近鉄2600系電車

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基本情報
製造所 近畿車輛
主要諸元
軌間 1,435 mm
電気方式 直流1,500V
架空電車線方式
最高運転速度 110 km/h
減速度(常用) 4.0 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
車体長 20,720 mm
全高 4,150 mm
車体材質 普通鋼
駆動方式 WNドライブ
制御装置 抵抗制御
制動装置 電磁直通ブレーキ (HSC-D)
抑速発電制動付)
保安装置 近鉄型ATS列車選別装置列車無線装置
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近鉄2600系電車(きんてつ2600けいでんしゃ)とは、近畿日本鉄道(近鉄)が保有した電車(一般車両)である。

本稿では派生形式の2680系電車および2610系電車2800系電車2000系電車2013系電車についても紹介する。

概要[編集]

当時の大阪線名古屋線急行は、2200系2250系などの旧型車が運用されていたが、老朽化が進んでいたこと、特に2200系は戦前製で半鋼製車であることから、長大トンネル区間での保安面を考慮し、新型車を導入することになった[1][2][3][4]。一方で普通列車についても大阪線旧型車の1400形や名古屋線に残った17m - 19m級車両の旧型形式の代替として冷房装置を搭載した新規系列を導入することとなった[1][3]

大阪線2410系や名古屋線1810系以前の大阪線・名古屋線用一般車両では走行機器の差異[* 1]で形式と運用が区別されていたが、2600番台系列および2800系の登場以降は大阪線と名古屋線の一般車両は共通設計で投入されるようになった[3][* 2]。いずれの形式も車体設計は通勤形一般4扉車の2410系や1810系を踏襲し[1][2][3]、前面には排障器が取り付けられたが、2600番台系列に関しては座席からの展望性を考慮して側窓の天地寸法がロングシートの2800系・2000系よりも80mm大きく、窓框の高さも50mm低い[2]。落成時の化粧板の色は関西私鉄標準の薄茶色で、製造当初にビニール地であった2600系を除いて、座席モケットはエンジ色である[2]

2600系列は大阪線・名古屋線の急行列車用新型車両として登場し、当初は伊勢方面への観光輸送・長距離利用者の利便に応え、同時に大阪口での通勤輸送や大阪線山間部区間での地域輸送、団体専用列車など、多目的な輸送の両立を考慮した対面式固定クロスシート車として製造されたが[1][4][5]、2610系においては若干改善が図られたとはいえシートピッチ・幅ともに狭く、肘掛が省略されたため構造的に問題のあったクロスシートであった[2]。名古屋線急行で多用されていた2800系や2000系においてもトイレが省略されたことで急行運用の際に問題が生じてきており、3扉転換クロスシートの車内設備を備えた5200系や4扉デュアルシートの車内設備を備えた5800系L/Cカーが登場した後は固定クロスシート車のロングシート化、ロングシート車のトイレ増設、L/Cカー改造などの各種改造を経て現在でも多数の車両が在籍している。

2600系[編集]

近鉄2600系電車
試運転中の2603F
試運転中の2603F
主要諸元
編成 2両・4両
車体幅 2,739 [1][2] mm
車体高 新造時:3,885 mm [2]
冷房化以降:4,032 [1] mm
台車 近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車
Tc車・T車:KD-66C [1][2]
Mc車・M車:KD-66B [1][2]
主電動機 三菱電機MB-3110-A [1][2]
主電動機出力 155kW [1][2]
歯車比 4.61(83:18) [1]
編成出力 2両編成 620kW
4両編成1,240kW
制御装置 三菱電機製ABFM-214-15-MDH [1][2]
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2600系は、1970年に4両編成2本と2両編成2本の計12両が製造された[2][3][4][* 3]。当時の日本では初のトイレ付き片側4扉全席クロスシートを備える車両であった[2]。電算記号(他社でいう編成記号)はQである。

車内インテリア[編集]

車内設備は、座席は4人掛け対面式固定クロスシートで、扉間に2ボックスが設置された。4扉とクロスシートの両立のため、ボックス長は1,320mmで国鉄近郊形車両(当時の標準1,420mm)よりも狭く、シートは肘掛が省略され、背摺りもロングシート並みに低い設計であった[4]。座席表地はビニールクロスである[2]。扉部分には団体列車運用を想定して収納式補助席も設けられており[2][3]、補助席使用時には乗降扉は700mmしか開かないようになっていた[3]。空調設備にはラインデリアを装備した[1][2][3]

トイレはク2700形とサ2750形に和式が1箇所ずつ設置され[3]、処理方式は貯蔵タンク式である。また、トイレや運転席のないモ2650形は定員210名と当時国内最大を誇り[1]、これは後述の2680系モ2680形(奇数)、2610系モ2660形も同様であった[1]

主要機器・性能[編集]

駆動装置はWNドライブで、主電動機三菱電機MB-3110-A (155kW) を装備し[1][2]、制御装置は1C4M制御の三菱製ABFM-214-15-MDH電動カム軸式抵抗制御で各電動車に搭載した[1][2][3]。これらは2400系以来採用されているものである[4]台車は2410系と同様の近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車のKD-66系である[1][2]集電装置はモ2650形に2基、モ2600形のT車側に1基搭載した[1][2][3]。ブレーキ(制動)方式はHSC-D (発電制動抑速制動付き) 電磁直通ブレーキである[3]空気圧縮機はク2700形とサ2750形、電動発電機はク2700形に搭載した[1]。最高速度は110km/hを確保している。

編成[編集]

 
← 大阪上本町・近鉄名古屋
鳥羽 →
4両編成 Tc
ク2700形
M
モ2650形
T
サ2750形
Mc
モ2600形
2両編成 Tc
ク2700形
Mc
モ2600形

転属[編集]

1979年に全車両が富吉検車区に転属したが[2]1998年に2601F・2604Fが再び大阪線高安検車区所属に変更された[3]

改造・車体更新[編集]

1979年に冷房装置が装備され[2][4][* 4]、同時にパンタグラフが下枠交差式に交換された[1]。車内は座席の背ずりを高く改修し、ビニールクロスの座席表地はモケット化され、一部座席はボックス長を広げている[4]

1989年から車体更新工事を行い[2][3]、内外装の交換、方向幕装置の取り付け、トイレの改良が行われた。なお、本系列は繁忙期の団体列車運用を考慮して全座席がクロスシートで残された[3]

廃車[編集]

