RWBY

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RWBY
ジャンル アクションアドベンチャーファンタジー
アニメ
原作 モンティ・オウム
監督 モンティ・オウム(Volume 1-2)
ケリー・ショウクロス(Volume 3-)
脚本 マイルズ・ルナ
ケリー・ショウクロス
モンティ・オウム(Volume 1-2)
キャラクターデザイン Ein Lee
音楽 Jeff Williams
製作 Rooster Teeth Productions
配信サイト Rooster Teeth
配信期間 2013年7月18日(アメリカ) -
話数 40
漫画
原作・原案など Monty Oum
Rooster Teeth Productions
作画 三輪士郎
出版社 集英社
掲載誌 ウルトラジャンプ
発表号 2015年12月号 - 連載中
テンプレート - ノート

RWBY』(ルビー)は、アメリカRooster Teeth Productions英語版が制作したWEBアニメシリーズ。2016年2月現在、第一シーズンのVolume 1全16話、第二シーズンのVolume 2全12話、第三シーズンのVolume 3全12話が公開されている。

概要[編集]

動画制作に使用されている3DCGソフトPoserの開発元であるスミス・マイクロ・ソフトウェア英語版社が公式スポンサーとなっており、各話エンディング後にPoser公式イラストと共に宣伝が行われている。WEB上にて無料でアニメ配信を行いつつ、mp3販売による楽曲、ブルーレイディスク(BD)など関連グッズの販売を行っている。

2014年には国際WEBアカデミー賞英語版の最優秀アニメーションシリーズ賞を受賞した[1]

しかし、翌2015年2月2日 (UTC) 、主製作者・監督のモンティ・オウムが治療中に起きた重度のアレルギー反応で、2月1日に逝去したと公式が発表した[2][3]。一時は次シーズンの製作も危ぶまれたが、予定通り同年内にVolume 3を公開し、今後も製作を続けていく旨が公式サイトで発表された[4]

Rooster Teeth社の完全オリジナルアニメーション製作は今作が初であり、制作スタッフの1人であるグレイ・ハドックがインタビューで語ったところによれば、アニメーションの内容は日本の複数作品に強く影響を受けており、アクションシーンは『ブラック★ロックシューター』、ストーリーは『天元突破グレンラガン』の影響を受けているという[5]。また、ワーナーブラザーズジャパンから日本語吹き替え版についての公式な問い合わせがあった際、スタッフ一同は当初「(ワーナーのような大企業から)問い合わせなんてあるわけがない」と信じなかったが、その後にワーナーから吹き替え版キャステイング候補リストが送られてきた際は、社内でパーティーを行うほど嬉しかったという。

日本国内ではファンによって日本語字幕がつけられた物などが動画サイトで公開されていたが、2014年8月に開かれたコミックマーケット86にて、日本語吹き替え版のDVD/BDを2015年内に発売する旨がワーナーブラザーズ ジャパンから発表された[6]。2015年11月以降に日本語吹き替え版DVD/BD、オリジナルサウンドトラックなど複数の公式出版物の販売が順次予定されており、新宿ピカデリーなどの日本国内の映画館で本編の先行イベント上映、および劇場限定グッズの販売が開始される予定である。

ストーリー[編集]

塵から生まれた存在である人類は、その誕生から間もなくしてグリムという存在の脅威に脅かされていた。彼らは人類とその創造物を破壊し、それによって人類は滅亡の危機へと追いやられる。しかし、人類は元来持っているその強さと賢さによってダストという力を発見する。ダストによってグリムを退けることに成功した人類は、ついに訪れた平和な時間を謳歌していた。

15歳の少女ルビー・ローズ (Ruby Rose) はグリムを退治する存在であるハンターに憧れ、ハンター養成所であるビーコン・アカデミー(以下「ビーコン」)へ入学する。そこでチームRWBY(ルビー)のリーダーとなった彼女に様々な苦難が襲い掛かるが、そんな苦難を仲間と乗り越えていくとともに徐々に成長していく。

登場人物[編集]

ビーコン・アカデミー[編集]

チーム RWBY[編集]

読み方は「ルビー」。ビーコン入学後の“エメラルド・フォレスト”での試験において「白のナイト」を選んだ者によって構成されたチーム。リーダーはルビー・ローズ。

※担当声優は、英語オリジナル版/日本語吹き替え版の順。(オリジナル版のキャストのほとんどは製作スタッフが声を当てている)

ルビー・ローズ (Ruby Rose)
声 - Lindsay Jones / 早見沙織
本作の主人公。武器マニア。通常ならビーコンに入学するのは17歳になってからであるが、Volume 1:1話序盤における彼女の戦闘に天性的な才能を見出したオズピンに注目され、15歳という若さで飛び級入学する。
人見知りが激しく、入学後も姉であるヤン以外との交流を避け気味であったが、エメラルド・フォレストでの戦いの後はチームRWBYのリーダーに任命され、徐々に仲間と打ち解けていく。
使用武器は狙撃銃と大鎌の二形態に変形する「クレセント・ローズ(Crescent Rose)[注 1]」。彼女がシグナル・アカデミー在籍時に自作した武器であり、射撃時の反動を高速移動などに用いる戦闘スタイルを持つ。オーラのセンブランスとして高速移動能力を持っており、発動時にはバラの花弁が舞う。
モチーフは「赤ずきん」。
ワイス・シュニー (Weiss Schnee)
声 - Kara Eberle / 日笠陽子
ダストを取り扱う最大手企業“シュニー・ダスト・カンパニー”の令嬢。いささか高飛車で歯に衣着せない言動が多く、ルビーらとよく衝突する。戦闘においては直感的に動くルビーと違って分析的に戦うことを得意とする。
カンパニーの商品や自身の家族を奪った組織「ホワイトファング」を激しく憎悪しており、ファウナス(獣人)を「嘘つきで泥棒で殺人鬼」と呼んで敵視している。しかし存在そのものを否定し切っている訳ではなく、短絡的・暴力的な手段を選ぶ相手を認めないだけである。
前述の通りその物言いから人との衝突が多いが、相手の気持ちを酌み、歩み寄れるだけの度量の広さも持っている。
使用武器は粉末状のダストをシリンダーに封入し、多彩な魔法を操ることのできるレイピア「ミルテンアスター(Myrtenaster)[注 2]」。彼女の戦闘スタイルはこのミルテンアスターの魔法に大きく依存しているため、武器が手元から離れると戦闘能力が著しく低下してしまう。オーラのセンブランスとして魔方陣を作り出すことができる。
モチーフは「白雪姫」。
ブレイク・ベラドンナ (Blake Belladonna)
声 - Arryn Zech / 嶋村侑
猫耳のようなリボンが印象的な謎の多い少女。口数が少なくクールな印象を与えるが、読書に理解を示し夢を語るルビーに微笑みかけたり、ルビーやヤンと一緒になって悪ふざけをしてみたりとただ冷たいだけの人物ではない。
実はファウナスと呼ばれる獣人であり、元「ホワイトファング」のメンバー。ファウナスの証である猫耳はリボンに隠していた。ワイスと口喧嘩をし、自身が「ホワイトファング」メンバーであることをバラしてしまい、ビーコンから逃亡した事もある。
使用武器は大ぶりな片手剣の中にもう一本の刃を収めた「ガムボール・シュラウド(Gambol Shroud)[注 3]」。格納されている細身の剣は鎌に変形し、鎖鎌のように使用できる。柄剣部分には銃が仕込まれており、柄はリボンで手元と繋がっており投擲した後も引き金を引くことができる。きわめて高い身体能力の持ち主であり、火器の反動や魔法などに頼らずに垂直の壁を駆け上ったり、ダストを使って自身の分身を生み出し、それを蹴って跳躍するといった離れ業も駆使する。オーラのセンブランスとして分身を作り出すことができる。
モチーフは「美女と野獣」のベル
ヤン・シャオロン (Yang Xiao Long)
声 - Barbara Dunkleman / 小清水亜美
ルビーの姉。ルビーと共にビーコンに入学する。長身で抜群のスタイルの持ち主。異母姉妹であるルビーとは違い豪快で社交的な性格で、入学してすぐに友達を何人もつくった。自身のヘアスタイルに対するこだわりがとても強く、戦闘中に髪が損傷を受けると怒りで瞳が赤くなり、驚異的な攻撃力を発揮する。
使用武器は両手首にはめられたガントレット「エンバー・セリカ(Ember Celica)[注 4]」。非戦闘時は大きめのブレスレット状であり、戦闘時には肘から手首までを覆うように展開する。内部に弾倉と小型の火器が内蔵されており、射撃ができるのはもちろん、起爆させて打撃の威力を上げたり、反動で跳躍したり加速したりと非常に応用範囲が広い。オーラのセンブランスとして受けたダメージに応じて身体が強化される。
モチーフは「3びきのくま」のゴルディロックス。

