はTBS前から「ザ・ベストテン」の番宣のため、黒柳徹子と安住紳一郎と一緒に天気を伝えた。</ref>。 |
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=== その他 === |
=== その他 === |
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* 平日のヘッドラインのナレーションは1993年まで[[鈴木史朗]]、その後は2004年9月まで[[鈴木順]]が務めた。鈴木順に至ってはヘッドラインだけでなく番組内のナレーション全体も担当。ただし末期の特集コーナーだけは[[生野文治]]の担当で固定した。 |
* 平日のヘッドラインのナレーションは1993年まで[[鈴木史朗]]、その後は2004年9月まで[[鈴木順]]が務めた。鈴木順に至ってはヘッドラインだけでなく番組内のナレーション全体も担当。ただし末期の特集コーナーだけは[[生野文治]]の担当で固定した。 |
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* 週末のスポーツニュースは全国ニュース枠で放送していた。平日も、同様にスポーツコーナーを全国ニュース枠で放送した時期が何度かあった。 |
* 週末のスポーツニュースは全国ニュース枠で放送していた。平日も、同様にスポーツコーナーを全国ニュース枠で放送した時期が何度かあった。 |
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* 天気予報は平日・週末共ローカル枠での放送だったが、2004年10月から番組終了までは平日のみ全国ニュース枠でも天気予報を放送していた。民放の夕方のニュースでは[[テレビ朝日]]の『[[スーパーJチャンネル]]』<ref group="注">1998年10月から2000年3月まで実施。</ref>以来、およそ4年半ぶりであった。 |
* 天気予報は平日・週末共ローカル枠での放送だったが、2004年10月から番組終了までは平日のみ全国ニュース枠でも天気予報を放送していた。民放の夕方のニュースでは[[テレビ朝日]]の『[[スーパーJチャンネル]]』<ref group="注">1998年10月から2000年3月まで実施。</ref>以来、およそ4年半ぶりであった。 |
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* 土曜日に関しては、[[毎日放送制作土曜夕方6時枠のアニメ|土6]]枠の終了直後に[[毎日放送]]からの送出で5秒間のジャンクションが流れた。内容は女性キャスター(アンカー格)が「今日1日のニュースとスポーツ」とアナウンスし、続けて男性キャスター(サブ格)が「この後の『ニュースの森』でお伝えします。」というものだった。 |
* 土曜日に関しては、[[毎日放送制作土曜夕方6時枠のアニメ|土6]]枠の終了直後に[[毎日放送]]からの送出で5秒間のジャンクションが流れた。内容は女性キャスター(アンカー格)が「今日1日のニュースとスポーツ」とアナウンスし、続けて男性キャスター(サブ格)が「この後の『ニュースの森』でお伝えします。」というものだった。 |
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* 1995年10月19日に、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の『[[NNN昼のニュース]]』で「 |
* 1995年10月19日に、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の『[[NNN昼のニュース]]』で「([[坂本堤弁護士一家殺害事件|坂本弁護士一家殺害事件]]についての取り調べで)[[早川紀代秀]]が"'''TBSで[[坂本堤弁護士一家殺害事件|坂本弁護士]]のインタビュービデオを放送前に視聴して、その内容を[[麻原彰晃]]に報告した'''"と供述している」と報道された(いわゆる[[TBSビデオ問題]])。その際、TBSは同日この番組で「TBSの社内調査では、(放送前の)テープを見せたという事実はありません」と日本テレビに抗議した旨を全国ネット枠で放送した。この「見せた事実はない」とした放送を他局がこぞってTBSが否定した証拠映像としてのちに何度も使っている<ref group="注">なお、この抗議に対しては後日正式に取り消した他、日本テレビにも謝罪した。</ref>。 |
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* 全国ネット枠終盤でニュースを短く伝える際、当初は前番組同様「ニュースフラッシュ」や「ニュースを続けてお伝えします。」などと言っていたが、平日版は1997年10月から「ニュースメドレー」という名称になり、2004年9月末まで使われた。週末版も2001年10月から「ニュースメドレー」という名称を使用していた。その後2004年10月から、平日版は「ニュースな言葉」という名になった。 |
* 全国ネット枠終盤でニュースを短く伝える際、当初は前番組同様「ニュースフラッシュ」や「ニュースを続けてお伝えします。」などと言っていたが、平日版は1997年10月から「ニュースメドレー」という名称になり、2004年9月末まで使われた。週末版も2001年10月から「ニュースメドレー」という名称を使用していた。その後2004年10月から、平日版は「ニュースな言葉」という名になった。 |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
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* [[TBSテレビ系列夕方ニュース枠]] |
* [[TBSテレビ系列夕方ニュース枠]] |
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* [[ネットワーク |
* [[ネットワークトゥデイ]]([[TBSラジオ]]で放送される平日夕方のニュース番組。2019年3月まで[[荒川強啓 デイ・キャッチ!|デイ・キャッチ!]]に内包され、荒川も同番組内包時代に担当していた。) |
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* [[TXNニュースアイ]](久和が当番組降板後担当した[[テレビ東京]]([[TXNネットワーク|TXN]])系夕方のニュース番組。当番組と同時期に終了。) |
* [[TXNニュースアイ]](久和が当番組降板後担当した[[テレビ東京]]([[TXNネットワーク|TXN]])系夕方のニュース番組。当番組と同時期に終了。) |