2002年2月から2004年1月にかけて全車両が除籍・廃車解体されて形式消滅している[2][4]。廃車後、ク2700形とサ2750形が装備していたKD-66Cは、1200系(現・1201系)の台車更新用に転用されている。

2680系[編集]

近鉄2680系電車
3代目鮮魚列車として運用されている2684F
3代目鮮魚列車として運用されている2684F
主要諸元
編成 3両
車体幅 2,739 [1][2] mm
車体高 4,040 [1][2] mm
台車 近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車
Tc車:KD-72A [1][2]
M車・Mc車:KD-72 [1][2]
主電動機 三菱電機MB-3020-C [1][2]
主電動機出力 125kW [1][2]
歯車比 5.47(82:15) [1][2]
編成出力 1,000kW
制御装置 三菱電機ABF-178-15MDH [1][2]
備考 電算記号:X
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2680系は、1971年に近鉄一般車では初の冷房車として、3両編成2本の計6両が製造された[1][2][3]。電算記号はX(80番台)[2]

車内設備は2600系に準拠して補助席も装備しており、トイレはク2780形に設置している[1][3]。冷房装置は8,500kcal/hの集約分散式ユニットクーラーを1両に5台設置し[1]、これにラインデリアを併設したほか、熱交換型換気装置(ロスナイ)も1台設置されている。

主要機器・性能[編集]

駆動装置はWNドライブで、主電動機は三菱電機MB-3020-C (125kW) を装備し[1][2]、制御装置は1C8M制御の三菱電機製ABF-178-15MDH電動カム軸式抵抗制御であるが[1][2][3]、以上の電装品は1971年に廃車となった10000系特急車からの流用である[1][2]。直列・並列切り替えを手動で行う特急用制御装置の流用のため、主電動機4個永久直列2群の並列制御に固定されており、直並列制御は行えないようになっている。台車は新造品が用意されており、両抱き式踏面ブレーキの近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車のKD-72系を装着する[1][2]。制動方式は2600系に準じている[3]。集電装置はモ2680形奇数車に2基搭載し[3]、空気圧縮機はク2780形、電動発電機はモ2680形偶数車に搭載する[1]。最高速度は110km/hを確保している。

編成[編集]

← 大阪上本町・近鉄名古屋

鳥羽 →
Tc
ク2780形
M
モ2680形
(奇数)
Mc
モ2680形
(偶数)

転属[編集]

1979年3月に全車が名古屋線富吉検車区に転属した[1][2][3]

改造[編集]

1979年に2610系と同一の座席に交換され(ただし補助席は存置)[2][6]1991年には車体外装材の交換と前面・側面方向幕設置、座席のロングシート化を中心とした車体更新工事が行われている[2][3][* 5][* 6]

鮮魚列車専用車両化

2683F(第2編成、X82)は2001年1481系の代替として鮮魚列車専用車に改造された[2][6]。塗装はマルーンレッドをベースに、前面に白帯を入れて他形式と区別させた[6]。内装はつり革関係の装備品撤去以外ほとんど手を加えられておらず、側面方向幕は撤去されたが正面方向幕は残され、鮮魚列車での運転時には「鮮魚」(漢字表記のみ)の表示を掲出して運行される[6]2012年10月に転落防止幌および新型ATS設置工事が施工されている[7]

廃車[編集]

2002年8月に2681F(第1編成、X81)が廃車された[2][6]。製造当初より冷房装置搭載の通勤車が廃車されるのは近鉄では初の事例である。2017年4月1日現在は高安検車区に2683Fの3両編成1本が配置されている[8]

2610系[編集]

近鉄2610系電車
山田線 明星駅 - 明野駅間
主要諸元
編成 4両
全長 82,880 mm
車体幅 2,740 [1][2] mm
車体高 4,040 [1][2] mm
台車 近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車
Tc車・T車:KD-72E/KD-66C/KD-49C→KD-64A [1][2]
M車・Mc車:KD-72D [1][2]
主電動機 三菱電機MB-3110-A [1][2]
主電動機出力 155kW [1][2]
歯車比 4.61(83:18)[1]
編成出力 1,240kW
制御装置 三菱電機ABFM-214-15-MDH [1][2]
備考 電算記号:X
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2610系は、1972年11月から1976年10月にかけて4両編成17本68両が製造された[1][2][3]。当時長距離急行に運用していた2200系などの代替車種で、新造時は全編成が明星検車区に配置され[1]、2611F - 2620Fは大阪線用[2]、2621F - 2627Fは名古屋線用として区分されていた[2]。電算記号はX(10番台、X11 - X27)[2]

車内インテリア[編集]

車内設備は2600系に準拠するが各所に改良が加えられ[5]、座席表地のモケット化や補助席を省略してボックス長を1,400mmに拡大し[2]、背摺りの高さを当時の一般的な固定クロスシート車と同等とし、混雑対策として立席面積を当時の近鉄標準のロングシート車の5%減に留める設計を行っているが、肘掛は省略された。

トイレはサ2760形に和式が1箇所設置されたが、ク2710形は省略された[3]。処理方式は貯蔵タンク式である。冷房装置は集約分散式ユニットクーラーで他にラインデリア、熱交換型換気装置が装備されている。なお、冷房装置は最初の6編成 (2611F - 2616F) は5台搭載の個別カバーだったが、1973年製の2次車以降は容量を10,500kcal/hに増大した新型とし、4台搭載の連続カバーになった。同時に新製時から前面方向幕も装備されるようになった。

主要機器・性能[編集]

性能は2600系と同一であり、駆動装置や主電動機、制御装置、ブレーキ方式、集電装置の配置 も2600系に準じている[1][2][3]
台車は2680系と同一の近畿車輛製KD-72系(電動車はKD-72Dを、付随車はKD-72Eを装着)を採用したが[1][2][9]、ク2711 - ク2716とサ2761 - サ2766の12両はKD-66Cを装着し[1][2][9]、ク2721 - 2724とサ2771 - 2774の8両は2200系が使用していた金属バネ台車の近畿車輛KD-49Cを流用した[2][9] (後年空気バネ台車に交換) 。2625F以降は電動車をKD-72Fへ、付随車はKD-72Gへ変更された[9]。いずれの台車も両抱き式踏面ブレーキである。空気圧縮機と電動発電機はク2710形に装備した[1]

編成[編集]

← 大阪上本町・近鉄名古屋
鳥羽 →
Tc
ク2710形
M
モ2660形
T
サ2760形
Mc
モ2610形

転属[編集]