チーム JNPR[編集]

読み方は「ジュニパー」。前述の試験で「白のルーク」を選んだ者によって構成されたチーム。リーダーはジョーン・アーク。
なお、メンバーモチーフについてモンティはTwitter上にて「モチーフとなった人物は別の性別に変装していた」というヒントをファンに話している[7]

ジョーン・アーク (Jaune Arc)
声 - Miles Luna / 下野紘
ビーコンに来たルビーの初めての友達。あまり自分の戦闘能力に自信がなく、おっちょこちょいな性格をしたナード。そのためか幾度も仲間(特にピュラ)に助けてもらっており、カーディンに目をつけられいじめられていた。しかし、リーダーとしての実力と判断力を持ち合わせており、そのおかげでJNPRのリーダーに任命されている。親に「自信のある男はモテる」と言われており、しばしばワイスを口説く。
実は偽のトランスクリプトでビーコンに入学しており、戦闘経験はほぼ皆無であった。ただし、ピュラによると「とてつもない量のオーラを持っている」らしい。
使用武器は片手剣「クロケア・モルス(Crocea Mors)」と、鞘にも変形出来る盾。これは戦争で戦った「ひいひいおじいさん」のお下がりである。
モチーフは「ジャンヌ・ダルク」。
ノーラ・ヴァルキリー (Nora Valkyrie)
声 - Samantha Ireland / 洲崎綾
ビーコンの生徒でチームJNPRのメンバー。精神的に幼く、食いしん坊で天真爛漫な性格。レンとは幼馴染であり、長い話と身勝手な行動でよく彼を疲れさせている。基本的に純粋だが、ジョーンがいじめられていた時に「そいつの両足を折ろう」と発言する等、少し暴力的なのが伺える。
使用武器はグレネードランチャーに変形出来るハンマー「マンヒルド(Magnhild)」。
モチーフは北欧神話の男神「トール」。
ピュラ・ニコス (Pyrrha Nikos)
声 - Jen Brown / 豊口めぐみ
ビーコンの生徒でチームJNPRのメンバー。ビーコンに入学する前に在籍していたサンクタム・アカデミーをトップで卒業し、更に地区大会で連続優勝の記録を超えるなど、かなりの実力者だということが伺える。この実力のおかげでシリアルの箱の表紙に載せられていたりする。優しくて仲間思いな性格。特にジョーンを気にかけており、偽のトランスクリプトでビーコンに入ったことを告白されたにもかかわらず彼を心配し、彼にプライベートで訓練を共にしようと持ちかけた。
使用武器はライフル、ジャベリンと片手剣に変形出来る「ミロ(Miló)」と投擲武器としても使える盾「アクオ(Akoúo)」。オーラのセンブランスとして磁力をコントロールする力も持つ(余談だが、磁力の英名はPolarityであり、ルビーに「ポールを操る力」と誤解された。すぐにワイスに修正されている)。
モチーフはギリシャ神話の英雄「アキレウス」。
ライ・レン (Lie Ren)
声 - Monty Oum(Volume 1-2), Neath Oum(Volume 3-) / 斉藤壮馬
ビーコンの生徒でチームJNPRのメンバー。幼馴染のノーラとは正反対で、真面目でおとなしい性格。よくノーラに振り回されているが、少なからず彼女のことを想っている。オーラと素手で大蛇型のグリムを倒した実力者でもある。
使用武器は刃の付いた二丁のマシンピストル「ストームフラワー(Storm Flower)」。Volume 1,2では監督であるMonty自らが声を担当していたが、前述の経緯からVolume 3からは弟のNeath Oumが担当している。
モチーフは不明だが、ファンの間では「ムーラン」ではないかと言われている。

チーム CRDL[編集]

読み方は「カーディナル」。前述の試験で「黒のビショップ」を選んだ者によって編成されたチーム。メンバーの名前は鳥の名前に由来する。リーダーはカーディン・ウィンチェスター。

カーディン・ウィンチェスター (Cardin Winchester)
声 - Adam Ellis / 木村昴
ビーコンの生徒でチームCRDLのリーダー。ジョック兼いじめっ子であり、ジョーンやヴェルヴェットを主な標的にしている。ジョーンが偽のトランスクリプトでビーコンに入った事を偶然耳にし、彼を脅迫しいじめをエスカレートさせた。使用武器は巨大なメイス。
名前の由来はCardinal(ショウジョウコウカンチョウ)。モチーフはヘンリー・ボーフォート
ラッセル・スラッシュ (Russel Thrush)
声 - Shane Newville / 宮本淳
ビーコンの生徒でチームCRDLのメンバー。カーディンの取り巻き。使用武器は鍔部分がシリンダー型になっている2対の曲刀。
名前の由来はThrush(ツグミ)。
ダヴ・ブロンズウィング (Dove Bronzewing)
ビーコンの生徒でチームCRDLのメンバー。カーディンの取り巻き。使用武器は鍔部分に銃が仕込まれた両刃の剣。
名前の由来はDove(ハト)。
スカイ・ラーク (Sky Lark)
声 - / 森田了介
ビーコンの生徒でチームCRDLのメンバー。カーディンの取り巻き。使用武器はハルバード。
名前の由来はSkylark(ヒバリ)。