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* [[和田アキ子殺人事件]](2007年2月12日に放送されたスペシャルドラマで、当番組が『'''ニュースの林'''』ともじられた。) |
* [[和田アキ子殺人事件]](2007年2月12日に放送されたスペシャルドラマで、当番組が『'''ニュースの林'''』ともじられた。) |
2021年3月14日 (日) 02:38時点における版
JNNニュースの森 THE EVENING NEWS | |
---|---|
ジャンル | 報道番組 |
出演者 |
荒川強啓 久和ひとみ 杉尾秀哉 門脇利枝 松原耕二 進藤晶子 小川知子 池田裕行 小倉弘子 吉川美代子 岩井健浩 伊藤隆太 柴田秀一 長峰由紀 駒田健吾 森田正光(気象予報士) ほか、出演者を参照 |
製作 | |
制作 | TBS(JNN) |
放送 | |
音声形式 | 【平日】二ヶ国語放送[注 1] 【週末】モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1990年4月2日 - 2005年3月27日 |
TBS「ニュースの森」 | |
平日版 | |
放送期間 | 1990年4月2日 - 2005年3月25日 |
放送時間 | 放送時間を参照 |
放送枠 | TBSテレビ系列夕方ニュース枠 |
放送分 | 60分→65分→66分→65分 |
土曜版 | |
放送期間 | 1990年4月7日 - 2005年3月26日 |
放送時間 | 土曜 18:30 - 18:50 →土曜 18:30 - 18:55 |
放送枠 | TBSテレビ系列夕方ニュース枠 |
放送分 | 20分→25分 |
日曜版(開始から1999年度まで) | |
放送期間 | 1990年4月8日 - 2000年4月9日 |
放送時間 | 日曜 17:30 - 17:50 →日曜 17:30 - 17:55 |
放送枠 | TBSテレビ系列夕方ニュース枠 |
放送分 | 20分→25分 |
日曜版(2000年度から終了まで) | |
放送期間 | 2000年4月16日 - 2005年3月27日 |
放送時間 | 日曜 17:00 - 17:25 |
放送枠 | TBSテレビ系列夕方ニュース枠 |
放送分 | 25分 |
『JNNニュースの森』(ジェイエヌエヌ ニュースのもり)は、TBS(JNN)系列で1990年4月2日から2005年3月27日まで放送していた夕方の報道番組である。通称「ニュースの森」。新聞ラ・テ欄ではスペースの都合上、ニュースを表す[N]の記号を用いて「[N]の森」のように表記することもあった。
概要
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
前番組は、1962年10月から27年半もの間放送されたキャスター総合ニュース『JNNニュースコープ』で、それに1975年10月から首都圏(関東地方)向けに放送されていたローカルニュース『テレポートTBS6』[注 2]を統合して誕生した。企画当初は先行するフジテレビ系列『FNNスーパータイム』や日本テレビ系列『NNNニュースプラス1』を意識してローカルニュースを全国ニュースに内包させた構成にする予定だったが、JNNは他系列に比べて老舗のローカルワイドニュースを抱える局が多い事もあり、系列各局から強い反発を受けた[1]。妥協策としてそれまでのローカル枠→全国枠の順番を全国枠→ローカル枠の順番に反転して[1]、TBS、テレビユー山形、チューリップテレビのみ1時間枠の単一番組として構成した。実際、ローカル枠のタイトルでも『ニュースの森』を使っていたのは東北放送やテレビユー福島等極一部に限られた。
夕方のニュース激戦区において、「ニュースコープ」末期は視聴率が低かったが、当番組が始まってからは次第に上昇し、初代キャスターの久和ひとみが担当していた1996年頃までは安定した視聴率を確保していた。その後はTBSビデオ問題によるTBSの報道・情報番組に対する信用失墜や、他局が1990年代後半から2000年代にかけて17時台に進出したことで視聴率で苦戦するようになるが、当番組では17時台への本格進出や芸能ニュースコーナーの設置などは番組終了まで行わず、終始ストレートニュースとしてのスタンスを貫いた。
後番組は、大型ニュース・情報番組『イブニング・ファイブ』[注 3]。当時本番組と並んで夕方ニュースの老舗だった日本テレビ系列『NNNニュースプラス1』も1年後に終了している。
歴史
1990年度〜1992年度(荒川時代)
1990年4月2日に放送開始。それまで18時台前半に関東ローカルで放送されていた『テレポート6』に新メンバーを入れる形でスタートした。平日版はメインキャスターに『テレポート6』から引き続きフリーキャスターの荒川強啓と久和ひとみを起用。スポーツは新メンバーとして当時TBSアナウンサーの佐古忠彦、天気予報は気象予報士の森田正光が担当した。週末版は前番組『JNNニュースコープ』(週末版)を担当していた吉川美代子と戸崎貴広がそのまま続投した。
- 1990年度・1992年度の沿革
- 1990年4月2日 - 放送開始。
- 1991年9月30日 - セットを一新。同日から使用されたCIロゴマーク(ミクロコスモス)を意識したものとなった。
- 1993年3月28日 - 戸崎が降板。当時兼務していた『ブロードキャスター』のスポーツに専念。
- 1993年3月31日 - 荒川と佐古が降板。荒川は『ビッグモーニング』、佐古は『JNNスポーツ&ニュース』担当になった。
1993年度〜1997年度前期(杉尾時代第1期)
1993年春に久和・吉川・森田以外の出演者が降板。後任は政経部平河クラブキャップの杉尾秀哉、スポーツコーナーは平日版を安東弘樹、週末版を田中宏明がそれぞれ担当。1994年9月までは、平日と週末でオープニングとCM前ジングルのアレンジが異なっていた。
- 1993年度・1995年度の沿革
- 1993年4月1日 - 新メンバーに加えセットとオープニング映像、テーマ曲を一新。
- 1994年4月 - テーマ曲とテロップを変更。
- 1994年10月3日 - 現社屋「TBS放送センター」(愛称:ビッグハット)に移転に伴いセットとオープニング映像、テーマ曲を再一新。
- 1995年4月9日 - 日曜日にお天気コーナーが設けられ気象予報士の杉江勇次が登板。
- 1995年10月1日 - 田中が降板。3ヶ月後にTBSを退社。
- 1995年10月7日 - 週末版のスポーツコーナーに初田啓介が登板。
- 1996年3月29日 - 久和と安東が降板。久和は渡米しコロンビア大学に留学。安東は『王様のブランチ』担当になった。
- 1996年度・1997年度前期の沿革
- 1996年4月1日 - 久和の後任に、報道記者の門脇利枝が登板。メインキャスターが同局社員のみになるのは、『JNNニュースコープ』の終了以来6年ぶり。スポーツは福島弓子が担当。