5800系の登場に伴ってL/Cカーに改造された2626F・2627F、および試作改造L/Cカーの2621Fは富吉検車区に転属している[2][3]。これに伴って、名古屋線で運用されていた2622F - 2624Fが高安検車区に、2625Fが明星検車区に転属となった[3]。なお、1998年時点では2611F・2614F - 2620F・2625Fが明星検車区に、2612F・2613F・2622F - 2624Fが高安検車区に、2621F・2626F・2627Fが富吉検車区の配置となっていた[3]

改造[編集]

車体更新

1991年から1997年にかけて車体更新工事が行われた[2][3][5]。内容は車体外装の交換と方向幕の装備、1230系に準じた内装材の交換とトイレの改修、座席のロングシート化が中心となっている[2][3][* 5][* 6]

B更新

2000年から2015年12月にかけて全編成に2回目の車体更新(B更新)が行われている[10][11][12][13][14][15][16]
主な内容は車体外板・内装材の新品交換と転落防止幌・雨樋取付の他に、2621F - 2624Fは付随台車が空気バネのKD-64Aに交換された[11][12][13][14]2014年以降にB更新を受けた2624F - 2627Fはサ2760に設置されているトイレが洋式化された[* 7]
2001年以降の更新車ではL/Cカーと同じ内装材に交換された。座席モケット交換は省略されていたが、2013年以降に検査出場した一部編成は座席モケットが交換された。
2006年以降に更新された2617F・2619F - 2626Fは内装更新の仕様変更が行われ、座席モケットやブラインドカーテンを含めた内装材が7020系および5200系更新車と同一品に交換された。2006年に更新された2619F・2620Fでは側窓の一部が大型の固定1枚窓に交換され、2008年以降の更新車ではク2710形連結側車端部に車椅子スペースが整備された[12][13][14][15][17]

その他

2013年以降、2621F・2625F - 2627Fのパンタグラフが下枠交差型に交換されている[18]

L/Cカーへの改造[編集]

1996年に2621F[2][3]、1997年に2626F・2627Fの4両編成3本が車体更新の際にL/Cカーに改造された[2][3]。座席を昼間時はクロスシート、ラッシュ時はロングシートに切り替えできる画期的な座席を導入したもので、試作車として先行改造された2621Fでの試用を経て、新造された5800系および量産改造車を導入することになった[3]。試作車の2621Fとは異なり、2626F・2627Fは仕切り壁の幅が広げられ、客室側窓のロールカーテンはフリーストップ式に変更し、側面二枚窓中央のサッシの車体側は黒く塗装されている。2011年から2012年1月にかけて車体側面窓下に貼られていたL/Cマークが検査出場の際に省略されているが、車体前面のエンブレムは存置されている。

B更新

L/Cカー仕様の編成は2008年から2015年にかけて高安検修センターにて行われているが、更新内容は3編成で異なる。

2621F

第1陣として2008年には試作車である2621Fに以下の内容で2回目の車体更新(B更新)が施工された[12]

  • L/Cシートと転換装置を5820系と同一の新品に交換
  • 車端部ロングシート部分のヘッドレスト撤去
  • 側面二枚窓中央の車体側サッシの黒塗装化
2626F

2015年5月には量産改造車の2626FにB更新が施工された[15]。更新内容は2621Fに準拠するが、転換装置とシートは更新以前のものを踏襲しており、車端部ロングシートのヘッドレストは存置されている。

2627F

2015年12月には量産改造車の2627FにB更新が施工され[15][16][19]、2015年12月21日に高安検修センターを出場した後、同年12月23日には営業運転に復帰した[16][19]

  • 設計コンセプト
本編成ではリニューアル工事のコンセプトとしてリニューアル工事施工車両の改善内容をアピールすることを目的に[19]、既存車両のコーポレートイメージ向上を図ると共に、インテリアデザインはシックで上品な高級感のある印象を目指したものとされた[19]
  • 車内インテリア
車内化粧板は側面窓側は明るめのグレーを基調とし、車内妻面と乗降扉および扉付近仕切り壁は黒色を基調にした化粧板に交換した[16][19]。車内床面は新規性を重視して茶色を基調に、中央部からのドット柄を展開することによってグラデーションのように演出したデザインとされた[16][19]
デュアルシートと優先席を除いた車端部ロングシートのモケットは22000系更新車に準じたグレー系を基本に模様デザインを変更して背面に黒色を基調としたラインを追加し[19]、優先席部分はオレンジ系に同じく黒色を基調としたラインを追加して黒色ラインの部分にはピクトグラムを入れて一般席との区別を容易とした[19]。仕切り壁のモケットは座席の背面部分と同様の黒色系に交換した[16][19]
3200系5200系などのVVVFインバータ制御車両で行われた車内案内表示器やドアチャイムの設置改造は見送られたが[19]、モ2627形を除いた各車両優先席部分の床面表示と6人掛けとなるモ2677形の優先席側にスタンションポールを設置し[19][* 8]、優先席部分のつり革と仕切り壁握り棒をオレンジ色に交換して安全性の向上を図ると共に、側面扉端部に黄色テープを配して床面を黄色を基調とした耐摩擦仕様に交換して視認性も向上させたものとされた[16][19]
デュアルシート部分のヘッドレストと肘掛けの化粧板は黒色に変更され[19]、車端部ロングシートのヘッドレストを撤去してブラインドカーテンの開閉を容易とさせ[16]、ブラインドカーテンのデザインを変更した[16][19]
  • その他
冷房装置は更新以前のものをそのまま使用し、座席の形状や転換装置も更新以前の仕様を踏襲したが、運転席のモケットは客室と同様のデザインに変更された[19]

廃車[編集]

2017年4月現在では本系列の廃車は発生しておらず、2621F・2626F・2627Fの3編成は富吉検車区、その他の14編成は明星検車区に所属している[8]

アートライナー[編集]

X27L/Cカー
L/C車内装(B更新後)
ロングシート化車内
トイレ前に残るクロスシート


2800系[編集]

