MOTHER2 ギーグの逆襲

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MOTHER2 ギーグの逆襲
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 APE
HAL研究所
発売元 任天堂
プロデューサー 糸井重里
岩田聡
ディレクター 糸井重里
デザイナー 三浦明彦
シナリオ 糸井重里
プログラマー 岩田聡
音楽 鈴木慶一
田中宏和
金津宏
上野利幸
美術 大山功一
シリーズ MOTHERシリーズ
人数 1人
メディア 24メガビットロムカセット
バッテリーバックアップ搭載)
発売日 日本の旗 1994年8月27日
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 1995年6月5日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)(SFC版)
ESRBT(13歳以上)(WiiU版)
コンテンツ
アイコン
ESRB:[注釈 1]
Fantasy Violence
Mild Blood
Suggestive Themes
Crude Humor
売上本数 日本の旗 約30万本
世界 約81万本
その他
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MOTHER2 ギーグの逆襲』(マザーツー ギーグのぎゃくしゅう)は、任天堂コンピュータRPG。日本国外では『EarthBound』(アースバウンド)のタイトルで発売されている。

概要[編集]

初代『MOTHER』の発売から5年余りが経過した1994年に発売されたシリーズ第2作。前作からプラットフォームはスーパーファミコンに推移し、ファミコンでは出来なかった事をやるという事を目標に開発された。システムはもちろん、格段に向上したグラフィックを用い、前作を遥かに上回った緻密で鮮明な世界観描写がなされている。

前作から引き続き、ゲームデザインにはコピーライターの糸井重里が登板。前作では一倉宏が担当したキャッチコピーも、今作では糸井が担当した。今作のキャッチコピーは「大人も子供も、おねーさんも。」。

ナンバリングは「2」であるものの、今作は前作のリメイク作品としての側面が強くストーリーの繋がりも皆無であるなど、一般的な続編の位置付けとは微妙に異なっている。ただし、広報によっては前作と今作のラスボスが同一の存在として記述されているものも存在する。また前述の通りではあるがリメイク的要素に該当し継承されているものは、主人公の外観や仲間のキャラクター設定、ラストボスの名称など大まかな設定のみであり、基本的にはオリジナルの要素で構成されている。一部の敵の続投や前作のオマージュなどは数多く見られる。

シリーズ3作品中では、オリジナル版が海外でも公式に発売された唯一の作品である。海外におけるタイトルは『EarthBound』。2015年6月14日に前作の海外版がWii Uバーチャルコンソールでリリースされるまでの間は、シリーズ中で国内外版の両方が公式からリリースされている唯一の作品でもあった。

CM、ポスターを始めとしたプロモーションにはSMAP木村拓哉が起用された。「まーざーつー」と延々に繰り返すシュールな内容のもの等も含め、30秒スポット用で3タイプ[1]のCMがオンエアされたが、いずれのタイプも本編にはほぼ触れない内容であった。

今作発売後、2003年6月20日ゲームボーイアドバンス用ソフトとして、前作『MOTHER』と本作を収録した『MOTHER1+2』が発売された。詳細は該当記事を参照。2006年4月20日には『MOTHER3』が足掛け12年の開発期間を経て(後述)ようやく同じくゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された。本作が『1』のリメイク的位置づけにあったのに対し『3』は完全な新作であり、本作とのシナリオ上の明確な接点も存在している。

2008年1月31日Wii用ソフトとして発売された『大乱闘スマッシュブラザーズX』には、「名作トライアル」の名称で本作がバーチャルコンソールの体験版として5分間だけ遊べる形で収録された。なお名作トライアルで収録されているソフトでは唯一、バーチャルコンソールで発売されていないソフトであった[2]

2013年4月27日にはWii Uのバーチャルコンソールとして正規版が配信開始。糸井が岩田に掛け合う形で実現した。また、これに先駆けて同年3月20日から4月18日までの間「ファミコン生誕30周年記念 Wii U バーチャルコンソール 体験キャンペーン」の一環として30円で先行配信された[3]。同期間中、『MOTHER2』のMiiverseコミュニティーで、「MOTHER2 ふっかつさい」が行われ、糸井重里も登場した。また、配信する作品をシリーズ3作中から今作にしたのには、シリーズ屈指の「ゲームバランス」と「知名度」によるものだという事が糸井から語られている[4]

2014年12月6日Wii U用ソフトとして発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のモード「名作トライアル」では一定の条件を満たす事で今作の体験版がプレイ可能になる。

ゲーム内容[編集]

概説[編集]

糸井重里が手がける独特の台詞回し、要点などの細部をあえて多く語らないといったシナリオの作風は今作でも健在である。前作が一枚絵マップで、ストーリー上での地点の区切りやシナリオの明確な進行順が設けられていなかったのに対し、今作では冒険で訪れる各地域内で起こるイベントをシナリオに従って順番に消化していくことで進行していくため、ゲーム中で迷う事はまずない。テキスト量の多さに関しては今作の特筆すべき点にあたる。同じ通行人などでもストーリーの進行度によってセリフが変わることも多い。また前作同様、ストーリーとの関係が皆無な世間話や、シナリオライターのユーモアを感じるお遊び的な対話を求めてくるキャラクターも多くいる。

世界観[編集]

前作と同じく、アメリカンテイストな作風が全面的に押し出されている。先述した通り、プラットフォームの水準が格段に向上した恩恵で、鮮明で細やかな描写が成されている。実際にアメリカ国内を走るグレイハウンドバスに似た「グレイハンドバス」や「I LOVE N.Y.」ロゴ入りTシャツを着たキャラクター、グレイトフル・デッドジェリー・ガルシアや、ブルースブラザーズにそっくりなバンド「トンズラブラザーズ」、プレイ中に流れるBGMなど、アメリカンな要素は数知れない。また、前作から代わってアートディレクターを大山功一が務めた今作は、彼独特のアマチュアリズムにより、前作に比べても生活感や地域における考証があえて成されていない独特の世界観を持っており、それも1つの特徴である[5]。糸井のシナリオの奔放さも前作以上に露出しており、劇中でキャラクターの口から本作の名前が出てくるなど、第四の壁を破るメタフィクションな面も含有する。

簡単なストーリーフォーマットは、「救世主に選ばれた少年・少女たちが世界を救うために悪の親玉である宇宙人“ギーグ”を倒すべく世界中を冒険する」というものである。現実のアメリカを舞台とし、ファンタジー性を内包しつつもノスタルジックで現実味の溢れる世界観だった前作と比して、王道ファンタジー的な色が強い。一方で、サイケデリックなマップやシステムなど、前衛的な面も持ち合わせている。
また、前作の舞台が現代アメリカの一部地域であったのに対し、本作では地球規模の世界が舞台となっているため、世界観のスケールと旅情感もより深められているのが大きな特徴である。街、都会、異国、地底と、舞台となるエリアもより多彩である。
「ギーグ」という敵の名前や最終的な目的の記述がストーリーに登場することは少なく、また一般の街の人もその存在を知らないようである。このため、プレイヤーがそれを気にしながらプレイをすることはあまりない。要所にゲームのヒントを売ってくれるキャラクターが設置されている。基本的には世界各地に8つあるパワースポットを訪れることや、出会った人達を助けることで話が進む。

戦闘[編集]

主となるゲームシステムが『ドラゴンクエストシリーズ』に代表される当時のRPGに倣っていた前作に変わって、今作ではオリジナルシステムの導入が各所に散見される。

今作でのエンカウント方式はフィールド上に現れる敵シンボルに触れると戦闘が開始するシンボルエンカウント方式を採用している。敵シンボルとの接触位置により先制後攻などに影響する方式が採られ、お互いが正面から接触すると敵味方関係なく素早い者から攻撃を開始するが、敵の後ろから接触すると自分の側が先制攻撃となり、逆に敵に自分の後ろから接触されると敵側が先制攻撃となる。

