コンテンツにスキップ

一途な恋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。大杉 芳文 (会話 | 投稿記録) による 2022年7月15日 (金) 08:42個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Help:箇条書き)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

TM NETWORK > TM NETWORKの作品 > 一途な恋
「一途な恋」
TMNシングル
初出アルバム『GROOVE GEAR 1984-1994
B面 一途な恋 (ANOTHER MATERIAL)
リリース
規格 8センチCD
録音 13分1秒
ジャンル ロック
レーベル Epic/Sony Records
作詞・作曲 小室哲哉
プロデュース 小室哲哉
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 1位(オリコン
  • 1993年度年間99位(オリコン)
  • TMN シングル 年表
    WILD HEAVEN
    1991年
    一途な恋
    (1993年)
    Nights of The Knife
    1994年
    EANコード
    EAN 4988010341411
    テンプレートを表示

    一途な恋」(いちずなこい)は、TMNの27枚目のシングル。

    背景

    キャッチコピーは『685日、待った。』で、TMNの活動休止明けと言う事で約2年ぶりのシングルとなった。

    シングルとしてはデビューシングル「金曜日のライオン」以来の日本語タイトル曲で、TMNにおいては恐らく初となる[要出典]歌詞のすべてが日本語の曲でもある(例・「Oh」や「Yeah」等の感嘆詞は一切登場しない)。

    「一途な恋」のリミックスバージョン及び、TMN名義では初となる同曲のインストバージョンが収録されている。また翌年にリリースされた限定盤『GROOVE GEAR 1984-1994』では「3rd MIX」が収録されている。

    制作

    一途な恋

    ブティックJOY』のCMソングに起用された。

    サウンド構成は、シンセサイザー以外は葛城哲哉によるギターしか入っておらず、木根尚登コーラスのみの参加である。

    曲の中で4度転調する。Aメロに休符が全くないことなど、宇都宮隆への負担から長らくLIVEで披露されてこなかったが、本作がリリースされてから20年経った2013年に発売された『TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-』にて、フルコーラスではないながらも初披露され、問題のAメロは木根尚登と交互で歌っていた。

    当楽曲をモチーフにし「ループ素材を使ったグルーヴを軸にした音楽」「聴く分にはカラオケ受けしそうな程に他のヒット曲と並ぶけど、実はカラオケで気軽に歌えない音楽」へとコンセプトを発展させたオリジナルアルバムを1993年末から1994年年頭を目途に発売する計画があると同時期小室哲哉がインタビューに答えていた[2][3]が、後にその計画は頓挫している。そのため、オリジナルアルバムには収録されておらず、ベストアルバムやライブアルバムを中心に収録されている(1991年11月に発売した前作「WILD HEAVEN」も同様)。

    当時三人で出演していたFMラジオの番組で、毎回この曲がかかる際に冗談交じりに小室が「演歌のように、一曲を大事に歌っています」とコメントしていた。

    ディスクジャケット

    初回盤のみ、横開きのジャケットで2つ折りになっており、裏面にメンバー3人の写真が掲載されている。又、歌詞は濃紺をバックに正楷書体で書かれている。

    収録曲

    8cmCDシングル
    全作詞・作曲・編曲: 小室哲哉
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.一途な恋小室哲哉小室哲哉
    2.一途な恋 (ANOTHER MATERIAL)小室哲哉小室哲哉
    3.「一途な恋」(Instrumental)小室哲哉小室哲哉
    合計時間:

    クレジット

    [4]

    収録アルバム

    脚注

    1. ^ 認定年月:1993年10月 一般社団法人日本レコード協会 2022年7月1日閲覧
    2. ^ ソニー・マガジンズ刊 『WHAT's IN?』 1993年9月号16Pより。
    3. ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1994年1月号209P-210Pより。
    4. ^ CDに封入している歌詞カード