近鉄2800系電車
大阪線 関屋駅 - 二上駅間
主要諸元
編成 2両・3両・4両
車体幅 2,740 [1][2] mm
車体高 4,040 [1][2] mm
台車 近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車
Tc車:KD-72C/KD-87A [1][2]
M車:KD-72B/KD-87 [1][2]
T車:KD-72C/KD-72E/KD-87A [1][2]
Mc車:KD-72B/KD-87 [1][2]
主電動機 三菱電機MB-3110-A [1][2]
主電動機出力 155kW [1][2]
歯車比 4.61(83:18)[1]
編成出力 2両編成:620kW
3両編成:1,240kW
4両編成:1,240kW
制御装置 三菱電機ABFM-214-15-MDH [1][2]
備考 電算記号:AX
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2800系は2610系のロングシート仕様として1972年7月から1979年11月にかけて2両編成2本、3両編成4本、4両編成11本の計60両が製造された[1][2][3]。電算記号はAX(AX01 - AX17)[2]

大阪線2430系に落成当初から冷房装置を搭載したもので、冷房装置は集約分散式ユニットクーラーで他にラインデリア、熱交換型換気装置が装備されている。なお、冷房装置は最初の4編成 (2801F - 2804F) は5台搭載だったが[1]、1973年製2805F以降は容量を増大した新型とし、4台搭載になった[1]。座席はロングシートで、トイレは当初全編成で省略された[1][2]

増備車[編集]

増備途中から設計変更が行われ、製造当初は行先表示器を装備していなかったが、1973年製の2805F以降は前面方向幕が標準装備されている。この関係で1977年製の2814Fまでの車両では大型行先標取付ステーが省略された(1978年から1979年に増備された2815F - 2817Fでは設置)。1976年製造の2812F以降は座席のひじ掛けが湾曲したものに変更され、座面を低めに奥行きを広くして座り心地の改善を図った。1977年製の2814F以降はロールカーテンが一段階ストップ式から三段階ストップ式に変更されている。1979年製の2816F・2817Fはパンタグラフが下枠交差式に変更された[* 9]

主要機器・性能[編集]

性能は2610系と同一で、主電動機や制御装置、ブレーキ方式も同系に準じている[2]。台車は2610系と同じくKD-72系(電動車はKD-72Bを、付随車はKD-72Cを装着)採用し[20]、サ2963以降のT車台車はKD-72Eに、最終増備車の2816F・2817FはM車・Mc車をKD-87へ、T車・Tc車をKD-87Aへそれぞれ変更された[20]
空気圧縮機はク2900形とサ2950形、電動発電機はク2900型に装備したが[1]1975年製の2809Fは他の4両編成と若干仕様異なり、付随車を抜いた3両編成運用も考慮してサ2959形には空気圧縮機が省略されている[1]

集電装置は菱形式で、2両編成はモ2800形に2基[1][3]、3両編成と2809Fがモ2800形の運転席側に1基とモ2850形に2基[1][3]、4両編成はモ2800形の連結側に1基とモ2850形に2基搭載する[1][3]

編成[編集]

 
← 大阪上本町・近鉄名古屋
鳥羽 →
2両編成 Tc
ク2900形
Mc
モ2800形
3両編成 Tc
ク2900形
M
モ2850形
Mc
モ2800形
4両編成 Tc
ク2900形
M
モ2850形
T
サ2950形
Mc
モ2800形
  • モ2862・2864とサ2951 - 2954・2962・2964は落成当初から欠番である[1]

転属・組成変更[編集]

3両編成の2801F - 2804Fは1998年以降は明星検車区に配置されている[3]

落成当初大阪線所属であった4両編成の2809F・2811Fは、2809Fについては2006年7月にサ2959を抜いた3連化の上で高安検車区から明星検車区に[10]、2811Fについては車体更新・L/Cカー改造を施工後に富吉検車区へ転属している[2][3]

落成当初名古屋線所属であった2813F・2815F・2816F・2817Fは[1]、5200系の増備に伴って1990年に高安検車区へ転属したが、2813F・2815Fは車体更新・L/Cカー改造を完了後に高安検車区から富吉検車区へ転属した[2][3]。2817Fについては2002年に明星検車区へ所属変更された後、2004年3月に1000系1002Fの廃車代替として明星検車区から富吉検車区に転属したが、2014年9月のダイヤ変更で名古屋線急行の運用変更に伴って富吉検車区から明星検車区に再度転属している[14]

2013年6月には2両編成の2812F・2814Fが1810系1822F・1823Fの廃車代替のために、高安検車区から富吉検車区に転属となった[21][18]

改造[編集]

車体更新

1993年から1998年にかけて全編成に車体更新工事が実施され、車体外板と内装材交換の他に側面方向幕も全車に装備された[3]。1998年に施工された2816F・2817Fは雨樋取付および車内乗降扉床面のノンスリップ加工が行われている。

B更新

2008年3月から2回目の車体更新工事(B更新)が開始され、2016年4月までに2801F - 2816Fが更新を完了している[12][22][18][14][15]。主な内容は2008年以降の2610系B更新車と同一で、転落防止幌およびク2900形連結側の車椅子スペースも設置されている[12]

トイレの設置
サ2967号車のトイレ部分

1989年に2817F、1997年から1998年3月にかけて後述のL/Cカーに改造された3編成のサ2950形に長距離運用を考慮してトイレが設置された[2][3][* 10][* 11]。L/Cカー仕様の編成についてはB更新時に洋式化された[* 7]。その他の13編成には2017年現在でもトイレが設置されていない。

その他

2013年以降、2811F・2813F・2814F・モ2802形のパンタグラフが下枠交差型に交換されている[18][23][8]

L/Cカーへの改造[編集]

1997年から1998年3月にかけて2811F・2813F・2815Fの4両編成3本がL/Cカーに改造された[2][3]。本系列では中間車連結面の窓を封鎖して2610系2626F・2627Fと仕様を極力統一した[* 12]

2010年7月から2011年12月にかけて車体側面窓下に貼られていたL/Cマークが検査時の車体再塗装の際に撤去されているが、車体前面のエンブレムは存置されている。

B更新

L/Cカー仕様の編成では2014年5月から2015年4月にかけてB更新が施工された[14][15]。 2610系2621Fとは異なり、車端部のヘッドレストは残され、座席や転換装置はB更新以前のものを踏襲している。

廃車[編集]

2006年7月に先述の2809Fの3連化・名古屋線転属により、編成から外されたサ2959は2800系では初の廃車・除籍となり、塩浜検修車庫で解体された[10]。大阪線・名古屋線所属の機器流用車ではない新製車両の廃車解体はサ2959が初の事例となった。