- 1997年3月30日 - 初田が降板。スポーツ中継のみに専念。週末版からスポーツ担当が消えた。
- 1997年3月31日 - 平日版の放送時間が5分拡大され17:55スタートとなる。
- 1997年4月5日 - 週末版キャスターとして、岩井健浩が登板。
- 1997年9月26日 - 杉尾が降板。杉尾は外信部デスクと『サンデーモーニング』担当になった。
1997年度後期〜2001年度後期(松原時代)
1997年9月、杉尾が降板しリニューアル。後任は、経済部記者の松原耕二が担当。
- 1997年度後期・1999年度後期の沿革
- 1997年9月29日 - 松原キャスター就任と同時に、タイトルロゴ及びセット、オープニング映像、テーマ曲を一新。
- 1999年3月26日 - 福島が降板。イチローと結婚する為、TBSを退社。
- 1999年3月29日 - スポーツコーナーを月~火曜日を小倉弘子、水~金曜日を木村郁美がそれぞれ担当。交代制となるのは今回が初。
- 1999年9月21日 - 小倉が降板。小倉は『筑紫哲也 NEWS23』担当になった。
- 1999年9月24日 - 門脇が降板。門脇はBS-i設立に参加。
- 1999年度後期・2000年度の沿革
- 1999年9月27日 - 門脇の後任に、当時TBSアナウンサーの進藤晶子が登板。スポーツコーナーは月・水・金を新タ悦男が務め、木村は火・木担当となった。
- 2000年2月24日 - 木村が降板。木村は写真集「ambient M」の問題で降板したとよた真帆の後任として『エクスプレス』の司会となる。
- 2000年2月28日 - スポーツコーナーは新タは月~水担当となり、木・金を豊田綾乃が務めた。
- 2000年4月3日 - 平日版の放送時間が1分拡大され17:54スタートとなる。同時にセット、オープニング映像、テーマ曲を一新。
- 2000年9月27日 - 新タが降板。新タは『BS-iスポーツニュース』担当になった。
- 2000年10月2日 - スポーツコーナーは月・火を海保知里、豊田は水~金担当となった。
- 2001年3月1日 - 初代女性メインキャスター・久和ひとみが急性肝不全の為死去(享年40歳)。
- 2001年3月27日 - 海保が降板。海保はTBSラジオの『小堺一機のサタデーウィズ』に専念。
- 2001年3月30日 - 進藤が降板。進藤は半年間の休暇の後、9月にTBSを退社。
- 2001年度前期の沿革
- 2001年4月2日 - 進藤の後任に、小川知子が登板。またスポーツコーナーは豊田が全曜日担当となる。
- 2001年9月28日 - 松原が降板。杉尾と入れ違いで同番組の編集長に就任。
- 2001年9月30日 - 岩井が降板。平日版のフィールドキャスターに転身。
2001年度後期〜2004年度後期(杉尾時代第2期)
2001年10月、松原に代わって、前任の杉尾秀哉が4年ぶりに復帰。また週末版のキャスターに伊藤隆太が登板。
- 2001年度後期・2004年度前期の沿革
- 2001年10月1日 - メイン交代と同時にタイトルロゴ、オープニング映像、テーマ曲、セットを一新。
- 2001年10月6日 - 伊藤が登板。
- 2002年3月25日 - 平日19時台のレギュラー番組のフライングスタート実施により、平日版の放送開始が17:50となる。また金曜日のスポーツコーナーはこの週から佐藤文康に交代[注 4]。
- 2002年4月1日 - この日から、全国枠でのみリアルタイム字幕放送を実施。
- 2002年9月30日 - タイトルロゴ、オープニング映像、テーマ曲、セットを再一新。
- 2004年3月28日 - 吉川と伊藤が降板。吉川は1984年10月の『JNNニュースコープ』から通算して合計18年半夕方のキャスターを務めた。降板後は『ウォッチ!』のコメンテーターとなる。伊藤は『ニュースフロント』担当になった。
- 2004年4月3日 - 週末版のキャスターに長峰由紀と柴田秀一が登板。同年3月に終了した『ベストタイム』から横滑りでの起用となった。
- 2004年9月23日 - 豊田が降板。豊田はTBSラジオで自身がパーソナリティを務める『プレシャスサンデー』など、当番組と並行して担当していた番組に専念。
- 2004年9月24日 - 杉尾と小川が降板。杉尾はTBSテレビ編成制作本部報道局取材センター社会部長、小川は報道局外信部の記者[注 5]となった。
- 2004年9月26日 - 柴田が降板。柴田は『はなまるマーケット』、『ジャスト』担当になった。
2004年度後期(池田時代)
- 2004年度後期の沿革、15年の放送に幕
2004年10月、新メインに池田裕行と5年ぶりにスポーツコーナー担当だった小倉弘子がメインとなる。スポーツコーナーは月・火曜日を安東弘樹が8年半ぶりに、水・木曜日を高野貴裕がそれぞれ担当。週末版のキャスターは、長峰と駒田健吾が担当。
- 2004年9月27日 - 新メンバーに加えセットとオープニング映像、テーマ曲を一新。
- 2004年10月2日 - 駒田が登板。
- 2005年3月22日 - 安東が降板。安東は『きょう発プラス!』担当になった。
- 2005年3月24日 - 高野が降板。高野は『王様のブランチ』担当になった。
- 2005年3月25日 - 平日版終了。池田、小倉、森田は次番組『イブニング・ファイブ』も続投。佐藤は終了と同時に降板し、実況中継を中心に担当。
- 2005年3月27日 - 週末版終了。長峰、駒田、森は次番組『JNNイブニング・ニュース』も続投。
出演者
- ○印は『JNNニュースコープ』、●印は『テレポートTBS6』から続投。
- □印は『JNNイブニング・ニュース』、■印は『イブニング・ファイブ』も続投。
メインキャスター
期間 | 平日 | 週末 | |||
---|---|---|---|---|---|
1990.4.2 | 1993.3.31 | 荒川強啓● | 久和ひとみ● | 吉川美代子○1 | |
1993.4.1 | 1996.3.31 | 杉尾秀哉 | |||
1996.4.1 | 1997.3.30 | 門脇利枝 | |||
1997.3.31 | 1997.9.28 | 吉川美代子2 | 岩井健浩1・3 | ||
1997.9.29 | 1999.9.26 | 松原耕二 | |||
1999.9.27 | 2001.4.1 | 進藤晶子 | |||
2001.4.2 | 2001.9.30 | 小川知子4 | |||
2001.10.1 | 2004.3.28 | 杉尾秀哉 | 伊藤隆太 | ||
2004.3.29 | 2004.9.26 | 長峰由紀□2・5 | 柴田秀一6 | ||
2004.9.27 | 2005.3.27 | 池田裕行□■ | 小倉弘子□■ | 駒田健吾□ | |
|
スポーツキャスター
期間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土・日曜日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1990.4.2 | 1993.3.31 | 佐古忠彦 | 戸崎貴広○1・2 | ||||