また、敵よりも圧倒的に自分の側が強い場合、敵シンボルに触れると戦闘画面に入ることなく即座に勝利したものとして処理される[注釈 2]。ステージにおいてボスキャラクターを倒すと、そのステージ上の敵シンボルが逃げるようになる。

戦闘における敵の配置には前衛と後衛があり、一部のPSIの攻撃範囲に影響を及ぼす。

HP/PPがドラムカウンターのように漸増減するようになっている。残りHPを上回るダメージを受けると「ちめいてきなダメージ」と表示される。致命的なダメージを受けた場合、HPメーターが0になると気絶(戦闘不能)になるが、HPメーターが0になる前に回復を行うか戦闘が終了すれば気絶を防ぐことが可能[注釈 3]

また、前作同様、「きぜつ」したキャラクターは戦闘終了後、天使の姿で表示されるが、「ダイヤ」にされたキャラクターは頭だけがダイヤになり、硬直したままになる。

味方全員が「きぜつ」か「ダイヤ」のいずれかになるとゲームオーバーとなり、パパからの電話でゲームを続けるかどうかを聞いてくる。ここで「はい」を選ぶと最後にセーブした場所に戻される。「いいえ」を選ぶとタイトル画面に戻る。

戦闘画面の背景は街や洞窟といった景色ではなく、サイケ調の幾何学的なアニメーションである。

敵の中にはグッズを盗む者もいるが、一度盗まれてしまうとその敵を倒してもグッズを取り返すことはできない。

プレイヤーキャラクターのデフォルトネーム[編集]

本作ではパーティーキャラクターのデフォルトネームはとくに定められておらず、個々のプレイヤーがつけたそれぞれの名前がそれぞれの本名となる。しかし、名前入力画面で「おまかせ」コマンドに最初に表示される名前が(便宜上)正式名称として呼ばれている。同コマンドでは他にキャラクターの外見上の特徴を示す言葉や、スーパーマリオブラザーズSMAPビートルズにちなむ名前も用意されている。

ゲーム開始時にプレイヤーキャラクターの名前のほか、好きな食べ物と、かっこいいと思うものの入力を求められる。

以下、「おまかせ」コマンドで表示される名前を示す。表示される順に左から並べる。斜体字は通常、正式名称とされる名。

ぼく ネス ぼうし たくや ジョン さるまる マリオ ちんちん
おんなのこ ポーラ リボン ごろこ ヨーコ リラ ピーチ おて
おともだち ジェフ めがね つよし ポール オラン ルイージ おあずけ
おともだち2 プー べんぱつ しんご ジョージ チンパ キノピオ ふせ
チビ バーナード[注釈 4] まさひろりん リンゴ ルーシー ヨッシー さんぽ
好きな食べ物 ハンバーグ スキヤキ もりソバ ハニーパイ バナーナ きのこごはん いぬまんま
かっこいいと思うもの キアイ ズバン SMAP LOVE APE ゴール チャンピオン

あらすじ[編集]

199X年。違う地球のとある国、イーグルランド。そこでは多くの人々が至って平凡な日常を享受していた。しかし、いつの頃からか多くの人間や動物たちに異変が起こりはじめた。何者かに干渉されたように、穏和だった者たちが突如として暴れるようになったのだ。異変が起きたのは生き物だけではない。果ては死体までもがゾンビと化して人々を襲い始めたのである。平穏だった世界は、何者かの魔の手により狂わされ始めていた...。

とあるのどかな町 オネット。そこには「ぼく」という心優しい少年が住んでいた。彼は超能力であるココロのチカラ“PSI”を潜在的に持っていたが、本人もまだ、その事に完全には気付いていない。「ぼく」の隣の家には彼の悪友であるポーキー・ミンチとその家族が暮らしていた。

ある夜のこと。オネットのはずれに隕石が墜落する。衝撃で目を覚ました「ぼく」は様子を見に行くも、警官たちの制止により一度は帰宅する。しかしその後、行方不明になってしまったポーキーの弟、ピッキー・ミンチの捜索を頼まれた「ぼく」は、ポーキーと共に隕石の落下地点に再度出向く。だがそこには、ピッキーだけではなく彼らの予想に反す奇異な存在も待ち受けていた。

一見、カブトムシのようにも見えるその生き物は名をブンブーンと名乗り、10年後の未来から来たのだと言う。そして銀河宇宙最大の破壊主ギーグの創った惨憺たる未来の現状と、未来の不思議な言い伝えを「ぼく」に説く。ブンブーンは直感でその言い伝えに残る、世界を救う3人の少年と1人の少女のうちの一人が「ぼく」なのだと承知させ「ぼく」もまた自分の境遇を自覚する。

帰り道、未来を変えようとするブンブーンを抹殺するために、未来の殺し屋に彼らは襲われる。どうにかその場はやり過ごしたものの、ポーキーの家でブンブーンはポーキーの母に叩き殺されてしまう。朦朧とする意識の中でブンブーンは、ギーグに対抗するためには地球と「ぼく」が1つにならなくてはならないと語り、「ぼく」のパワーを揺り起こし、強めてくれる「おまえだけのばしょ」の存在も伝える。彼は、「ぼく」におとのいしと呼ばれる“グレートなアイテム”を渡すと、8つある「おまえだけのばしょ」を全てめぐるよう言い残して、この世を去った。

こうして「ぼく」は、ギーグの野望を打ち破るため、平和な未来を取り戻すために、長きにわたる愛と絆と友情の冒険の旅へと出発するのであった...。

主な町・地点[編集]

オネットからフォーサイドまでは、「one」から「four」の英語の数詞が当てはめられている。

イーグルランド / EagleLand[編集]

北米大陸にある巨大な国。アメリカがモデル。

オネット / Onett
「ぼく」の住む町。のどかな地方都市だが、シャーク団というチンピラがうろついている。
また市長の人望がなく、警察が威張り散らしている。ここの警察はすぐに道路を封鎖することで有名(ギネスに挑戦しているらしい)。「ぼく」の家の裏山に隕石が落ちたことから物語が始まる。物語終盤は謎の宇宙人が町に攻め込んだことで、ほとんどの人が建物や家にこもってしまう。
大乱闘スマッシュブラザーズDX』のステージの一つにもなった(続編『大乱闘スマッシュブラザーズX』の『DXステージ』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』にも収録)。
ツーソン / Twoson
「おんなのこ」が住む町。オネットより大きな都市で、デパートやヌスット広場(青空市場)、ポーラスター幼稚園、カオス劇場がある。
スリークやフォーサイドに向かう大陸横断バス(グレイハンドバス)の発着地。
なお米国アリゾナ州ツーソン(Tucson)という都市が実在するが、綴りが異なる。
ハッピーハッピー村 / Happy Happy Village
ツーソンの東、グレートフルデッドの谷の先にある小さな村。カーペインターによってハッピーハッピー教が広められ、その教義によって村中が青く塗られている。ハッピーハッピー教の全身青色のコスチュームは、アメリカの秘密結社クー・クラックス・クランがモデル。
どせいさんの家が一軒ある。
スリーク / Threek (Threed)
暗闇に覆われ、ゾンビに支配された都市。墓場の近くはモンスターがうようよしている。墓場の奥に秘密の通路がある。ツーソンと砂漠にはトンネルでつながっているが、どちらのトンネルもオバケによって通れなくなっている。町の人達は市街地中心部にゾンビ対策本部を設置しているが大きな成果を上げられずにいる。
サターンバレー / Saturn Valley
スリークから続く地下通路の先にある村で、どせいさん達が暮らしている。
名前は「どせいさん (Saturn) の谷 (Valley)」という意味。
ドコドコ砂漠 / Doko Doko Desert (Dusty Dunes Desert)
スリークとフォーサイドの間にある広大な砂漠。南東部では埋蔵金の発掘が進められている。BGMは前作のアドベント砂漠のアレンジであり、ノイズ混じりでカーステレオから聞こえているような感じになっている。モデルはルート66に接するモハーヴェ砂漠との説がある[要出典]モハーヴェ砂漠には銀鉱で有名なキャリコという街があった。
フォーサイド / Fourside
イーグルランド最大の大都会。高層ビルが立ち並び、デパートやトポロ劇場、恐竜博物館などの商業・文化施設も充実している。町の全てをモノトリーが支配しており、警察も市民よりモノトリーが大事だと言っている。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のステージの一つにもなった。このステージは夜になっており、『MOTHER2』オープニングのUFOが出現。ただし、作中にこの規模のUFOが登場することはない。
ムーンサイド / Moonside
フォーサイドによく似た町。町中が暗く、町自体の構造が物理的におかしくなっている他(街よりはダンジョンに近い)、建物などは怪しい色に輝いており、人々の会話も意味不明。自由に歩き回る事ができず(歩いていても必ず見えない何かにぶつかる)、ワープを繰り返して探索する事になる。この町では、「はい」が「いいえ」で「いいえ」が「はい」という謎の法則があり、これを認識していると立派なムーンサイド人だと言われる。「まちのちず」には載っていない。探索を進めるとこの町の意外な正体が判明する。