2017年4月現在ではサ2959形以外に廃車となった車両は発生しておらず、高安検車区に2805F - 2808F・2810F・2816Fの6編成24両、富吉検車区に2811F - 2815Fの5編成16両、明星検車区に2801F - 2804F・2809F・2817Fの6編成19両が配置され、計59両が在籍する[8]

アートライナー[編集]

  • 2809F:名泗コンサルタント(2016年3月1日[24] - )
  • 2811F:赤塚「FFCパイロゲン」(2006年3月 - 2007年12月)→多気郡明和町日本遺産活動推進協会「祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」(2016年6月28日運転開始[25] - )
    • 明和町ラッピング列車についてはク2911・モ2861の2両のみがラッピング車両となっている[25]
  • 2817F:志摩スペイン村「ピエロ・ザ・サーカス」(2008年5月 - 2009年8月)
2811F L/Cカー(通常塗装)※画像は、2010年9月の定期検査前
前面に飾られたL/Cカーのエンブレム
車体更新後の車内
車体更新後に設けられた車椅子スペース


改造L/Cカー2811Fの車内 (改造当時)
改造L/Cカー2811Fのトイレ前の座席
改造L/Cカー2811Fの車端部。ロングシートが3席設置されている。
改造L/Cカー2811Fの車端部。ロングシートが6席設置されている。


2000系[編集]

近鉄2000系電車
名古屋線 近鉄富田駅 - 霞ヶ浦駅間
主要諸元
編成 3両
全長 62,160 mm
車体幅 2,740 [1][2] mm
車体高 4,040 [1][2] mm
台車 Tc車:KD-41J/KD-64A [1][2]
M車:KD-41L/KD-85A [1][2]
Mc車:KD-41L/KD-85 [1][2]
主電動機 三菱電機MB-3020-E [1][2]
主電動機出力 132kW [1][2]
歯車比 5.47(82:15)[1]
編成出力 1,056kW
制御装置 日立製作所製MMC-HTB-20E [1]
備考 電算記号:XT
テンプレートを表示

1978年に名古屋線旧性能車の代替用として製造された[1][2][3]、1C8M制御・2M1Tの3両編成で[1][3]、車体は同時期に製造されていた2800系後期車2815F以降と同一である[2][26]。電算記号はXT(XT01 - XT12)[2]。本系列と同様の機器流用車である2470系および1000系の新製時から冷房装置を搭載した車両または2680系のロングシート仕様と言える[1][* 13]。トイレは当初全編成で省略された[2]。なお、2000形という形式番号は過去に1930年製の参急デニ2000形、次に1948年製の大阪線用・運輸省規格型20m3扉車で使用されており、本系列は3代目ということになる[* 14]

主要機器[編集]

主電動機は10100系特急車の廃車発生品を出力増強(125kW→132kW)の上で流用しているが[1][2]、一方で主制御器は日立製作所MMC-HTB-20E型が新製されモ2000形奇数車に搭載[1]。集電装置はモ2000形奇数車に2基搭載されたが[3]、1979年の増備車両は新造品の下枠交差形に変更されている[1][* 9]。空気圧縮機はク2100形に、電動発電機はモ2000形奇数車に搭載した[1]

台車は流用品、新造品を問わずにいずれも近畿車輛製の空気バネ台車であるが、2001F・2003Fでは10100系が装着したベローズ式のKD-41J・KD-41Lを最小限の改造と整備の上でそのまま流用[1][3][26]、第3編成以降では制御車のみKD-41Jを流用され[1][3][26]、電動車は新設計の車体直結ダイヤフラム式KD-85が新造された[1]。2005F以降のク2100に装着されていたKD‐41L台車は、2003年から2007年3月にかけて廃車発生品のKD‐64Aに全て交換された[10][26]

性能面や制動方式は2470系や2680系と同一で、全車名古屋線用として製造されたが[26]、大阪線運用を考慮して製造時から抑速ブレーキを備えることから[3]、一部編成は当初大阪線所属の3両編成形式の冷房改造による車両不足の代走として大阪線で運用されたこともあった[2]

編成[編集]

← 近鉄名古屋
鳥羽 →
Tc
ク2100形
M
モ2000形
(奇数)
Mc
モ2000形
(偶数)

改造[編集]

車体更新・ワンマン対応改造

1996年から1999年にかけて全編成に車体更新工事が施工され、側面方向幕も全車に装備された[2][3]。2005F - 2011F・2015F - 2023Fは湯の山・鈴鹿線用ワンマン運転対応改造も施工され[2][26]、乗務員室仕切窓の小型化、客室内の乗務員室仕切扉のガラスが22000系と同様の黄土色のガラスに取り替えられている。ワンマン列車の表示は、専用の行先表示幕による表示で対応しているが、2021F・2023Fについては2007年にワンマン機器統一工事が行われ、通常の行先表示幕を併用した電光表示器が追設されている[11]

B更新

2014年からは本形式のB更新が開始され、2016年4月現在、2005F・2007Fが更新を完了している[14]。内容は2800系の後期更新車と同一で、ク2100形には車椅子スペースも整備されている。

トイレの設置

1989年には2013Fク2107に長距離運用を考慮して5200系(登場時)と同一仕様の和式トイレが設置された[2][3][26]。その他の11編成には2017年現在でもトイレが設置されていない。

その他

2007年から2013年にかけて全編成の車体連結部に転落防止幌が設置された[11]

2013年に本系列で唯一トイレを備えていた2013Fが後述の2013系に改造された[2][18]

廃車[編集]

2017年4月現在、本系列の除籍車両は発生しておらず、11編成33両が富吉検車区に配置されている[8]

アートライナー[編集]

  • 2007F:シー・ティー・ワイ(2015年8月[27] - )
  • 2015F:名泗コンサルタント(2008年8月 - 2012年5月)
  • 2017F:名泗コンサルタント(2005年6月 - 2008年8月)
  • 2021F:シー・ティー・ワイ(2008年6月 - 2011年10月、2011年12月 - 運転終了)
  • 2023F:シー・ティー・ワイ(2005年4月 - 2008年5月)
2104F シー・ティー・ワイのラッピング
2109F 名泗コンサルタントのラッピング(のちにラッピング撤去)
2108F 名泗コンサルタントのラッピング
2111F シー・ティー・ワイのラッピング(写真は2011年10月以前のデザイン。)


2013系「つどい」[編集]