1993.4.1 | 1995.10.1 | 安東弘樹 | 田中宏明1・2・3 | ||||
1995.10.2 | 1996.3.31 | 初田啓介1・2・3 | |||||
1996.4.1 | 1997.3.30 | 福島弓子 | |||||
1997.3.31 | 1999.3.28 | (メインが兼任) | |||||
1999.3.29 | 1999.9.26 | 小倉弘子 | 木村郁美 | ||||
1999.9.27 | 2000.2.27 | 新タ悦男 | 木村郁美 | 新タ悦男 | 木村郁美 | 新タ悦男 | |
2000.2.28 | 2000.10.1 | 新タ悦男 | 豊田綾乃 | ||||
2000.10.2 | 2001.4.1 | 海保知里 | 豊田綾乃 | ||||
2001.4.2 | 2002.3.31 | 豊田綾乃 | |||||
2002.4.1 | 2004.9.26 | 豊田綾乃 | 佐藤文康 | ||||
2004.9.27 | 2005.3.25 | 安東弘樹 | 高野貴裕 | ||||
|
お天気キャスター
期間 | 平日 | 土曜日 | 日曜日 | |
---|---|---|---|---|
1990.4.7 | 1993.3.28 | 森田正光○●■1 | (放送なし) | |
1995.4.1 | 1997.9.28 | (放送なし) | 杉江勇次 | |
1997.10.4 | 2005.3.27 | 森朗□2 | ||
|
代理キャスター
- 平日版のキャスターが夏休みや取材などで不在の場合、特に女性の場合は1994年頃まで当時週末版担当だった吉川が代理を務めることがあった。同年以降1999年度までは、主に奈良陽、柴田秀一、長峰由紀、長岡杏子[注 6]らが代行した。2000年度以降(特に女性メインキャスターの場合)は基本的に代役は置かず、残りの出演者だけで放送した。
- 森田がスタジオ不在時は、1995年度以降杉江→森が代行した(それ以前は不明)。
- 一方で、平日版のキャスターが週末版のキャスターの代理を務めたのは2002年9月末に小川が吉川の代理を一度務めた時だけだった。
放送時間
※全国枠以外はTBSテレビ(関東地方)における放送時間を記す。すべて日本時間。
期間 | 平日 | 土曜日 | 日曜日 | ||
---|---|---|---|---|---|
全編 | JNN全国枠 | ||||
1990.4.2 | 1995.4.2 | 18:00 - 19:00 (60分) |
18:00 - 18:30 (30分) |
18:30 - 18:50 (20分) |
17:30 - 17:50 (20分) |
1995.4.3 | 1997.3.30 | 18:30 - 18:55 (25分) |
17:30 - 17:55 (25分) | ||
1997.3.31 | 2000.4.2 | 17:55 - 19:00 (65分) | |||
2000.4.3 | 2002.3.24 | 17:54 - 19:00 (66分) |
17:54 - 18:21 (27分) |
17:00 - 17:25 (25分) | |
2002.3.25 | 2005.3.27 | 17:50 - 18:55 (65分) |
17:50 - 18:19 (29分) |
平日補足
- 1997年3月31日に開始時間が早まったが、2000年3月まで全国パートは18時丁度からであった。そのため、18時までの5分間は番組内容の一部を紹介する時間に充てていた(事実上の『もうすぐ』枠扱い)。
- 2002年春改編から、平日19時台のレギュラー番組がフライングスタートの実施により放送時間が繰り上がり、テレビ東京を除く平日夕方の全国ニュースでは最も早い開始となった[注 7]。
土曜日補足
- 毎年春・秋に放送される『オールスター感謝祭』など、特別編成時は時間を繰り上げて放送。現在の『報道特集』でも同様の措置を取っている。
- 1995年3月までTBSでは関東ローカルのニュースを『TBSニュース』で放送。同年4月からTBSでは関東ローカルの『TBSニュース』を統合。全国パートは番組開始から20分間(日曜も同様)。
- TBSでは土曜日の関東地方の天気予報を、現在も放送中の後番組『ウィークエンドウェザー』で放送していた[注 8]。
日曜日補足
- 1995年3月までTBSでは17:50 - 17:55に別枠で天気予報を放送。関東ローカルのニュースの放送はなかった。同年4月にTBSでは天気予報を統合。
- 2000年4月16日より、18時台後半の『ニッセイワールドドキュメント・未来の瞳』開始に伴い、後枠『JNN報道特集』と共に30分繰り上げたため、日曜夕方のニュース番組で最も早い放送となった。
シリーズ企画
関東地方向けローカル内の特集、または全国ネットの後半で随時放送されていた。 なお、全国ネットの後半についてはインターネット上のJNN News iに掲載される場合があった。
- シリーズ安全崩壊(ピッキングや銀行のキャッシュカード偽造など安全神話の崩壊、「JNN報道特集」でスペシャル版が放送された)
- シリーズ医療解体(医療を様々な面から斬る)
- シリーズ医療不信(書籍化される)
- シリーズ赤ちゃんが危ない(赤ちゃんに潜む危険を様々な面から取り上げる)
- シリーズ税金流出
- シリーズ年金告発
- シリーズ震災家族の再出発
- シリーズ謎を追う
- くらしのキーワード’98(森の現場内)
- シリーズ永田町・主役たちの夏
- シリーズ97年夏
- シリーズ戦後50年
- シリーズ銃社会アメリカ
- シリーズ銃社会 日本
- シリーズアメリカ大統領選挙
- シリーズ消費税5%
- シリーズ地球温暖化
- シリーズ薬物汚染
- シリーズ仮面集団
- シリーズインターネット生活
- シリーズ謎を追う!(関東ローカル特集内)
- シリーズ医療最前線
- シリーズ オウム追跡
- シリーズ少年法の陰で
- シリーズ台湾総統選
- シリーズ日本人の体力
- シリーズ薬物新汚染
- シリーズ決戦! 衆院選2003
- シリーズ アジア危機
番組内のコーナー
平日版
- 列島アラカルト
- 1994年夏頃に全国ネット枠の終盤近くに放送されたコーナー。列島各地の季節の話題を伝えた。同名のコーナーが「JNNおはようニュース&スポーツ」でも放送されていた。
- 森の現場
- 1997年10月から全国ネット枠中盤に放送されたミニ特集。様々な角度から"今"を掘り下げる。
- 日本の四季
- 1997年10月から2本目のCM前に放送されたコーナー。CM前ジングルにのせて、各地の季節の話題を映像で伝えた。3本目のCM前に放送されることもある。開始当初は「コマーシャルのあとは◯◯◯。その前にちょっと秋の映像です」と言っていた。