フォギーランド / Foggieloan[編集]

イーグルランド東に位置する国。ヨーロッパがモデル。北部は寒帯で南部は熱帯である。

ウィンターズ / Winters
「おともだち1」が住む地域。建物はほとんどない。北部にスノーウッド寄宿舎とショップ、タス湖を挟んだ南部にアンドーナッツ博士の研究所と「ストーンヘンジ」がある。モデルはイギリス
サマーズ / Summers
温暖な気候の保養地。カリヨンビーチに海水浴に来る人も多い。ホテルやレストランもかなり豪華。だが観光地なだけに物価はかなり高く、金がないと分かると客であろうと暴言を吐く店主がいるほど。
トト / Toto
サマーズの東に隣接する港町。サマーズとはうって変わって庶民的な町並み。ここから船でスカラビに行ける。ウィンターズとは姉妹都市。

その他の地域[編集]

スカラビ / Scarabi (Scaraba)
中東の雰囲気が漂う町。ツーソンのような青空市場が賑わっている。町を一歩出ると灼熱の砂漠が広がり、ピラミッドスフィンクスがそびえ立っている。「まちのちず」ではここまでしか載っていない。モデルはエジプトカイロ
ランマ / Ramma (Dalaam)
チベット風の雰囲気で、東洋的な空気に溢れているチョンモ国の都。「おともだち2」が住んでいる。「おともだち2」はこの国の王子であり、常に国民から礼儀正しい態度で接され女性にはモテモテである。電気などのインフラ整備はされていないが、電話機のような髪型をした行者がおり、外界との通信が可能。語源は、チョモランマ。モデルはチベットラサ
魔境 / Cursed Jungle (Deep Darkness)
スカラビから底なしの大河を渡った先にあるジャングル地帯。湿地帯で、周囲が見えないほど暗い。「タカの目」を使う事によって、見えるようになる(画面が明るくなる)。湿地帯には大きな沼があり、沼の毒が体力を減らす。スカラビまでの地域とこれより先の地域とは地続きでなく、両者間の往来にはPSIが必要となる。
グミ族の村 / Gumi Village (Tenda Village)
魔境の湿地帯を越えた先にある村。無口のグミ族が住んでいる。
地底大陸 / The Under World (Lost Underworld)
魔境の地底にある広大な地域。絶滅したはずの恐竜が生息している他、地上の無口なグミ族に嫌気が差して地下に逃げたグミ族が集落を造っている。定期的に地震が発生し、その度に温泉が噴き出す。地底世界のスケール感の表現のため、この場所では主人公一行の姿がとても小さいグラフィックで表示される。
マジカント / Magicant
8つのパワースポットを全て訪れると現れる、「ぼく」のこころの世界。人に話しかけると「ぼく」の心情に合わせてマジカントの色が変化する。ゲーム中、「おとのいし」で常に全8パートを聞ける状態であるのもこの場所。
エデンの海 / Sea of Eden
マジカントの中心にある宇宙の真理を知る事が出来る場所。「ぼく」しか近寄れない。クラーケンが出現し、最奥部には、「ぼく」の悪魔が存在している。
「ぼく」ひとり(プレイによってはフライングマンと探索できる)で挑む事になる他、途中に回復ポイント及びセーブポイントも存在しない。クリアすると「ぼく」が大きく成長する(能力が軒並み上がる)。
過去の最低国 / The Great Under World (Cave of the Past)(諸訳あり)
地底大陸の最深部。しかし、「現在」にギーグがいないため、主人公たちはスペーストンネルで「過去」にさかのぼることになる。ここで主人公たちは過去に行くため、頭脳プログラムをロボットに移植する。過去の最低国はギーグが待ち構えるラストダンジョンとなっている。また、過去の最低国に一度来るとプレイ中に戻る事はできない。回復手段とセーブはスタート地点のみ。

パワースポット[編集]

世界に8箇所存在する「ぼく」だけの場所。終盤までは、これらの場所を全て回り、『おとのいし』に各ステップの音楽を入れるのが目的となる。特に順番通りに巡る必要はないが、中にはたどり着くまでに手間がかかる場所もある[注釈 5]ため、ストーリー進行に沿って進むと楽[注釈 6]

ジャイアントステップ / Giant Step
オネットの北西にある、巨大な足跡が1つある場所。市役所によって封鎖されている。ジャズミュージシャンのジョン・コルトレーンの作品にジャイアント・ステップスがある。
リリパットステップ / Lilliput Steps
ハッピーハッピー村の洞窟の奥にある、小さい足跡がある場所。村の住民からは、ブルーに染まらない場所として恐れられている。リリパットはスウィフトの小説『ガリバー旅行記』に出てくる小人国の名である。
ミルキーウェル / Milky Well
サターンバレーの温泉の洞窟から行ける、ミルクのような泉が湧き出る場所。
レイニーサークル / Rainy Circle
ウィンターズ南部にある、常に雨が降っている場所。地元の住民も近寄らない。
マグネットヒル / Magnet Hill
フォーサイドのデパート裏手の空き地。強い磁力が発せられ、金属が引きつけられて小さな山を形成している。壁に囲まれており、下水道を経由しなければ入れない。
ピンククラウド / Pink Cloud
ランマにある洞窟から行ける、上に乗ることが出来るピンクの雲。中央の渦巻きがパワースポット。洞窟の入り口はウサギの像で封鎖されている。
ルミネホール / Lumine Hall
グミ族の村の地下にある、人の心を文字として映し出す光ゴケが生息している場所。地底大陸への入り口も兼ねている。ここでのみ「ぼく」のセリフが光ゴケで表示される。
ファイアスプリング / Fire Spring
地底大陸の南西にある溶岩に満ち溢れた洞窟。中心部には小さな火山がある。

キャラクター一覧[編集]

プレイヤーキャラクター[編集]

ネス(ぼく)
ポーラ(おんなのこ)
ジェフ(おともだち1)
プー(おともだち2)

サブキャラクター[編集]