近鉄2013系電車
KINTETSU2000 XT07 20131030A.jpg
主要諸元
編成 3両
起動加速度 通常:2.2km/h/s
高加速時:2.5 km/h/s
編成定員 88名
車両定員 Tc車:24名
M車:12名
Mc車:52名
自重 Tc車:34.0t
M車:40.0t
Mc車:40.5t
編成重量 114.5t
全長 62,160 mm
車体幅 2,740 [2] mm
全高 4,150 [2] mm
車体高 4,040 [2] mm
台車 近畿車輛製シュリーレン式空気バネ台車
Tc車:KD-64A
M・Mc車:KD-85A
主電動機 三菱電機MB-3020-E [2]
主電動機出力 132kW [2]
歯車比 15/82 (5.47)
編成出力 1,056kW
制御装置 日立製作所製MMC-HTB-20M [2]
テンプレートを表示

前述の2000系電車の中で、トイレが設置されている2107Fが2013年に観光用列車へ改造された際に、内外装が大幅に変更され、形式を2013系に変更した事から生じた系列[2][28]。大阪・名古屋寄りからク2107 (Tc) ー モ2013 (M) ー モ2014 (Mc) の編成を組む[28]。電算記号はXT07[2]。2017年4月1日現在の配置検車区は明星検車区[8]

改造までの経緯[編集]

2013年10月に開催される第62回伊勢神宮式年遷宮に合わせ、同年3月に50000系の新造投入、および2012年8月から2013年7月にかけて23000系のリニューアルが行われたが、これと並行して式年遷宮の多客期に伊勢市駅 - 賢島駅で専用列車を運行する計画が持ち上がり、開発プロジェクトが2012年末にスタートした[28]

プロジェクトのメンバーは近鉄グループの総力を結集し、近鉄の企画統括部営業企画部と技術管理部が企画を、大阪輸送統括部工機部検修課が工事図面の作成から施工管理を担当、デザインはアド近鉄株式会社、内装品の設計や製作は株式会社近創、車両改造は近鉄車両エンジニアリング株式会社が担当した[28]。検討段階では各地の輸送統括部事業課などの現業部門からも意見を幅広く集約し、計画からおよそ9ヶ月という短期間で企画・設計・材料手配・施工を進め、式年遷宮の時期である2013年10月には営業運転開始にこぎつけている[28]

開発プロジェクトでは、志摩地域の魅力を再確認することから始まり、地元自治体の志摩市関係者と共に志摩市の見所を回り、豊かな自然や海の幸などを楽しみ議論を重ね、開発コンセプトは次のようになった[28]

  • 明るく楽しい雰囲気の列車
  • 伊勢志摩地域の見所をご紹介する列車

愛称は、にぎやかで楽しい多彩な車両空間かな、自然と人が集まり、わいわい賑やかに楽しんでいただくと言うコンセプトにふさわしい名称として「つどい」に決定した[28]

改造種車[編集]

開発コンセプトと使用条件から、改造方針が次のようになった[28]

  • 標準軌全線を走行可能な車両性能[28]
  • 定員は団体バス2台分のお客様を収容可能な88名[28]
  • 飲食を楽しめるテーブルを備えた腰掛[28]
  • 飲食物をご提供できるバー・カウンター[28]
  • 各種催しが出来る広いイベントスペース[28]
  • 自然の風を感じるオープンスペース[28]
  • 車内での飲食に備えたトイレ付き車両[28]

これらの仕様を満たす車両として、3両編成でトイレを備えた車両である2000系2107Fが選定された[28]。 

本系列は大阪線・名古屋線共通仕様の通勤車を改造種車としており、起動加速度切り替え機能の追加を除き主要機器には2000系時代からほとんど手を加えられていないことから、車両性能も全く同一であり、全線のホーム有効長が3両編成以上であれば信貴線を除く標準軌全線で運用可能な性能を有している[28]

車体外見[編集]

車体構造は車内設備の関係や定員80名を確保するために、各車の乗降扉を片側4ヶ所から1ヶ所とされたが、中間車のモ2013形は機材搬入時の業務用扉として片側1ヶ所が残されている[28]。側扉を撤去した部分のうち、座席スペースとなる部分には固定窓が新設されている[28]。方向幕装置は前面・側面共に全て撤去された[28]。車体連結部には棒状の転落防止幌を装備する[28]

外観の塗装はシルキーホワイト1色塗装を基調とし、伊勢神宮や海の幸など、伊勢・鳥羽・志摩の魅力をイラストで表現したものとしている[28]

車内設備[編集]

共通事項

車内は天井をオレンジとグリーン、側壁の化粧板を木目調とされ、床面は伊勢エビやフグなどの伊勢志摩の特産品をモチーフとした柄や色鮮やかなカーペットを敷きつめて、キュートかつ賑やかな雰囲気とした[28]
乗務員室についても、ブルーの濃淡3種の化粧板を使い分け、観光列車らしい雰囲気とされた[28]

座席スペース
1号車の半室24席、2号車の賢島方車端部8席、3号車の48席を合わせて座席数は80席となっている[28]。座席は窓向きに配置され、景色を見ながら飲食を楽しめるようにテーブルを設けた[28]

ク2107形

1両目は半室を座席スペースとして客室中央部をガラスで仕切り、「風のあそびば」と名付けられたフリースペースを設置[28]。扉部分には、スリットと床面までの大型ガラス (高さ約1700mm、幅約600mm) を設置した。スリットから入る爽やかな風を感じながら景色を楽しめるようにしている[28]。側扉は残されており、車庫の入庫時や悪天候時には完全に締め切る事が出来る[28]
車内はカラフルかつユニークな形状の座席を配置し、天井は空をイメージしたブルーで、側壁の化粧板は木目調とされた[28]。床面には色鮮やかなカーペットが敷かれ、明るく楽しい空間を演出した[28]。各部には波形手すり「クネット」を配して安全面にも配慮し、アクセントとした[28]
トイレは従来の和式から、5200系更新車と同等の洋式に改造され、青色の濃淡3種の化粧板を用いて海中をイメージした「うみのトイレ」とされた[28][* 7]