- ニュースフラッシュ→ニュースメドレー(1997.10〜2004.9)→ニュースな言葉(2004.10~2005.3)
- 森田さんの5秒予告
- 森田さんのお天気→森田さんのお天気ですかァ
- スポーツ きょうのナンバーワン
- スポーツ イチバン
- 水沼貴史のワールドサッカーパラダイス(サッパラ)
- 森田さんの10秒天気
- 森田さんの週天
- 特集コーナー
- 新・噂のなんじゃもんじゃ
- 1994年10月から、9月まで放送されていたビッグモーニングから移行する形で放送。
- 「ニュースの森」アマチュアビデオ大賞
- こだわり暮らし塾
- 新・噂のなんじゃもんじゃ
週末版
- Meet The World 世界は いま
- 土曜日に放送された特集コーナー。2002年10月6日にも放送されたが、この日は日曜日であったため、吉川からのお断りがあった。
- 今週の予定
- 日曜日のスポーツコーナー終了後に放送されていたが、放送時間の都合で放送されないことも多かった。
演出
タイトルロゴ
初代:1990年4月2日 - 1997年9月28日
「ニュースの森」の左上に「JNN」のロゴ。題字の下に線があり、右側で「森」の部分を囲むように△三角に曲がっている。
2代目:1997年9月29日 - 2001年9月30日
初代ロゴの下線が「THE EVENING NEWS」の英字ロゴに変わり、「森」の字が△三角形の中に収まる。
3代目:2001年10月1日 - 2002年9月29日
2段組で、上段には緑色の四角形に一字ずつ入った「ニュース」、下段は四角形2個分のスペースに「JNN」「THE EVENING NEWS」、残り部分は上段と同じスタイルで「の森」。四角形内の文字は、それぞれ■緑の四角形・■黄緑の四角形に交互に入っていた。
4代目:2002年9月30日 - 2005年3月27日
3代目のアレンジ版。「ニュースの森」の字が横一列になり、その下に「JNN THE EVENING NEWS」。
オープニング映像・テーマ曲
初代:1990年4月2日 - 1993年3月31日(作曲:久保田利伸)
夕焼けの町並みを俯瞰した風景の中をUFOのような物体が回転しながら画面手前に飛び去る。物体が消えた所で町並みの部分が持ち上がり[注 10]、裏返りながらタイトルロゴに変形する(色は銀色→金色に変化)。
・平日…OP映像→ヘッドライン2本(1991年からは3本)→最初のニュース
・週末…OP映像→スタジオ風景にフェードして提供テロップ
2代目:1993年4月1日 - 1994年10月2日(作曲:久保田利伸)
テーマ曲のアレンジは平日版と週末版で異なる。1994年4月から、平日版のみテーマ曲を変更。
画面の四方からJNNの正式名称である「JAPAN NEWS NETWORK」の他、「POLITICS GOVERNMENT」「SCOOP」「SOCIETY」「MEDIA」など、ニュースに関連する英字の文字列が縦横に次々と流れ、それらが流れ去った所でタイトルロゴが左側から画面下寄りに入ってくる。
・平日…ヘッドライン3本→3本目のVTRをバックにOP映像[注 11]
・週末…ニュース映像をバックにOP映像[注 12]→スタジオ風景をバックに提供テロップ
3代目:1994年10月3日 - 1997年9月28日(作曲:神山純一)
タイトルロゴが、大写しからバックして中央にワイプアウト。
・平日…2秒ほどタイトルロゴを表示→ヘッドライン3本→OP映像
・週末(1996年3月まで)…5・6秒ほどタイトルロゴを表示→ニュース映像(左上にニュースのタイトル)→スタジオ風景をバックに提供テロップ
・週末(1996年4月以降)…5・6秒ほどタイトルロゴを表示→ヘッドライン3本→3本目のVTRをバックに提供テロップ
4代目:1997年9月29日 - 2000年4月2日(作曲:神山純一)
黄色のグラデーションをバックに色とりどりの地球が螺旋状に回転し、その中に緑色のタイトルロゴが現れる。
・平日…OP映像(約1秒)→ヘッドライン3本→OP映像
・週末…OP映像→ヘッドライン3本→3本目のVTRをバックに提供テロップ
平日版ではヘッドラインが次の項目に切り替わる時にOP映像が一瞬映るが、週末版では映らない。
この頃のCG映像はタイトルの周囲ワンポイントが月ごとに変わるものだった。[注 13]
5代目:2000年4月3日 - 2001年9月30日(『The Evening News Theme』作曲:本間勇輔)
夕暮れ時の球体の上に立つビル群と、その周りを英字の文字列が螺旋状に回転する風景を背景にタイトルロゴが一文字ずつ現れる。
平日版で冒頭のOP映像が約3秒になった他は、5代目と同じ流れである。なお2000年10月頃から2001年9月初め頃までは、ヘッドラインをカットして番組がスタートしていた。
6代目:2001年10月1日 - 2002年9月29日(『秋のめぐり逢い』作曲:神山純一)
季節ごとにCGアニメを制作。森をかき分けるように進むと、タイトルロゴが現れる。(10月~12月初旬までの秋バージョン)
週末版は2002年10月5日・6日まで使用された。
土曜版のエンディングは、アレンジ版が2008年3月まで「JNNイブニング・ニュース」土曜版のエンディングで、2010年1月まで年末年始夕方枠のエンディングの提供クレジットで使用されていた。
7代目:2002年9月30日 - 2004年9月26日(『ニュースの森2001』作曲:神山純一)
最初のヘッドラインVTRをバックに、タイトルロゴが中央に小さく表示される。
8代目:2004年9月27日 - 2005年3月27日(『Truth』作曲:服部隆之)
最初のヘッドラインVTRをバックに、タイトルロゴが一文字ずつ手前から右へ移動した後左下に飛んでくる。
またヘッドラインの時は、テロップ左側の囲みにメインキャスターの顔がアップで映されている。
平日版は小倉・池田・森田で挨拶を行う。
備考
- ヘッドラインの項目数は初代(途中まで)と8代目は2本で、それ以外は3本。
- 6代目と8代目は、ヘッドラインのナレーターをメインキャスターが担当していた。一方、週末版は一貫してメインキャスターが読んでいた。
- 1996年4月からは週末版もヘッドラインを放送している。4代目からは平日版と全く同じテーマソングを使用していたが、提供クレジットを挿入する関係上、6代目と7代目は平日版よりもテーマソングが若干長めとなっていた。
- 『ニュースの森2001』は2009年11月11日にユニバーサルミュージックから発売された「ブロードキャスト・トラックス TBS編」に収録されている。
エンディング
※平日版の場合
- 1990年4月〜1993年3月
グリーンバックの背景に白字で「JNNニュースの森」、下段に「終」
週末版はエンディング挨拶→CM→提供クレジット→エンドタイトルの順番で、日曜はチャイム音が流れた後に「JNN報道特集」のジャンクションを挿入する。
提供クレジット・エンドタイトルはグリーンバックで提供読みではオープニングのBGMを短縮した物が流れた。