チーム CFVY[編集]

読み方は日本語公式ファンブックでは「コーヒー」、原語版では「カフィー」と一定していない。ルビーたちよりも上級生の2年生チーム。メンバーの名前は菓子類に由来する。リーダーはココ・アデル。

ココ・アデル (Coco Adel)
声 - Ashley Jenkins / 伊藤静
ビーコンの生徒でチームCFVYのリーダー。使用武器はガトリングガンに変形できるハンドバッグ。
名前の由来はCocoa (ココア)。
フォックス・アリステア (Fox Alistair)
ビーコンの生徒でチームCFVYのメンバー。使用武器は前腕を覆うほどの大きなブレード。
ヴェルヴェット・スカーラティーナ (Velvet Scarlatina)
声 - Caiti Ward
兎耳を生やしたビーコンの生徒で長い間差別されている人型種「ファウナス」の一人。CRDLのメンバーによくいじめを受けていた。
武器は大きなコンテナボックス。中にはカメラとホログラムプロジェクタが内蔵されており、カメラで撮影した武器をコンテナ内のプロジェクタでホログラム投影することで、それを一時的に使用することができる。
なお、彼女の戦闘コスチュームは衣裳デザインコンテストで入賞したユーザーの作品を元に、カラーリングの変更等が行われたものである。
モチーフは「ビロードのうさぎ」。
ヤツハシ・ダイチ (Yatsuhashi Daichi)
声 - Joe MacDonald
ビーコンの生徒でチームCFVYのメンバーであり、Volume 2終了時点では全キャラクター中最も身長が高い。使用武器は巨大な曲刀。

ビーコン・アカデミーの教師[編集]

オズピン教授 (Professor Ozpin)
声 - Shannon McCormick / 井上和彦
ビーコン・アカデミーの校長。ルビーの才能を見抜き、ビーコンへの入学を推薦した。ルビーの叔父であるクロウとは知り合い。ヤン曰く「少し外れている」。灰色の髪とサングラスが特徴。杖をつき、よくマグカップを片手に持っている。
モチーフは「オズの魔法使い」のオズ。
グリンダ・グッドウィッチ (Glynda Goodwitch)
声 - Kathleen Zuelch / 浅野真澄
ビーコンの教師でハントレス。眼鏡とマントが特徴の、オズピン教授の助手的存在の女性。魔法を使った戦法を得意とする。使用武器は鞭。オーラのセンブランスはテレキネシス
モチーフは「オズの魔法使い」のグリンダ。
ピーター・ポート教授 (Professor Peter Port)
声 - Ryan Haywood / あべそういち
ビーコンの教師でベテランのハンター。立派な口髭のある恰幅のいい壮年男性。主に実戦やグリムの対処法について教えている。若い頃は偉大だったらしく、授業中は自身の武勇伝を長々と語る。オズピン教授に絶大な信頼を置いている。使用武器はブランダーバス(ラッパ銃)と斧を合体したもの。
モチーフは不明だが、ファンの間では「ピーターと狼」ではないかと言われている。
バーソロミュー・ウーブレック博士 (Dr. Bartholomew Oobleck)
声 - Joel Heyman / 烏丸祐一
ビーコンの教師。丸眼鏡をかけた緑髪の男性で、主に歴史を教えている。コーヒーを常に飲んでおり、ものすごいスピードで移動し、喋る速度も早い。使用武器は伸縮自在な水筒。
モチーフは不明だが、ファンの間では「ふしぎなウーベタベタ」ではないかと言われている。

シグナル・アカデミー[編集]

ヴェイル西側に広がる海に浮かぶ島・パッチ(Patch)にあるハンター養成学校。学校の方針として「武器の自作」が掲げられており、クレセントローズもかつて在籍していたルビー自身により製作されている。

クロウ・ブランウェン (Qrow Branwen)
声 - Vic Mignogna /
ルビー、ヤンの叔父で、シグナル・アカデミーの教官。Volume 1、2では名前とシルエットの登場でしかなかったがVolume 3で登場。2人には気安く接しており、彼女たちからも非常に慕われている。
真っ昼間からバーで飲んだくれ、人前で平然とスキットルで飲み始めるほどのアルコール中毒者だが、戦闘能力は非常に高い。戦闘では髪をかきあげてオールバックにする癖がある。
ビーコン・アカデミーの卒業生であり、かつてサマー、レイヴン、タイヤンと「チームSTRQ(スターク)」を組んでいたという。オズピン校長やアイアンウッドとは交流があり、世界の不穏な動きを探るべく危険な任務にも身を投じている。 その一方で、ワイスの姉であるウィンターとは因縁があるようだが・・・
ルビーに戦闘技術を教え込んだ人物で、オズピンが言う「第一級危険武器(=クレセントローズ)」を扱えるまでにした。
武器は柄の根元に歯車が埋め込まれた大剣で、銃への変形機構も持つ。またヤンの回想ではクレセント・ローズによく似た鎌を使用している。
タイヤン・シャオロン (Taiyang Xiao Long)
声 - Burnie Burns
ルビー、ヤンの父親。ルビーとヤンの話の中で何度か登場はしていたが、名前はVolume 2まで明かされなかった。
ヤンに戦闘技術を教え込んだ人物。心配性で過保護な父親らしい。

ヘイヴン・アカデミー[編集]

ミストラル(Mistral)にあるハンター養成学校。

チーム SSSN[編集]

読み方は「サン」。リーダーはサン・ウーコン。

サン・ウーコン (Sun Wukong)
声 - Michael Jones / 前野智昭
ヘイブンの生徒でチームSSSNのリーダー。猿の尻尾を生やしたファウナスの青年。ブレイクがファウナスであることにすぐに気づいた。密航者の為、警察に追われていたがビーコンから逃亡したブレイクと行動を共にし、ローマンの密輸を目撃、阻止している。
Volume 2終盤で少年刑事としてネプチューンと共にグリムがあふれた街中に登場したが、軍とRWBY・JNPR・CFVYの活躍で事態は収束したため何もできずに終わってしまった。
使用武器は二つの小型リピートライフルが繋がれているヌンチャクに変形できる棍「ルィ・バン/ジング・バン(Luyi Bang/Jingu Bang)」。
モチーフは「西遊記」の孫悟空であり、名前も孫悟空を中国語にしたものである。
スカーレット・デイビッド (Scarlet David)
声 - Gavin Free
ヘイブンの生徒でチームSSSNのメンバー。使用武器はカットラスとフリントロック・ピストルに似た形状の短銃であり、トリガーガード部分をフック付きロープとして撃ち出すことができる。
セージ・アヤナ (Sage Ayana)
声 - Josh Ornelas
ヘイブンの生徒でチームSSSNのメンバー。使用武器は大剣。
ネプチューン・ヴァシリアス (Neptune Vasilias)
声 - Kerry Shawcross / 中島ヨシキ
ヘイブンの生徒でチームSSSNのメンバー。サンと行動を共にする青年。青い短髪とゴーグルが特徴。使用武器は電気を放つ銃や長刀に変形するトライデント。名前の由来はギリシャ神話の海神ポセイドンに相当するネプチューン
フードファイトに巻き込まれる」「少年刑事としてサンと登場しても活躍がなかった」等、少々不遇な扱いを受けている。ワイスに好意を寄せており、ダンスパーティーでぎこちない動きをしつつも、一緒に踊る事が出来た。Volume 3のオープニング映像ではサンと他2人を含めた4人チームを組んでいる。
ネプチューンという名前でありながら水が弱点で、トーナメントで船が浮かぶ水のステージが出現した際には足が水に浸かってしまうステージに近づくことができなかった。