モ2013形

2両目はバーカウンターや物販テーブルがあるイベントスペースになっている。各種催しが出来るように、座席スペースは車両両端に配置、広いイベントスペースを確保した[28]。イベントスペースには側壁のスペース全体に受け金具を設け、着脱式テーブルを装備し、催しに応じて自在に変更する事が可能で、使用しない場合は折りたたんでバックヤードに収納する事も出来る[28]。バー・カウンターでは志摩市、志摩市観光協会、志摩市商工会の協力を得て志摩地域の食材や特産品を販売した(2015年3月まで、その場で飲食も可能であった)[28]。2015年度からは通常運転日に海のあそびば(ボールプール)、ゆらゆらハンモックを設置、カウンターでは伊勢志摩の食材を用いたアイスクリーム、ロールケーキほか、ソフトドリンク、ビールなどを販売している[29]。一部の日程で海女、ご当地キャラクターとの記念撮影会、トークショーなどの特別イベントも開催している[28]
車内の天井は太陽をイメージしたオレンジ色で、側壁の化粧板は木目調とされた。床材は海をイメージした青色の床敷物であり、中央部にはスペイン割タイル調のデザインシートを貼りつけた[28]
放送とAV関係はバー・カウンターに3両一括の車内放送用マイクを追加で設置し、2号車専用のイベント用放送装着であるワイヤレスマイクシステムを既存の放送回路と独立させた4個のスピーカーと共に新設し、映像視聴を可能とする32インチの液晶ディスプレイを車内中央部に新設した[28]
大阪・名古屋方車端部には車椅子スペースが設置され、非常通報装置 (通話式) を併設した[28]

モ2014形

3両目は全て座席スペースとされた。乗務員後方には「こども運転台」を設置し、運転士気分が味わえるようにしている。運転台機器は廃車となった1810系1823Fのモ1823形からマスコンと制動弁が流用された[28]

運用[編集]

新製時の運用[編集]

2600系列は新造から5200系登場までは大阪・名古屋 - 伊勢間の急行を中心に、1976年3月のダイヤ変更まで設定されていた名阪直通急行などの長距離運用に多用された[1][2]。乙特急よりも停車駅の少ない臨時列車「高速・伊勢志摩」号の運用実績や、3両編成の2680系では準急での運用実績もある。一方で2800系および2000系は通勤用旧形式車両の代替とされたため[1][3]、独立した運用は設定されなかった。

現在の運用[編集]

名古屋線所属車両
  • 2両編成車両
  • 2800系2812F・2814F
通常の定期運用ではワンマン運転対応改造の行われていない1233系1430系と共通運用で、名古屋線の準急・普通に編成単独および他形式併結の2両 - 5両編成で使用されるほか、急行の増結編成にも使用されており[2]、本系列では1往復のみ大阪上本町駅まで乗り入れる。
大阪線時代は2410系と共通で運用され、名古屋線には1往復のみ急行・準急の増結編成として乗り入れていた。編成単独による名張駅 - 伊勢中川駅間の普通列車、信貴線ではほとんど運用されていなかった。
  • 3両編成車両
  • 2800系2801F - 2804F・2809F
  • 2000系2001F - 2011F・2015F - 2023F
名古屋線の準急・普通を中心に運用されており[2]、ワンマン運転対応の編成は上記運用の他に湯の山線鈴鹿線のワンマン列車でも運用されている[2][26]
朝・夜間には山田線 (車掌乗務) でも運用される。
  • 4両編成車両
  • 2610系2621F・2626F・2627F
  • 2800系2811F・2813F・2815F
通常の定期運用では5800系5812F1200系1211F・1212Fと共通運用で、他形式2両編成と併結した6両編成で近鉄名古屋駅 - 鳥羽駅間の急行を中心に[2]、1往復のみ大阪線急行でも運用される。団体貸切列車等に使用される際は志摩線や天理線などの通常は運用されない線区にも入線する事があり、2009年以降は志摩線活性化の一環として、「ペンギン列車」[30]、「サイクルトレイン」[31]といった臨時・団体列車での志摩線へ乗り入れる機会が多くなっている。
座席運用については、クロスシート運用とロングシート運用が混在している。
大阪線所属車両
  • 4両編成車両
  • 2610系2611F - 2620F・2622F - 2625F
  • 2800系2805F - 2808F・2810F・2816F・2817F
大阪線大阪上本町駅 - 青山町駅では快速急行から普通列車まで種別を問わずに運用され[2]、単独編成の他に2本併結の8両編成や他形式併結の6 - 10両編成でも運用されている。トイレの有無で運用区間が区別されており、トイレを装備していない2805F - 2808F・2810F・2816Fは1620系4両編成車などと、トイレを装備する2610系や2817Fは1400系1407Fと共通運用化されている。トイレ無しの編成は混乱時以外では新青山トンネル越え運用に充当されない。
トイレを装備しない編成は青山町駅以西の運用を中心に、トイレを装備する編成は上記運用の他に大阪線急行の主力車両として青山町駅以東の急行系列車でも運用されているほか、名古屋線急行でも運用されている[2]
2610系および2817Fはトイレを装備する関係で5200系およびL/Cカー、2680系鮮魚専用車両[32]の共通予備車とされているため、これらが車両検査や団体運用などで定期運用を離脱した場合は2610系が代走することがあるが、2817Fは鮮魚列車の代走に起用された実績はない。
その他
  • 3両編成車両
  • 2013系2013F
運行区間は土休日に伊勢市駅 - 賢島駅間を1日2往復運転[28]。特別料金は大人300円、子供150円であり、運賃とは別途必要となる[28]。運休日には標準軌全線での団体運用も可能とし[28]、奈良・京都線[33]、名古屋線[34]の団体貸切列車として運行された実績、回送列車で阪神なんば線桜川駅までの入線実績もある[35]
  • 2680系2683F
日曜日を除いた早朝と夕方に特定のダイヤで大阪上本町駅 - 松阪駅宇治山田駅を鮮魚列車として運行する。団体列車の扱いであるため他形式との併結や他線区への入線はほとんど無いが、車両不具合の際に5211系5211Fと併結して高安駅 - 明星駅間を走行したことがあり[36]、2016年3月6日には団体貸切列車で近鉄名古屋駅 - 湯の山温泉駅 - 賢島駅を走行した実績がある[34][37]

過去の運用[編集]