- 1993年4月〜1994年9月
お天気カメラの映像をバックに左上に「JNNニュースの森」、右下に「•また あした…」
週末版はエンディング挨拶→スタジオ映像→提供クレジット(途中でお天気カメラに切り替わる)→エンドタイトルの順番で、BGMは平日版のエンディングと同様。
- 1994年10月〜1997年9月
お天気カメラの映像をバックに下段に「『JNNニュースの森』 また あした…」
週末版は1995年3月まで先代と同様の流れになっていた。
- 1997年10月〜2000年3月
先代と同じだがロゴは変更されている。
- 2000年4月〜2001年3月(ここからは提供クレジットとともに表示)
下段にジ〜ン、「JNNニュースの森」「http://news.tbs.co.jp/」
- 2001年4月〜2001年9月
下段に「JNNニュースの森」「http://www.tbs.co.jp/mori/」
- 2001年10月〜2002年9月
先代と同じだがロゴは変更されている。
スタジオセット
初代:1990年4月2日 - 1991年9月
背景に丸い丘のような模型があり、高速道路やビルなど都市をイメージした模型を森をイメージした木の模型が取り囲んでおり、頂上にJNNロゴが設置されている。オープニングのCGと共通のコンセプトである。上部は空のような青色でまとめられているが、当番組放送時は星をイメージした灯りが灯る。
通常は着席だが、一部のコーナーでは立って伝えていた。また、右側にもテーブルと机があり、『JNNスポーツ&ニュース』もそこからの放送だった。
2代目:1991年10月 - 1993年3月
TBSのCIロゴマーク導入に伴い、それらを反映させたもの。右側には『JNNニュースコール』で使用するセットが置かれていた。
3代目:1993年4月 - 1994年9月(ここまで旧社屋Dスタジオ)
濃いクリーム色の壁に、日本列島やパラボラアンテナ、ENGや「JNN」のロゴ、「JAPAN NEWS NETWORK」と書かれた背景が印象的なセット。右側の小型モニター横は『あなたにオンタイム』で使用するスペースだった。
4代目:1994年10月 - 1997年9月(ここから新社屋Nスタジオに、平日版のみ立席)
ベージュを基調とした物。このセットから『筑紫哲也NEWS23』と共用するようになった他、1996年5月までは『あなたにオンタイム』とも共用されていた[注 14]。右側はスポーツコーナーで使うスペースで、『あなたにオンタイム』ではキャスターが待機するソファーが置かれていた。その横が『筑紫哲也NEWS23』のセットであった。左側はガラス越しに報道局が見えており、この形式のセットは2017年3月まで続けられた。なお、1996年4月にマイナーチェンジされている。
杉尾が担当した最後の放送となった1997年9月26日放送分は、杉尾が国会議事堂前から中継で出演、門脇が報道局からニュースを伝えた。エンディングでは新しくなったNスタジオから杉尾が降板の挨拶を行った。
5代目:1997年10月 - 2000年3月(平日版のみ立席、ただし途中から着席スタイルとなる)
青・薄紫を基調とした物で、左側の報道局が見えるガラスセットはそのままだった。1998年9月までは『筑紫哲也NEWS23』と共通のデザインだったが、10月以降は別々のデザインとなった[注 15]。
6代目:2000年4月 - 2001年9月
木をイメージした階段状のセットで、階段部分には高層ビル風の装飾を設置。番組終了まで手直しして使用していた。途中から進藤→小川(週末は吉川)の位置の後ろに、タイトルロゴと「JAPAN NEWS NETWORK」「(ジーン) JNN」の表記の入った回転式の柱が追加された。『JNNフラッシュニュース』では左側の報道局が見えるガラスに置かれていた。
7代目:2001年10月 - 2002年9月(平日版のみ立席)
これ以降は6代目のマイナーチェンジ版である。柱のタイトルロゴが変更され、植物が大量に飾られた。
8代目:2002年10月 - 2004年9月
階段部分の装飾が木をイメージしたものに変更。2002年12月31日放送分は「JNNフラッシュニュース」のスペースから放送。
9代目:2004年10月 - 2005年3月25日
前代まであった階段が無くなり、木の装飾の部分に小型モニターをいくつか設置した。2005年3月26日と27日の週末版は『イブニング・ファイブ(JNNイブニング・ニュース)』仕様に改装されたNスタジオから放送された。
セットについての備考
- 当番組で使用していたスペースは全て定時の『JNNニュース』と共用だった。ただし『JNNフラッシュニュース』と『ニュースフロント』は、2000年以降左側の報道局が見えるガラスのセットで放送していた。
- 初代のセットには、左側に大型のモニターが置かれていた。
- 2代目と3代目はセットの場所の都合上カメラに映る位置に柱があり、セットで隠されていた[注 16]。
- 2000年4月にスタジオが改装されて以降、スタジオ全体の改装は番組終了までされず、セットの一部を改めることで対応した。
- 2代目のセットから大型モニター(初代よりは小さい)のほかに、中型のモニターが置かれた。2代目はモニターに球形の形をしたセットが付けられていた。3代目以降は大型モニターは元々の形のままスタジオに置かれ、画面下部には「JNN」のロゴが書かれたシールが貼られていた。6代目からはモニターの色が変わり、画面下部のシールも「JNN」から「TBS」に変わった。また中型モニターも3代目から側面に「JNN」ロゴと「JAPAN NEWS NETWORK」と書かれるようになった。6代目からはTBSのマーク「ジーン」と「TOKYO BROADCASTING SYSTEM」に変わった。なお、8代目以降はカメラに映る位置にはモニターが置かれなくなった。
- 1994年に新社屋に移転してからは、番組終了までNスタジオのセットは『筑紫哲也 NEWS23』と統一されていた[注 17][注 18]。2005年に番組が終了し『イブニング・ファイブ』が始まってからはお互い別々のデザインとなった。
- Nスタジオは、この番組では報道局に近い左側を使用し、『筑紫哲也 NEWS23』では右側を使用して放送されていた。現在放送されている『Nスタ』と『NEWS23』を含め、歴代の番組も同様である。
備考
二ヶ国語放送
ニュースの森の特徴の一つに、前番組の『ニュースコープ』から続く副音声による英語同時通訳の二ヶ国語放送実施があげられる[注 19]。かつては他系列でも行われていたが次々と取りやめられ、1993年以降民放では唯一JNN系のこの時間帯の番組だけが行っていた。
JNN各局の番組状況
- 全国ニュースは基本的には『JNNニュースの森』で統一。但し、ローカルの場合は各地域ごとに番組名や内容、放送形態が異なる。それらの番組については、JNN夕方ローカルニュース一覧を参照のこと。