チーム ABRN[編集]

読み方は「オーバーン」。ヴァイタル・フェスティバル・トーナメントにおけるチームRWBYの対戦相手。 リーダーはアルスラーン・アルタン。

アルスラーン・アルタン (Arslan Altan)
ヘイブンの生徒でチームABRNのリーダー。使用武器は紐で結ばれたクナイ
ボリン・オーリ (Bolin Hori)
ヘイブンの生徒でチームABRNのメンバー。使用武器は両端に小さな鎌が仕込まれた長棒。
リース・クロリス (Reese Chloris)
ヘイブンの生徒でチームABRNのメンバー。使用武器は2丁のビームガンに変形できるエッジ部分にブレードの付いたホバーボード。
ナディール・シコ (Nadir Shiko)
ヘイブンの生徒でチームABRNのメンバー。使用武器は刀に変形する機能を持ったライフル。

シェイド・アカデミー[編集]

ヴァキュオ(Vacuo)にあるハンター養成学校。4王国のアカデミーの中では唯一制服が存在しない。

チームBRNZ[編集]

読み方は「ブロンズ」。ヴァイタル・フェスティバル・トーナメントにおけるチームJNPRの対戦相手。 リーダーはブロンズ・ニー。

ブロンズ・ニー (Brawnz Ni)
声 - Blaine Gibson
シェイドの生徒でチームBRNZのリーダー。使用武器はベアクローの付いた手甲で、手の甲の表面部分にもナイフ状のブレードが取り付けられている。
ロイ・スタリオン (Roy Stallion)
シェイドの生徒でチームBRNZのメンバー。使用武器は回転式の丸ノコが付いた籠手で、丸ノコはフリスビーのように飛ばすことが出来る。
ノーラン・ポーフィリオ (Nolan Porfirio)
声 - Aaron Marquis
シェイドの生徒でチームBRNZのメンバー。使用武器は電撃を発するスタンロッド。
メイ・ツィートン (May Zedong)
シェイドの生徒でチームBRNZのメンバー。使用武器はスナイパーライフル。

チームNDGO[編集]

読み方は「インディゴ」。ヴァイタル・フェスティバル・トーナメントにおけるチームSSSNの対戦相手。リーダーはネビュラ・ヴィオレッテ。なお、このチームはRooster Teeth製作の実写ドラマ『LAZER TEAM』の製作資金のクラウドファンディングに出資したファンによって考案されたチームであり、チーム名もクラウドファンディングサイト「Indiegogo(インディーゴーゴー)」のもじりになっている。

ネビュラ・ヴィオレッテ (Nebula Violette)
声 - Kate Warner
シェイドの生徒でチームNGDOのリーダー。使用武器は剣に変形可能なクロスボウ。
デュー・ゲイル (Dew Gayl)
声 - Kim Newman
シェイドの生徒でチームNGDOのメンバー。使用武器は穂先が錨のような形状をした槍。
グウェン・ダーシー (Gwen Darcy)
シェイドの生徒でチームNGDOのメンバー。使用武器は無数の投げナイフ。
オクタヴィア・エンバー (Octavia Ember)
シェイドの生徒でチームNGDOのメンバー。使用武器はフランベルジュ。

アトラス・アカデミー[編集]

アトラス (Atlas) にあるハンター養成学校であり、同国における国家機能を代行している。

チーム名称不明[編集]

ペニー・ポレンディーナ (Penny Polendina)
声 - Taylor Pelto / 潘めぐみ
オレンジ色の髪の少女。トーナメントに参加するためにヴァイタル・フェスティバルに足を運ぶ。
好奇心旺盛で優しいが、少しズレている。使用武器は背中のバックパックに格納したワイヤーつきの無数の剣。変形し飛行機を真っ二つにする光線を放つこともできる。
その正体は、オーラを生み出せる世界初の人造人間である。その開発には、アイアンウッドが関わっている。
モチーフは不明だが、ファンの間では「ピノキオ」ではないかと言われている。
シエル・ソレイユ (Ciel Soleil)
声 - Yssa Badiola
アトラスの生徒でペニーのチームメイトの褐色肌の少女。几帳面かつ非常に時間に厳格な性格。

チームFNKI[編集]

読み方は「ファンキー」。ヴァイタル・フェスティバル・トーナメントのダブルス戦におけるチームRWBYの対戦相手。メンバーのモチーフはインターネットカルチャーが由来になっている。 リーダーはフリント・コール。

フリント・コール (Flynt Coal)
声 - Flynt Flossy
アトラスの生徒でチームFNKYのリーダー。父親が経営していた小さなダストショップをシュニー・ダスト・カンパニーによって潰されてしまった過去を持つ。
武器は衝撃波を発生させるトランペット。オーラのセンブランスとして自身の動きをトレースする分身を3体作り出すことができ、本体を含めた4体同時攻撃「キラー・カルテット(Killer Quartet)」は非常に強力である。
モチーフは不明だが、ファンの間では「Flynt Coal」(Rooster Teethのゲーム攻略コミュニティ「Achievement Hunter」のMinecraft実況動画内で生み出されたキャラクター)ではないかと言われている。
ネオン・カット (Neon Katt)
声 - Meg Turney
アトラスの生徒でチームFNKYのメンバー。猫の尻尾を生やしたファウナスの少女。武器は棒部分がケミカルライトになったヌンチャクであり、体術にローラーブレードを組み合わせたヒット・アンド・アウェイ戦法を得意とする。
モチーフは不明だが、ファンの間では「Nyan Cat」ではないかと言われている。

アトラス軍[編集]

