アスラテック

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アスラテック株式会社
Asratec Corp.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
101-0042
東京都千代田区神田東松下町45
設立 2013年7月5日
法人番号 6010401063515
代表者 代表取締役社長 酒谷 正人
資本金 5億1,000万円
主要株主 ソフトバンクロボティクスホールディングス株式会社
外部リンク http://www.asratec.co.jp/
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アスラテック株式会社: Asratec Corp.)は東京都港区六本木 に本社を置く、ロボット向けOS「V-Sido OS」関連商品の企画・開発・発売・コンサルティングを中心とする事業を行うソフトバンクグループの企業である。ソフトバンクロボティクスホールディングス株式会社の子会社であり、ソフトバンクグループ企業のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズの酒谷正人が社長を兼務している。 社名の由来は「ゾロアスター教の神様ASURAからUの1文字を外したASRAと、テクノロジー(TEChnology)を合わせたもの。ASURAには生命を与える神という意味があり、ロボットに生命を与えるソフトを普及させたいという意味、ASURAからUを外したのは、”U=You=あなた”が意識する必要がないソフトにするという意味が込められている。」[1]

沿革[編集]

  • 2009年7月7日 - NAISTの院生でありながら産総研技術研修生であった吉崎航経産省所管の独行法人IPAの未踏IT人材発掘育成事業に採択される。[2]
  • 2010年6月11日 - Infinity Ventures Summit 2010 SpringのLaunch Padで吉崎が開発したV-Sidoが優勝する。[3]
  • 2010年7月20日 - 吉崎の成果V-Sidoが評価され経産省よりスーパークリエータに認定。[4]
  • 2013年12月13日 - 吉崎が共同制作者として制御に携わった水道橋重工製巨大ロボットクラタス文化庁メディア芸術祭第16回エンターテイメント部門優秀賞受賞。[5]
  • 2013年2月 - 吉崎により株式会社V-Sidoが設立される。[6]
  • 2013年7月5日 - 吉崎を事業企画本部チーフロボットクリエイターに迎え、SBメディアホールディングスによりアスラテック株式会社が設立される。[7]
  • 2014年6月11日 - 新規ロボット事業発表会にてロボット・ソフトウエア事業へ本格参入、[8]およびV-Sido OS(ブシドー・オーエス)の提供、その一部機能を基板に実装したマイコンボードV-Sido CONNECT(ブシドー・コネクト)の年内リリース予定、[9]コンセプトモデルロボットASRA C1(アスラ・シーワン)が公開される。[10]同日、資本金1000万円から3億1000万円へ増資。[11]
  • 2014年9月25日 - サンリオグループのココロにV-Sido OS提供[12]
  • 2014年10月 - BRAVE ROBOTICSと共同で巨大変形ロボットを建造する「Project J-deite」の試作機「J-deite Quarter」が公開される[13]
  • 2014年11月23日 - Maker Faire Tokyo2014でIntel Edisonに対応したV-Sido CONNECT披露[14]
  • 2015年1月16日 - AISTと共同で音楽鑑賞サービスSongleに合わせ踊らせる制御システム「V-Sido×Songle」開発[15]
  • 2015年3月9日 - V-Sido CONNECT RCを50個限定で販売。価格は9800円。[16]
  • 2015年6月12日 - BRAVE ROBOTICSと共同で完全変形ロボット「J-deite RIDE」の開発に着手[17]
  • 2015年7月17日 - 「ロボドルプロジェクト」発足[18]
  • 2016年3月1日 - 本社を六本木2-4-5から神田東松下町45へ移転[19]
  • 2016年7月21日 - ロボット遠隔操作システム「VRcon for Pepper」のライセンス提供開始[20]
  • 2016年11月11日 - アスラテック、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSの3社でジェイダイト・ライド有限責任事業組合を設立[21]
  • 2017年1月18日 - メガネスーパーのメガネ型ウェアラブル端末「b.g.」と「VRcon」を連携させPepperを遠隔操作で接客するデモンストレーション実施[22]
  • 2017年1月30日 - カナモト、KGフローテクノ、富士建が共同で開発を進めている建設機械操縦用人型ロボット「DOKA ROBO」向けコックピット型コントローラーの開発に協力[23]
  • 2017年5月30日 - Forex Roboticsとの提携により「VRcon」に多言語翻訳機能等が追加[24]

特徴[編集]

吉崎により開発されたV-Sido OSを中心に事業展開している。V-Sido OSの特徴として直感的操作で人型ロボットを動かせる点、簡単なプログラム知識があればパソコンを介さずにスマートフォン等からロボット操作が行える点、リアルタイム演算で関節等の姿勢制御を行えるために事前のモーション調整が不要である点[25]、高価な特注品を用いずに既存の部品(AIサーボモータ)を用いてロボット製作が可能になる点が挙げられる[26]。2014年6月現在で日本電産製、双葉電子工業製、近藤科学製、ROBOTIS社(韓国)製のサーボモーターに対応している。V-Sido OS採用企業としては、アルデバランロボティクス等が紹介されている[27]

プロジェクト「Project J-deite」[編集]

同プロジェクトはV-Sido OSのアスラテックと変形ロボットのBRAVE ROBOTICSとトランスフォーマータカラトミーによる変形ロボット製造プロジェクトである。この一環として2014年10月には1.3メートルの試作機「J-deite Quarter」が公開された。現在は2017年中の完成を目指して3.5メートルの人型ロボットから時速60km/h走行可能なビークルモードへ完全変形する「J-deite RIDE」の共同開発が行われている。[28]2020年には全長5メートルのロボットを開発する構想がある。[29]