大阪線所属車両
  • 2両編成車両
  • 2600系2604F
  • 4両編成車両
  • 2600系2601F
L/Cカー登場以降、上記の2編成はラッシュ時の快速急行を中心に運用されていたが[2]、検査代走や繁忙期の団体運用以外は予備車扱いとされていた。
名古屋線所属車両
  • 2両編成車両
  • 2600系2603F
他形式の2両編成車両および2602Fと併結した4両・6両編成でラッシュ時の急行を中心に運用されていた[2]
  • 3両編成車両
  • 2680系2681F
  • 2000系2013F
名古屋線の準急・普通を中心に、トイレを備えていたことから急行でも運用され[2]、大阪線所属の2610系同様に名古屋線急行車の予備編成とされており、かつては大阪 - 伊勢間の快速急行で運用された時期があった。名古屋線急行車の代走を務める際は、抑速制動未装備編成と併結する場合もあったために大阪線の間合い運用には充当されなかった。また、2013Fに関しては団体貸切列車や臨時列車などで湯の山線[38]や志摩線などの通常は運転されない線区で運用された実績もある。
  • '4両編成車両
  • 2600系2602F
L/Cカー登場以降はラッシュ時の急行で運用された以外は団体貸切運用の予備車扱いとされていた[2]

参考文献[編集]

  • カラーブックス「日本の私鉄 近鉄2」p39・p40・p49 - p51(著者・編者 諸河久・山辺誠、出版・発行 保育社 1998年) ISBN 4-586-50905-8 C0165
  • 日本の私鉄「近畿日本鉄道」p76 - p82・p139・p140(著者・編者 広岡友紀、出版・発行 毎日新聞社 2012年) ISBN 978-4-620-32003-8
  • 『近畿日本鉄道完全データ』 p.56 - p58・p65・p.68・p.69 (発行 メディアックス 2012年) ISBN 9784862013934
  • 「近鉄時刻表 各号」(著者・編者 近畿日本鉄道、出版・発行 同左)
  • 近畿日本鉄道のひみつ p126・p127(発行者 小林成彦、編者・発行所 PHP研究所 2013年)ISBN 978-4-569-81142-0
  • ネコ・パブリッシング 復刻版 私鉄の車両13 近畿日本鉄道Ⅱ (通勤車他) p4・p5・p22 - p29・p84・p85・p92・p93・p96・p97・p164・p182 - p184(著者:飯島厳・藤井信夫・井上広和 編集者:名取紀之 発行人:笹本健次 発行所:ネコ・パブリッシング 2002年)ISBN 4-87366-296-6
  • JTBパブリッシング
    • JTBキャンブックス『近鉄電車 大軌デボ1形から「しまかぜ」「青の交響曲」まで100年余りの電車のすべて』 p.116 - p.118・p.168・p.169・p.172・p.227 - p.237 (著者 三好好三、編者 福田静二、出版・発行所 JTBパブリッシング 2016年)ISBN 978-4-533-11435-9 C2065
  • 交友社鉄道ファン
    • 2014年1月号 {第633号} p.56 - p61
    • 付録小冊子「大手私鉄車両ファイル 車両配置表&車両データバンク」2007年 - 2017年発行号
    • 2016年11月号(第56巻 通巻667号)特集「近畿日本鉄道 内装デザイン変更車両」p.56 - p.57

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 名古屋線標準軌化の後に投入された1600系および1480系以降の一般車両は車体や主電動機、台車はほぼ同一設計であるが、制御装置のメーカー (大阪線用は三菱電機製、名古屋線用は日立製作所製) と抑速制動の有無 (大阪線用は宇陀山地や青山峠を跨ぐ運用を考慮して抑速制動を標準装備していたが名古屋線用は省略) で別々の車両形式で投入されていた[1][3]
  2. ^ ただし、2600系が登場した翌年に2410系の増備名目で2430系が大阪線用として登場しており[1]、当時の名古屋線には1972年に新規系列として1000系および1200系1201F(新製時から冷房搭載済、後の1000系1002F)が登場していたものの、名古屋線運用を前提として2200系から流用した吊り掛け駆動方式に抑速ブレーキを省略して落成したため、1977年に2800系2813Fや翌1978年に2000系が新造投入されるまで大阪線・名古屋線共通設計のロングシート車両は登場していない[1]
  3. ^ それまで2600という形式番号を使用する車両に新2200系の貴賓車を出自とするサ2600号1両が存在したが、1964年にサ3018へと改番されており、形式、個体番号ともに重複したことはない。
  4. ^ 2603F・2604Fは将来のパンタグラフ増設を考慮してクーラーキセのカバーが中央に寄せて設置されている[1][2][3]
  5. ^ a b ロングシート改造された車両は前述のように元々クロスシート車として製造されたことから、ロングシートの背面高さは2600系列の窓框寸法に合わせて低めに取られた。座席配置も固定クロスシートの位置に合わせてあるため、車端部のロングシートは3人掛けと5人掛けとされ、乗降扉付近の一部には僅かながら立席スペースが生じている。
  6. ^ a b トイレ前1区画は固定クロスシートで残された。
  7. ^ a b c 洋式化の際にドア部へのピクトグラム貼り付けも行われているが、トイレ室内灯の交換は省略された。
  8. ^ モ2627については当該部分に主電動機の点検蓋があるために床面の優先席表示は省略されている。
  9. ^ a b この増備車のみ、パンタグラフ搭載位置が車端寄りに変更された関係でヒューズボックス位置も若干変更されている。
  10. ^ 処理方式は貯蔵タンク式であるが、室内の配色はサ2967のみ5200系(登場時)と同一仕様で、L/Cカーに改造された3編成のサ2950形は5800系に合わせて落ち着いた仕様となっている。
  11. ^ サ2967はMc車側の車端部側面窓が一枚の部分に設置されているが、L/Cカーに改造された3編成のサ2950形は2610系に合わせてM車側の車端部側面窓が二枚のところに設置されている。
  12. ^ 差異を挙げると、乗務員室仕切窓の高さ(2610系は固定クロスシートの寸法に、本形式はロングシートの寸法に合わせてあるため)と大型運行標識板取付ステーの有無(2815Fのみ取付ステー付き)、トイレの内装(前述のように本形式の改造車はトイレが後付けであり、設備上は同一)である。
  13. ^ これらは余剰品のMB-3020系電動機を整備して流用しており、後の高性能化改造で搭載された1000系、1010系を除外すれば、MB-3020系電動機を搭載した最後の新規系列となる。
  14. ^ 初代は近鉄モニ6251形となり名古屋線に転属、1974年廃車。2代目は3両編成(モ2000形10両・ク1550形5両)であったことが現行との共通点として挙げられるが、3代目登場より5年前の1973年に廃車。

出典[編集]

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関連項目[編集]

他社のデュアルシート車両

外部リンク[編集]