ジェイムズ・アイアンウッド (James Ironwood)
声 - Jason Rose / てらそままさき
アトラス軍の将軍であり、同国のアカデミーの校長。右半身の大部分が機械化されている。 オズピンやグリンダとは旧知の仲であり、クロウとの交流も持っている。ヴァイタル・フェスティバルの開催に伴いアトラス・アカデミーの生徒と共にヴェイルを訪れたが、これはクロウからのメッセージを受け未知の敵に備えるべく軍の兵力を動員したためである。
実直で正義感の強い人物であるが、有事の際には早期の解決を図ろうとするあまり持ち前の軍事力による殲滅戦を取ろうとするため、状況の全容解明を優先し慎重策を取るオズピンとはたびたび衝突することがある。
武器は拳銃。また、体術にも優れ、作中では右手だけでグリムの攻撃を受け止め、軽々と振り回す様子も見られた。
モチーフは不明だが、ファンの間では「オズの魔法使い」のブリキの木こりではないかと言われている。
ウィンター・シュニー (Winter Schnee)
声 - Elizabeth Maxwell
ワイスの姉であり、 アイアンウッドの忠実な部下。ヴェイル市街警備のための追加部隊の監督として、ヴァイタル・フェスティバルに湧くビーコン・アカデミーを訪れた。
ワイスには公私を分別して厳しく接している一方で学校生活について成績ではなく交友関係や趣味について心配するなど、彼女なりに妹のことを思いやっており、ワイスにとっても敬愛する姉である。その一方で、クロウとは以前からの知り合いだが、彼のことは快く思っていない。
武器はサーベルで、中に一回り小さいもう一本のサーベルが収納されており、スイッチひとつで分離可能。オーラのセンブランスは妹と同じく魔法陣生成だが、妹が使えない「召喚能力」を会得しており、青白く発光するグリムを作り出し使役することができる。本人曰く、過去に自分を追い詰めた強敵を思い出し、自分の味方であるとイメージすることで召喚することができるらしい。

主人公達の敵[編集]

ローマン・トーチウィック (Roman Torchwick)
声 - Gray G. Haddock / 三木眞一郎
Volume 1:1話でルビー、グリンダと対峙した指名手配犯。帽子を被り右目にオレンジ髪がかかった気取った言動の多い男性。何故か大量のダストを至るところで盗んでいる。ダストを強奪していたが(偶然店にいた)ルビーに邪魔され、逃亡する。この事件で見せた実力によってルビーはオズピン教授に注目された。
モチーフは「ピノキオ」のロメオ・キャンドルウィック。
使用武器は銃器を仕込んだケーンメロディック・カジェル (Melodic Cudgel)」で、杖術にも長ける。Volume 1:最終話の時点でホワイトファングと協力しており、ダストの密輸をしていたところをブレイクとサンに邪魔されている。その際に二人同時に戦って互角以上に戦う等、見た目によらず戦闘力は高い。
Volume 2ではシンダー達と暗躍をしていたが、終盤で独断行動を起こし、大量のグリムを街中に放ち人々を混乱させた。ビーコンアカデミーの生徒と教師によって騒ぎは終息し逮捕された後、将軍から司法取引を持ちかけられるが断った。
ヘイ・ション(Hei Xiong)
声 - Jack Pattillo
『Yellow』トレイラーに登場したクラブのマネージャー。通称、「ジュニア (Junior)」。ヤンに部下の前で恥をかかされ、マラカイト姉妹がヤンに敗れたあとに攻撃。一時は有利だったものの、怒りでパワーアップしたヤンに倒される。使用武器はバットに変形できるバズーカ。赤いサングラスをした手下をたくさん連れており、金と引き換えにローマンに貸した。
モチーフは不明だが、ファンの間では「3びきのくま」の子グマではないかと言われている。
メラニー・マラカイト/ミルシャデス・"ミルシャ"・マラカイト(Melanie Malachite/ Miltiades "Miltia" Malachite)
声 - Maggie Tominey(二役)
ジュニアの部下である姉妹。ヤンと対決したが二人ともあっさり倒されてしまった。使用武器はメラニーが刃の付いたヒール、ミルシャが赤い鉤爪。
なお、両者のキャラクターデザインはそれぞれワイスとルビーの初期稿の流用である。
モチーフは不明だが、ファンの間では「雪白と薔薇紅」ではないかと言われている。
シンダー・フォール (Cinder Fall)
声 - Jessica Nigri / 甲斐田裕子
Volume 1:1話でローマンが引き連れていた女性。彼の上司のような存在かと思われる。炎を操り、ベテランのハントレスであるグリンダと互角に戦っている。第1シーズン最終話でも最後に登場。第2シーズンでは他国の学園の生徒としてビーコンに潜入している。格闘大会に出場する他校の生徒とビーコンアカデミーの交流の為に開催されたダンスパーティーの夜、情報を盗むために通信ネットワークタワーに忍び込む姿をルビーに目撃され、戦闘になる。(変装していたためルビーや将軍に正体がばれる事はなかった。)魔法を使うときに必要な触媒を服に織り込んでいるため、魔法を使うときは服の一部が発光する。Volume 3のオープニング映像ではルビーと戦っている描写があり、黒い双剣のような武器を手にしている。
モチーフは不明だが、ファンの間では「シンデレラ」ではないかと言われている。
エメラルド・サストライ (Emerald Sustrai)
声 - Katie Newville / 井上麻里奈
シンダーの部下の一人で、緑髪と褐色肌が特徴の少女。愛称は「エメ(Eme)」。手癖が悪く、よくスリをはたらく。使用武器は銃にもなる小鎌。オーラのセンブランスとして相手に幻覚を見せることができる。レンの武器とデザインが似ている。シンダー、マーキュリーと共に他国の学園の生徒としてビーコンに潜入している。Volume 3のオープニング映像ではワイスと戦っている。
マーキュリー・ブラック (Mercury Black)
声 - J.J. Castillo (Volume 2)、Yuri Lowenthal (Volume 3) / 緑川光
シンダーの部下の一人で、灰色髪の青年。愛称は「マーク(Merc)」。エメラルドと行動を共にする。使用武器は銃の付いたグリーブ。ヤンの武器とデザインが似ている。シンダー、エメラルドと共に他国の学園の生徒の一人としてビーコンに潜入している。Volume 3のオープニング映像ではヤンと戦っている。
ニオポリタン (Neopolitan)
Volume 2から登場するローマンの部下であり、彼からは「ニオ(Neo)」という愛称で呼ばれている。右半分がピンク、左半分が茶色に分かれた髪に茶色とピンクのオッドアイ(シーンによって左右が入れ替わる)という特徴的な外見の少女。全キャラクター中最も身長が低い。オーラのセンブランスとして幻影を操ることが出来、回避や逃走、変装に利用される。使用武器は刃物を仕込んだレース模様の傘。
Volume 3では、黒髪のツインテールとゴシックパンク風のコスチュームに大変身し、シンダーたちのチームの4人目のメンバーとしてトーナメントに参加。
モチーフはナポリタンアイスクリーム
アダム・トーラス (Adam Taurus)
声 - Garrett Hunter / 中村悠一
『Black』トレイラーでブレイクと組んでいた男性。赤髪の短髪にマスクを着けている。潜入した列車の乗客を全員殺すことを命令するが警備ロボットに邪魔され、命令を拒否したブレイクに逃げられてしまう。
使用武器は居合刀「ウィルト(Wilt)」と銃に変形できる鞘「ブラッシュ(Blush)」。トレイラー以降、姿を見せる事はなかったが第2シーズン最終話で再び登場。シンダー達の前に現れ、ホワイトファングの幹部であるかの様な発言をしている。第3シーズンオープニング映像ではブレイクと戦っている。
モチーフは「美女と野獣」の野獣
セイラム (Salem)
声 - Jen Taylor /
Volume 3終盤に登場した謎の女性。オズピンのことを知っており、彼と敵対しているようだが・・・。