※以下の「ぼく」は、デフォルト名ではネス、「おんなのこ」はポーラ、「おともだち1」はジェフ、「おともだち2」はプーを示す。

ママ / Mama (Mom)
「ぼく」の母親。見た目がアメリカンな楽天家で豪快な性格。常に家にいて、帰宅するたびに好物を出してくれる。
トレーシー / Tracy
「ぼく」の妹。グッズを預かってくれる。エスカルゴ運送でも電話受付のアルバイトをしている。身内にもかかわらず、配達にあたりお金は取る。
パパ / Papa (Dad)
「ぼく」の父親。セーブや口座への振込みをしてくれる。世界中を飛び回る仕事をしており、ゲーム中で一切姿を現さず、終始電話機を通してセリフのみが登場する。場合によっては口座に一度にかなりの額を振り込む。
また、あまり長い時間(約2時間)ゲームを続けていると「そろそろ休め」と気づかってくれる。「ぼく」がパーティにいない場合でもこのメッセージは出る。
ポーキー・ミンチ / Porky Minch (Pokey Minch)
「ぼく」の隣宅に住む少年。何かと「ぼく」に絡んでは妨害してくる。ゲーム中では性格描写が少ないが、数少ないセリフが自己中心で生意気なものが多く、意地悪な子供っぽさを感じさせる。子供でありながら宗教の教祖や街の権力者に絡んだりする。
ゲームが進行するごとにダークサイドに傾倒していくが、なぜ彼がそうなるのかの理由はゲーム中では全く説明されない。その動機については『MOTHER3』でうかがわせている。名前の由来は「ポーク(豚肉)」。
ピッキー・ミンチ / Picky Minch
ポーキーの弟。ミンチ家では一番冷静かつ常識人である。そのため、むしろ「ぼく」の家族の方を慕っているような節も見える。彼も兄と同じくトレーシーいわくドアのノックの音が下品らしい。名前の由来は「ピッグ(豚)」。
アンブラミ・ミンチ / Anbrami Minch (Aloysius Minch)
ポーキーの父親。ことあるごとに「ぼく」の家に「何百万ドルにちょっとかける」程の金を貸していると大げさに文句を言う癖がある。後に息子のおかげで出世するが、結局は落ちぶれてしまう。名前の由来は「アブラミ(脂身)」。
ラードナ・ミンチ / Lardner Minch
ポーキーの母親。ブンブーンを叩き殺した張本人。夫のアンブラミを「お人よし」と言う。口が悪くすぐに手が出るタイプ。最終的にはアンブラミを見限って離婚、エンディングで再婚した。名前の由来は「ラード」。
ブンブーン / Buzz Buzz
10年後の未来からやってきたカブトムシのような生き物。PSIが使え、スターマンの息子を倒すほどの実力者だったが、ラードナに叩き殺される。本作で最初に死亡するキャラクター。マジカントに彼の小さな墓が建てられている。
ピカール市長(G.H. ピカール)/ Mayor Geher Picarl (Mayor B. H. Pirkle)
オネットタウンの市長。「ぼく」と会った際、自らを「G.H.(ゲー.ハー.)ピカール」と名乗る。オネットの看板等で善人アピールをしているが、利己的かつ事なかれ主義な性格であり、市民や一部の部下からの評判は良くない。
ジャイアントステップに通じる旅芸人の小屋を封鎖し、そのカギを持っている。
アップルキッド / Apple Kid
ツーソンに住む発明家。身なりは汚く食いしん坊で、町の女の子からも嫌われているが、発明の才能はある。アンドーナッツ博士を尊敬している。しゃべるネズミを飼っている。資金を提供してあげると、ゲームを進めていくにつれさまざまな発明品を作ってくれる。どれもどう役に立つのかわからない変なものばかりだが、ゲームの進行には必須。
物語が進むとDXスターマンに誘拐されてしまい、ストーン・ヘンジ基地にて幽閉される。
モデルは「アップル社」のスティーブ・ウォズニアック(プロデューサーの糸井重里はアップル社の製品の漢字Talk 7.1の発表の際に「おにぎり」という愛称を考案するなど、アップル社と関係がある人物である)。
オレンジキッド / Orange Kid
アップルキッドの隣家に住む発明家。アップルキッドとは友達同士。小奇麗で口がうまいので、町の女の子に人気がある。発明品は「グレオレマシーン(グレートオレンジマシーンの略)」。他にも、物語が進むとゆで卵を生卵に戻す研究を始めるようになる。彼にも資金提供はできるが、アップルキッドとは異なりゲームの進行に必要なアイテムは作らない。
モデルはマイクロソフト社のビル・ゲイツ
トンチキさん / Tonchiki-san / Mr Everdred
ツーソンのヌスット広場を仕切る大泥棒。町からの評判は必ずしも良くないが、人情に厚い性格をしており、広場の人間からの信頼は厚い。
後にカーペインターが隠し持ってた「マニマニの悪魔」をフォーサイドで売ろうとしたところ、フォーサイドの実業家であるモノトリーに騙し取られ、モノトリーの秘密を知ったため、口封じに暴行され負傷して倒れていたところで「ぼく」と再会。彼にあることを伝えた後、どこへともなく姿を消した。その後、フォーサイドポストにて、彼と思われる男性の死が取り上げられた。後にマジカントでも再会できる。
トンズラブラザーズ / Tonzura Brothers (Runaway Five)
ツーソンで人気のブルース集団。黒いワゴンとスピーカーから流れる陽気なリズムが特徴。各地のライブハウスを転々とするが、陽気で人のいい性格ゆえ、行く先々で人に騙される。冒険の途中では彼らと何度か遭遇し、助けたり助けられたりすることになる。
モチーフはブルースブラザース。メンバーの名前はナイス、ラッキー、ゴージャス、オーケー、グルービー、キーボー。キーボード担当のキーボーはライブには登場するが、なぜかステージ以外では姿を見せない。
トニー / Tony
「おともだち1」の親友で、スノーウッド寄宿舎の同室者。
「おともだち1」の寄宿舎脱走を協力してくれる等、何かと「おともだち1」に世話を焼いてくれる。その後も時々「ぼく」一行に絡むが、「おともだち1」との友情に固執するようになっていく。
物語が進むとDXスターマンに誘拐されてしまい、ストーン・ヘンジ基地にて幽閉される。
同性愛の指向を持っている人物として描かれたことが糸井本人から明言されている[6]
ガウス / Gaus / Maxwell
「おともだち1」の先輩。「ちょっとカギマシン」を作ってくれる。冒険の記録をつける際にプレイヤーが「おともだち1」の場合は、電話で彼との会話になる。
バルーンモンキー / Balloon Monkey (Bubble Monkey)
「おともだち1」がガムを買った時にいらないからとお店の人にもらったサル。フーセンガムを膨らまして宙に浮く。女好きで、後半では彼女に当たるメスザルと共に再登場する。
ブリックロード / Brick Road
自称「ダンジョン男」。ウィンターズでダンジョン造りをしており、ダンジョンというものに強いこだわりを持っているらしい。その後、彼はアンドーナッツ博士の協力を得て、自身の最高傑作ダンジョンを造る事に成功する。
モノモッチー・モノトリー / Monomottie Monotry
フォーサイドで絶対的支持を誇る権力者。もともとはしがない豆腐屋を営んでいたが、マニマニの悪魔の魔力によって、人々を不幸にしながら、今では個人ビルまで持ち、フォーサイドの支配者するほどの地位を築き上げた。
根は悪い人間ではないらしく、ポーラを誘拐するも、ネスとジェフがマニマニの悪魔を壊した後、彼を訪ねると、すっかり元通りの、怯えた弱々しい人になっている。誘拐していたポーラにも危害は加えていなかったらしく、優しげにポーラを解放してくれる。その後、ネスたちのためにヘリコプターも用意してくれたが、これはポーキーに奪われてしまった。エンディングではビルを前の経営者に返却し、エレベーターマンに落ち着く。名前は糸井重里の趣味であるモノポリーから。
アンドーナッツ博士 / Dr. Andonuts
「おともだち1」の父で名前はアン・ドーナッツ。ウィンターズ南部のアン・ドーナッツ研究所で人知れず研究に没頭している。スノーウッド寄宿舎の人達が言うには世界的な科学者らしい。
息子とは10年も会っておらず、再会しても思い出すのに時間がかかっていた。物語が進むとDXスターマンに誘拐されてしまい、ストーン・ヘンジ基地にて幽閉される。救出された後はアップルキッドとともにサターンバレーに行き、どせいさんとも協力して、ギーグの元へ向かう発明を行った。
どせいさん / Dosei-san (Mr. Saturn)
サターンバレーに住んでいる謎の生物。丸みのある肌色の体に、大きな鼻・太い眉毛・頭頂部の一本毛に赤いリボンをした奇妙な姿。
見かけによらず科学力が高く、終盤ではアンドーナッツ博士に協力する。独特のフォントで表示される「どせいさん語」を話す。共通の口癖は「ぷー」「あらあら」「ぽえーん」など。
チュージ・モッチー / Chuji Motchii (George Montague)
埋蔵金を掘り当てる夢を見ている、ショージ・モッチーの弟。
ショージ・モッチー / Shoji Motchii (Gerardo Montague)
埋蔵金を掘り当てる夢を見ている、チュージ・モッチーの兄。
タライ・ジャブ / Tarai Jab (Tarah Rama)
ドコドコ砂漠の地下に住むランマの仙人。サル達を従え断食をしている。「ぼく」達の運命についても知っている。タライ・ジャブという名前はチベットのダライ・ラマをもじったものである。
スロット・ブラザーズ / Slot Brothers
ドコドコ砂漠の街道沿いにいる、ボディがサイコロの兄弟。壊れたスロットマシンの代わりに自らが回る。
名前はそれぞれ、左のリールを担当する兄のパンチョに、中央のリールを担当する弟のピンチョ。右のリールは、友人のおおしおへいはちろうが担当している。後に、APEブランドのカードゲームにもなった。
ビーナス / Venus
トポロ劇場にいる人気歌手。スーパースターになる夢を見て大都会へ渡った。セクシーが売りで、トンズラブラザーズと並ぶ大人気歌手である。
実家がツーソンにあり、母が1人で残っている。最初の登場はトンズラブラザーズの最終日ライブで出演。
彼女の歌声の正体は開発スタッフの女性のものである。
イースーチー / Yi-Si-Qi
「おともだち2」の師匠で育ての親である老師。イースーチーは麻雀用語の「1・4・7」の数字から成る筋牌の呼び方から。
まぼろしろうじん / Phantom elderly person
ランマに住む仙人。時折「ぼく」達の前に風のように現れ、去っていく。「ぼく」達の運命についても知っているようだが、多くを語らない。「リャンウーパー」と言う本名があるらしい。リャンウーパーは麻雀用語の「2・5・8」の数字から成る筋牌の呼び方から。
やりのおとこ / Spire man (Noble warrior)
槍を持っている男。
グミ族 / Gumi Tribe (Tenda Tribe)
魔境の奥地と地下大陸に住む一族。元はスカラビに住んでいたが、大人しい性格が災いして魔境の奥地に追いやられた。
魔境にいるのは無口な連中で、地下大陸には無口な同族に嫌気がさした連中が住んでいる。グミドリアンという非常に臭い果物が大好物。
フライングマン / Flying Man
マジカントに住む生き物。鳥人のような姿。前作同様に5人おり、NPCとして戦ってくれる。
HPがゼロになると墓ができるが、1人死ぬたびに墓に書かれている文面がだんだんと粗雑になっていく。
てんさいしゃしんか / Genius photographer
シルクハットメガネのおじいさん。本名は不明。特定の場所に行くと何の前触れもなく突然空から回転しながら降ってきて「ぼく」達の写真を撮り、そしてまた回転しながら飛び去る。
撮影した写真はエンディングでママのもとへと届けられることになる。