- 尚、テレビユー山形では番組終了後の2006年3月まで特集(関東ローカル枠)をネットしていた他、2000年3月まではスポーツや天気まで関東ローカル枠を完全ネットしていた[注 20]。これは同局が開局当時、経費を抑える為必要最低限の報道取材活動しか行えず、ローカルニュースだけのワイド番組を制作する事ができなかったからである。
- また、チューリップテレビも1990年10月の開局から1993年9月までローカルニュースを17:30 - 18:00の枠で放送していたため、この期間は関東ローカル枠を完全ネットしていた。
拡大放送
重大なニュースがあった場合は、放送時間を1時間早めて放送していた。この場合は「ニュースの森特集」「ニュースの森総力特集」「ニュースの森緊急特集」として放送される。
- 1999年9月30日に発生した東海村臨界事故の時は「ニュースの森緊急特番」というタイトルであった。また、2004年5月22日の小泉純一郎首相(当時)が北朝鮮に再訪朝した際は「ニュースの森拡大版」というタイトルであった。なお「緊急特集」というタイトルは、後継番組「JNNイブニング・ニュース」でも引き続き使われた。
- ただ、事象やニュースの発生時間によっては「ニュースの森」ではなく「報道特別番組」として放送される場合もある。この場合は「ニュースの森」のキャスターではなく、アナウンサーが担当する場合もある。1995年10月7日の上祐史浩オウム緊急対策本部長(当時)の逮捕状請求(TBSアナウンサーの奈良陽と吉川美代子が担当)、1999年10月1日の東海村臨界事故の関連ニュース(TBSアナウンサーの柴田秀一と長峰由紀が担当)はこのケースにあたる。
- 1991年の湾岸戦争の開始・終結時や1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件では、夜8時まで番組が延長された。
- 1995年1月17日の阪神・淡路大震災では全編全国ネットとなった。2002年9月17日の小泉純一郎首相(当時)の北朝鮮訪朝の際も全編全国ネットとなったが、この時は「ニュースの森」ではなく「JNN報道特別番組」としての放送だった[注 21]。また、1995年6月21日の全日空857便ハイジャック事件では、HBCが当時放送していた「テレポート6」を休止して、関東ローカル枠を放送した。
年末年始の放送
- 年末年始は、1999年始までは他の時間帯と同様『JNNニュース』が放送されたが(他の時間帯は15分間、夕方は30分間)、同年末以降は当番組が30分の短縮版として放送された。これ以降夕方のニュースで通常の番組を放送しなかった体制は、1999年・2000年の年末と2009年~2010年の年末年始[注 22]のみである。
- なお、大晦日だけは2001年まで15分間の『JNNニュース』として伝えていたが、2002年は放送時間は15分のままで『JNNニュースの森』として放送された(この日の担当は升田尚宏アナウンサー)。2003年からは大晦日も30分間の放送となった。
- キャスターは、ベテランの女性アナウンサーがメイン格を務め、当日昼の『JNNニュース』、午後の『TBSニュース』の3番組を兼務。当直勤務の若手男性アナウンサーがサブ格を務め、当日夜の『JNNフラッシュニュース』、深夜と翌朝の『JNNニュース』の4番組を兼務する(深夜、早朝のラジオニュースも兼務)という体制であった。
- ただし、1999年末と2001年始の放送は、通常どおり松原・進藤がメインキャスターを担当。後者に関しては和服姿でニュースを伝えた。また、2002年始と2002年12月30日の放送は、杉尾・小川・豊田・森田が務め、この時は豊田・森田が和服姿となった[注 23]。
久和の卒業
1996年3月29日の放送を以て1989年4月の『テレポート6』就任から通算7年間TBSで夕方の報道番組を担当した久和が降板することになったが、この日のエンディングで『テレポート6』のキャスター就任から豊浜トンネル崩落事故まで、久和の今までの取材映像を振り返るVTRが放送された。その後、同じくこの日で降板する安東の挨拶を挟んで、久和は視聴者に「長い間皆さんのおかげでやってこられました。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。そして、杉尾が「それでは今日はこれで失礼します。また来週」と言って締めた後、Nスタジオに集まったスタッフから拍手が送られた。
その他
- 平日のヘッドラインのナレーションは1993年まで鈴木史朗、その後は2004年9月まで鈴木順が務めた。鈴木順に至ってはヘッドラインだけでなく番組内のナレーション全体も担当。ただし末期の特集コーナーだけは生野文治の担当で固定した。
- 週末のスポーツニュースは全国ニュース枠で放送していた。平日も、同様にスポーツコーナーを全国ニュース枠で放送した時期が何度かあった。
- 天気予報は平日・週末共ローカル枠での放送だったが、2004年10月から番組終了までは平日のみ全国ニュース枠でも天気予報を放送していた。民放の夕方のニュースではテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』[注 24]以来、およそ4年半ぶりであった。
- 土曜日に関しては、土6枠の終了直後に毎日放送からの送出で5秒間のジャンクションが流れた。内容は女性キャスター(アンカー格)が「今日1日のニュースとスポーツ」とアナウンスし、続けて男性キャスター(サブ格)が「この後の『ニュースの森』でお伝えします。」というものだった。
- 1995年10月19日に、日本テレビの『NNN昼のニュース』で「(坂本弁護士一家殺害事件についての取り調べで)早川紀代秀が"TBSで坂本弁護士のインタビュービデオを放送前に視聴して、その内容を麻原彰晃に報告した"と供述している」と報道された(いわゆるTBSビデオ問題)。その際、TBSは同日この番組で「TBSの社内調査では、(放送前の)テープを見せたという事実はありません」と日本テレビに抗議した旨を全国ネット枠で放送した。この「見せた事実はない」とした放送を他局がこぞってTBSが否定した証拠映像としてのちに何度も使っている[注 25]。
- 全国ネット枠終盤でニュースを短く伝える際、当初は前番組同様「ニュースフラッシュ」や「ニュースを続けてお伝えします。」などと言っていたが、平日版は1997年10月から「ニュースメドレー」という名称になり、2004年9月末まで使われた。週末版も2001年10月から「ニュースメドレー」という名称を使用していた。その後2004年10月から、平日版は「ニュースな言葉」という名になった。
脚注
注釈
- ^ 全国パートのみで実施。
- ^ 最末期の1989年度は『テレポート6』のタイトルで放送。
- ^ ニュースコーナーは番組内に内包され、『JNNイブニング・ニュース』と改題。
- ^ 金曜以外は引き続き豊田が担当。
- ^ その後、程なくしてアナウンス職に復帰している。