その他の人物[編集]

タクソン (Tukson)
声 - Adam Ellis
ヴェイル市街で書店「Tukson's Book Trade」を営むファウヌスの男性。
ホワイト・ファングの元構成員で、組織から離反してヴァキュオへの逃亡を目指していたが、居場所を察知して訪れたマーキュリーとエメラルドによって始末されてしまった。
サマー・ローズ (Summer Rose)
ルビーの母親(故人)。白いフード付きマントを着用し、ルビーによく似た姿をしている。
ヤン曰く「能力のあるハンター」だったといい、かつてはクロウらとチームで戦っていた。 サマーの死後、ルビーは姉のヤンと叔父のクロウの元に引き取られて育った。
場所は不明ながら墓標が崖の近くに立っており、『Red』トレイラーやEpisode 1のオープニング、Episode 3:1話では墓標のもとを訪れたルビーの姿が描かれている。
レイヴン・ブランウェン (Raven Branwen)[注 5]
声 - Anna Hullum /
Volume 2の終盤やVolume 3のオープニングに登場したヤンの母親。Volume 2にて初登場した際は顔全体を覆い隠す白い仮面と赤い着物、ワイスの武器と似た機構を持つ黒い得物(刀身はダストの色に対応しているような描写がある)を持ち、ホワイト・ファングの構成員との戦闘中に気を失ったヤンを見つけ、追い打ちをかけようとしてきた敵を一蹴する。その場を離れる時、ヤンに後ろ姿を目撃された。その後、最終話のラストシーンで再び登場し、ヤンと対面している。Volume 3のオープニング映像では、サマー、クロウ、タイヤンと共に写真に写っている。
ツヴァイ (Zwei)
Volume 2:8話から登場したルビーとヤンの飼い犬。タイヤンと共に島で暮らしていたが、諸般の事情で大量のドックフードと共にルビーらの元に送られてくる。戦闘要員としても優秀であり、オーラをまとった強烈な体当たりを繰り出すことが出来る。
モチーフは『カウボーイビバップ』のアイン。
アンバー (Amber)
声 - Laura Bailey
童話「四人の乙女」の4姉妹が授かった偉大なる力のひとつを現代に受け継ぐ、当代の「秋の乙女(Fall Maiden)」。

舞台・用語[編集]