敵役キャラクター[編集]

スターマンの息子
ブンブーンを追って未来からやってきた、ギーグの手下である殺し屋。PKファイアーα・β、PKフリーズαによるPSI攻撃を得意とする。
フランク・フライ / Frank Fly
未成年ながら、オネットの不良グループ「シャーク団」を率いるリーダー。自称「むてきのフランクさま」。金髪にサングラスと言う格好で、ナイフ攻撃を得意とし、汚い言葉を吐いてこちらのガッツを下げるなどする。さらにフランキースタイン2号という兵器を操る。
根は善人であり、2連戦を制することで「ぼく」に協力してくれるようになり、ジャイアントステップの秘密を教えてもらえる。最後の戦いの時にはオネットの市民の中では(「ぼく」の家族以外に)唯一「ぼく」のみを案じる一面も見られた[注釈 7]
ストロング署長 / Chief Strong (Captain Strong)
オネット警察署長。通行封鎖されたツーソンへ行こうとする「ぼく」の実力を試そうと4人のポリスマンと共に勝ち抜きで勝負を挑んでくる。自分のことを世界一強いと思っているが、実力を認めた者へは意外と優しい。
カッとなって自分の攻撃力を上げたり、「スーパーウルトラサンボマンボマーシャルアーツ」という名のサブミッションを使用してくる。
本人の話や新聞によると「マザー2」をプレイしているらしい。
カーペインター / Carpainter
ハッピーハッピー村に広まる宗教「ハッピーハッピー教」の創始者。雷を操る。元は普通のペンキ屋だったが、マニマニの悪魔に魅入られてからというもの、教団を大きな力で率いるようになるも、内心ではマニマニの悪魔のもたらす強力な魔力に恐怖を覚えていた。
化けテント
スリークに登場する巨大なおばけテント。ゾンビたちがこのテントを隠れ家として利用していた。はえみつを噴出し動きを封じて来る。体が布でできていて、火に弱い。
オエップ / Oeppu
ゲップーの配下。ひどい臭いでこちらのオフェンスを下げる。火に弱い。
ゲップー / Geppu / Master Belch
スリークを支配していた敵のボス。ギーグの手下の中でもその実力は高いと言われているが、はえみつに目が無く我を忘れてしまうという弱点がある。のちに「かえってきたゲップー」としてパワーアップし、魔境にて主人公達に再戦してくる。
ゲップの音はおならとゲップがいつでも出せるというスタッフのゲップを採ったサンプリング音が使われている。
穴の主
ドコドコ砂漠の発掘現場でモッチー兄弟の作業を妨害している化けモグラ。全部で5匹おり、発掘現場内の各所に1匹ずついる。5匹とも自分が「5匹中3番目の強さ」に異様に執着しており、戦闘画面の背景に「No.3」と表示される。
最初から反撃のシールド(シールドβ)が張られている。モグラなので、光に弱いのも5匹共通。ただし、巨大モグラと違い、光以外での状態異常は効きにくくなっている。
実は5匹とも全く同じ強さ。
デパートの怪人
フォーサイドのデパートに現れる。「おんなのこ」を攫う。
マニマニの悪魔 / Mani Mani Demon (Mani Mani Statue)
人に幻を見せて、邪悪な心を増し、悪魔のパワーをもたらす金の像。
ライヤー・ホーランドが掘り起こした後、カーペインター、トンチキさん、モノトリーなど様々な人の手にわたり、数々の災難を引き起こす。その正体はギーグが作り出した幻影マシンである。
ゆだんロボ
モノトリービル48階に登場する。貧相な見た目と滑稽な行動をして油断を誘ってくるが、ミサイルの破壊力は脅威。
機械にもかかわらず、手巻き寿司を食べて体力を完全に回復する。ある一般的な動力源で動いており、トンズラがスイッチを切ることで倒された。
クラーケン
スカラビに渡航する船を襲撃してくる、シーサーペントのような火を噴く怪獣。サマーズ&トトではクラーケンのひれを使った「クラーケンのスープ」が名物となっている。
エデンの海では、4匹登場する。
石像の元締
ピラミッドに登場する二本足立ちの紫のスフィンクス。
帰ってきたゲップー
魔境にて再び戦いを挑んでくる。はえみつに目がない、さいみんじゅつに弱いという弱点を克服している他、体色も赤に変わっている。
DXスターマン
ストーンヘンジの奥深くにいるギーグ配下。反撃のサイコシールドを纏っている上に、PKスターストームが強力。
アップルキッド、トニー、アンドーナッツ博士、どせいさん達を誘拐した張本人である。
彼を倒すとスーパースターマンが落とす、「おともだち2」の最強武器が入手不可になる(当該マップに敵キャラクターが出現しなくなるため)。
「ぼく」の悪魔
エデンの海の中心にいる、「ぼく」の邪心の象徴 。「ぼく」につけた名前によって名前の最初の部分が変わる(例:主人公を「ネス」と名づけると「ネスの悪魔」に)。マニマニの悪魔とは色違いである。
「ぼく」と同じ力を持ち、必殺PKをΩレベルまで使いこなす強敵。
ギーグ / Gyiyg (Giygas)
過去の最低国を拠点とし地球征服を企む宇宙人。本作の黒幕でありラストボスである。所有する予言マシン「ちえのリンゴ」が自身の敗北を予言したため、「ぼく」たちを倒そうと様々な手を打っている。
余りにも強すぎる力に自らの人格が破壊されており、主人公と対峙した時には自我は全く残っていない。その恐ろしい姿は今までのユニークな姿の敵たちと違い、極めて異質[注釈 8]
前作とは違い姿形はまったく異なる。『MOTHER2』発売時に放送された深夜のゲーム情報番組で糸井がインタビューに答えたところ、前作のギーグは未成年であり、今作は成人した(十分な成長をした)ギーグだと説明していた。