プロジェクト「ロボドル - ロボットアイドル普及プロジェクト -」[編集]

博報堂、ココロ、佐川電子、アスラテックによる共同プロジェクト。V-Sido OSを用いたロボットの適切なキャスティングや動作管理、ロボット用衣装・メイクなどのサポートを提供し、アイドルロボットの活躍の場を広げていく計画。イベントやテレビ番組、映像作品などでのロボットの活用促進と市場開拓を目指す。[30]

脚注[編集]

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  1. ^ “ASRATECさんに行ってきました!”. ロボットスタートnews. (2014年12月24日). http://robotstart.co.jp/news/news024.html 2015年10月8日閲覧。 
  2. ^ IPA公募結果:2009年度上期 未踏本体 公募結果
  3. ^ iPhoneでロボット操作=V-Sido(ブシドー) for Smartphone
  4. ^ 2009年度上期「未踏IT人材発掘・育成事業」スーパークリエータの認定について
  5. ^ 文化庁メディア芸術祭第16回受賞作品
  6. ^ ロボット操作を誰でも簡単に──制御システム「V-Sido」に込めた思い
  7. ^ ソフトバンク、ロボ事業参入 新会社母体に準備本格化 高度AI、人型開発へ
  8. ^ アスラテック新規ロボット事業発表会
  9. ^ ホビーロボから巨大ロボまで――ロボットの簡単制御を実現する「V-Sido CONNECT」
  10. ^ ロボット制御ソフトウエア「V-Sido OS」で、 ロボット・ソフトウエア事業へ本格参入
  11. ^ ソフトバンク、ロボット制御ソフトの外販開始
  12. ^ SBアスラテック「V-Sido OS」をサンリオのココロに提供 & ムラタS「チアリーディング部」発表”. JC-NET (2014年9月26日). 2015年2月10日閲覧。
  13. ^ “マジで動くぞ!! 巨大変形ロボットをほんとに建造しちゃう「Project J-deite」の第1弾公開”. ねとらぼ. (2014年10月14日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1410/15/news063.html 2015年6月17日閲覧。 
  14. ^ “「V-Sido CONNECT」がインテルEdison対応、MFT2014で実機を紹介”. MONOist. (2014年11月18日). http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/18/news087.html 2015年2月12日閲覧。 
  15. ^ “アスラテックなど、音楽に合わせて踊らせる制御システム開発”. ロボナブル. (2015年1月16日). http://www.robonable.jp/news/2015/01/asratec-0116.html 2015年2月12日閲覧。 
  16. ^ “アスラテック、ロボット制御マイコンボードを提供--JavaScriptで操作可能”. ZDNet. (2015年3月3日). http://japan.zdnet.com/article/35061167/ 2015年3月14日閲覧。 
  17. ^ “BRAVE ROBOTICSとアスラテック、巨大変形ロボット「J-deite RIDE」の開発に着手”. レスポンス. (2015年6月12日). http://response.jp/article/2015/06/12/253253.html 2015年6月17日閲覧。 
  18. ^ “ロボットをエンタメ市場に「ロボドルプロジェクト」、乃木坂46と共演”. monoist. (2015年7月17日). http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1507/17/news149.html 2015年10月3日閲覧。 
  19. ^ “本社移転のご案内”. アスラテック. (2016年2月17日). https://www.asratec.co.jp/2016/02/17/8056/ 2017年6月3日閲覧。 
  20. ^ “「VRcon for Pepper」のライセンス提供を開始”. アスラテック. (2016年7月20日). https://www.asratec.co.jp/2016/07/20/8841/ 2017年6月3日閲覧。 
  21. ^ “車に変形する乗用人型ロボットが2017年に完成予定。J-deite計画大詰めに向け、アスラテックなど3社が量産化視野のLLP設立”. engadget. (2016年11月11日). http://japanese.engadget.com/2016/11/11/2017-j-deite-3-llp/ 2017年6月3日閲覧。 
  22. ^ ““視力4.0”実現、見えるものも見えないものも拡張するメガネスーパーのウェアラブル端末「b.g.」”. INTERNET Watch. (2017年1月17日). http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1039770.html 2017年6月3日閲覧。 
  23. ^ “重機のようにロボットを操縦できるコックピット型コントローラー”. MONOist. (2017年2月14日). http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1702/14/news036.html 2017年6月3日閲覧。 
  24. ^ “アスラテック、ロボットによる多言語作業をクラウドAIでサポート”. マイナビ. (2017年5月31日). http://news.mynavi.jp/news/2017/05/31/135/ 2017年6月3日閲覧。 
  25. ^ V-Sidoとは
  26. ^ ソフトバンクがロボット事業で二の矢を放つ、人とロボの橋渡しをする「V-Sido OS」
  27. ^ 新規ロボット事業発表会資料
  28. ^ “クルマに変形する全長3.5メートルのヒト型ロボット「ジェイダイト・ライド」 BRAVE ROBOTICSとアスラテックが共同開発へ”. ITmedia LifeStyle. (2015年6月12日). http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1506/12/news068.html 2015年6月17日閲覧。 
  29. ^ “人型から車型に10秒以内に変形 3.5メートルのロボット「J-deite RIDE」開発へ”. ITmedia ニュース. (2015年6月12日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/12/news102.html 2015年6月17日閲覧。 
  30. ^ ““ロボットアイドル”の普及目指す「ロボドルプロジェクト」発足 「乃木坂46」のMVに出演”. ITmedia ニュース. (2015年7月17日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/17/news126.html 2015年10月3日閲覧。 

関連人物[編集]

  • 倉田光吾郎 - オリジナルロボット「クラタス」の共同制作者

外部リンク[編集]