レムナント(Remnant)
作中の世界の名称。複雑な変形武器やロボットなどの高度に発達した科学技術と、ダストやオーラに由来する魔法技術が同居した世界。ヴェイル、ミストラル、ヴァキュオ、アトラスの4王国に分かれている。
普通の人間のほか、動物の特徴を備えた獣人「ファウナス」がいる。はるか昔から魂を持たない怪物「グリム」によって人々の生活は脅かされ続けてきたが、現在はグリムを討伐する「ハンター」によって比較的平和な暮らしが保たれている。
また、夜空には砕けていく月が浮かんでいる。
ヴェイル(Vale)
物語の主な舞台となる王国、またはその首都。ヴァイタル大陸(Vytal)に存在する。国章は交差した2本の斧、通貨はリエン(Lien)。ビーコン・アカデミーはヴェイル市街の東側に位置し、市街西側は海に面している。その海の向こうにはルビーとヤンの故郷である島・パッチ(Patch)があり、シグナル・アカデミー (Signal Academy) が存在する。その他の作中で登場した地域は以下の通り。
エメラルド・フォレスト (Emerald Forest)
ビーコン・アカデミー新入生に課せられる実力試験が行われた森。緑が豊かで起伏に富んだ地形であり、北端にはストーンヘンジのような遺跡が存在し、また多数のグリムが生息している。
フォーエバー・フォール (Forever Fall)
市街の北側やや東寄りに広がる紅葉の美しい丘陵地帯。立ち並ぶ木々からは甘味のある樹液を採取できる。敷地内には鉄道が通っており、シュニー・ダスト・カンパニーのダスト輸送列車が運行している。グリンダとRWBY、JNPR、CRDLの3チームが校外実習で訪れた。
マウンテン・グレン (Mountain Glenn)
市街のはるか南東に位置する、緑深く多くの洞窟が点在する丘陵地帯。ヴェイルの領土拡大策として計画都市が築かれたが、グリムの流入によって現在は広大な廃墟と化している。かつては1000人以上の労働者が生活し、市街地に直通する地下鉄が通っていたが、それもすべて封鎖された。もはや人も通わぬ地のはずだが、最近になって人の感情に引き寄せられるはずのグリムの目撃例が急増している。
アトラス (Atlas)
ヴェイルより北部のマントル(Mantle)という地域に存在する王国だが、実はかつてそこに存在した王国は何らかの原因で滅亡しており、現在はアトラス・アカデミー(Atlas Academy)が国家機能を代行している状態にある。そのため、現在のアトラスは政府・アカデミー・軍が一体化しており、アカデミーの卒業生も基本的に軍の特殊部隊に所属することを強く推奨されている。国章は地殻を貫く槍。高度な技術を有しており、CCTシステムを開発し、軍隊の大部分が機械化されていることからもそれが伺える。また、シュニー・ダスト・カンパニー本社の所在地でもある。
ヴァキュオ (Vacuo)
サンの生まれ故郷の王国。領土内には砂漠地帯が存在し、住民たちは過酷な自然災害にも耐えられるほど屈強とのこと。ラフな服装を好み、正装とは縁遠い国民柄のためか、そこに存在するシェイド・アカデミー(Shade Academy)には制服が存在しない。
ミストラル (Mistral)
レムナントを構成する4王国のひとつで、ヘイヴン・アカデミー(Haven Academy)の所在地。かつてピュラがこの王国のトーナメントで4年連続優勝という新記録を打ち出したということが語られている。
ダスト(Dust)
作中において様々なもののエネルギー源となる物質。かつてグリムを退けるために生み出された人類の英知の結晶である。
地水火風の自然エネルギーを基本としているが、それらが融合し別のエネルギーを発生させるダストも存在する。
これらのエネルギーはオーラによって発動し、火薬のように武器に用いられたり、飛行機などの乗り物やロボットの燃料とされたり、レムナントのあらゆるところで活用されている。しかし、どのようにしてダストが発生したかは未だ解明されていない。
宝石のような結晶状のものや粉末状のものがあり、後者は前者を精錬したものだが、くしゃみ程度の衝撃でエネルギーが暴発するため、取扱いには注意が必要である。前者は後者より強力だが、使用者の技量が及ばなければ使いこなすことはできない。
オーラ(Aura)
人類や生物などが有する力、魂の顕現。戦闘における攻撃や防御に利用でき、治癒力を高めることもできる。機器で計測することもでき、オーラの残量を確認しながら戦うことが重要らしい。
人によってセンブランス(Semblance、特性)が異なり、親族間での遺伝もない(ただし偶然同じセンブランスになる可能性はある)が、例外的にシュニー家のセンブランス「魔方陣生成」と「召喚」は一族で遺伝するとされている。また、グリムは魂を持たない怪物であるためオーラを発さない。
グリム(Grimm)
人類誕生以来、長い間ずっと彼らを脅かしている怪物。動物に似た見た目だが、闇のように真っ黒な体と赤い紋様入りの白い仮面が特徴。人間とその創造物を優先的に狙うことと人間の負の感情に引き寄せられるという性質を持つ。魂を持たず、倒されると黒い煙に変化していく描写がある。そのためオーラは使えないが、すべてのグリムが「心」を持たないわけではなく、戦いを生き延び年老いたグリムは知恵を身に付け、より狡猾な殺戮者となる。 作中で登場したのは以下の通り。
ベオウルフ (Beowolf)
人狼型のグリム。「アルファ・ベオウルフ」というより強力な個体も存在する。
アーサ (Ursa)
熊型のグリム。小型の個体「アーサ・マイナー(Ursa minor)」と大型の個体「アーサ・メジャー(Ursa major)」が存在する。
キング・タイジツ (King Taijitu)
蛇型のグリム。胴の両端に頭を1つずつ持つ双頭が特徴。
デスストーカー (Deathstalker)
サソリ型のグリム。外殻は硬くクレセント・ローズでの至近射撃も通用しない。
ネヴァーモア (Nevermore)
鳥型のグリム。より大型の「ジャイアント・ネヴァーモア(Giant Nevermore)」も登場する。羽根を飛ばしての遠距離攻撃や大きな翼での体当たりを行ってくる。また見た目よりも硬く、生半可な攻撃ではビクともしない。
ボーバタスク (Boarbatusk)
イノシシ型のグリム。体を丸め回転しながら高速で突撃したり、牙で相手に組み付いたりとかなり凶暴。ほぼ全身が硬い殻で覆われているが腹部のみは装甲がない。
ゴライアス (Goliath)
象型のグリム。群れで行動しており、ウーブレック博士によると少なくとも100年以上を生きているとされる。その間に経験則として「人間を襲えばより大勢で反撃される」「人間は非力だが心で補う」などと学習しており、むやみに人間を襲うことはせず、ヴェイル南東部の森林丘陵地帯を徘徊している。
クリープ (Creep)
二足歩行の恐竜型のグリムだが、腕はない。
グリフォン (Griffon)
グリフォン型のグリム。尻尾の先には白く鋭い棘が複数生えている。
名称不明
ドラゴン型のグリム。赤く薄い膜のような翼と首元まで裂けた大きな口が特徴。マウンテン・グレンの岩山の中で眠っていたが、ヴェイルに侵攻したグリムによる破壊と混乱に呼応するかのように目を覚ました。体から滴り落ちる黒い粘液から新たなグリムを生み出すことができる。
ハンター(Huntsmen/Huntresses)
グリムなどの怪物と戦い、世界を守る者たちの呼称。男性名が「ハンツマン」、女性名が「ハントレス」である。
ビーコン・アカデミーをはじめ、いくつも訓練校があり、ハンターを目指す若者はこれらに入学し厳しい訓練を受ける。
ビーコン・アカデミー(Beacon Academy)
ルビーらが所属しているハンター養成学校。校長はオズピン教授で、彼をはじめハンターらが教鞭を執っている。戦闘訓練だけでなくグリムの生態やレムナントの歴史などについても学ぶ。
基本的には17歳で入学するが、ルビーのようにその才能を見出されるなどして正式な手続きを経ずに入学する生徒もいる。ファウナスの生徒も入学できるが、アカデミーにおいても彼らを差別する学生がいる。
入学してすぐに行なわれる試験によってチーム分けがされ、その4人でその後の学園生活を一緒に過ごすことになる。
リーダー決めやチーム名(名前の頭文字を4つ並べる)もその際に決められ、また寮の部屋もその4人ごとに割り当てられる。
ヴァイタル・フェスティバル (Vytal Festival)
2年に一度4王国の持ち回りで開催される国際式典。80年前の戦争の終結後、4つの王国間の平和を祝うために作られた。 その際に行われるトーナメント戦では、4王国が擁するハンター訓練校の生徒たちがお互いの技量を競い合う。
ファウナス(Faunus)
動物の特徴を有した獣人の呼称。耳や角、尻尾など器官には個人差があるが、共通して高い身体能力と暗視能力を有する。
長い間、普通の人間らに迫害され「メナジェリー(Menagerie)」という地域に隔離されてきたが、戦争と和平を経て現在は普通の人間と共存している。しかし未だに差別は続いており、デモなどがニュースで取り上げられている。また、彼らもオーラを有する。同じ動物のファウナス同士からは親と同じファウナスが産まれ、人間とファウナスではどちらかが、異なる動物のファウナス同士からはランダムな動物のファウナスが生まれるらしい。
ホワイトファング(White Fang)
ファウナスの過激派組織。かつて人間とファウヌス間の戦争が終結した際、両者の和平のために結成されたが、5年前にリーダーが変わったことを機にテロをも辞さない過激派組織に様変わりしていった。ブレイクは幼少期からこの組織に所属していたが、その方針に疑問を抱き離反した。
メンバーはグリムを模した白い仮面を被っているが、これは普通の人々が彼らを怪物のように扱うことに由来している。
CCTシステム (Cross Continental Transmit system)
「大陸間通信システム」と呼ばれる、レムナントにおける通信の要。開発にはアトラスが携わっている。王国の領土外ではグリムの脅威により、メッセンジャーによる情報伝達や通信設備の設置などが難しく、また人工衛星を用いた通信は、ダストが大気圏外では力を失ってしまう性質により未だに宇宙に進出できていないことから不可能なため、それらに代わる通信手段として発明された。
各王国のCCTタワーを介して大陸間の通信が行われる。王国内のネットワークとこのシステムは繋がっており、スクロールなどの他の端末からでも他の大陸の情報を入手することができる。小規模な中継塔も王国外に建造されているが、これらは絶えずグリムの脅威に晒されている。また4つあるCCTタワーのうちどれか1つでも停止すると、レムナント全体のネットワークが機能しなくなってしまう危険性もある。
スクロール (Scroll)
レムナントで普及している多機能型のタブレット端末。大小2つのタイプがあり、ポケットに収まるほどの大きさから小さいタイプはスマートフォンサイズ、大きいタイプはノートサイズにまでそれぞれ展開可能。劇中で確認出来る機能として電話機能やメールの送受信、テキストチャット、カメラ機能、ID認証機能のほか、データのアップロードやダウンロード、オーラの残量計測があり、ハンターにとっての必需品となっている。
『戦争』 (War)
作中の時代から80年前に起こった4つの王国間の戦争。戦争中の数年間はどの王国も暴力的な闘争に明け暮れていたが、ヴァイタル北部の島での最後の戦いの後に和平が結ばれ終戦を迎えた。その後、ヴァイタルにて新しい法律やアカデミー制度など、現在のレムナントの社会の基盤となる取り決めがなされ、4王国間の平和を祝ってヴァイタル・フェスティバルが開始された。 オズピンいわく、「無知と強欲と抑圧、利己主義そのものの戦争」であり、この戦争が起こった原因のひとつとして「芸術と表現の弾圧」が挙げられる。その反動からか、芸術そのものともいうべき存在である『色』を、生まれてくる子供たちの名前に盛り込む文化が生まれ現在にも根付いているなど、今現在のレムナントの文化・社会に大きな影響を与えている。
シュニー・ダスト・カンパニー (The Schnee Dust Company)
アトラスに本社を置く世界最大手のダスト企業。創設者はワイスの祖父で、ワイスはここの跡取り娘。主産業のダスト産出・流通業のほかに、兵器開発、漫画や雑誌の出版、日用品の販売なども手がけるコングロマリットである。同社の保有するダスト鉱山・「シュニー採石場」からダストを採掘し、精製したものを流通させている。しかし、ワイスの父の代になってからは「議論の絶えない労働力の保持」、「怪しげな取引相手を持つ」といった黒い噂も付きまとうようになった。 ファウヌスの過激派によるテロの標的にされており、シュニー家親族の命やダストが長年に渡って狙われてきた。
乙女の力 (Maiden’s Power)
元々はレムナントで昔から広く親しまれている童話「四人の乙女 (The Four Maidens)」に登場するウィンター(Winter)、スプリング(Spring)、サマー(Summer)、フォール(Fall)の4姉妹がある魔法使いから授かったとされており、実在しないものとされてきた。だがオズピンによれば、実はその力も4姉妹も実在したとされており、乙女を守護する組織が彼女たちを守るため、その存在をあいまいなものにしたことで、事実は忘れ去られ物語としての『四人の乙女』の童話が残ったのだという。
その力自体は何千年も前から存在しているが、1人の乙女が永遠に力を保持するのではなく、乙女が死ぬたびに力は新たな担い手に受け継がれるとされる。 それを受け継ぐための条件は「乙女が死に際に思い浮かべた若い女性」とされ、もし思い浮かべた者が若い女性でなかった場合は、力がランダムな誰かに飛んでいってしまうとされる。