「おまえのばしょ」のボスキャラクター[編集]

主人公のパワースポットである「おまえのばしょ」に巣食うモンスター。エンカウントSEは前作のもの、戦闘BGMは前作の戦闘BGMの一つをアレンジされたものが大半のボスに使用されている(おまえのばしょ以外のボスにも使われている事もある)。なお、主人公以外の人物が「おまえのばしょ」の入り口にいる者を調べても該当者ではない事を述べて門前払いの形で戦闘は発生しない。

きょだいアリ
「ジャイアントステップ」のボス。気付きにくいが、アリアリブラック2体を従えている。
サイマグネットαやディフェンスダウンαを使用する。
ドコドコ砂漠の発掘現場には、強化版の「もっと巨大アリ」が通常エンカウントする。こちらは、毒針も使用する。
きょだいモグラ
「リリパットステップ」のボス。
体当たり、サイコシールド、ライフアップを使用する。モグラであるため、光に弱い。
ドコドコ砂漠の発掘現場には、強化版の「穴の主」がボスとして出現する。
ちょうねんじゅのめ
「ミルキーウェル」のボス。つよいあるくめ2体を従えて襲いかかる。
パラライシスαを使用する。まばゆい光でダイアモンド状態にする攻撃も使う。植物のため、火に弱い。
きょだいキノコ
「レイニーサークル」のボス。他のきのこ系モンスターと違い、腕と顔が付いている。
火に弱いが、胞子を撒いて相手を混乱させるのも同じ。
きょだいねずみ
「マグネットヒル」のボス。いる場所が下水道なだけに、体に無数の芽と茸が生えている。
噛まれると毒に侵される事もある。
いなずま・あらし
「ピンククラウド」のボス。2つの精霊が絡み合った姿。
雷と竜巻を使用するものの、光に弱い。攻撃は強力だが、攻撃するごとに1ターンのインターバルが必要なようである。
でんげきバチバチ
「ルミネホール」のボス。電気の塊が人型を模った姿。
雷を使用するほか、チューチューマシン、シールドキラーも使用する。
カーボンドッグ / ダイヤモンドドッグ
「ファイアスプリングス」のボス。
最初は物理的な攻撃しか使わないカーボンドッグと戦うが、一定のダメージを受けるとPSIも使うダイヤモンドドッグに変身する。同時に、反撃のシールド(シールドβ)がかかっている状態になる。カーボンドッグのうちはPPを奪えない。
ゲーム中最も得られる経験値が多い。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 MOTHER2 ギーグの逆襲
日本の旗 1997年9月30日 スーパーファミコン
ニンテンドウパワー
エイプ
パックスソフトニカ
HAL研究所
任天堂 フラッシュロムカセット - -
2 MOTHER1+2
日本の旗 2003年6月20日 ゲームボーイアドバンス 非公開 任天堂 64メガビットロムカセット - -
3 MOTHER2 ギーグの逆襲
日本の旗2013年3月20日 Wii U
(バーチャルコンソール)
エイプ
パックスソフトニカ
HAL研究所
任天堂 ダウンロード - -

開発[編集]

前作の開発を行うため糸井によりかつて立ち上げられた株式会社APEと、HAL研究所によって本作の開発は行われた。しかし、シナリオ、ゲームグラフィック、音楽といった素材が完成する中、プログラミングの面で開発が難航し企画が頓挫しかけたことがある。その際 当時HAL研究所の社長兼プログラマーだった、後に任天堂の社長ともなる岩田聡が参加しプログラムを一から組み直して完成させたという逸話が残っている。岩田は糸井に「今あるものを活かしながら、手直ししていく方法だと2年かかります。一からつくり直していいのであれば、半年でやります」と話し、糸井の判断もあってプログラムは一から組み直され今作は開発難航から脱した。本作の開発期間丸5年の内、岩田が参加したのは最後の1年間のみになるが、岩田は参加後、大半のプログラムを半年間で組み上げ、残りの半年間はブラッシュアップの期間にあてている。

その後、糸井の主宰するウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』の立ち上げに岩田が協力するなど、糸井と岩田の間に交流が生まれている。また岩田は今作の続編『MOTHER3』の開発にも参加。その際は、一度開発が中止になりながらも、宮本茂などと検討を重ね、任天堂社長就任後に発売の日の目を見ることになった。岩田が今作から培った一連の経験は、後にWiiの総合プレイ時間の記録を行う仕様の搭載に生かされるなどの影響を残しており、先述した今作のキャッチコピーにおいては、社長就任後に掲げた「ゲーム人口の拡大」というコンセプトとそのまま繋がっているとしている。その上で今作が、自身にとっても特別な作品であることも明言している[7]

音楽[編集]

BGMの作曲は前作に続き鈴木慶一田中宏和がほぼ全てを担当、金津宏上野利幸石川こずえらが一部追加で参加している。ロックが基調だった前作に変わり、ジャズ、ポップスを基調とした今作の楽曲は、当時のRPGゲーム音楽にはあまり見られなかったもので、音楽容量もスーパーファミコンソフトとしては非常に大きい部類に入る。また、前作で使用されたBGMのアレンジ曲も多数存在する。一部に糸井の声がサンプリングされ使われていたり、本人の知らないところで加工されBGMとしても使われている。

サウンドトラック[編集]

MOTHER2 ギーグの逆襲
鈴木慶一田中宏和任天堂) の サウンドトラック
リリース 1994年11月2日
ジャンル ゲームミュージック
サイケデリック・ロックアシッド・ハウステクノニューウェーヴダブ
時間 60
レーベル ソニー・ミュージックレコーズ
プロデュース 糸井重里、上村律夫
鈴木慶一田中宏和任天堂) 年表
MOTHER オリジナル サウンドトラック
1989年
MOTHER2
ギーグの逆襲

1994年
テンプレートを表示

MOTHER2 ギーグの逆襲』は1994年ソニー・ミュージックレコーズより発売されたサウンドトラックアルバム2004年ソニー・ミュージックダイレクトより再発売されている。