- ^ このうち奈良、柴田、長峰は「JNNニュース1130」と兼務。
- ^ 2004年4月からは、『NNNニュースプラス1』(日本テレビ)も同時刻開始となった。
- ^ 『JNNニュースコープ』の時代から長らく石井和子が担当。末期は真壁京子に交代し、2011年まで担当。
- ^ 第一不動産は平日の「ニュースコープ」内でも「お天気コーナー」のタイトルで関東ローカルのコーナースポンサーを務めていた。「ウィークエンドウェザー」開始前には土曜18:55にも同じタイトルで単独番組として放送していた。
- ^ 持ち上がった跡は草原になっている。
- ^ 途中でスタジオ風景にフェードで切り替わる。クレーンカメラがローアングルからパンして俯瞰映像になるカメラワークだが、パンする勢いでカメラが照明にぶつかり「ガン」という音を立てるハプニングがしばしば起きた事もある。
- ^ 平日版に比べ、アニメーションの動きがやや速くなっている。
- ^ 3月は桜吹雪、12月は『森』の字がサンタクロースの帽子をかぶっているなど。
- ^ 1995年春に『オンタイム』へのタイトル変更後は同番組専用のセットが追加されている。
- ^ 当番組のセットはそのままだが、『筑紫哲也NEWS23』は木目調の新セットに代わった。
- ^ 元々この柱はDスタジオ完成時に、将来のスタジオ増築の際大道具通路の設置を想定して設けたものである。
- ^ そのため、エンディングなどでスタジオを俯瞰する際、お互いのセットが映り込む事が多々あった。
- ^ 1998年10月から2000年3月までを除く。
- ^ 平日全国パートのみ。
- ^ 但し、1997年4月から2000年3月までの17:55 - 18:00の間のコーナーは除く。
- ^ 番組終了時に「JNN報道特別番組 終」と出されたため。
- ^ この時は、『総力報道!THE NEWS』の代わりに『THE NEWS』を放送した
- ^ 2002年12月30日の放送は杉尾・小川・森田の3人のみ出演。この日森田はTBS前から「ザ・ベストテン」の番宣のため、黒柳徹子と安住紳一郎と一緒に天気を伝えた。
- ^ 1998年10月から2000年3月まで実施。
- ^ なお、この抗議に対しては後日正式に取り消した他、日本テレビにも謝罪した。
出典
関連項目
- TBSテレビ系列夕方ニュース枠
- ネットワークトゥデイ(TBSラジオで放送される平日夕方のニュース番組。2019年3月までデイ・キャッチ!に内包され、荒川も同番組内包時代に担当していた。)
- TXNニュースアイ(久和が当番組降板後担当したテレビ東京(TXN)系夕方のニュース番組。当番組と同時期に終了。)
- 和田アキ子殺人事件(2007年2月12日に放送されたスペシャルドラマで、当番組が『ニュースの林』ともじられた。)
- 日本航空123便墜落事故(2000年8月12日の番組内で、コックピットボイスレコーダーの音声が初めて公開された。)
TBSおよびJNN系列 夕方のJNNニュース | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
JNNニュースコープ
(1962.10 - 1990.03) |
JNNニュースの森
(1990.04 - 2005.03) |
JNNイブニング・ニュース
(2005.04 - 2009.03) |
TBS 平日夕方のローカルニュース | ||
テレポートTBS6
(1975.10 - 1990.03) |
ニュースの森
(1990.04 - 2005.03) |
イブニング・ファイブ
(2005.04 - 2009.03) |
TBS 週末夕方のローカルニュース | ||
ニュースの森
(1995.04 - 2005.03) |
イブニング・ニュース
|
|
TBS 平日17:50 - 17:54枠(2002.04 - 2005.03) | ||
JNNニュースの森
|
JNNイブニング・ニュース
※17:50 - 18:16 |
|
TBS 平日17:54 - 17:55枠(2000.04 - 2005.03) TBS 月曜 - 木曜17:55 - 18:00枠(1997.04 - 2005.03) |
||
ドラマ再放送枠
※17:00 - 18:00→17:00 - 17:55 |
ニュースの森
↓ JNNニュースの森 |
JNNイブニング・ニュース
※17:50 - 18:16 |
TBS 金曜17:55 - 18:00枠(1997.04 - 2005.03) | ||
熱帯シナモンズ
※17:00 - 18:00 |
ニュースの森
↓ JNNニュースの森 |
JNNイブニング・ニュース
※17:50 - 18:16 |
TBS 土曜18:50 - 18:55枠(1995.04 - 2005.03) | ||
TBSニュース
|
JNNニュースの森
|
JNNイブニング・ニュース
※18:30 - 18:55 |
TBS 日曜17時台前半枠(2000.04 - 2005.03) | ||
単発枠
【ゴルフ・スポーツ中継や再放送など】 |
JNNニュースの森
|
JNNイブニング・ニュース
|
TBS 日曜17時台後半枠(1995.04 - 2000.03) | ||
JNNニュースコープ
|
JNNニュースの森
|
|
TBS 日曜17:50 - 17:55枠(1995.04 - 2000.03) | ||
不明
|
ニュースの森
|
JNN報道特集
※17:30 - 18:24 |
TBS 月曜18:55 - 19:00枠(1990.04 - 2002.03) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
JNNニュースコープ
※18:30 - 19:00 |
ニュースの森
|
|
TBS 火曜18:55 - 19:00枠(1990.04 - 2002.03) | ||
JNNニュースコープ
※18:30 - 19:00 |
ニュースの森
|
サバイバー
※18:55 - 19:54 |
TBS 水曜18:55 - 19:00枠(1990.04 - 2002.03) | ||
JNNニュースコープ
※18:30 - 19:00 |
ニュースの森
【この番組までTBS制作】 |
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TBS 木曜18:55 - 19:00枠(1990.04 - 2002.03) | ||
JNNニュースコープ
※18:30 - 19:00 |
ニュースの森
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TBS 金曜18:55 - 19:00枠(1990.04 - 2002.03) | ||
JNNニュースコープ
※18:30 - 19:00 |
ニュースの森
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