楽曲[編集]

主題歌・挿入歌は全てJeff Williamsの手によるもの、歌唱はCasey Lee Williams[8]。Caseyの情報はIMDbに詳しい[9]

2014年12月現在、既にシリーズが完結したVolume 1及びVolume 2で使用された楽曲はサウンドトラックが公式サイトでのCD販売またはmp3デジタルミュージックとしてiTunesなどで発売されている[8]

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 日本語タイトル
Volume 1 (第1期)
第1話 "Ruby Rose" 「ルビー・ローズ」
第2話 "The Shining Beacon, Pt.1" 「栄光のビーコン」前編
第3話 "The Shining Beacon, Pt.2" 「栄光のビーコン」後編
第4話 "The First Step, Pt.1" 「ファーストステップ」前編
第5話 "The First Step, Pt.2" 「ファーストステップ」後編
第6話 "The Emerald Forest, Pt.1" 「エメラルドフォレスト」前編
第7話 "The Emerald Forest, Pt.2" 「エメラルドフォレスト」後編
第8話 "Players and Pieces" 「戦士と駒」
第9話 "The Badge and The Burden, Pt.1" 「導く者、支える者」前編
第10話 "The Badge and The Burden, Pt.2" 「導く者、支える者」後編
第11話 "Jaunedice, Pt.1" 「ジョーン転落」前編
第12話 "Jaunedice, Pt.2" 「ジョーン転落」後編
第13話 "Forever Fall, Pt.1" 「永遠の秋に」前編
第14話 "Forever Fall, Pt.2" 「永遠の秋に」後編
第15話 "The Stray" 「はぐれもの」
第16話 "Black and White" 「黒と白」
Volume 2 (第2期)
第1話 "Best Day Ever"  
第2話 "Welcome to Beacon"  
第3話 "A Minor Hiccup"  
第4話 "Painting the Town..."  
第5話 "Extracurricular"  
第6話 "Burning the Candle"  
第7話 "Dance Dance Infiltration"  
第8話 "Field Trip"  
第9話 "Search and Destroy"  
第10話 "Mountain Glenn"  
第11話 "No Brakes"  
第12話 "Breach"  
Volume 3 (第3期)
第1話 "Round One" 「ラウンド・ワン」 
第2話 "New Challengers..." 「新たなる挑戦者…」 
第3話 "It's Brawl in the Family" 「家族、喧嘩」 
第4話 "Lessons Learned" 「学んだ教訓」
第5話 "Never Miss a Beat" 「ビートにのれ」
第6話 "Fall" 「フォール」
第7話 "Beginning of the End" 「終わりの始まり」
第8話 "Destiny" 「運命」
第9話 "PVP" 「PvP(Pyrrha versus Penny) 」
第10話 "Battle of Beacon" 「バトル・オブ・ビーコン 」
第11話 "Heroes and Monsters" 「英雄達と怪物達」
第12話 "End of the Beginning" 「始まりの終わり」

商品情報[編集]

DVD[編集]

英語版
日本語版
  • MONTY OUM 『RWBY Volume1』 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント、2015年12月9日ASIN B013T2XWSC
  • MONTY OUM 『RWBY Volume2』 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント、2016年10月26日
  • MONTY OUM 『RWBY Volume3』 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント、2016年12月21日

CD[編集]

  • RWBY (2015-11-11). RWBY Volume1 Original Soundtrack VOCAL ALBUM. ワーナー・ホーム・ビデオ. ASIN B013T4GDG8. 

コミカライズ[編集]

三輪士郎による漫画化作品が『ウルトラジャンプ』(集英社)2015年12月号から連載中。

脚注[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 公式では「High Caliber Sniper Scythe(HCSS)」と記載されている。
  2. ^ 公式では「Multi Action Dust Rapier(MADR)」と記載されている。
  3. ^ 公式では「Variant Ballistic Chain Scythe(VBCS)」と記載されている。
  4. ^ 公式では「Dual Ranged Shot Gauntlets(DRSG)」と記載されている。
  5. ^ 名前はSeason 2:Episode12『Breach』にて判明。

出典[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

公式サイト
IMDb
SNS