「サウンドトラック」と銘打たれているものの、収録されている楽曲はほんの一部の楽曲のみで、未収録楽曲は膨大な数になる。冒険を音楽で回顧する形式で収録されており、ゲーム中で訪れるフィールド毎に1つのトラックでまとめられている。

#22から#24までは様々な曲をDJミックス(en:DJ mix) したもの。

リリース履歴[編集]

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1994年11月2日 ソニー・ミュージックレコーズ CD SRCL-3024 -
2 2004年2月18日 ソニー・ミュージックダイレクト CD MHCL-342 -

曲目[編集]

番号 曲名 作曲
1 プロローグ ・逆襲
・眠ってる場合じゃない
田中宏和
2 オネットのテーマ ・冒険をはじめよう 鈴木慶一
3 ツーソンのテーマ ・ボーイ ミーツ ガール
4 サターンバレーのテーマ ・こんにちわ
5 ウィンターズのテーマ ・スノーマン
・ウィンターズ ホワイト
・風が吹く
・タッシー!
鈴木慶一
田中宏和
6 スリークのテーマ ・いつかきっと 鈴木慶一
7 ドコドコ砂漠のテーマ ・乾いたダンス(SUPER DRY DANCE) 田中宏和
8 フォーサイドのテーマ ・摩天楼に抱かれて 鈴木慶一
9 ムーンサイドのテーマ ・ボルヘスのカクテル
・ムーンサイドスウィング
田中宏和
10 ランマのテーマ ・東の果て
・旅人に聴かせる唄
・ムの修業
田中宏和
鈴木慶一
11 スカラビのテーマ ・バザール
・カラビナ スカ(サソリの毒)
・ピラミッド
田中宏和
鈴木慶一
金津宏
12 ダンジョン男のテーマ ・メガトンウォーク
・エンジョイ ザ ダンジョン
・黄色っぽいサブマリン
田中宏和
13 魔境のテーマ ・ジャングルが目をさます 鈴木慶一
14 グミの村のテーマ ・きけ おまえ
・落ちる落ちる
田中宏和
鈴木慶一
15 地底大陸のテーマ ・大地のラブソング 鈴木慶一
16 マジカントのテーマ ・エイトメロディーズ(記憶の底に)
・ウェルカム ぼく
・夢の迷路
・エデンの海
・パワー
田中宏和
17 最低国のテーマ ・時空を超えろ
・ロボットになる
・スペーストンネル
・THE PLACE(その場所)
18 最終戦闘のテーマ ・イナクナリナサイ
19 平和のテーマ ・ビコーズ アイラブユー 鈴木慶一
20 エンディングのテーマ ・グッドフレンズ/バッドフレンズ
・スマイルズ アンド ティアーズ
田中宏和
鈴木慶一
21 ルームナンバー (PSI MIX) 家、店内 等BGMリミックス 田中宏和(作曲)
坂元俊介(リミックス)
22 フラフープ ダンジョン 等BGMリミックス 田中宏和(作曲)
松前公高(リミックス)
23 ANOTHER 2 (PSI MIX) 戦闘 等BGMリミックス 田中宏和(作曲)
坂元俊介(リミックス)

外部リンク[編集]

スタッフ[編集]

  • プロデューサー、ディレクター、シナリオ・ライター
  • ミュージック・コンポーザー
  • ゲーム・デザイナー
    • 三浦明彦
  • アート・ディレクター
  • サウンド・ディレクター
    • 田中宏和
  • プログラム・ディレクター
  • セカンド・ディレクター
    • 丸田康司
  • プログラマー
    • 岩田聡
    • 三津原敏
    • 中島圭
    • 阿部正佳
    • 鈴木義樹
    • 山崎淳
    • 上野利幸
    • 佐々木隆史
    • 作間孝志
    • 佐藤和男
    • 丸田康司
  • サウンド・プログラマー
    • 田中宏和
  • システム・エンジニアリング
    • 金井誠
    • 作間孝志
  • グラフィック・アーティスト
    • 大山功一
    • 崎山啓之
    • 山田孝一
    • 片岡真喜男
    • 能登谷哲也
    • 柳沢康敏
  • スペシャル・エフェクト・アーティスト
  • フォント・デザイナー
    • 二木康夫
    • 崎山啓之
  • どせい・フォント・デザイン
    • 糸井重里
  • グラフィック・データ・スーパーバイザー
    • 柳沢康敏
  • メッセージ・データ・スーパーバイザー
    • 三浦昌幸
  • アディショナル・ミュージック・コンポーズ
    • 金津宏
    • 上野利幸
  • サウンド・スタッフ
    • 上野利幸
    • 石川こずえ
  • アシスタント・プログラマー
    • 荻谷郁穂
    • 入江勝義
  • アシスタント・ゲーム・デザイナー
    • 大山功一
    • 増田竹彦
    • 吉沢千晶
    • 三浦明彦
    • 戸田昭吾
    • 松井仁
    • 入江勝義
  • アシスタント・シナリオ・ライター
    • 三浦昌幸
    • 戸田昭吾
    • 陣内弘之
  • チーフ・デバッガー
    • 赤羽卓美
    • 松井仁
  • マップ・チェッカー
    • 小島伸行
    • 入江勝義
  • テキスト・チェッカー
    • ATSUKO KAWAHARA
  • サンプリング・ボイス
    • 糸井重里
    • 斉藤ゆかり
    • 小谷野浩一
    • 河野江津子
    • 渡辺隆司
  • オープニング・ロック・ギター
  • ハードウェア・サポート
    • 角井博信
    • 山城重喜
  • ロゴタイプ・デザイン
    • 高田正治
  • パッケージ・デザイナー
    • 高田正治
    • 東白英
  • プロダクション・マネージャー
    • 川口孝司
    • 加藤圭三
    • 百田郁夫
    • 斎藤ゆかり
  • コーディネーター
    • 渡辺隆司
    • 加川良
    • 陣内弘之
    • 河野江都子
    • 山本和之
  • サウンド・プロデューサー
    • 大森昭男
    • 上村律夫
  • スペシャル・サンクス
    • 安藤賢治
    • 久礼深雪
    • 小野寺崇之
    • 大森田不可止
    • 高橋由起夫
    • 雨宮和彦
    • 熊谷康宏
    • 本郷好尾
    • 金澤尚子
    • 伊藤紅丸
    • 石井基博
    • 小谷野浩一
    • 鳥取正男
    • 牧野伸康
    • 玉川ひろみ
  • ザ・プロデューサーズ・ウィッシュ・トゥ・サンクス
    • アイシェル・アートビジョン
    • ムーンライダーズ・オフィス
    • ゼディック
    • セタ
    • ラッキーナイス
    • 大久保図案制作室
    • オン・アソシエイツ
    • 彩工房
    • あしゅらオフィス
    • 小学館
    • 新潮社
  • ライン・プロデューサー
    • 石原恒和
  • チーフプロデューサー
    • 岩田聡
  • スーパーバイザー
    • 宮本茂
  • エグゼクティブ・プロデューサー

評価[編集]

ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計34点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得[8]、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、25.2点(満30点)となっている[9]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.4 4.2 4.0 4.1 4.3 4.1 25.2

関連作品[編集]

書籍[編集]

小説版 MOTHER2―ギーグの逆襲
久美沙織によって小説化された(新潮文庫より刊行)。基本設定はゲームと共通しているものの、一部に性的な行為を暗喩した描写があったり(要は下ネタ)、「おともだち1」の両足が義足になっていたり、残虐な描写が多かったり、エンディングも原作とは大きく異なったものになっていたりするなど、ゲームとは一線を画している部分がある。ISBN 4101166145
ゲームブックMOTHER 2―ギーグの逆襲
1995年エニックス(後のスクウェア・エニックス)のレーベル「エニックス文庫」から、ゲームブック化され出版。
MOTHER2 ネスの冒険記
『MOTHER2』のコミカライズ作品。作者は伊藤紅丸。1993年度の『小学六年生』(小学館)にて1年間連載された。単行本は全1巻。
MOTHER1+2 (任天堂ゲーム攻略本)
Nintendo DREAM編集部 (編集)、毎日コミュニケーションズ (2003/07)
MOTHER 1+2 パーフェクトガイドブック
ファミ通書籍編集部 (編集)、エンターブレイン (2003/8/1)

攻略本[編集]

タイトル 発行日 発行 ISBN
マザー2のすべて 24時間であなたも最短クリア! 宝島社、必本スーパー!編集部 1994年10月10日 ISBN 978-4-7966-0861-9
MOTHER2 ギーグの逆襲 攻略ガイドブック ティーツー出版 1994年10月10日 ISBN 978-4-900700-05-5
MOTHER2 ギーグの逆襲 覇王ゲームスペシャル 16 講談社 1994年10月21日 ISBN 978-4-06-329216-9
マザー2 ひみつのたからばこ アスペクト、月刊ファミコン通信編集部編 1994年11月1日 ISBN 978-4-89366-287-3
任天堂公式ガイドブック MOTHER2 ギーグの逆襲 小学館 1994年11月1日 ISBN 978-4-09-102493-0
マザー2 ギーグの逆襲 必勝攻略法 完璧攻略シリーズ 73 双葉社、ファイティングスタジオ 1994年11月15日 ISBN 978-4-575-28381-5
MOTHER2 ギーグの逆襲 スーパーチャレンジブック エニックス 1994年11月28日 ISBN 978-4-87025-781-8
マザー2 ギーグの逆襲 完全版 ヤングセレクション スーパーファミコン必勝攻略ブック 実業之日本社 1994年11月30日 ISBN 978-4-408-61400-7
任天堂 マザー2 最終攻略読本 大人のための決定版 ジャパン・ミックス、ターニング・ポインツ 1994年12月1日 ISBN 978-4-88321-156-2
マザー2―ひみつのたからばこ
1994年にアスペクトから出版された本ゲームの攻略本。攻略本でありながら「ぼく」の日記形式の小説のようなスタイルをとっており、「ぼく」達が書いた手書きのダンジョンマップや、よくできたコラージュや公式イラスト、公式フィギュアを用いて街並みや小道具が再現されている。ISBN 4893662872
MOTHER2 ギーグの逆襲―スーパーチャレンジブック
1994年10月にエニックスから出版された本ゲームの攻略本。ISBN 978-4870257818

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ[編集]

任天堂オールスターを謳う『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』において今作の主人公「ぼく」がネスの名で、第1作で隠しキャラクターとして参戦して以降、その後の続編全てにプレイアブルキャラクターとして参戦している。

第2作である『DX』には今作をモチーフとしたステージ「オネット」「フォーサイド」が登場、アイテムにどせいさんが追加された。『MOTHER3』の要素が多く採用された第3作『X』では、今作からの新要素はアシストフィギュアとして「おともだち1」がジェフの名で参戦した他、シールの一部、前作に引き続きステージで「オネット」が採用された程度にとどまった。『for 3DS』では、ステージに「マジカント」が登場。ステージのデザイン自体は初代『MOTHER』に準拠したものであったが、思い出や記憶が具現化するといった設定は、本作のマジカントに準じている。またギミックとして、本作のマジカントに登場していた巨大トマトや、てつタコ、スカイウォーカー、ダンジョンおとこが登場し、背景には今作の映像の一部がそのまま使われた。BGMでは今作のエンディング曲「SMILES and TEARS」が編曲され使用されている。アシストフィギュアには新たにスターマンが追加され、『for 3DS』オリジナルモードであるフィールドスマッシュ内では敵キャラクターとしても採用された。『for Wii U』においては前作、前々作に引き続きステージで「オネット」が登場する。Wii U版ではシリーズで初めて今作のオネットのBGMが編曲されながらも使用されている[注釈 9]

その他[編集]

  • ハロー!そして…グッドバイ!」「黄色っぽいサブマリン」などのビートルズネタが随所にある。
  • キャラクター名前入力画面でキャラクターの名前を入力し終え、「おわる」を選択すると「OKですか?」という声が聞こえる。これは、糸井重里の声である。また、ダンジョン男の中のBGMの「レッツ ファーフォーマン」という歌声も糸井重里であることを、田中宏和が対談の中で語っている。また、エンディング曲「Smiles and Tears」のラスト近くの「I miss you...」というボイスは音楽担当の鈴木慶一の声であることを、本人が『MOTHER1+2』のサウンドトラックのライナーノーツ内で語っている。
  • このゲームのBGMの1つである「Smiles and Tears」が、北海道日本ハムファイターズに所属していた頃の今浪隆博の応援歌として使われていた(それ以前は、古城茂幸の応援歌として使われていた)。
  • 今作に登場する場所の「ゲームセンター」のBGM(環境音に近い)には、タイトーの『スペースインベーダー』やナムコの『ゼビウス』等の往年のアーケードゲームのBGMに大変よく似た曲が入り雑じっている。
  • ギーグの第二段階目以降には演出上、ギーグそのものには通常の敵キャラクターのようなグラフィックがない。
  • 戦闘時の背景のアニメーションは、一時期流行した「ビデオドラッグ」のCGアニメーションがヒントになっている。
  • 「MOTHER2 ふっかつさい」の期間中、任天堂の公式ツイッターにて岩田聡より、発売当時、関係者だけに配られた『MOTHER2』特製スカジャンが公開された[10]
  • 作中に、1964年開催の東京オリンピック・自転車競技で金メダルを獲得した、ジョヴァンニ・ペッテネッラを模した、『ペテネラ・ジョバンニ』なる人物が登場する。糸井が東京オリンピックにおけるペッテネッラの走りに感動して命名したという。
  • 日本版と海外版では表現規制などの問題のため、作中のグラフィックが所々異なるところがある。

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ WiiU版のみ。SFC版はなし。
  2. ^ 接触した方向や戦闘可能なメンバーの人数などである程度判定が揺れる。
  3. ^ 倒された際に『炎上』、『爆発』などをして法外なダメージを与える敵もおり、こうした敵を倒す際の順番は最後の方に回すという工夫が必要となる。
  4. ^ 「チビ」は日本語のみの言葉であるため、「バーナード」が全世界共通の正式名称である。
  5. ^ 中には、あるパワースポットに行った後でないと行けないパワースポットもある。
  6. ^ ヒント屋が、同時期に複数の異なるヒントを出すこともある。
  7. ^ 更生した後は回復も行ってくれるが、これも「ぼく」がいないとやってくれない。
  8. ^ 巨大な脳に埋め込まれた球体状の部分に主人公の顔が写しだされている。2連戦目からは無数の怨霊の集合体をイメージさせる姿に変貌して完全に背景と同化し、アニメーションによって不気味に蠢くようになる。
  9. ^ かつては初代『MOTHER』の曲など、今作のオネットとは何ら関わりのない楽曲が採用されていた。

出典[編集]

  1. ^ Starman.net-movie”. 2015年2月22日閲覧。
  2. ^ スマブラ拳!! 名作トライアル”. 任天堂 (2008年1月25日). 2013年3月6日閲覧。
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  4. ^ 『MOTHER2』ふっかつさい開催記念対談”. 任天堂 (2014年1月24日). 2013年1月24日閲覧。
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  7. ^ 『MOTHER2』ふっかつさい開催記念対談”. 任天堂 (2014年1月24日). 2014年1月24日閲覧。
  8. ^ MOTHER2 ギーグの逆襲 [スーパーファミコン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年4月18日閲覧。
  9. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 395頁、 ISBN 雑誌26556-4/15
  10. ^ 任天堂 公式ツイッター”. 任天堂 (2013年3月18日). 2013年3月18日閲覧。

外部リンク[編集]